日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(歌帳)とある物書の気紛短歌 2018

ここでは、拙いながら自分が気紛れに練ってみた短歌をまとめていこうと思っています。
なのでこの短歌という形態での創作は不定期となります(何よりも専門?ではありませんし)
一応「五・七・五・七・七」という、短歌としての最低限の形式になるよう文字数は調整
している筈ですが、時折変則的な読みをさせている場合があります。あしからず。
(その際は括弧付きでその読みを併記しておきます)

他の書き物共々拙作ではありますが、束の間の一興にでもして頂ければ幸いですφ(=_=)
(肝心の句は追記部分に掲載しています↓)


@2018.01-12
・一年の 計を立てんと 見る未来(あす)は 何時も暗くて 確と見えない
・おめでとう 大吉告げた おみくじが 次の瞬間 消え失せた意味
・明けまして 祝う気持は 歳につれ 薄れ消えゆく 寒々の暮れ
・かじかむ手 振り払いつつ 水洗い 今や誰が為 ルーティンワーク
・往復す 仕事場自宅 早四年 変化来い来い 今年こそはと
・明けも早 不適切だと 叫ぶ声 今年も厭な 年になりそう
・寛容を 叫ぶ者ほど 許せない 与り知らぬ 他人の愉しみ
・快哉を 得んとするほど あの人は 敵(ひと)に厳しく なるのだろう(※字足らず)
・二十歳とは 大人に成る日 などでなく 大人に成れと 求められる日
・自由とは 拒む権利と 言えるかは 求めるほどに 世界は荒む
・温めて 捏ね直して 物語 今年こそはと 企み(ねがい)込めつつ
・繰り返す 手元に置いた 物語 長さは誰ぞ 幸せにする
・援けよう この手で筆で 心をば 斜に構えた だけじゃ足りない

@2018.02-02
・裸木の 幹色枝穂 仰ぎつつ 春はまだかと 寒の空へと
・皺固く 生傷刻む 指先は 誉れだろうか 職人気質
・道端の 黄色実一つ 突く鳥 灰を彩る 小さきものよ
・コタツむり 毛布に菓子に いびき父母 違う幸せ 如何に教えん
・しくじった 過去の相手(だれか)を 哂う為 集う人らの 交差点かな
・優しさは はたして心 開かせる 拗れ頑な 嗤う悪意を
・罪詰り 当人(ひと)を疎まぬ 難しさ 事情(わけ)と被害は 別物だから
・君の闇 弱さ何処から 来るのだろう それは罪だと 言い切るべきか(※字余り)
・分断と 多様は同じ AとB 嫌いだからと 石投げなくば
・多様なら 好かぬものらも 在る筈で 御旗にすれば 所詮統一
・極意とは 狭むことにぞ あるべきや 広きセカイに 果てぞ在りけり
・温めて 描き続けた このセカイ 全て表(だ)すには 如何すればいい
・愉しいと 創る営み その熱を 消させぬように 抱き締めたまま

@2018.02-20
・踏み締めた 庭土脆し 凍て過ぎて 足元すぐに 潜む寒かな
・疲れ身を 一日掛けて メンテする 生きる意味とは 何なのだろう
・火照るよう 皆がずっとは 居られない 一人二人と 別れの季節
・両親の 話す諍う 相談す 全てが僕の 病身(よわさ)に刺さる
・暖かさ 差す日がまたも 遠退いて 春待つよりも 疲れるが先
・祭典と 煽るメディアに への字口 捻くれ者の 右向け左
・その選手(ひと)が 優れていたと いうだけで 日本人(おまえら)までが そうじゃないだろ
・平和だと 微笑ましいと 言うけれど 選手(かれ)らが燃やす 闘争心(ほのお)ぞ見えぬ
・アタリマエ そんな理由に 気を付けろ 敵と隔たる 原因(りゆう)だと知れ
・キレイゴト そんな御旗に 気を付けろ 目論む者の 隠れ蓑ゆえ
・魔女達(どうほう)が 向こうで集う さまを観る 我らの業は 潜むべきでは
・日陰者 だとの自覚と 自負がある 拠り立つ属性(ばしょ)の 隔たりぞ在れ
・何度でも 箱庭エタる 海の中 習作(ならい)本番 捌ける気せで
・コレジャナイ ならばコレとは 何ぞやと 書きの苦しと 愉しの狭間
・藝才も 所詮薬の 一匙か 苦悩閃き 脳の一粒

@2018.03-13
・千鳥足 春と呼ばれる ものの歩は 寒の戻りで 梅花揺らしつ
・春来たる 即ち花粉 迫り来る 目よりも早く 鼻は報せる
・気持とか 機嫌振れ幅 あることが 酷く恥だと 思えてならず
・悩む為 考える為 悩むのは 止そうとすれど 胸奥の洞(うろ)
・沈みたる 意識目覚めて 床(とこ)の上 昨日の自分 失くしたようで
・足止めて 心の中で 耳塞ぐ 怒声出す(ケンカする)なら 消え失せてくれ
・振り上げた 拳で他者(あく)打つ 掌を返し 素晴らしきやと 此の国(ばしょ)讃え
・他人が死に あいつが悪だ 否お前 やはり僕らは 解り合えない
・スキャンダル 乱世にあらぬ 今日(いま)もまだ 人は他人は 首獲りたがる(※字足らず)
・一度でも 陣営(バイアス)に足 突っ込めば 議論望まず 敵倒さんと
・礼賛も 自虐も過ぎて 判じえず 信じたきへと 狂う他なく
・人は皆 違うものだと 諦める 正すべきだと 義憤(いか)るのでなく
・風呂敷を 広げたがりな 所為もあれ 創り足りない 時間足りない
・楽しさに 勝るノルマと 切迫さ 求道の気質 濃過ぎるのやは
・物語 僕には駒で 箱庭で 心なきかは 正しいのかは

@2018.03-28
・麗らかに 注ぐ日差しに 目を細む やはり僕には 馴染みそうにも
・昼下がり 幼子達の 五月蝿さよ 隣の芝は 青い云々
・穏やかに 賑わい過ぎる 時間(ひび)の中 自分は此処に 居てもいいのか
・再三と 巡り蕾が 勃つ季節 流れる歳月(とき)に この身適うや
・逆捲れ 指を見る度 思うのは 調子に乗るな 戒めの圧(こえ)
・伝わらぬ 尽くす言葉も 見つからぬ 説得だけは 甲斐が無いのに
・真偽より 審議をしろと 心から 為すべきことは 山積みなのに
・自らを 高める努力 するよりも 相手貶め 下げむ卑劣さ
・右は白 左は黒と 言う案件(もの)が どうして決着(ケリ)が つく筈だとぞ
・彼の者に 石を投げよ もし君が 彼らの事情 全て知るなら
・同じ国 向くを拒みつ 頼る癖 敵見つかれば 右向け右で
・この道を 往くしかないと 言い聞かす ものぐさなのか 不退転(かくご)なのかは
・何創る 纏め切りたい 物語 ご都合見ては 首振るばかり
・自らの 箱庭嬉々と 語りたる 貴女のように なれるだろうか
・主義主張 込めるべきでは ないという 主義に縛られ 書き出せぬ日々

@2018.04-18
・満開の 桃色よりも 葉桜が いいなと思う 程には老いて
・顔色が 悪くないかと 訊ねられ 鏡見た自分(かお) 他人な心地し
・木々は失せ 新居ご近所 子らの声 僕は自室で じっと震える
・この仕事 背負うものをば 増えたのか 頭の隙間 遊ぶ余地なく
・穏やかに 日々が過ぎると 感ず時 他の誰かが もがき追い抜く
・少しずつ 孕む温度は 夏の先 移ろう季節 駆け抜けてゆく
・知性やら 正義掲げる 人達の 都合悪けりゃ 所詮デモ隊(だだこね)
・お上らを 次から次に 首獲って 政治世の中 良くなりゃいいが
・一家言 君も吠えずば 撃たれまい 我のまま語る 故に過激派
・右倣え 言えば必ず 左向く 人もいていい 好きじゃないけど
・気に入らぬ 君の言葉も 守るべし 自由と私情(こころ) 混ぜるべからで
・課金(おふせ)する 給料(げんし)そもそも 渋るから 安きに無料(タダ)に 流れるのでは
・たんと寝て 作業一つで また眠り 酷い燃費の 身体を抱(かか)う
・愉しさを 上書いてゆく 作業感 多少登れし 証とはいえ
・面白い 貴方の公開(だ)した 物語 どうしたならば 後に続ける
・何の為 僕は創って いるのだろう 忙殺進む 日々の狭間で(※字余り)

@2018.05-15
・冬初春 マスク着けし日 長過ぎて 口元寂し 醜くないか
・葉桜を 見慣れた頃に 雨が降る 季節(とき)に身体が 追いつかぬまま
・葉桜を 見慣れた頃に 照りが増す この目に濃きは 強過ぎるのに
・話さなきゃ 判る筈など ないだろう されど話せど 解る訳でも
・出会いとか 別れの季節 云うけれど 壊れるだけで 美しくなど
・気が付けば 君の言葉は 荒ぶれり 残念だなと 冷める関心
・喧嘩する だけならいっそ 語るなと 思う気持も 自由侵すか
・正しいと 信じる限り 相手とは 議論は出来ぬ 打ち負かすだけ
・モリ盛って 中から足を 引く癖に 蚊帳の外とは どの口が言う
・許さない 石投げ付けた その果ての 始末もせずに 関わるなとぞ
・排除(パージ)され 烙印(しるし)押された 者達の 居場所は何処に 行き着くだろう
・作品(タイトル)が 面白そうと 疼き出す 触りたがりと 続かぬ惧(おそ)れ
・触れる度 遊ぶその都度 創りたく なれど阻むは n番煎じ
・繰り返し 綴り続けた 物語 愉しさよりも 惰性が故で
・書き切って 疲れた身体 暫し後(のち) 再び往かむ 新たな峠

@2018.05-30
・脱ぎ捨てる 仕事帰りて この衣 気張る意識も 削げ落ちるよう
・増え続く 計りの上の 数字達 願い願えど 駄肉(にく)しがみ付き
・打ち解ける 心算も技も ない癖に 間が持たぬなど 虫が良過ぎか
・近年を 幸が向いたと 取るべきか いいや今更 「普通」などには
・時に空 バケツ返した 梅雨模様 茹だる夏(ひび)など 来ねばいいのに
・何一つ 是々非々語り 許さない 敵か味方か ばかりの「議論」
・悪党と 決めてしまえば 許さない 己が溜飲 下がる瞬間(とき)まで
・指弾する しないは所詮 相手(ひと)次第 叩いてよくて 弱そうな奴
・多様とは 好かぬ者らも また並ぶ 綺麗なものと 誰が言った(※字足らず)
・闘わぬ 逃げの一手を 採る限り 多様の中に 居られぬ矛盾
・つまらぬと 面白いとの 境目は ただの好みか 定理(セオリー)なのか
・刺激受け 創りたいと 疼けども 被るばかりで オリジナリティ
・ヒトを知り 愛さなければ 創れぬか 娯楽と藝と 生き方の差と

@2018.06-13
・ひもすがら 仕事作業に 没頭す 世の雑事から 距離置きたくて
・湿気たる ここ数日の 煩わし されど来る本番(なつ) こんなものじゃあ
・仕事場と 自宅往復 充ちる日々 されど幸をぞ 疑う病
・ループする 思考と不安 それもまた 病と聞けば 腑には落ちるが
・なまじ今 和らぐこの身 故抱く 至らぬ君へ 同族嫌悪(うとみいらだち)
・敵である 左押し付け 右哂う 分断(みぞ)は深まる 議論などより
・大の声 聞けばいいとは 限らない 悪しき成功体験(せんれい) 与うだけなら
・多様性 彼ら持ち出す その意味は 俺の気に入る セカイを寄越せ
・我思う 義憤(いかり)哂いは 悪である 諍い創り 掻き回すもの
・嘘つきを 突き動かすは 銃口と 解りたがらぬ 理想の虜囚
・語るのは 美しくない 賢くも 心見せる愚 見合わぬリスク
・キャラ達(わがこら)に 苦難と波乱 歩ませる 私はきっと 畜生だろう
・主義主張 込めてならぬと 縛る時 たちまち書けぬ 己が貧弱
・平坦な 話の何処が 面白い 力む自分は 生き方下手で
・現実を 癒すべきかは 物語 過酷描いて 振り返らすか

@2018.07-11
・空梅雨を ひっくり返し 大水よ 何故に小分けに 恵みとならで
・してくれぬ 不満抱いて 去る君は 与えることを 解らぬままで
・価値の無い 利の無い者は 要らぬのか 自病(やまい)一巡し(めぐり)て 僕らは想う
・酷々と 熱気纏わす 梅雨の明け 殺意さえある 試練の季節
・熱心な 己が仕事に 酔う訳は 此処に縋れる からではないか
・天も地も ラディカルなのは 人の世で 間に合ってると 叫んでるのに
・掌を 返す早さに 辟易す W杯と 批評家の山
・国という 枠が出る度 アレルギー きっと肥大の 個人主義達(インディビジュアル)
・この列島(くに)を 襲う未曾有の 災禍さえ その政府(くに)腐す 種にする国
・その善意 君の悪意が 捻じ曲げる 止めさせかねぬ 無償(タダ)以下ならと
・正しいと 君が勧める 善意とは ただの押し付け 悪意じゃないか
・これほどに 情報(データ)溢れる 世界でも ヒトは争う 解釈(みかた)が故に
・人生は 為すに短く 為さぬには 長い即ち 無駄は凡百
・これをする あれもしたいと 作業(つく)る日々 そうか無為から 逃れたいだけ
・あれも駄目 これもイマイチ 脳内で 積まれ続ける 没作の山
・観なくっちゃ 他人の作品 自作より 楽しむ余裕 時間も取れず

@2018.07-26
・人を刺す 異質の熱も この惑星(ほし)の 異物排する 作用なのかは
・汗をかく ことさえ嫌う インドア派 水でさっぱり 前後逆では
・日を耐える 他人の移ろい 暑さをも 口を漏らせば 敗けだと思え
・その感情(こころ) 抱くことまで 否まない どうして他人に 共感(ゆるし)求める
・価値のある 人だと誰が 決めるのか 他人観る時 試されている
・暑さより 彼奴の篤さが 他人殺す 冷房拒む 信仰心(こんじょうろん)(※字余り)
・共感も 敵を腐して 哂うなら 即ち悪だ 美しくない
・気に入らぬ 相手を負かす 執念は 議論理性と 呼ばぬと何度
・左右 上下誰もが 我らこそ 正しいのだと 譲らぬ地獄
・君嫌う 国が権利を 担保する 己一人で 生きれるものか
・正しさで 殴った者に 殴られる 魂(こころ)を削る 戦幕開け
・捗らぬ 思考回らぬ 創作(いとなみ)も そうだ全ては 暑さが悪い
・現実が こうもクソ等で 溢れたら 作家(ぼく)の出番が ないじゃあないか
・思想(あれ)も駄目 娯楽でない(これもだめだ)と 言い続け 僕は何なら 書けるのだろう
・創りたい 創らなければ 物語 風呂敷広げ 辺り転がし

@2018.08-11
・束の間の 涼をもたらす 風でさえ 遠くの街の 嵐思えば
・賑わいに じっと耐えよう この口を 開けば悔いと 知っているから
・鎚振るう 日々の熱量 その他を 忘れ去るよう 恐れ過ぎりつ
・痩せなくちゃ 身体苛めて 歩く日々 少しは功を 奏すといいが
・盂蘭盆会 死者の魂 やって来る 現世(こちら)も増える 一方なのに
・仰ぐ空 積まれた雲に 綻んで 清々しきや 夏というもの
・A信じ Bを詰って C哂う 何故その口で 平和のたまう
・お上達 五輪(まつり)の為と 音頭取る 巻き込むなとぞ 下々の呪詛
・個人主義 哂いたければ 哂うべし 楽しまないと いう名の権利
・不祥事や 他人の死さえも 消費する 大衆(ぼくら)に悪が 断ぜるものか
・語り継ぐ 六日九日 祈りの日 経験(おもい)現実(まなこ)を 曇らせてはや
・不毛だと 議論自体を 厭いだす かくて弁士が 闊歩する土地
・百迫る この物語 思い馳せ 置いてきたもの 惜しむ今更
・夏コミケ 創り触れ合う 他人ら観て 籠もる求道の 我流(おのれ)や古き
・創るなら 楽しむ方が 得なのに もがき苦しみ 創る身の何故

@2018.09-07
・涼しさを 天に寄越せと 恨んだが 嵐だなんて 頼んでいない
・欲しいのは 続く今だと 何度言う オサレに尖る 自称先端
・足臭い 貴女が顰め 言ったから 今日がオッサン 三十路忌念日
・来た道じゃ 若人(こうはい)達の 自尊心 雄弁は銀 沈黙は金
・止してくれ 面と向かって 言わないが 君の不穏は 僕の不安で
・忙しなき 日々を充ちると 取るべきか 別の何かが 在ると足掻くか
・許せない 他人に拘る 余地あれば 己一人に 振れば良いのに
・議論だと 理屈で小突き 詰め寄れば 大よそ人間(ヒト)は へそ曲げように
・天が荒れ 大地震える 災厄も 人が誰かを 腐す口実(ざいりょう)
・スゴイねと 否クソだねと 目の前で ドッヂするから 分からないんだ
・唯一の 正しさ在りと 言うならば そんなものなど 無いということ
・怒りとは やはり悪の芽 無駄である 貴方の人生(とき)を 喰い潰すもの
・怒りとは つまり貴方を 縛るもの 貴方自身で 冷ますべきもの
・嫌いより 好きを語れと 云うけれど 求道する身の 好きって何だ
・鬱積し 書いて吐き出し 晴々と そんな己の 振れ幅憎い
・ごめんなと 書き出すことも 碌にせず 僕は着想(きみ)らを また没にする
・私怨めく 思想を込める べきでない 要らぬハーレム n番煎じも(※字余り)

@2018.09-19
・三十路弱 辛うじ今は 若い方 そんな油断を 腰折る痛み
・畦の辺の 取っ付け並ぶ 彼岸花 秋の刹那を 告げる者達
・ひけらかす 後輩(きみ)の浅薄 疎ましき そう感ずるは 年寄り故の
・打ち明けた 貴女のそんな 地雷原(うらばなし) 僕は知りたい 訳じゃなかった
・没頭す 日がな仕事に 逃げながら 思索の暇も 気付けば失せて
・感情を 表に見せる べきじゃない 一周回り 閉ざせよ心
・嫌いなら そっ閉じ去れば いいものを どうして他人を 巻き込みたがる
・この俺を 不快にさせる 悪党め 痛み知るなら 何故振りかぶる
・この俺を 大事しろと 他人を蹴る 餓鬼の理屈が 蔓延る世界
・議論さえ 尽くし諦め さえせねば 理性と名乗る 狂信の沙汰
・否なる声 互い聞く耳 持たぬなら 寧ろ棲み分け 進むだろうか
・子曰く 光を浴びる べきじゃない 所詮僕らは 日陰者ゆえ
・七編目 紡ぎ終わった 物語 さあ難産の 始まり始まり(※字余り)
・歳月は 僕から力 奪いゆく 描ける多さも 思う深さも
・感情を 揺さぶる話 描きたくば 吐き出さなきゃと 君は言うけど

@2018.10-12
・秋雨は やがて寒さも 連れて来る どだい儚し 穏やかなる日
・がっつりと 日々消耗し 働けば わざわざ歩く 日課(ひび)にや等し
・歳月と 古参気取りの 高慢か 報えぬ故の 弱者なのだと
・誉れとす 僕だけにしか 出来ぬ仕事(こと) 実は単なる どん詰まりにて
・背負い込めど この身必ず 限度在り 一人のそれを 嘆くは弱さ
・時経れば 影が色濃く 視えてくる 他人の我と我に 潜む諍い
・しがらみを 厭い移住(うつ)った 電子海(うみ)なのに 気付けば此処も 広告の山
・立ち去ろう 貴方の語る 正義から 不毛を其処に 封ぜるのなら
・何よりも この世の地獄 たるものは 闘わなくば 不戦敗(まけ)となること
・あんた等が 棒振りかざし 殴るから こんなに皆が 抗うのだと
・服を捨て 全裸走らば 罪となる なのに何故脱ぐ 心の服(それ)を
・不快だと 被害声高 叫ぶなら 加害とも知れ 衝動野郎(ヒステリッカー)
・迫害し 内に籠った ことさえも 気に食わないと 攻め入る落ち度
・日陰者 そんな歴史も 知らないで 外を目指した 浅慮な落ち度
・むくむくと 創作欲(いよく)再び 悦ばし この振れ幅に 目さえ瞑れば
・創りたい あれもこれもと 物語 散らかす断片 首絞めるのに
・この筆に 思想を込める べきじゃない 己を縛る それさえ思想
・この筆に 思想を込める べきじゃない ならば自分は 何を何故書く

@2018.11-22
・大丈夫 儂は安全 運転と 鈍い走りは ただの迷惑
・木枯らしや 蟲を拭うは いいけれど 去ってくれるな 残る秋まで
・収穫祭(ハロウィン)に 聖夜の次は お正月 商人(あきんど)達は 今年も急かし
・日々注ぐ エネルギィにも 限度あり 休めよ身体 余力を残せ
・あの人の 難を共有 することは 陰口叩く 何とぞ違う
・四季(とき)巡り 再び集う 同僚(なかま)達 他に居場所が 無いとも言うが
・平等と 権利自由が 大手振り 大衆(ひと)を押さえた 果ての末法(いま)だろ
・分断は 在ること自体 仕方ない 悪しきはそれを 正す試み
・ギャンギャンと 合わない敵と 殴り合う 暇があるなら 同胞(なかま)を救え
・反り合わぬ 同士離れて 生きるのも 争い避ける 平和じゃないの
・反り合わぬ 他人ら弾いた その果てに 自由が彼ら 踏み締めるなら
・人足りぬ 海外(そと)から呼ぼう 違うだろ 奴らの本音 奴隷が足りぬ
・頼んでも いない政策(こと)には 熱心で やっぱ先生方(あんたら) カネの味方か
・広告が ネット観てても 邪魔をする 煩わしくて 電子海(ここ)に来たのに
・モチベ来い ネタは被るな 幸せな 物語(はなし)願えど また期限(じかん)切れ
・真似て良い 学び自分の 味出せば それが出来れば 苦労しないが
・次編へ 組もう練ろうと 四苦八苦 月日ばかりが 疾く過ぎ過ぎる

@2018.12-12
・師は走る この場所次に 託す為 その背を遠目 重荷ひしひし
・食欲の 秋はとっくに 過ぎたのに 妙に空腹 訴えてくる
・賑わいを 喜ぶ人と 疎む人 内輪(うち)に居るのか 傍(そと)で観るのか
・己が身を 疲労に繋ぐ 日々さまを 重荷或いは 自滅とぞ呼ぶ
・寒空を 迎えるほどに 星は映え 僕の心の ゆとりを試す
・とんと冷え 眠り縮まり 年の瀬へ やはり来年(あした)は 暗くに見える
・称賛を 祭りを誇る 他人(かれ)ら見て 改め言おう お前ではない
・問題と 騒ぎ立てるが 問題と 僕はまたもや 感度(こころ) 閉ざして
・問題が 在ることだけは 解っても 厭が勝つのだ 義憤(いか)ることより
・金回せ ただそれだけの ことなのに ヒトは学ばず 血流し怒る
・また一つ 古き国が 凋落す 理想掲げし その足元(ねもと)から
・理想とは 綺麗が故に 侮るの 踏み躙られた 者の怨嗟(ちから)を
・議論さえ 出来ないほどに 感情が 自称理性を 喰い殺す時代(とき)
・巧くない 創り直しも 出来ぬまま 挫折ばかりが 積み重なって
・世の流行り 乗らぬ自分に 酔いはせど 乗れぬ自分の 旧さを呪う
・創ること 楽しもうよと 微笑(わら)う説(こえ) 僕を誰かを 苦しめるのに
・願わくば 悲観するより 褒めるよう 否定したって 生み出せぬから
・報われる 保証など無い 営みを ものを書くこと 生きるそのもの

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  1. 2018/01/12(金) 18:00:00|
  2. 【詩歌帳】
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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