日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)今更だろうと自嘲(わら)えども

空梅雨に バケツぶちまく 一服の 涼しき空気 もっともっとと

……晴れだろうが雨だろうが極端やねん(´A`)
どうもこんにちは。きっかり一週間ぶりです。昨日はバケツをひっくり返したかのような雨
でしたね。ここ暫く空梅雨の続いていた大地にはちょうどよい清涼剤だったであろうとは思
いますが、確か前回のオフ日も雨だったんですよねえ。何とも間が悪い……。

さて一昨日、サハラ~の二十六章をUPしました。13エピソード目後編です。書いている内に
当初のプロット以上に重いお話になってしまったような気がしますが、別に今に始まった事
でもなし。宜しければお付き合いくださいm(_ _)m

加えて気付けば早いもので、シーズン2も残り1エピソード(二章)分のみとなりました。
時間的にはもう少し先の事になりますが、またしてものプロット作成が迫ります。今の内に
心積もりを始めておいた方がいいでしょうね。どんな大筋の流れにするかという問いは勿論
のこと、割と肝になるのは「どの時点で畳むか」であったりします。他の、もっと交流を積
極的になさっている創作人さんはそのレスポンスの如何で調整を図っているのでしょうが、
自分の場合はレスは来たらラッキーぐらいの認識ですので。元より手前の都合と趣味嗜好で
ゴリ押しているスケジューリングな分、その辺であれこれ気を揉む必要もなく、気が楽だと
言ってしまえば楽なのかもしれませんが。
ともあれ、自分の中に“楽しくてやっている”を少しでも残しつつ活動せねばなりません。
これが全てある種の義務感(ノルマ的なもの)に成り代わってしまえば、その寿命は少しず
つしかし確実に縮んでゆく事になるのでしょうから……。

……嗚呼。もう二度とやらないぞ、こんな無茶;

今月は(ユー録の)プロット作成を終えたのが月初めを跨いでだったので、最初は月二本の
元のペースに戻すかどうか少し迷っていました。ただ結局、筆を執る間を空け過ぎたくない
と、一旦来月になるのを待たずに書き始めたのは当庵の投稿日時からも明らかでして……。
疲れるって分かってたんですけどねえ。これまでは少なくとも隔週(一週間はインターバル)
で執筆モードというリズムを繰り返していたのですが、案の定前半、ユー録を更新し終えた
後にぐったりと。寝溜めて栄養剤も飲んで、何とか後半現在には持ち直して予定とした連荘
を済ませる事はできましたが……。

これで来月からは、通常運転(?)のペースが刻める。
例の如く、束の間の安堵とインターバルを挟み、また今後は再来週ぐらいに。

長編系を月二本で隔週、毎週の三題に、出来る範囲でプラスアルファ。
正直もう、とうに誰得なんだよと問うて久しいですが、それでも体力気力の限り続けていき
たいなあと思います。

良くも悪くも、創作とは自分にとって無くてはならないもので、精神そのものなのですから。


それは先日通院でのこと。
今回は珍しく待合が空いている方だったので、えいやと時間を取って待ち、久しぶりに主治
医の先生と話してきました。その際、かねてより自身の体力がない(すぐに疲れる)ことに
ついて一体如何したものか、実際のところ原因は何なのか──単純に歳なのか、或いは数年
間臥せっていたことが影響しているのだろうかと訊ねてみたのですが……。

『後者だねえ。君くらいの若さで歳だーって言ってたら、私なんかもう死んでるよ(笑)』

……やっぱりだったかあ。以前より「もしかして?」と繰り返し嘯いていたとはいえ、こう
実際に専門家から断定されてしまうとまた別格の感慨──衝撃があります。先生はそう答え
た時も後も、あまり深刻な風には仰っていませんでしたが、僕個人は自分の中で、何か芯の
ようなものがぐるぐると暗い所へ落ちてゆく心地がしていました。

というのも、以前よりもしこの貧弱さが臥せっていた事による後遺症なら、おそらく二度と
元には戻らないのだろうなぁという予感があったからです。リハビリ的な行為を続けていれ
ば多少は回復するのでしょうが、加齢による衰えもありますから“全盛期”には戻らない。
元より人生の内、若さの盛りであった時分を臥せって過ごしたという事実はもう消しようが
ない訳です。

いや、臥せった経験があったからこそ、今の自分がある。
いや、人生の中で立ち止まる時期が必要だったんだ。さもなくば壊れていた。

……しばしば、痛んだ人達(というより周りの支援者?)がそういう感じの言い回しをする
じゃないですか。敢えて肯定するというか、キラキラさせたワードというか。痛んだ経験の
ある人間の方が、優れた個性やら一芸を秘めているんだとか何とか。
冗談じゃない。僕もいわゆる痛んだ人間、メンヘラの括りになると思うのですが、一周回っ
て痛感するのは真逆ですよ。怪我・病気・対人関係──理由はどうあれ、すんなりと既存の
レールに乗れて何ともなく過ごせるに越した事はないに決まっているじゃないですか。それ
が出来なかったから、逆説的に言えば、それだけこちら側に転がり落ちてしまった人間は悩
むし苦しむんです。とにかく後悔なんです。事実、それだけの時間(リソース)は“無駄”
に消費された後になっているんですから。

病んだけれど、一芸で当てて成功。逆転のエピソード。
それは所詮、結果論だと思うんですよね。何よりも病んで脱落した人間の全部が全部、そこ
まで昇華できるほどの芸や才を持ち合わせている訳じゃない。落ち着いて見渡せば明らかな
筈なんです。なのにそんなごく一部の成功体験でもって、僕らを何か“無垢なもの”として
(外野が)嬉々として語る構図というのは……違うだろうと。近年、某徹夜なチャリティー
番組を揶揄して『感動ポルノ』などという言葉もあります。僕らが痛んだのは、別にそれら
を鑑賞する“健康な人”の為じゃない。ごくごく個人的な、弱さが原因だ。
秩序のレールから零れ落ち、更に痛んだ過去のある者としての、そんな期待の眼差しからも
零れ落ちて──。そりゃあ所謂メンヘラが後を絶たないのも無理かならぬ話です。結局何も
変わっていないのですよ。既存の秩序が要請する「役に立つ」に足りず、耐え切れずに脱落
していった者達にさえ、何かしらの秀でた一芸やら逆転のエピソード=感動を自分達に提供
できるようになる事を期待している。それはやはり、まだ脱落していない側が「役に立つ」
と認めなければ、痛もうが痛みまいが彼・彼女の存在を認めないとでも言える常態……。

ただ僕個人、だからと言って「俺をこんな風にした社会を憎む!」的な考えに囚われるのは
もう止そうと思っています(個人的に病状が落ち着き、お仕事に関われるようになった、精
神的な余裕が大きいのでしょうけど)
そうやって既存の社会、秩序を敵視して“闘争”するだなんて徒労だし、何よりも自分に嫌
ってきたタイプの人間だし、そもそも痛んだ原因を他人に転嫁している時点で美しくない。
そりゃあ多少なりとも社会──マクロ的な周囲の環境(無理解・無茶振り)も要因ではあっ
たのでしょうけど、一番のそれは他ならぬ自分の弱さが招いたことだった筈です。或いは追
い詰められるような心身・経済的な状況下にあったとしても、呑まれるままで耐え抜き切り
抜ける術を持たなかった(発揮しなかった)のは間違いなく落ち度──自らの破滅を招いた
怠慢ではなかったのでしょうか? こういう言い方をすると、現在も病んでいる人達には酷
ですし、同族嫌悪は醜いなどと思われるかもしれません。ただ僕は、自分自身、こうして病
んでしまったことを徒に肯定したくも否定したくもないのです。個々人がどう認識しようと
も、病んでレールから外れた、そのことだけは取り消せない事実なのですから……。

“この数年間を、自分はふいにしてしまった”

現在の僕はそう思っています。だからこそ嘆いている暇も、綺麗なものに誤魔化して正当化
する暇もなく、出来る事なら取り戻したい。体力気力、経済力やキャリアだって。尤も実際
完全には取り戻せないし、一般の人々に比べて周回遅れの人生を送らざるを得ないという面
は否めないけれど。

それでも動かなきゃ。動いて、少しでも取り戻さなきゃ。
勿体無さ、反動、揺り戻し。どうにもじっとしていられなくて──僕の場合、創作という形
で何か「成果」を積み上げてゆくことに拘りがちで──しばしば周りから休めと言われるけ
れど、意識の何処かで常に焦りはちらつく。焦った所でどうしようもなく、自分の歩幅でし
か進めないし、必ずしも捗るとは限らないのだけど、せめて心持ちの上ではそれぐらい詰め
込んでいかないと自分は追いつけないんじゃないかと思ってならないのです。

……その辺も含めて、自罰癖がなあ。

まぁどうせ、身体が限界に来たら(気力も切れて)動けなくなるんだし。

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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