日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)遅い気がする一年の計

明けました\(松)/2017来たる

年末もあっという間に過ぎ、かと思えば正月休みもあっという間に過ぎ、大よそ今日で世間
はどこもかしこも仕事始めだと思われます。皆さんはどのように過ごされたでしょうか?

自分は……ほぼ寝正月でしたね。結構長いお休みを貰えたこともあり、大掃除などの仕事さ
え終わればしめたもので、三賀日の間に初詣に出掛けたくらいで、後はだるだるんと惰眠を
貪って終わったという印象しかありません;
なので、すっかり鈍ってしまいました。身体も(元々そう)なのですが、精神が。多分休み
だからガッツリ遊ぼうと目論んだせいで企画倒れになったのが切欠だと思うのですが、年始
すぐ辺りにガクンと気持ちが折れて、新年早々正月鬱?になっていました。それから立て続
けに眠っては起き、眠っては起きをして先日ようやく回復したのですが、如何せん年に一回
しかない時期を逸したなあという現実は覆し難く……('、3_ヽ)_

当稿現在、ユー録の次章の執筆モードに入っています。ですが上述のように中途半端なタイ
ミングで始め、何よりコンディションが中々整わなかったこともあり、原稿が上がってUPの
準備も連続して行っていくとすると次の三題と被りそうです。なのでこちらの目途がついた
ら一旦脇に置き、三題を先に消化しようかなと考えています。そしてこの雑記も、正月休み
に休み過ぎて間の空いてしまった月別履歴に青囲いを差し込もうとしたためられ始めたもの
だったり……。

ともあれ本年も私(わたくし)長月と、当『日暮創庵』を宜しくお願い致します。

新年の挨拶が遅くなってしまいましたが、これまで手に取ってくださっていた方は引き続き、
初めてだよという方は初めまして。相変わらず(性懲りもなく)硬い・長い・臭いの三拍子
が揃った──揃ってしまった拙作らと、どうか気長に生温かくお付き合いくださいm(_ _)m

追記(1/9):ユー録の八十一章をUPしました。


(さて、新年最初の雑記だけども、一体何を書けばいいのやら……)

いざ文章を起こし始めたはいいものの、そもそも前回の雑記が年末で、それからの一週間程
はほぼ正月休みだった訳で、正直その間の雑感といえば上述のように「寝正月」の一言で終
わってしまうのですが。
それでも……流石に投げっ放しかなぁと思い、字数を重ねます。ちょうど初詣にも行ったこ
とですし、今年の抱負的なものでも考えてみましょうか。

一年の計は元旦にあり、とはよく云いますが、はたして自分はこの2017年をどのように過ご
したいのか? 否、どのような成長を成果を掴み取りたいのか?
半ば家人に引っ張り出される格好で出掛けた初詣でしたが、それでも一応お賽銭を投げて願
を掛けては来たのですよ。普段そう信仰の篤い、足繁く通う訳でもなく十中八九今年はこの
参拝のみになるだろうなぁという程度の人間ですが、それでも神前に立つとあれやこれやと
願ってはしまう。

『もっと体力がついて、身体が引き締まりますように』
『もっと手に職をつけて、自活力が上がりますように』
『もっと執筆スキルをつけて、作家になれますように』

……まぁ欲張り過ぎと言えば否定できませんが、大よそこんな感じ。例の如く「普通」から
外れて久しいこの身を何とか建て直し、あわよくば何だかんだと憧れが燻り続ける夢も叶っ
たらいいなあと、そんな変わり映えのしない願い。というか口外したら願掛けって失効だっけ?
一緒に参拝した家人は何を願っていたのだろう?
長く臥せっていた失敗作(ぼく)を、許してくれているのだろうか?
少なくともああして外に出てゆく、仮ではありながら働いているという時点で、もう一頃に
比べれば大分マシだとは思うのだけれど……今まで(もこの先も)毎日疲れながら生計を立
て続けてきたその背中を見ていたから、やっぱりもっと具体的に報いなきゃとは思う。

そんな事を、今年の初詣の記憶を引っ張り出して書きながらぼやっと。
そういえばこれまで僕は○○になる、という「行き先」の話はよくしてきたけれど、じゃあ
仮にそれらが果たされた時、自分はどうするのだろう? と考える。
身体が引き締まる。もっと体力がつく──お仕事や日々の活動をより精力的にこなせるだけ
のキャパシティの元を造り終える。
手に職をつけるなりして、自活を果たす──親を安心させることはできるだろうけど、では
肝心の自分はそれでどうする? 次、どうする? 何を目標に生きる?
執筆スキルを磨く。書き続ける。理想は作家──これこそ皮算用って奴だけれども、大抵の
先生はその身分が長く続かないことを知っている。だから必死になるし、色んなお仕事を受
けてゆくようになる(文章系の何でも屋? 勿論その人によってどんな広がり方、途絶え方
になるかは千差万別なのだろうけど)書き続けられること、書いてていいよと言われ続けら
れることが目標? 僕にとっての生きること?

……何だろう。途端にプツッと未来の自分の「道」が切れてなくなっている、真っ暗の中に
吸い込まれていくイメージがしてならない。今であっぷあっぷしているのに未来の心配なん
てしている場合じゃないだろ、とは自身にツッコミを入れるのだけど、一方であまりに今の
目標がそれ「だけ」になってしまうと、後々また蹴躓きそうな……。

『働いている中に休みがあるんじゃない! 休む為に働いてるんだ!』というのはインター
ネッツ上で見かけた誰がしかの云い。でもこれって、現代人にとっては結構忘れてしまって
いる基本スタンスのような気がするのです。
とある学者さんの話では、江戸時代くらいまでの日本人は『かかあとガキの飯を稼げば後は
遊ぶ』という生き方だったそうです。必要な銭さえ確保できれば、後はまったりする。自分
の人生を楽しむ時間にドッパとつぎ込む。先ほどの云いではないですけど、大元には遊びが
あって、仕事は必要があったからやっていた的な扱い。
なのに今の時代は、とにかく働け働け、食えないから残業代すら有り難い。寧ろ無いと困る
っていうパターンの庶民も少なからずいる。
……去年の電通過労自殺事件もそうだけど、死ぬまで働くことを強いられる環境というのは、
他でもないこうした手段と目的の逆転した強迫観念が僕らの間に蔓延していることに起因し
ているんじゃないかと。先述の学者さんはこうも言っていました。明治に入り、欧米の労働
観を取り入れたことでおかしくなった。労働を「義務」にして、全国津々浦々を専ら経済を
回す為にばかり強いるようになった、と……。

はいはい、嫌儲嫌儲。多分これを読んでいる方は(というか自分も)そんな白けを何処かで
覚えているやもしれません。
ですが、今でも僕は心のないカネモウケは嫌いですよ? 確かに今でこそ現在の作業場とい
う恵まれた環境があって黙々と働いていますが、それはある程度マイペースで構わないから
です。成人男性の務めを果たせたことへの安堵に過ぎません。うちの作業場は理由こそ様々
であれ、何かしら社会の中にいて“痛んだ”経験を抱えた──どうしようもなく躓いてしま
った人達が集まっています。だからこそ尚の事、こんな軋みを生み、それでもまだ僕らの事
を「弱者」と呼んで憚らないカケモウケが蔓延る世界を……少なからず憎んでいる。憎んで
いた時期が、過去形にしろ現在進行形にしろあった。全ての人間を幸福にできるシステムを
人間はおそらくこの先も作り出せはしないのだろうけど、ただ邁進する以外の「道」が用意
され、或いは切り拓くことすらできないような世界じゃあ、僕以外の誰かもいずれこのはた
と途切れた先の真っ暗闇に落ちてしまうんじゃないか──それが廻り回れば、年老いてから
の喪失状態(ロス)に直結するのではないかと考えるのです。

だいぶ話がうろうろと迷ったけれど。
僕らは「今」の目標に向かって頑張り、それが果たされたら「未来」──その時点ではもう
現在の次の目標をまた設定して突き進まないといけない・当たり前という一辺倒なタフネス
さだけじゃなく、立ち止まって思案し、色んな道をこさえ加えられるぐらいの柔軟性を許し
てもいいんじゃないでしょうか? 同じように堅い幹線道路を突き進んで皆一緒に行き詰ま
るより、誰かがそれまでに脇道を作り、担い手になる。そんな生き方があってもいいんじゃ
ないでしょうか? 勿論、誰もが方々のクリエイターにならなければならない、なんてこと
はない。だけども誰もがなり得れるという世の中の方が、きっと“遊び”に満ちていると、
僕は思います。

何故に選んだか、本能がそうさせたのか、僕は物書きです。
担い手の下で利用し、消費し、めいめいに羽を休めることに専念する人生もいいけれど、や
っぱり僕は何処かで担い手になりたいのかな? と自問します。

言葉という手段でアタリマエに挑み、時に共存して育む側になっては、この世界で遊ぶ。

押し付ける訳ではない。不快だと罵られても、なるべく気にしないように。
この世界の何処かで意味を見出してくれる誰かの為に、そして自分自身の為に物語を書き、
それっぽく何某かのメッセージを梱包し続けたい。
そういったものが仕事として他人びととの関係性の間で成立すればいいなあ。中々この我の
強い凝り性は利他的に専心はできないけど、せめて許されるというのなら、看板が欲しい。

……うーん。結局具体策に乏しいというか、ぼやっとしている。

ただ言えることは、身体も精神も、地道に鍛え続けるしかないということ。どんな道を進ん
でどんな道を作り足すにしても、キャパシティを育てなければ始まらないってこと。

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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