日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)世知辛くとも、嘆く訳でも

盆 休 み 糸冬。

中にはまだ(或いは休み中に働いていてこれから)休暇の方もいるかもしれませんが、世間
一般的には大よそ済んだ頃合だと思われます。皆さんは如何お過ごしだったでしょうか?

自分は……「あっという間だったなあ」と「もっと有意義に過ごせたのでは?」の二言に尽
きますね。前半はほぼゲームしてました。もうアホかっていうくらい;だって普段の可処分
時間では割り振れる時間が(キリが悪くなるから)限られてるし。時間泥棒だと分かっては
いるんだけど、スパッと止めてしまったらしまったで、それまで投入してきたリソースは何
だったんだ?ってなる(昨今のタイトル・方式は大概その宿命から逃れられぬようですが)
まぁ一応、前回話していた通り、羽を伸ばすという意味ではその通りだったのかな? 週の
三題だけはきちっと片付けて、後は色んな形でインプットに注力──と言えば聞こえはいい
けれど。実際遊んでた訳ですからねえ……。何かもう、惜しい惜しいばかり口にしてる。

それでもまた、こうして雑記をしたためようと思ったのは、単に更新が空いてきたから。
尤も、世のブログの大半は年単位で放置されているのが常なのでしょうが、自分の場合はた
だ雑感を書き連ねるだけの目的ではない(というか主ではない)小説を書くんだ、物語を創
るんだという発破かけも兼ねてこうして六年七年と続けてきた訳で……φ(=_=;)

ぼちぼち、月後半の執筆モードです。
今度はサハラ~の次章。二十八章=14エピソード目後編。長かったというべきか気が付けば
あっという間だったというべきか、今回でシーズン2完結の予定です。即ち手持ちプロット
が全て消化されてしまう訳でして。またこさえなきゃ。

暦の上では夏の暑さも峠を過ぎ。しかし現実、体感的には朝晩がマシになった程度で、昼間
のそれはまだまだ健在。お仕事から帰って来た頃には汗だくになってます。室内仕事なのに。
盆休みも終わって前回よりはマシになっていると信じたいけど……どれだけ捗るか? それ
でもまぁ、執筆予定自体はあれこれ工夫してこなすつもりなので、更新自体は何のかんので
いつも通りになっていると思われます(ただ中の人が個人的に難儀するだけ)

問題は……やっぱり頻度なんだよなあ。

体力気力の余力的には多分、今くらいが限界。何より今後も精神的な負荷は増える筈で。
だけども、この心は臆病な癖にぼうっとした夢を見続けて、出来もしないのにハードルを上
げよう上げようとするφ_(x3 」∠)_



──何事においても“プロ”になるというのは難しい。

作家なんて特殊業(分類的には自営業?)はいわずもがな。
僕の場合はざっと括って福祉関係+手仕事って感じになると思うのだけど、未だもってどれ
一つとしてその域に達しているとは思えない。技術もそうだし、何より「覚悟」の面で。

『善は微に入り、細に渡って行われなければならない』
『プロをやろうっていうのなら、毎日一万字は書けないと駄目』

どちらも他人からの受け売りなのですが、耳が痛いし、事実そうなのだろうと思う言葉達の
一部です。どちらも自分視点の拘り(自惚れ)を捨てないと、ある一定以上のレベルには進
まないという意味では同じ戒めではないでしょうか? 作業場(お仕事)と自宅(創作活動)
を往復している自分にとっては、乗り越え挑むべき課題なのだと改めて思っています。

──かねてより雑記(こちら)ではしばしば言及していますが、僕はほんの二・三年前まで
学生の頃に患った病気で臥せってしまい、何年も療養生活もとい引き篭もりのニート状態が
続いていました。

有り体に言えば鬱ですね。社会に出る自信もイメージも抱けず、只々迫るタイムリミットに
精神を削り取られ続け、ある日ぐしゃっと壊れ切ってしまいました。幸い卒業に必要な単位
だけは何とかもぎ取って故郷に戻って来れましたが、それでも将来の展望などとても描ける
状態ではなく……。
その後、行政を通じて現在の作業場に通うようになった経緯はもう割愛します。既に折につ
けて何度もここでごちているので。
故に自分の抱える問題は──今後の資力、生活基盤です。現在は幾許かの工賃と両親の稼ぎ
を合わせて暮らしていますが、これがいつまでも続くなんて訳はない。歳月はこちらの願い
など一顧だにせず過ぎてゆく……。

まだ最終的にどう転ぶかは分かりませんが、現状だと自分は所長達を倣って障害福祉に関わ
り合いになる道が有力なのかなあと思っています。幸い?他の皆とは違って病気の症状自体
はほぼなりを潜めていますし、不安材料は体力的な面と、臥せっていた時期に逸した時間的
なキャリアの差が主です。どうせ世の「普通」の人達に比べて周回遅れの人生を今後も余儀
なくされるのなら、いっそこのままそういった側に追いやられた人々の助けになろう。そう
ぼんやりとではありますが、思案自体は続けているのです。

ただ……上述の通り、その道の“プロ”になるのは難しい。

勿論現在携わっている方々も皆が完璧という訳ではないでしょうし、初めから完璧だった訳
でも完璧にならないと就けない訳でもないですし、毎日が試行錯誤で勉強だと言ってしまえ
ば詮無いことなのかもしれませんが、如何せん未だ僕自身、同胞(敢えてこの言い方をしよ
うと思います)らめいめいの「病」をストンと理解し切れていないのですよね……。

かつての自分に彼・彼女を重ねて、糞生意気にも同族嫌悪に陥っているのかもしれません。
メンタルを蝕まれたり、浮き沈みする苦しみはまだいいのですが、やはり性格のように現れ
る問題──と捉えるかどうかというこちら側の問題もありますが──行動や普段のパッと出
てくる態度に僕は一々内心眉を顰めてしまいます。
どうにも落ち着きがなかったり、自分の世界に閉じ篭ってコミュニケーションを取ろうとい
う努力が見えなかったり、或いは良識的な(と表現すると、十中八九当人らを苦悩させてし
まうのですが)判断力を蹴ってまで突っ走ってしまうような衝動性──いわゆるメンヘラと
でも言うべき性格群。
これが全く接点のない相手ならば遠巻きに眺め、そしてこちらからそっと立ち去るだけでよ
かったのに、なまじこの道に関わり立ってしまったが故に彼・彼女らを“切り捨てる”訳に
はいかなくなった。そんな心持で関わろうものなら僕は間違いなく失格なのです。勿論全て
の(大きな括りで)痛んだ人達を救うんだ、的な正義感は大風呂敷過ぎるし、結局は無責任
と紙一重なのだけど、少なくとも現状の自分では、彼らと同じ空間(作業場)で過ごす程度
が限界──波を荒立てずに済む距離感で。でもそれだけでは、駄目なんだと。これまで多く
の人達が僕の痛みの為に奔走してくれ、或いは迷惑を被った過去に報いる為にも、この道を
歩いていくのなら僕はもっとそんな同胞達に寄り添わなきゃならない。もう自分の抱えた痛
みだけではなく、他の誰かの荷物を少しでも持ってあげられるようにならねばならない。
……尤もこういった思考を、一方では「偽善」や「高慢」と云うのかもしれませんが。

僕自身の問題として、今後の資力を築かねばならない。
その為に今の自分に辛うじて具体的に視えている道があるとすれば、現在のお仕事と自身の
物書き活動です。“普通のサラリーマン”はもう──気持的にもキャリア的にも、持って生
まれてしまった性分的にも難しく感じる。ならばと夢見るのは、そうした兼業作家になるの
かな? と。そんな皮算用を。もう馬鹿みたいに繰り返した只の「あわよくば」だけど。

でも……現実は残酷だ。作家業なんてそれこそ基本博打で、よほど物好きでないとなれない
し続けられない。デビューした大半の者は二作目を出す前にそっと消えてゆく。そうでなく
とも障害持ち・病気持ちの就職というのは門が狭い。例えば「発達障害 採用」と検索して
みれば、その予測変換に「採用してしまった」という文言がちらつく世知辛さ。世の中とは
それくらいの理解しか僕らには持っていない。……そりゃそうよね。よほど経営的に余力が
あったり、上に立つ人間がこちら方面に信念を持っておられない限り、大多数の「普通」の
人間は自分の日常──仕事の邪魔になるような他人(じんざい)なんてノーサンキューだ。
ぶっちゃけ足を引っ張られて要らぬ手間に捕らわれたくはない。そうめいめいに余力なんて
無い。以前、癲癇(てんかん)を隠したまま就職し、運転中に事故を起こした人があちこち
から責められていたけど、裏を返せば彼のような同胞の側もそういった現実を分かっている
からこそ黙り通すしかなかったんだろうなあと思ったものです。

だけど、少なくとも僕らはそこで社会と闘おうとか、恨もうとか、そういった方向に舵を切
るべきではないんだよなあともまた。

もうこちらでは飽きるほどの持論ですが、争いなんて大厭いですので。
互いを理解し、綺麗に溶け合って共存共栄できるならやってみろってもので。現実は何とか
ギスギスが表沙汰にならない程度に、同じ社会(ばしょ)にすし詰めになりながら、如何に
やり過ごすか? みたいな着地点になるのでしょう。だから痛んだ人達に寄り添うのだとし
ても、世の「普通」の人達との橋渡しになるのだとしても、○○を倒してもっと生き易い世
界を作るんだ!的なアプローチだけは絶対に違う。僕らが模索すべきはもっとこの世の中を
“多車線”にする、そんな方向性の為の働きなのだと思うのです。

……うーん。相変わらず要領を得ない。

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  1. 2017/08/17(木) 23:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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