日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(企画)週刊三題「Grateful!」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:星、炎、最高】

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  1. 2018/02/12(月) 00:00:00|
  2. 週刊三題
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(雑記)弱さと罪と、生きる上手さと

寒い……。手がかじかむ……(((xДx)))

新年担当の一月が容赦なく終了し、二月になりました。まだ雑記はいいやと後回し後回しに
してきたせいで、気が付けばまるっと二週間。ここの所とんと冷えてばかりの毎日ですが、
如何お過ごしでしょうか? こちらも、刺すような気温に手先が荒れ気味の長月です。
……ぼちぼちいい加減、緩んでくれないかなあ。普段手仕事なので、手先・指先がかじかん
でしまうと支障が出るものでねえ。水を使うのも億劫になる……。

さて、先日ユー録の九十二章をUPしました。章題的に前回と合わせて前後編な構成ですね。
ただまぁ、相変わらず「もう少し続くんじゃよ」とまだまだ物語自体は続く訳ですが。遅筆
で申し訳ない。第Ⅶ部もちょうど全体から数えて折り返しです。気長に生温かくお付き合い
くださればとm(_ _)m

実を言うと、今回の執筆は(も)かなり難儀しました。多分前々日まで三題でスケジュール
を詰めていたのと、お気に入りのネット番組で夜更かししてしまったのがコンディションに
響いたのかとφ(=_=;) 要するにガス欠だったんでしょうね。ギリギリまでリソースを割いて
いて、余力が思ったほど持ち越せていなかった。その所為で中々文章が起こせないわ、集中
力が続かないわ。一度言い回しで躓くと、時間ばかりが過ぎてゆく……。
折角の土日間はひーこらいっておりました。日曜の夜くらいからやっとノり始めたものの、
その頃にはもう進捗は終盤で、例の如くエンジンが掛かるのが遅いまま……。何だかんだと
言って何とか書き切りはしましたが、結局久しぶりに三日に及んでしまった次第。
(尤も、今回は全体シーン数が多めで分量も嵩んだという面がありますが。25000字程)
先月のUPと比べると、少し遅くなってしまいました。如何せんもう若くない、丈夫ではない
と言えばぐうの音も出ないのですが、もっとほぼ日な執筆・更新頻度ができれば理想的なの
ですけども……。

やはりというか、先月後半ようなハイな状態は長くは続きませんでしたね……。
創りたい(創らなきゃ)という頭自体は年がら年中あるのですが、体調にも山あり谷あり。
今に始まった事じゃなく、分かっちゃあいるけど、やっぱ波があると辛いです。ドーンと上
から下へと落ちてきた時のままならなさはどうにもならない。無力感やら焦りやら。また揺
り戻って回復してくるのをじっと待つ他ない。本当、難儀な身体になっちまったもんだ。

……新しい企画、発進できるんだろうかなあ。

確か今年こそはと、こちらでも文言を割いたと記憶していますが、どうも準備の書き起こし
ばかりがゴロゴロ転がっているような気がします。言い換えれば「えいや」の一歩で動かせ
なくはないのでしょうけど、体力的に不安がぶり返しますね。

本当、難儀な(ry

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  1. 2018/02/08(木) 00:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(長編)ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-Ⅶ〔92〕

 光の妖精國(アルヴヘイム)の一角に、古びた屋敷がある。かつて此処は、幾つもの客室
を備えた迎賓館として使われていた。
 しかし、度重なる人々の地上への流出と、神竜王朝の失敗を見てきた里のエルフ達は、次
第にその態度を硬化させてゆくことになる。かつては緩やかに開かれていた門戸も固く閉ざ
され、今では殆ど使われることもなくなってしまった。
「──そうか。彼らは既に里を出た後か」
 そんな、普段ならもう人気もない筈の屋敷内で、胴着羽織の男──ハザワールは静かに呟
いていた。だだっ広い、年季の入った室内庭園の緑に紛れながら、彼は一見して細目の微笑
を湛えている。
「はい。どうやら彼らも、こちらの狙いに気付き始めたようです。一刻も早く、攻略を進め
るべきかと」
 そう彼の前に跪くのは、影士族(シーカー)の女を筆頭とした部隊の面々だ。
 ウラハ達である。以前古都(ケルン・アーク)にてジーク達と交戦した“結社”の信徒達
だった。
 彼は、彼女達から報告を受けていた。深緑弓(エバーグリス)回収の邪魔をさせぬよう、
部下らを使ってアルヴ・ニブル双方の争いの中に陥れた、その後の経過。即ち時間稼ぎがど
の程度功を奏したかの確認。
 しかし、偵察から戻って来た彼女達からの報告によれば、レノヴィン達は両軍がぶつかる
よりも早くニブルを出発したらしい。加えてこちらから派兵された討伐軍が、ニブル側より
現れたコーダス・レノヴィン達によって退けられたという。
「そうだね。予定よりも早めに私達も動く必要がありそうだ」
 マギリは抑え切れなかったか。まぁそれほど期待はしていなかったが。
 ふむ……と、そっと口元に手を当て、ハザワールは小さく頷いた。レノヴィン達がニブル
を離脱してしまった以上、彼らが“守人”達の里に辿り着くのは時間の問題だ。時間稼ぎも
ここまでのようだ。向こうも、予想外の援軍を出してきたようだが……。そこは今の自分達
にはさして重要ではない。
「クライヴ達に伝令を。急ぎ神樹を攻略せよと」
「はっ」
 ウラハ達が改めて、頭を低くしながら跪いていた。胴着羽織が彼の細かな所作に応じて揺
れている。彼女らが立ち上がり、動き出そうとしていた。長らく普段人気のなかったこの屋
敷は、謀略を進めるには好都合な場所の筈だった。
『……』
 しかし、そんな彼らの一部始終を目撃してしまった者達がいた。ジダンとミッツである。
彼らは軟禁部屋から脱出し、不幸にもこの室内庭園を覗ける外廊下の小窓から彼らのやり取
りをしっかりと見聞きしてしまったのである。
 二人は目を瞬いて、暫し固まっていた。どちらからともなく、おずおずと互いの顔を見合
わせて、この窓の向こうに映った現実に衝撃を受けている。
 これは……どういう事だ?
 ハザワール氏に跪く、黒ずくめの怪しい面々。彼の部下にしては不穏過ぎる。
 もしかして“結社”なのか? だとしたら自分達は、ハザワール氏は──。
「……それにしても」
 そんな時だ。ふと庭園内のハザワールが、スゥッと横目を遣ってこちらを見てきた。
 気付かれていたのだ。ウラハ達もその視線に、気配を認めて倣い、腰の忍者刀にそっと手
を伸ばし始める。
「余計なネズミがいたようだ」
 ひいっ──!? ジダンとミッツは、瞬間弾かれたようにその場から駆け出した。
 や、やばい。見つかった……! 微笑や覆面に隠れてよくは見えなかったが、彼らから放
たれた殺気は間違いなく本物だった。
「ハザワール殿!」
 しかし幸か不幸か、その直後に現れた一団が二人の命運を左右した。里の長老達である。
彼らは幾人かの供の兵を連れながら、こちらに近付いて来ていた。掻き消えるように跳躍し
たウラハ達とは、ちょうど入れ替わりになるような形で。
 ハザワールは羽織りを翻し、この邪魔者(らいきゃく)に向き直った。そんな彼の内心も
正体も知らずに、長老達は酷く焦ったような表情を浮かべている。
「ここにおられましたか」
「大変です! 今し方、連絡兵より報告が!」
「遠征軍が退却させられたと……。レノヴィンです! あの憎き、コーダス達が!」
「……」
 どうやら彼らの方にも、ニブルでの一戦についての情報が届いたらしい。ハザワールは表
向きこそ態度には出さなかったが、静かに「そうですか」と小さく眉間に皺を寄せて、これ
に応じてみせた──いや、半ば寄せざるを得なかった。
 邪魔を。このタイミングで……。
 直前、指示するまでもなくウラハ達が動いたが、これでは自分もすぐには動けない。つい
みせてしまった顰めっ面はレノヴィン達にではなく、この老人達へのそれである。
「ひいっ……ひいっ!」
 かくして、運命の悪戯は数拍の隙を生む。
 ジダンとミッツは、酷く引き攣った表情(かお)を貼り付けたまま、一目散にその場から
屋敷から逃げ出したのだった。

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  1. 2018/02/07(水) 18:00:00|
  2. ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-
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(企画)週刊三題「シグナル」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:青、殺戮、宇宙】

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  1. 2018/02/04(日) 00:00:00|
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(企画)週刊三題「露悪ノ覚エ」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:悪魔、部屋、屍】

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  1. 2018/02/01(木) 00:00:00|
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
します。

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