日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)気を揉むほどに、ヤミは深く

まだ一週間と経っていませんが(・x・)

恒例というか、間が空いている暇・休養インターバルの間に報告としてをば。
先日、ユー録の八十八章をUPしました。第Ⅶ部もぼちぼち序盤を消化しつつあります。

実はと言うと(執筆モードに入る)前日に三題と雑記を一挙に片付けた──根を詰める形で
あったため、初日は疲労が存外に来て大分難儀したんですがね……。それでも何とか最終的
には二万字のボーダーほどには書き上げられました。ただそんな推移だったもので、分量は
積めても肝心のクオリティはどうだったかなあ? と中の人的には心配です。
(尤もなろうさんの方のアクセスは更新直後ぐんと伸びている。待ってくださっていたので
しょうか。相変わらず筆が遅くて申し訳ない……m(_ _;)m)

さて、少し前までは雨が続いて肌寒いなどと言っていましたが、ここ数日はガラリと変わっ
て今度はじわじわと汗ばむような日差し──夏の暑さが舞い戻ってきたかのようです。時折
蝉の音も復活していたりして……どうなってんだ本当、この国は。

──かねてより体力作りを続けていなければ即死だった(鍛え上がったとは言っていない)

こんなの、健康優良児な一般人でも調子狂うレベルじゃないんですかね? かく言う自分も
薄着をまた引っ張り戻して来たり、うっかり厚めの服でセルフサウナ状態に陥らせてしまっ
たりと忙しないです。いい加減にして下さいよ……ただでさえうちの作業場は、元々病気を
抱えた人が多いんですから……。

体力がプツリと限界値を割ってしまわないよう、こまめに横になりながら。仰向けになって
背筋をぐぐっと伸ばしーの、胃腸の消化を助けーの。

マクロの世界ではいよいよ選挙一色で喧しくなるものと思われますが、例の如く自分は傍観
者というか、義務的に票だけは投じて距離を取るんだろうなと。離合集散、どこの勢力にも
強みはあり、同時に弱みもある。だけど、少なくともその部分を叩き合う煽り合うばかりの
舌戦(キレイゴト)に終始するなら、やっぱり自分が力を注ぐのはマクロな日々の生活──
お仕事とその後に待っている創作活動に他なりません。誰の糧になろうか、誰に認められて
いようか分からないけど、どのみちそれ以外に自分の「核」は無いですからねえ。それこそ
“大きな主語”を物語(箱庭)というツールでオブラートに包まずに語ってゆけば、その先
は五月蝿さと胡散臭さと鬱陶しさの美しくないコンボの出来上がりです。

ともあれ、更新後の反動にビクビクしつつ、暫しの休養を。

その後は再びサハラ~のプロット作成に戻りますが──執筆モードで一旦切ったリズムがど
れだけ早く戻るかが目下の課題ですね。まぁ焦っても仕方ないのですがφ(・x・)


以前からここで言及しているように、現在僕はとある作業場に通っています。
厳密には「職場」という表現は適さないのですが……とにかくそこは福祉施設という性質上、
心身(現状、主にメンタル)に病を抱えている方達が多く在籍しています。かく言う自身も
当初はその一人として紹介され、仮にも仕事という体を得られることによって、ようやく肩
の荷が降りて今に至るといった感じです。

ただ、それは僕個人に限っての場合。
中には行政などから仲介されてやって来たものの、馴染めず進展できず、そのまま中々通い
続けることができなくなりフェードアウト(離籍)という結果になった方もちらほらとおら
れます。

……そんなパターンを、一歩踏み出してみたけど力及ばずとなって(再び)姿を消していっ
てしまった“同僚”さんを横目に見る度に、僕は思うのです。はたして自分はこの人の力に
なれたのであろうか? 或いはもっと消極的に、落ち着けられる環境の邪魔になっていなか
っただろうか? と。
何とも上から目線というか、先輩風を吹かせた自問なんですけどね。僕だって一応ここでは
「病んだ」者の一人であって、対等な筈なのに、自分が幸い軽症ですんなりと落ち着けたの
をいい事にどうも要らぬことばかり考え──タスクを背負い込もうとしている。

結論から言って、この問いは“お節介”なんだろうなと思います。勿論、彼・彼女が苛まれ
る原因には外的要因(過ごす環境や対人関係)もあるのでしょうが、ことメンタルを病んで
しまった人間にとって一番の敵は、その取り憑かれたものの考え方──自分自身です。しば
しば自分でも分かっちゃいるのだけど、止められない。偏っているのだと表面では理解して
いるのだけど、そこに拘ることを止められない(気になる)そうした自身が患ってしまった
性分(先天的にせよ後天的にせよ)と戦うことにばかり、どうしてもリソースを割きがちに
なってしまう──結果、益々偏りと拘り、ある種の視界狭窄がループする──。

少し前も、長らく実質来れなくなっていた方が辞める──籍を外す決断をしました(その旨
の連絡をスタッフの方が受けていたのを見ていました)また、別の方はうちの作業場がまだ
自分のコンディションに合わないと感じているのか、通って一日過ごすことも辛そうです。
又聞きによれば、より段階?の緩い(自身と似たような症状の人達が集まる専門の)所を探
したとも聞きます。一口に支援と言っても、本当に色んなケースがあるものです。

……分かっちゃあ、いるのだけど。

こういう時、僕はしばしば自分の中で「残念に思う善意」と「辛辣な悪意」が同居します。
具体的に言うとせっかく同じ職場に来てくれた彼・彼女がいち抜けしてしまった虚しさ、力
不足だったかなという嘆きと、そんな“我が儘”ばかり通していたら治るも何もねぇんじゃ
ねえの? という反発心。
十中八九、これ(後者)は自分がある程度治ってきた事を笠に着た見下しなのでしょうね。
何よりもケースバイケースであるにせよ、自身もまた同じ苦しみ──その本質が詰まる所、
周りに迷惑を掛けまくった末の「逃げ」や「拘り」であったと理解しているが故の──を経
験したからこその“同族嫌悪”ではないかと。そう今は自身を疑っています。それ故にこれ
は“悪い感情”だと認識するようにしています。……そんな考え方だから、パッとそんな言
動を取ってしまうから、周りと上手くいかないんじゃないか。病気のせいに、他人のせいに
するんじゃない。そういった、一周回って突き放すような態度を心の中で取ってしまいたが
る自分がいる……。

奇しくもなりゆきで福祉関係の仕事をしている身ながら、自分ではその(心構え的な)資格
がないんじゃないか? というような話を以前していたのも、こういった現状でのよろしく
ない内面の黒さを自覚しているからです(流石に実際に暴言・暴力を振るうような胆力はあ
りませんし、当人の前でぶちまけた所で何もプラスにはなりませんからねえ)確かに人によ
っては、ガツンと一度言ってやらねば次に進めない──自覚しない方もいるのでしょうが、
少なくとも一介の“先輩”でしかない自分の仕事ではありません。事実、ちょっと苦言を呈
した(ついキレた)事で一時とある方と険悪になったりしましたし……。難しい。日和った
と言われればそうなのかもしれませんが、何となく結果が見えていて敢えて自分から諍いを
生むような愚は採りたくないですからね……。もどかしい。

どだいこうした一周回った“同族嫌悪”も、大分治ってきた自身を鼻に掛けた部分も、結局
は僕という一度は病んでしまった人間の「拘り」なのでしょうか。当初とはかなりベクトル
が違っていますが、他人を巻き込んで自分好みの半径数メートルを作ろうとしたがるという
意味では大して変わって──成長していないんじゃないか? とも考えられますし……。

尤も、こうしてぐるぐると自身の「病み」について考える事は、往々にしてあまりメリット
は無いんだよな、というのがこれまでの経験則なのですが。確かに自分は“光属性”ではな
いのだけども、かと言って徒に無意味に──考える為に考える、病む為に病むような「闇」
の抱え方は不必要だと思うのです。元々僕らは持っているんだから、親和性が在るような星
の下に生まれてしまっているのだからというのもあるし、只々ミクロな日々の身の処し方と
いう点からみても、非効率に過ぎますし……。

『深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ』なんてのは、随分使い古された云い
ではあるのだけど、享楽や実利よりも求道に生きようとすればするほど、却って「引き際」
の重みは増してゆく一方にばかり感じる今日この頃。


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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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