日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)言葉にならないナニカ

気が付けば前回の雑記から十日以上が経ってしまいました。暦も替わって四月──新年度。
まぁ通常のスパンとしては、これぐらいでもまだ早い部類なんでしょうけどねえ。主にネタ
的な意味で。ものを書く習慣という意味合いも兼ねているとはいえ、書く為に書く、無理に
自分の中から感情?を引っ張り出すというのは、経験則からしてもあまり「健全」な営みで
はないようにも思えますφ(=_=;)

先週・先々週は、例の如く執筆モード後の休息に充てていました(というか、充てざるを得
ないくらいやっぱり疲れた)その後は積ん読の小説だったり、なろうさんに上がっている他
の方の小説を読んでいたりしていましたね……。一度インプットに傾いてみた、と言えば聞
こえはいいのですが、実際には自分が書く分のエネルギーが足りなかった──どんなものを
書けば受けるのだろうともがいていた、という方が厳密であったかもしれません。いや、今
も現在進行形でその悶々に悩まされている感じですかね……。結局、今週の三題も練り込む
よりも期間内に書き終える──突貫工事でまた乗り切ったパターンでしたし……。

今月の執筆スケジュールは、この第一週末(七日頃~)にユー録の、一週間のインターバル
を空けて第三週末(二十一日頃~)にサハラ~の次章を書こうかなと予定しています。まぁ
いつも通りですね。カレンダー的に今月は日曜日からピシッといっぴが始まっているので、
先月に比べれば若干余裕をもって臨めそうです。……そんな事言ってるから、毎回慌てるし
難儀ばかりなんでしょうけども。

──先日、なろうさんにて三題が50000PVを、ユー録が35000ユニークを突破しました。

とはいえ、やはりと言うべきか『数を誇っている内は三流』で、上を見上げれば文字通りに
桁違いの作者さん達はごまんといる。このブログはともかく、なろうさんという「場」に出
している以上は、そこに在るムーブメントというか“傾向と対策”にしっかり沿った上で書
かないと人は読んでくれないのだなあと。痛感させられた──その経緯は私情込み込みなの
で端折りますが、一方で今抱えている連載(自作)をごそっとそれらに塗り替える為には、
もう時既に遅しな感があります。分量の多さ故手間過ぎるというのもありますが、書き始め
からそういったもの(=傾向と対策)を意識できていないのなら、そもそも「場」における
競争の俎上にすら載っていない訳で……。遅過ぎたなあ。前回の雑記でもさんざぼやいた事
ですが、我流という拘りの中に籠もり過ぎた……(今だって多分抜け出せていない)

変に「欲」を悪者扱いし続けてきた分、こうどばっと揺れ戻る時がある。但しその時も大抵
自分に向けた言葉(分析?)はネガティブであったり、自罰を装ったりで。

その方が“楽”だったんでしょうね。「××してはいけない」と制約を立てていった方が、
己を律するという目的自体には適ってきた。だけどもなまじ療養ニートから脱し、仮ながら
お仕事と自宅を行き来するようになって三年の今、そればっかしの防御(閉じ篭り)じゃあ
この先の人生はどう見積もっても「詰んで」いる\(^o^)/そう気付くのまた、遅過ぎる。


……まぁ、そうやって滔々と“自己分析”をやって自分を宥めているだけの内は、成長も糞
も無いんでしょうけどねえ。

だるだると今回も雑感という体で当座の更新頻度を、最早「書くこと」自体のノルマを凌ぐ
のか。もっと何か踏み込んだものを書かなきゃならんのか……。

これは以前から話していることなのですが、どうも僕は感受性のアンテナ的なものを昔一時
に比べて軒並みオフにしてしまったようなのです。何よりも参ったなと思うのは、それらが
長いこと押し込み過ぎて、錆び付いてしまったのか元々そう高性能ではなかったのか、もう
元通りオンには出来そうにない……ということ。

『考え過ぎは詰まる所、心身に毒。精神衛生上、デメリットの方が多い』
『沈黙は金。その為には、世の中のあれこれへ下手に首を突っ込むべきではない』

大方振り返ってみるに、そんな理由で僕は自身のチャネルを「閉じる」方向へ遣ってきたの
でしょう。事実僕は、もうテレビなどから流れる音声が完全に“雑音”として認識されてし
まっています。はっきり言って邪魔です。ただでさえ創作に対する集中力も能率も、体感的
に落ちる一方だというのに……。だけどそうやって「閉じる」ことは、長い目で見ればその
重視する創作活動自体をどん詰まりにする筈です。事実書き続ける内に、ノルマばかり優先
して茶を濁してゆく中で、自分が一体何を描きたいのだろう? 何をもって「良い」物語だ
と言えるのだろう? と自問し続ける機会が増えました。悶々として──やっぱり答えは出
ないまま、というパターンを繰り返しているように思います。だからこそ、そんな最中に聞
かされた『面白い物語ではなく、面白そうな物語』が強く刺さったのでしょう。なろうさん
という「場」におけるテンプレ──受け手が求める物語、傾向と対策に沿わなきゃ基本的に
これ以上認められる事はないよ? という自分自身からの通牒が来ているのだと考えます。
現在進行形で何が「面白い」のかを言語化するのも難しくなっている(ある程度読み込んで
から起こすこともできなくもないのですが、大分的外れなことになっているような気がして
なりません)何より自分自身が、現在進行形で「何と感じているか」を言語化することに、
ある種の困難さを覚えているのを否定できないのです。

……よくよく考えるに、これって結構拙いのではないでしょうか? こと他人に関わりその
痛みに寄り添って援けよう──曲がりなりにも福祉系のお仕事に片足を踏み込んでいる人間
が、自他の「気持ち」を吸い上げるのが下手というのは、ややもすれば致命的だからです。
他人が何だか苦しそうだな、悩んでいるなと思っても、僕はあくまで何処か「遠巻き」から
「分析的」にしか(ばかり)これを観てしまう。何か声を掛けるなどのアクションを起こす
にしても、その語る言葉はきっと「個人的な(=主観混じりの)経験則」に依っていて、当
の本人が望む──実際に援けとなるアプローチからは大分的が外れてしまう。もしかすると
僕のそれは、辛辣に聞こえるだけの忌々しいものになっているかもしれないし、それでは意
味を成さない筈で……。全員が全員ではないにせよ、そもそも痛んだ人達というのは、この
ような(当人の感受性にとり)心の欠けた言動に弄ばれてきた経験を多かれ少なかれ持って
いる。はっきり言って繰り返したくない筈だ。それを、逃れて来た先で受けてしまう──僕
が浴びせてしまっているのでは? と考えると……。

大体、普段の対人コミュニケーションがアレな自分が、大上段に「援けよう」と意気込むの
も可笑しな話──やるにしたって、未だその為に必要な段階を踏んでいないんじゃないかと
は思うのですけど。
自他の、言葉にならない言葉(思い)を言語化しよう、理解しようと思って何でもかんでも
出来る訳はそりゃあないんでしょうけど、少なくともいち物書き=言葉に依り掛かり武器に
する人種としてはそこで諦めちゃあいかんと思うのです。解るように、無数のパターンなる
ものを引き出しにしまい続けて、いざって時にポンと嗚呼もしかしてこれだな? と相手の
姿に重ねられる──そういった想像力の類は、リアルでもフィクションでも求められぬこと
は先ずないのですから。その源泉は、翻ってやはり日頃「何と感じているか」に回答し続け
ることではないかと思うのです。それが当たっているか否かは兎も角。
(というか皆、日頃からリアルでの付き合いで、嫌という程その答え合わせ──跳ねっ返り
をぶつけられているでしょうしね。勝率の低い罰ゲームを経て、人は学ばされるのだ……)

……正直言って、僕はあまり他人の心が分からない。尤もそれは多くの人にとっても世の常
であり、頭痛の種であり続けるのだと思う。僕個人は自衛目的──諍いに、感情のざわめき
に巻き込まれない為に関心を寄せないよう寄せないようしてきたきらいがあるけれど、せめ
て自分の「感情」くらい把握しておかないと、他人を解る為の比較材料さえ持てないんだ。
如何せん長いこと「××してはいけない」──自らが感情的になることさえも(負けだと)
否定し続けて、しがちなのだけど、他人にぶつけるような真似をせずになるべく自分の中で
観察・処理を施す分には、基本OKとした方がいいのではないだろうか? 比較材料を持て
なければ、そもそも他人を測るベースが無い(単一だったりサンプル数が少な過ぎるとそも
これが間違っている可能性もあるが)つまり『他人が何を望んでいるか?』が分からない。
分からないから、分からないまま、結果『自分の思い』ばかり垂れ流す……。まぁブログと
いうもの自体、そういう性質の場所っちゃあ場所だけども。

いい加減「自分の為の物語」じゃなく、「他人の為の物語」を書けるようにならなくっちゃ
駄目だなあ。具体的には後者=ニーズを下地に、自分の書けるものと描きたいものをストン
と載せられるスキル(長い目で見れば、自分の~も組み込めないと、モチベが続かない筈)

……そうなるとまた一から、企画も何もかも起こさないといけないなあ。

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  1. 2018/04/02(月) 21:30:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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