日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)テリトリィの話、キャパシティの話

φ_(:3 」∠)_

(今に始まった事じゃないけど、この執筆モードと更新明けに訪れる思考力のガス欠感よ)

こんにちは、長月です。先日、サハラ~の二十章をUPしました。
10エピソード目後編。如何せん新キャラが前面に出がちだった気もしますが……。
そして今回で、今年分の長編系の更新は終了となります。定期更新全体はまだ来週第五週分
の三題が残っていますが、それも済めばいよいよ書き納め──執筆スケジュールはほぼ完遂
でしょう。年末にもう一回くらい雑記を書くかもしれませんが、どちらにせよ今年分の小説
系は打ち止めになると思われます。m(_ _)m<今年も一年有難うございました。

本当に早いものです。まさに師「走」の如き。
個人的には痛いほどの朝冷えに身を硬くしたり、冬は胃腸が痛み易いというこの時期のジン
クスなのか或いは蓄積した疲労なのか、胃炎に罹っていたり。どうにも中々長く休まる期間
に恵まれなかった今月上半期でしたが、医者にもお世話になりつつ何とか生きてます。

……はたして、この一年でどれだけ書けたのかなあ。意味があったのかなあ。

サハラ~も今回で150部分突破と長丁場な作品になってきているけど、如何せんSFカテゴリ
ではニッチなのか、アクセスは伸び悩んでるままだし、そもそもに毎月の執筆スケジュール
で固めた今の生活も慣性と義務感で続けているのが不安材料といえば不安材料。野心として
は過去の自分(ユー録)に並び立ち、追い抜くぐらいの物語を、色々な創作に挑戦をして作
り出したいとは思うけど、この先自分の体力気力が十二分な水準を維持できるのかどうか。
年波や病気を言い訳に使うべきじゃないんだろうけど、もっともっとと思うほど、身体の方
がついてこない現実は拭えず、如何ともし難い。

現状1シーン書いては軽く寝て、起きてはまた1シーン書いては寝てを繰り返すメソッドを
採っているけれど、これって能率的にどうなんだろう? 本当、ほぼ日更新とか日に数万字
単位で書き続ける(プロの)方達ってどんな身体をしてるんだか……。何というかもう、最
近ではお仕事にという夢すら、体力的に無理ゲーな未来しか見えなくって困る_| ̄|○

……今年も、畳み方に難儀したまま終わりそうだなあ。


話は変わりますが、先日作業場で少し早い忘年会(もとい遠出の会食)がありました。去年
も訪れた山里素材のバイキングが楽しめる施設です。僕個人は上旬の胃炎もあり、野菜物を
中心に摂っていましたが、それでもつい食べ過ぎてしまう。一時間弱ほどの間ではありまし
たが、舌鼓を打たせて貰いました。

……ただねえ。如何せん遠出の外出というものに身体が慣れない。
美味しかったのは美味しかったのですが、現地までの移動と寝不足、満腹の眠気をいい感じ
に刺激してくる陽気などが合わさって、全体としてはぐったりしている時間が多かったよう
に思われます(その証拠に帰宅後、がっつり二時間ほど熟睡していました)
前回、去年に訪れた時よりはマシだったものの、それでも旅疲れをしたという事実は如何と
もし難く、改めて自身の体力(気力?)が貧弱だなぁと思わされた出来事でもありました。

何というか、単純に行動する為のエネルギー上限が足りないだけではなく、普段の生息範囲
を越える移動に対してもエネルギーが使われてしまうというような。平面的な“浅い低い”
だけではなく、奥行き的な“広い狭い”を失念していたような。
前者がキャパシティならば、後者はテリトリーとでも表現すべきものでしょうか。
……観念的過ぎるかな。ともかく改めて、自分には「足りない」ものが多過ぎる、と身に染
みた次第です。意識的に筋トレやウォーキング(?)を日課にし、体力作りをしてきた心算
だったのに、その結果はあまり満足いくものではなかった。
(いやまぁ、生来インドアな性質と生活を続けてきた人間が、そんな半年やら一年で変われ
るものではないと言われればそれまでなんですが……)

僕は──狭い。

また観念的で、主観的ではありますが、件の忘年会以降ぼやっとそんな思考が頭の隅にこび
りついています。
キャパシティ、手持ちの体力気力(リソース)がどうにも有限で目減りしていくばかりだと
思えてならないのは今に始まった事ではありませんが、今回もう一つはたっと、それが発揮
される“範囲”もまた限りがあるのやもしれないと自分を見つめるのです。

基本的に僕はインドアです。興味関心のあること(創作活動など)なら、多分時間さえあれ
ば一日延々と弄っていられます。お仕事もあちらこちらへ飛び回るよりも、黙々と所定の作
業をこなしている物仕事の方が性に合っていると感じます。
(でもそれはそれで進歩がないので、意識的に雑務にも関わるようにしてはいますが)
……セカイが狭いんですよね。こと趣味、創作活動のスイッチが深くオンになっていると、
寧ろ日常の細々としたタスクや家人からのあれこれさえ鬱陶しくなってくる。許されるなら
身体のキャパが切り上げてくるまで没頭していたい。作業場のお仕事も、自分の中で拘り始
めればきりがなく、ついつい他人の出来に介入したがるような節もあったりして……。でも
やり過ぎては「信頼」がないと、その都度自制を心掛けるようにはしていますが。
狭いのです。自分の捌き切れるテリトリーが、把握しておける為のリソースが。

うちの作業場はB型の中でも大分緩い所で、ただ黙々と作業する・技能をつける為だけでは
なく、きちんと出勤日に出てきて生活リズムを整える、メンバー同士での痛んだめいめいの
互助(ざっくり言うと語り合い)もまた並存していて、そういった段階に棲んでいる方も少
なくはありません。
ただ、僕個人に関しては、結局そういう語らいにあまり交わることがなく今まで来てしまい
ました。あくまで“自分”のペースにばかり従順で、治癒してきたのも他人との二人三脚と
いうよりはスタンドプレイに近い足掻きの中。元々病状自体が重篤なものではない──今だ
からこそ、そう自分の誇大を押さえ込むことができている──のかもしれませんが、振り向
いてみればはたと、自分のような黙々型と彼らのような交流型(仮)との間に、微妙に一種
の仕切りが出来てしまっているかもしれないなあとは思っています。勿論、一概にそういう
分化が悪いとは言えません。先述の通りそれぞれの状態に応じたステージを踏んでいるのは
当たり前・仕方のない光景だと(自身も少し前はそうだったように)考えますが、如何せん
僕が前者の型であることが、場の空気に関わってきてしまうのなら、今の立ち位置を考え直
さないといけないかもしれませんから……。

作業場の性質上、歳月が流れるにつれ新しい人が出入りし、或いは出て来れないくらい体調
が落ちていた方が復帰してくるなど、色んな動きがあります。
プライベート?に関わることなどで具体的な言及は避けますが、自分にもそんな新しい人が
「仲良くなろう」と近寄ってくる、なんてケースが出てきました。正直言ってあんまり僕と
話しても面白いとかないよ? 作業マンだよ? なのですが、多少なりとも聞き及んだ相手
のこれまでの経緯と(広い意味で)同じ病んだ人間として分かる心理とがあって拒むという
選択肢はまず存在しませんね……。
更に言えば、ちょっと羨ましいのです。焦りの裏返しと言ってしまえばそれまでなのでしょ
うが、必死に足掻く中でちゃんと「開く」行動を取れている。その成果がどうであれ、少な
くとも初期の僕よりはアクディブだ。思い返せば僕は、とかく“場”になれることに精一杯
で“人”に慣れることに対しては二の次だったような。確かにそれでも雑務などで場数を踏
んで、結果として後者もある程度経験値を溜めることはできたとはいえ……。

僕は──狭い。

平穏無事を、自分が御せる範囲に貪欲で執着するが余り、どうもこれまで僕はそのテリトリ
を排他的なものにし過ぎた。作業に没頭していると「近寄り難い」と苦笑され、或いは家人
さえ疎む。限りあるキャパシティ──手持ちのリソースを注ぎ込む対象を選んでいるからだ
と表現すれば二つは確かに相対関係なのだけれど、それでも僕はリアルとしての他人に頓着
するのを怠ってきたんじゃないか? 気配りとみられるのはその実表面上のことで、単純に
「場」が乱れれば自分のセカイもざわめくからで、観察対象としての人間を好んでいる向き
がある(物書きという生き物の性、ではあるのですけど)仮にそういったこれまで備え、培
ってきた性をゼロにはできないにしても、せめてその活動範囲(テリトリ)ギリギリを常に
模索できるぐらいのアクティブさは忘れないでいたいなって。

少なくとも、もっと色んな物語を作りたいのなら、それぐらいのインプット体勢とリソース
総量の拡充に努めるのは必要であろうに。

……いやいや。

というか結局、人付き合いの理由を「自分」の創作活動の肥やしに繋げて考える時点で純粋
ではないじゃないの。

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  1. 2016/12/21(水) 18:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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