日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)二〇一六、締め括りに代えて

仕事納め\(^o^)/冬休み

今年も残す所三日となりました。業種によってはこれからこそ忙しい環境の方も少なくない
(或いは関係がない)とは思いますが、自分はつい先日本年のシフトを勤め終えた所です。
にわかにどよんと曇りが多くなってきた天に、キンと芯に響くような冷たさの空気。こちら
では昨日軽く積雪もありました。目に見えぬ冷たさ、独特の物寂しさ──歳末らしい風景と
言えばらしいですけど、今年はバタバタッと、ちょっと急に詰めて来られた感じかな……?

カレンダー的にもコンディション的にも、当稿が本年最後の更新記事になると思われます。
新年一発目の三題は水面下で練っていくにせよ、エネルギーの向きが変わってしまっている
というか、欠けている感じです。冬休みだとだるだるし始めた途端に筆が鈍った……。なの
で繋ぎとリハビリ?も兼ねてこの雑感を書いている、というのが正直な所φ(・_・;)

今年は皆さん、どんな一年でしたか?

自分にとっては例によって創作に明け暮れた一年、そして作業場に通い始めて二年目(丸々
はもう四半期ほど先)となる一年でありました。良くも悪くも環境に慣れ、否、慣れ過ぎて
埋没──居座るみたいな形にはなりはしないか? という心配もあったりなかったり。でも
ここ暫くは、胃炎なり疲労で寝込むなど寄る年波も顕著だったりで、そんな「平穏無事」が
「いつも通り」が如何に有り難いことかを痛感した一年でもあったように思います。
                おっさん化するからガタが来るのか、ガタが来たからおっさん化するのか……?

一週間程度の休みですが、存分に楽しもうと思います(臥せっていた頃はそれこそ毎日が休
みだったせいもあり、随分とふいにしてきちゃいましたしね。そんな意味でも日々の有り難
味に気付いた昨今ではあるのか)
年明けからも、更新は予定通り行ってゆくつもりです。
参考までに、先ずは一月第一週分の三題。その後はユー録の次章。一応正月間は休むに徹し
ようと思っていますが、経験上創らないままでいると疼くので、三題が上がった傍からまた
書いているかもしれません。そこから一週程クールタイムを設けて次の三題に掛かりつつ、
今度はサハラ~の次章──なので、カレンダー的には新年早々掛かった方が来月・再来月と
やや楽にはなると思いますが、現状はまだ未定。まぁその時のコンディション次第ですね。

……結局、自分のセカイにどっぷりなんだよなあ。

ともあれ皆さんも、良いお年を(= =)ノ


(締めの挨拶をしておきながら続きというのも不恰好な話ですが)ここから先はもっと個人
的な振り返りをつらつらと書いていこうかなと思います。

当庵を中心とした創作活動──こと小説は現在、週一で三題。月一でユー録とサハラ~を章
単位でそれぞれ月の上旬と下旬に。あとはこれらの合間に雑記を書きーの、思いついた短歌
がある程度溜まれば載せーの、或いはtktkやら積ん読を消化したり増やしたりしーの。
お仕事(B型作業所)も今月で二年目──厳密には一年と九ヶ月の大よそが過ぎ、すっかり
良くも悪くも慣れて久しい状態です。比較的病んでる度(?)がマシな部類というのもあっ
てか、気付けば準スタッフ的に色々な雑務にも関わらせて貰えるようになりました。一般的
なサラリーマンではないにせよ、朝起きて出勤し、仕事をしてお給料を貰うという当たり前
のことが自分にも出来るようになって、臥せってから十年近く背負い込んできた肩の荷も今
ではすっかり軽くなったのを実感します。

……ただ、それで全て解決万々歳という訳では決してなく。

順繰りに指折り数えてゆけば、先ずはこの身体でしょうか。昔に比べればずっと治癒したと
はいえ、長らく怠惰の中に沈んでいた現実は動かしようもなく、おそらく世間一般的な水準
のバイタリティに追いつくことは難しいでしょう。お仕事と併行するようになった去年一年
目はまだウヒョー!と高揚感が勝っていた部分がありますが、今年はそれらを気付けば内々
で冷ましてゆくに充分なほどの衰えを実感する年でした。

──何をするにも、体力気力が長くもたない。

創作活動として作業に勤しむにも然り、執筆モードと称して更新稿を書かんとしている時分
にも然り。以前はまだ情熱のままに長く粘っていられたような気がするのですが、ここ最近
数ヶ月を振り返ってみれば、1シーンを書いたら一旦軽くでも寝ないと中々自分の中で納得
できる水準までバイタリティが浮き上がって来ない。顔を洗うだの水分補給をするだの少し
休憩してすぐ次に掛かれるパターンならいい方で、それは大抵その前に仕上げた分量が控え
目だったから。そもそも一呼吸で形にできる分量自体がぐっと減った気がするのですよね。
それだけ洗練されてきたと言えば聞こえはいいのですが……。それでも長大なのは変わらない。
加えてこの営みを続けて、どんな意味があるのだろう?
もっと具体的に言うと僕自身に及ぶメリットですね。現状趣味っちゃ趣味なんですが、一応
この世の数多いるワナビの一人ではある訳でして。あわよくば──そんなふわふわした態度
だから垣根を越えられないんだろうけれど、現実の今とこれからの生計・周りの人々のこと
を考えると(せっかくここまで磨いてきたスキルなんだから)食い扶持になる方向に持って
いければ僕も彼らもwin-winにはなるよなあと。

──いつか、必ず“終わり”は来る。

昔、もっと臥せって鬱々とし、潔癖なまでに世の中を疎んでいた頃。僕は心ないカネモウケ
なんて嫌だ、的なことを割と本気で考えていました。……馬鹿ですよね。色々とセルフ論破
する角度はありましょうが、ともかく現実というものから逃げ続けていた。自分と現実=世
間というものを分断しよう分断しようと願っていた(今も多少そのきらいはあるのですが)
気取ることも何もなく、金がなければ死ぬのです。生きてはゆけないのです。どれだけ高尚
なことを言ってみせたとしても、他人の親のライフラインに寄生している現実を砕く力など
持っていない(まぁ経済活動自体が、自分にはできない・難しいことを他人にやって貰って
代わりにお金を払わされるその循環を云うので、そもそもそこの文明社会でそういったサイ
クルから逃れる術って基本的に無いんですよねえ。それこそ自給自足の野生児にでもならな
きゃ遮断すら困難……)自分が行き倒れて朽ちるし、先ずその前に親が死ぬ。今まで当たり
前だった生活、自宅のインフラすら維持できなくなる。そんな未来を思うと──表に出さず
とも正直焦りしかないのです。だって僕にはリアル生活で誇れるものが殆どないのだから。
空っぽで、周回遅れなんだから。……その意味で、臥せって鬱々としていたこの十年近くは
はっきり言って「無駄」だったんでしょうね。つい作業所なり福祉、ケアの面から語ろうと
して「否、あれも意味があったんだ!」って言いたくなるけど、それは今があるからこその
結果論であって、コスパを考えてもその大部分はやはりふいにした部分が多い筈です。まぁ
そうやって厳しく自分を責めることで、戒めてみせることで、このクソな自尊心を逆説的に
守っているというカラクリなんでしょうけど……。

ともあれ、稼がないといけない。別に億万長者でなくてもいいから、せめて親や世間に顔向
けできるくらいの自活能力を獲得できるように。
焦りなんだろうなあとは、思うけれど。生まれてきたこと・今まで育ってきてくれたことが
一番の親孝行だよと以前所長に慰められたけれど、やっぱり。
僕は……やっぱり「報いなきゃ」って思いがどうしてもあります。幼い頃は癇癪持ちで周り
に迷惑ばかり掛けていたし、ある程度成長して勉強に勤しむ(見返してやろうとした)よう
になっても、結局向けられるのは嫉妬ばかりだと知り──後々にそんな成績の高低が如何に
狭いセカイだったのかも知り──募ったのは絶望であり、厨二病であり。もしかしたらその
時に“堕ちて”いたかもしれない自分を意図せず救ってくれた友人達とも、今ではすっかり
疎遠になってしまった。煙草は嫌いだし、酒も薬を飲むようになってからはめっきり耐性が
なくなって、黙々と打ち込んでいるものはと言えば金にもならない創作活動。本格的に没頭
することになったのは療養生活に入ってからとはいえ、散々心身・時間・財産を注いで僕を
育ててくれたのに、成人したその息子が陥った結末は何年も続いたニート……。
今でこそ何も言わなくなりましたが、両親は絶望したんじゃないでしょうか? 僕が子供の
頃抱いた漠然としたおセンチなそれとは違って、もっと物質的・金銭的重さを伴った失望。
即ち「大損した」「失敗した(何故自分達の子が?)」という感覚。
損得のものじゃない、などと“徳”で語られることも多いけれど、少なくとも無視すること
はできないファクターですよ。少子化の原因って何だと思います? 勿論色々な要因がある
のでしょうけど、今以前の人達が結婚や妊娠・出産を「割に合わない」と判断しているから
ではないでしょうか。……正直、僕だって嫌ですね。自分の生家という後ろ姿の四苦八苦を
見ているのだから、そんな大きな大きな負担、背負いたくないですよ。縁と生活力があれば
また余力も違ってくるのでしょうけど、個人的にも自分のテリトリーに家人がわっさかわっ
さか動き回って五月蝿いのは嫌ですしね……。

(……いかん。どんどん脱線していく)

なので僕は「報いなきゃ」と思いがちです。もっと厳密に言えば「巻き返さなければ」か。
迷惑を掛け続けた両親に、周りの人達に、少しでも安堵できる自分を。確かにキャリア的に
も心身のレベル的にも世の“普通”に追いつくのはほぼ不可能──馴染まないこの性質だけ
ども、その違いを“特別”と勘違いして踏ん反り返るようなことだけはすまいと思う。例え
それが益体の無い足掻きであろうとも、日々己をアップデートせんとすることだけは忘れず
にいようと思う。尤もそれは他人のため以上に自身の興味関心でもあるからだが。

この先、僕という人間──の周りの環境がどうなるかなんて分からない。
最早ライフワークとなって久しい創作活動、今連載している作品なども、そもそも着地点が
見えないわ遠過ぎるわで長大だし、クオリティを含め維持できる心身の限界があとどれくら
い残っているのか分からない。お仕事も、今の作業所に埋没したままでは場所を変えた怠惰
でしかないし、そもそもあと何年ここが残っているのかも分からない。お金と気持ち、両方
の腰を下ろせる拠り所をまたいつ探さなければならないか分からない──怖い。だからその
前に自活できるようにならなきゃ。自分の稼ぎ口を持っておかなきゃ。そういった意味でも
物書きのスキルが──作家という生き方が夢と現実の間でうろうろしている。はたして自分
はその実現の為に、どれだけの行動を起こした? 努力をした? 技術を磨いてきた心算で
もそれはあさっての方向ではないか? そもそも、自分に適性はあるのか? 作家なら書い
ているだけでいいから、人付き合いをしなくても生きていける──そんな甘っちょろ過ぎな
動機だったこともありました(否、最初の時点でならもう覆せないか)TLでもしばしば見か
けるけれど、自営業という形である以上、作家さん達もそれぞれ宣伝や派生のお仕事でとに
かく「外」に出ていかないと食っていけない現実があるってのにさ……?

……うーん。折角の年末の締めだっていうのに、結局また愚痴を吐き出すばかりになる。

それにこうあーだこーだと言いながらも、今すぐに出来ることってどの道「今」をベースに
日々のタスクを積み上げてゆく以外にないからなあ。そこからちょっと、自分の射程範囲を
ズラして増やしていって、馴染ませてを繰り返すってのがこれまでの経験からの現実。まぁ
治療にせよ生計にせよ、もっと荒療治な方法も無い訳じゃないんだろうけども。

……来年、僕はどうなっているのかな?

相変わらず、無駄に硬くて長くて臭い文章を書いているんだろうか。相変わらずインドアで
人ごみが苦手で、自分のセカイに浸る為に他者の“雑音”──テレビや家人、ないし世間の
五月蝿さに敏感で避けてばかりなんだろうか。

相変わらず、内に在る我ばかり強くって、この世界と折り合えないままなんだろうか。

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  1. 2016/12/29(木) 00:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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