日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)ルーティン・シンクモア

(º﹃º)……疲れた。

大型連休と五月病を乗り越えたら、今月も折り返しを過ぎていました。気候も春の控えめな
どいつの間にか何処へやら。ちょくちょく暑いぐらいです。陽などを浴びて淡かった周辺の
木の葉達も、気付けば自己主張する濃さに。嗚呼、色々と厄介な夏──初夏の気配がが。

どうも。暫くぶりです、長月です。これくらいでちょうど十日ほどだとカレンダーで数え、
やっぱりと言うべきか思いの外と言うべきか、更新頻度としては空いてしまうなあなどと。
(尤も他所様を見る限りブログ形式のそれは大抵がもっと開いているものだし、当庵は基本
毎週の三題やこうした雑記を細々と挟んでいるからこそではあるのでしょうけど……)

先日、サハラ~の二十五章をUPしました。13エピソード目前編です。現行シーズン2も何だ
かんだと終わりが見えてきました。なろうさんの粗筋欄で記しているように、残存プロット
は今回を含めて四章──エピソード二つ分のみとなりました。変身ヒーロー物という自身の
趣味で突っ走り、ジャンル区分(SF)故か如何せんレスポンスには恵まれませんが、もし
お楽しみいただければ是幸いですm(_ _)m また一方、ユー録のプロット作成も昨日の時点で
残り三章分まで来ました。どうかな? 今月中には終わるかな……?

……しかしまぁ、一連の創作活動もすっかり生活の一部になって久しい。

勿論その月ごと章ごとに内容は違うし、頭から起こして全く同じ文章なんて書ける訳ないん
だけど、結局コンテンツとして括れば“同じもの”を延々──それこそ何年も続けているの
であって(例の如く不定期な発作的なものだと思いたいが)やっぱり少なからずマンネリ化
しているというか、藝が鈍るんじゃないかというか……。作者たる自身はもう、惰性も手伝
って半端に終わらせたくない──今更退けないと思っているけれど、それって間違いなく手
に取ってくれる側のことを考えてないよなあと。少し前に最近デビューした作家さんの配信
を観ていて、やはり『読んで貰う努力』をしないことには、何処かで必ず頭打ちから抜け出
せない時というものは来るんだろうなあと再認識してしまいまして。少なくともその言葉を
「戦略」だの「自分が折れる」だのといったニュアンスでしか受け取れない以上は、この営
みをお仕事として昇華してみせるのは難しいのだろうと思うのでありまして……。

もう鬱陶しいほど繰り返し有言不実行なままですが、新しいことをしていかなくちゃなあ。

新連載? 単発? せっかく今ちょうどプロット作りの熱が戻って来ているのだから、それ
に併せてもう一つ二つ。しかし現実問題、今以上に本数を増やして如何捌くのかという思案
なしにはほぼ確実に途中でバテる。自分の中で一番現状のペースに合っている案は、隔月で
長編系を回すことで一月あたりの本数を増やさずに余力を維持する(AB→AC→BC)的
なスケジューリング。但しこれであろうとなかろうと、どのみち作品個別での更新頻度は落
ちてしまうので、結局またずるずると見送りになっている。さりとてほぼ日とか三題みたく
毎週とかは無理ですしね……持続してゆく未来が見えない……。悔しいですが、若さでその
辺をごり押すなんてスタイルは、もう通用してくれない身なのでございます_| ̄|○


そう。何が辛いって、どう頑張ってみても体力が続かない(に応じて気力も)ってことで。

何かしらの形でものを創っている方なら分かってくれると思うのですが、この手の活動って
もの凄くエネルギーを使うんですよね……傍目以上に『身体が資本』の占めるウェイトが大
きいというか、直に響いてしまうというか。
言うなれば基礎スペックが劣っていると分かっているにも拘わらず、他の作家さんと競おう
とするようなものですからね。僕個人、現状そこまでゴリゴリにライバル意識を持って他の
創作人さんを観ているつもりではありませんが、正直を言えば(若さを含め)羨ましいなあ
という気持ちがあるのは否定できません。満たされるまで、心の赴くままに、自身の物語に
齧り付き続けられる……何て幸せなんだろう(中毒)

創ることは楽しいです。しんどい時も少なくないけれど、着想なり進捗がカチッと自分の中
で嵌った時・タームにおける快感は文字通り病み付きになる。人によってはいい歳をこいて
まだとか現を抜かしていると感じるのでしょうが、気付けば僕にとっての中心軸はこの営み
になりました。感情と字面を行き来し、それら思考の箱庭として、藝として形にすることを
許される手段──スキルを極振りしてきたが故に今更後戻りできない、という面も実際否定
はできませんが。

ただ……この愉しみはあくまで僕「自身」のものに過ぎません。本当にこの道を一つの藝と
して突き詰め、他人様に迷惑を掛けずに縁(よすが)として生きてゆくならば、そんな己の
物語達が「相手」にとって意味のある──なるべく無駄にならないような配慮ができて然る
べきだとも脳裏の一角で考えるのです。自罰にも似て訴え掛けるのです。

だってそうじゃないですか。自分の書いた物語(ないし文章)を誰かが読んでくれるという
ことは、その誰かの時間=他者の有限なリソースの一部を、間接的にとはいえ奪う行為でも
ある筈です。確かに“悪縁も縁”で誰が何を読もうが基本“自己責任”ではあるのですが、
かといって作者と読者、どちらかだけしかwinになれないなんて間違っている。シリアスな
物語はしばしば救いのない「現実」を映すものだけれど、そうして斜に構えた訳知り顔でも
って高み(と思っている立ち位置)から突き放すのが通だとのたまうのは、傲慢です。

明るく円満な物語はその雰囲気に。暗く悲劇な物語は顧みる一助に。
手に取った誰かにとって「糧」になる形は、何も画一的でははない筈で……。

その上で自分という書き手はどんな物語を好み、どんなニーズの人々に向けて書くのか意識
することは──掲載の段階でそういった棲み分けも為されればより──廻り回って手に取ら
れた結果“悪縁”になってしまうというミスマッチを多少なりとも減らすことにも繋がると
思うのです。
折角自分が費やして創ったものを、誰がかそのリソースを割いて見てくれる。
たとえ百パーセント来る人来る人の要望に答えて物語を創る事ができずとも──世の中には
それ“しか”できない、逆方向に器用な書き手さんもいるようですが──せめてそういった
心構えだけでも持つのがきっと筋というものです。どだい創作は出発点が我欲で、僕ら作者
は我が儘だとしても、発想次第で足りぬ(納得し切れぬ)エンタメ精神を補うことは、装う
ことは不可能ではない筈なのです。
(もしも否だというのなら、本質的に創作活動とは不幸でしかなくなる。だけど観測範囲上
の創作人さんの大半は──寧ろ我欲に吹っ切れているのもあるけど──楽しそうです。誰か
が不快に思うからって、イコールこちらが悪いなんて理屈は通らない。結局パワーゲームの
末の表現規制というだけです)
……だからこそ、手に取ってくれる誰かのリソースを割かせ続けるのは如何なものかと、僕
は自身の半ばルーティン化した何年も同じ連載を見ていて思うのです。個人的にはしばしば
しんどくて、楽しいけれど、この続き続きとなってゆく形が「徒に続いて」いやしないか?
と問えば問うほど自信(自負?)など簡単に吹き飛んでしまう。ならばいっそ、もっと一作
一作をサクッと終わらせて傍目からにも身軽でいやすくするよう心掛けた方が、ユーザビリ
ティの観点からも好ましいのでは? と……。

まぁそんな発作的に出るこちら側からの懸念も、結局手に取る側の自己責任──自由な判断
で好きに切ればいい、続ければいいと答えてしまえばそれまでなのですけど。
拙作ユー録然り。今更感が強いのですが、僕個人新しくお話を書く機会があるにつけて色々
とゆっくり試行錯誤はしているつもりです。三題に至っては一話完結式ですし、サハラ~は
二章で1エピソード、一つの事件を扱っては区切る方式を採っています。ただ後者のような
形でも、結局は以前のエピソードありきで人物関係が進んでいく場合が多いので、実質一本
の筋になってしまっている状態です。上手くいかない。あと他にも作品数を重ねてゆくと似
通った属性の案ばかりが目立つので、余計に自身GOサインを出し難いという点も……。
(単にインプットが足りないからなのでしょうけどね。n番煎じの悪手リスクを抱えるとし
ても、引き出しの多さ=新規にアイデアを組み上げる際の材料の豊富さ、ですから。長い目
でみれば最大の武器になる筈ですし……)

しかしうだうだと、そうAへ傾きBへ傾きして考えるに、作品としてのwin-winの理想形とは
おそらく「愛されるシリーズ物」なのでしょうね。作者としては(前提として)自分の好き
な物語世界をなるべく長く──もしプロであれば商売的にも──使い続けられますし、読者
の側も大よそそれらへ払うリソースを惜しまずに楽しんでくれると思われるからです。尤も
そこまでのヒットを出せた時点で作家としてはピークなのかもしれませんし、その実そこへ
至る前に多くの他作を積み重ねた筈です。運であり、縁であり、確実な近道なんてものはき
っとないのでしょう。
多作でめいめいの印象に委ねるか、看板作一つ二つ生まれりゃ幸運だと挑み続けるのか。
僕にはまだ選べません。多分、後者を夢見ながらも結果的に傍からみれば前者の部類になる
のかなぁという予感は(既に投下済みの本数を見つつ)あるのですけれど。

……結局何を言いたかったんだっけ? ああ、同じ連載ばかりでいいのかな? と、されど
理想はイコール自分な看板一つ二つ生み出せたという成果、か。

どちらにせよ、そんな野望(?)はそれこそ“他人”が手に取ってくれる・楽しんでくれる
為に何ができるのか? その最善を尽くさなければ叶いません。度々使う言い方を用いれば
「戦略」をすんなり受け入れること。感情とは別に合目的的ならば足掻かない。まぁそれが
中々できていないから、こうも長々と繰り返しぼやいている訳ですが(人間的っちゃ人間的
だけど、そのワードを以って礼賛は思考停止。自戒を込めて)

うーん。この雑記も結局「定期的に雑感をしたためるルーティン」でしかないなあ。

何とか突破口を、と思ったけれど、引き続きとかく数をこなし続けて新しい企画を練りつつ
尚且つそれをねじ込む隙を見逃さないようにするっていう無理難題の予感。

スポンサーサイト
  1. 2017/05/17(水) 23:30:00|
  2. 【雑記帳】
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<(企画)週刊三題「魔神彼女」 | ホーム | (長編)サハラ・セレクタブルⅡ〔25〕>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://higurasisouann.blog27.fc2.com/tb.php/869-011e8739
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
します。

訪問者累計

最新記事

最新発言

検索窓

月別履歴

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

分類/索引

【案内板】 (2)
【小説:短編】 (20)
本の蟲 (1)
硝子野不動産店 (1)
夏の日の幻影 (1)
四番線の彼女 (1)
夢視の宿 (1)
線を曳く町 (1)
炬燵の神様 (1)
三者三盗噺 (1)
色眼鏡 (1)
奴らは攻城戦師 (1)
詰め替える (1)
同じ籠の狢 (1)
二十年後の遺言 (1)
轍の先 (1)
水に流せば (1)
真夜中の御二柱 (1)
いつか見た夢 (1)
神様達の初詣 (1)
白い花束 (1)
丸の代償 (1)
【小説:長編】 (149)
Amethyst League (6)
アンティーク・ノート (3)
ユウキのヒカリ (5)
NIGHT GUNNERS (5)
レディ・ルーン-Bonds of RU'MEL- (6)
ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle- (87)
死に損いのデッドレス (5)
Dear SORCERY (4)
サハラ・セレクタブル (28)
【企画処】 (340)
週刊三題 (330)
その他参加物 (10)
【資料庫】 (15)
【落書帳】 (6)
【詩歌帳】 (6)
【雑記帳】 (319)
【読書棚】 (30)
【遊戯倉】 (24)
path. (4)
decide: (3)
ユー録FW (16)

記事録

交友関係

このブログをリンクに追加する

(RSSリンク)

(QRコード)

QR

@long_month からのツイート