日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)気難しくて、正直者

難儀した……φ_(x3 」∠)_

この前書いたからもう数日大丈夫だろう、大丈夫だろうと後回しにしていたら──気付けば
十一月もあっという間に折り返しを過ぎてたでございます。はえーよ。というか 先週はご
っそりと更新が空いてしまったよ。油断ならないなあ。もっとコンスタントに筆を執らない
と鈍る鈍る……。

先日、ユー録の八十九章をUPしました。今回でちょうど第Ⅶ部全体の1/3が終了した計算に
なります。分量は26000字弱。昨今のアベレージ(2万前後)を考えればもっさり分量の部類、
とは相成ったのですが……。

ツイッタ(小日記)では既にやいのやいの五月蝿くしておりましたが、実は今回、久しぶり
に大乱調に見舞われまして。原因は十中八九、前日の夜更かし(三題を先に片付けなければ
と遅くまで粘っていた)──睡眠不足だと思われます。
何がやばいって、頭にまるで文章が起こって来ない。集中力が続かない。
いつもは土日の間に何とか書き切ってというパターンでしたが、今回は月曜の夕~夜も投入
しての合計三日間。特に執筆の前半=土曜丸一日と日曜の昼過ぎに掛けてが精神的に地獄で
したね……。幸い途中で原因に思い当たり、焦って粘ってを一度諦めて寝直した事で回復、
後半は徐々に筆感覚・ノリも上がって書き上げる事ができました。苦戦・難産云々とは毎回
嘯いているっちゃあ嘯いていますが、こうも心がマッハだったのはいつ以来だったか……。
ともあれ、時間は掛かってしまいましたが、今回も無事更新。結果、分量だけで見れば十分
過ぎる(ドンパチ系なシーンが幾つかあったのも影響?)ものにはなりましたが、中の人に
そんな闘いがあったんですよーと、こっそりと。苦しい“だけ”の作業なんて地獄だもの。

まぁ手に取る側からすれば、そんな事訊いてもいないし、興味は無いのでしょうけど。
少なくとも自身にとって、創作とは娯楽という以上に求道。コンテンツないしエンターテイ
メントに求められるのは何より「面白いか否か」であって、奮闘──努力する事はそもそも
に大前提の世界。何も小説だけに限りませんからね。お友達同士で楽しくやる時にはそれで
もいいのですけど、お仕事(ではなく現状趣味なのだが)というのは基本そういうもの。

……教訓。睡眠大事超大事。

本当に身体は正直ですね_| ̄|○ 常々もう若くはないんだと、言い聞かせて労わりながら
続けてきたつもりだったのですが、まだ何処かで「大丈夫」「やれる筈だ」と慢心していた
のかもしれませんね……。改めて反省させられる執筆モードでした。……こう、うだうだ苦
しいだの何だのと吐き出しておいて厚かましいとは思いますが、お楽しみいただければ是幸
いですm(_ _;)m

季節もすっかり厳しさへ向かっていきます。皆さんも、無理だけはなさらないように。

ただ……自身こうも毎回「取り戻す」的なコンディションで執筆をスタートさせなければな
らない羽目に遭っていると、もっともっと日常的にものを書くという行為をやっておかない
と埒が明かないなあという思いも一方でありまして……。深く浸し続けるというか……。


マルチにこなせるのなら、それ自体で才能だと思うのですが、如何せん僕のような凡人では
何か一つ究めようとするのも一苦労です。それこそ、自分の持てるリソースの全てを捧げな
ければ、到底間に合いすらしない程に。

今回の執筆も、周囲の“雑音”が無い(少ない)合間を縫わなければ捗りませんでした。
尤も、それ自体は今に始まった事ではありませんが。個人差──いわゆる缶詰タイプかそう
でないかという個人差もありますし……。どうも究めよう・集中したいと思うと、それ以外
の“大多数”をシャットアウトしなければ駄目だというのは、やはり難儀な性格じゃないか
なあと首を傾げるのですよね……。

それでも、僕なんかはまだマシな方なんだろうか? まぁ基本、諍いになるのが嫌いだから
相手(この場合“雑音”を放ったり放置してくるような対象)にこちらの感情をぶつけるの
を避けている──下策も下策と理解している心算だからではあるのですが、世の中をもっと
身近な周囲を見渡してみると、必ずしもそうではないのです(そもそも表明しない事が方針
として“正しい”のかどうか? という命題もあるので)

……早いもので、今のお仕事(作業場)に務め続けて二年以上が過ぎました。少し気が早い
ですが、来春には丸三年になります。
だからと言えばいいのか、こう同じ環境にある程度長い間身を置いていると、より深い眼差
しを得られる──得てしまうのかもしれません。それはある意味人と人、自分と他人が関わ
る以上宿命なのでしょうが、やはりこの手の気患いには慣れない……。

早い話が人間関係です。ざっくり言えば福祉の話題であるし、人や社会そのものにも広げら
れるファクターだと考えます。
他の職場に漏れず、うちの作業場も時が流れるにつれて色んな人達が入って来たり或いは出
て行ったりを繰り返しているのですが、そうなると──単純に所属する母数が増えると如何
せん相性的に合わない、という面子同士が出てきてしまう。静と動、アグレッシブな人間も
いればナイーブ、静かな環境を望む人間もいて、一見全体はわいわいと動いているように見
えて実は水面下で問題を抱えている……。

勿論プライバシーに関わる事である為、個別具体的な名前は出しませんが、そういう気配を
観ていると(知ってしまうと)如何せんこちらも気分がどんよりとしがちです。こっそりと
妙に気を揉んでしまいます。尤も僕はあくまで一介のメンバーであって、そうした調整案件
は自分の仕事ではないのですけれど、やはり「場の空気を変えられる」のはこちらとしても
堪ったもんじゃないですから。良い方──と言っても、あまり明る過ぎてもそれはそれで、
基本陰キャな自分は困るのですが──に変わるのならばまだしも、こういうのって基本的に
悪いというか、当事者同士を中心にピリピリした気配が伝染してゆくっていう構図ですから
ねえ。その意味ではまだ「一方的」な苦手意識・忌避感情で終わっている内は、一見の平和
だけでも保てていると前向きに捉えておく(義務者に任せる)べきなのか……。

うちの作業場は、その性質上「痛んだ」人達が多く在籍します。
中には身体的なハンディという方もいますが、その大半はメンタルヘルスの領域です。学校
で社会で不適応を起こして躓き、鬱や心因性の各種肉体症状を患った人達──まぁ僕も軽度
ですがその部類です。だから基本的に、彼・彼女らは既に『嫌な思いをした』強い経験を持
っているし、引き摺っている。

……『痛みを知ったから優しくなれる』とはよく云いますが、それってかなり“高レベル”
になってからの話なんですよね。寧ろ、こういう言い方は厳しいのでしょうが、なまじ自分
が“害を受けた”側であるからこそ、より害を与えてくる(とこちらが感じる)相手に対し
ては人並み以上に敏感且つ攻撃的になっている場合も少なくはないのです。

『私、あの人嫌いです』
『(聞きたくないので)黙って貰えますか』
『何で、何でそんな話するんですか!!』

これまでに実際僕が耳にしたものです。或る人は別のメンバーの言動(五月蝿さ)が気に障
って仕方なくなり、ピシャンと「閉じて」しまった。また或る人は自分の興味関心──守備
範囲から外れた物事を極端に嫌う。或いは自分の事を言われている訳でもないのに、他人の
陰口が耳に入るだけで感情を爆発させる(おそらく古傷が抉られる思い。自分も時々ある)

……もっと仲良くしようぜ、というのは流石に酷ですし、現実的ではないですよね。
ただ時に極端に振れる彼・彼女らの心を観ていて、僕は思うのです。ああ、この人は誰かに
傷付けられたから痛んだのだけど、それと同じくらい“傷付きやすい”から痛んだのだろう
な。そういった経験が積み重なって、此処へ来たんだろうな……。

同族嫌悪かもしれません。或いは僕自身が比較的症状が軽いから、寛解しているが故の上か
ら目線に振れがちなのかもしれません。
……何というか、先ずその“被害者意識”を取っ払って貰わないと中々円滑な人間関係を作
るというのは難しいのかな? って。自分は傷付けられた、こいつ(相手)は酷い言動を放
ってきた。自分は被害者だ、何とかしてくれ。相手が世の中が改めるべきだ──。

断言します。僕の経験則から言って、そのままでは他ならぬ貴方が「毒」人間になります。
被害者意識に満たされているが故にその感情を振り撒く。それ自体が“加害”行為であると
中々気付けずに。
勿論、その相手が“本当に害をもたらした”かどうかは厳密に調べて明らかにしなければな
りません。事実として在ることが、まず先に“被害”の前提条件であるのですから。
でも……こう前置きをつけても、こう言ってしまうと実も蓋もないのですが、対人トラブル
の多くは互いの「感じ方の差」に原因があると思うのです。鈍ければいい、鋭ければ駄目だ
という話ではなくて、認識の大小の問題。Aが何の気なしに言った・行ったことが、Bにと
っては耐え難い苦痛であったり不快なものであるかもしれないのです。
こと、いわゆるメンタルを患った人達というのはこのパターンなのでしょう(そして加害側
とされるA──肩書きは一般人も、実は自覚や診断を受けていないだけで、その感じ方・言
動に問題がある場合が少なくない。それこそ巷にのさばったタイプ「毒」人間)
患ったから問題なのではなく、そもそも対人トラブルとは、病人界隈だろうが一般人界隈だ
ろうがこの世に有り触れている(残念ながら)ただ自分か相手か、白か黒かのパージ合戦で
は、根本的な解決にも、個々の成長にも全く寄与しない。そもそも「加害的な弾かれ者」で
あれ、「被害的な弾かれ者」であれ、逃げて来たその先でまた誰かが気に食わないだの何だ
との張り合い、両者ないし片方がパージされるような解法が常態化するのなら、結局僕達は
その流動性の中でループするだけではないですか。ただでさえ世間様と呼ばれる末端の会社
や地域の組織などは、能率や秩序を妨げる者達をパージすることを“正しい(或いは止むを
得ない)”と追認、考えている者が少なくないのに……。

“被害者意識”を表明することは、即ち周囲への“加害行為”であると肝に銘じるべきなの
です。確かに貴方を傷付けた人はいるかもしれない。でも、今目の前にいる私達はその時の
相手ではない筈です。似たメンタリティで追撃を加えてくる場合も、それはあるかもしれま
せんが、かといって端っから敵対的でも困る……。

尤も、そういう気持はよく分かります(分かる心算です)一度とことん嫌な目に遭ったから
過剰なくらい「防御」体勢を取ってしまうのですし、その“敵”が持っていたような性質に
絶対に負けない・負けたくないという反発心が育つのも道理でしょう。
ただ……裏を返せば“そういうメンタル構造”だったからこそ、貴方は僕は傷付いた。痛ん
でドロップアウトし、此処にいる。
弱い方が悪い、なんて言い方は今でも正直好かない・厳密ではない(所詮は勝者の論理)で
あると思うのですが、一方でそういった「感じ方の差」としての弱みを持ち合わせていたか
らこそ、大ダメージになってしまったのもまた事実だと僕は思うのです。強くならなきゃ生
きていけないよ──昔母に言われた言葉ですが、今更になったその一理ある部分が理解でき
始めたような気がします。皮肉にも自身の症状が一周回り、広い意味で“同胞”の他人びと
を観ている日々の中で。

僕達はどうにも気難しい──拘りが強くって、それを貫きたい欲求に正直過ぎる。
だからそこで他人と折り合えないと息苦しいし、しばしば「被害側」になりがちだ。

でもそれは本来“お互い様”である筈なんだ。そこには程度の大小があり、成熟のレベル差
があるものの、加害する側も何処か別の場面では被害者かもしれないし、被害に遭う僕らも
また何処か別の誰かにとっての加害者──被害を振り撒いているかもしれない。

折り合い、やり過ごし、適度な距離を保てるように学ぼう。消極的に自衛をしよう。
そうは言っても中々……いや、かなり難しいことだけど(下手すれば一般人でさえ人生全て
を捧げても叶わない)それが出来ないから被害者になってしまった訳だけど。

少なくとも、パージする輪に加わるべきじゃない。

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  1. 2017/11/16(木) 00:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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