日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)周回遅れの不足嘆

(自分で掘った穴をまた埋め直すような真似を)しないままではいられない。

……嗚呼、久しぶりにデカいのがキたァァ!( ゚д:.` ;:・∵゚.
蓄積した疲れが叫んだのに加え、先日から再び疼き始めてきた以前の虫歯痕、更に不定期に
疲労を告げてくるいつもの頭痛の三連コンボときた。結局コンディションがオールグリーン
になるのに、祝日休みを丸々一日消費してしまいましたよ……勿体無い……。
更に不安要素は、栄養剤にも頼っての回復のため、いつ反動が来るか分からない所で……。

『休みなんだから休めばいいじゃない』と家人は苦笑っていたけれども、何というか、漫然
と一日が過ぎてしまった時の悔しさが大きいというか。無為に過ごしてしまった、何もでき
なかったという後悔が膨らんでしまいがちなのです。

前回の雑記では「残り半月も良き創作ライフを」等とのたまっていたのに、何てこったい。
三題以外、今週は殆ど(更新にもなりうる)進捗がないんでねーの。tktkは弄ってたが。
なのでせめて書き物を。
はたっと空いてきた日を埋める為、筆感覚のリハビリがてらの雑記なのであります。

***

は~……、参った。
ここ暫く調子が良かった分、その揺り戻しも大きかったのかしら?

もう自分も若くはない──寄る年波には勝てないってことですね。学生時代には一日もあれ
ばリセットされていた疲れも、最近では今回のように一日仕事(以上)になってしまうこと
が増えたように思います。情けないですわ……。コンディションの維持もだけど、それ以上
に自分の中で「よし!」と思える一定水準まで回復する速度が落ち、逆に減少していく速度
が増している感。薬にも頼らないと追いつかない時がある。三十路を越えた証なんだと思え
ば実際まぁそうなのだろうけど、正直(´・ω・`)ってしかなりませんわな……。オッサン乙。

十中八九、こう気にし過ぎがちなのは自分にとり未知の領域に入ってきたのと同時に、いち
個人としての自分が、おそらく人生で一番活動力に溢れていた時分を臥せって過ごしていた
からでもあるんでしょうねえ……。焦り、というか。ただでさえ自分が普通の人達に比べて
“周回遅れ”であるとの意識があるものだから、治癒の進んだ今まさに、これまでの反動の
如く「動かなきゃ!」「経験を積まなきゃ!」「成果を出さなきゃ!」といった気負いでも
って自分を突き動かすのだろうと。でも実際問題、身体の方はしっかり経年劣化しているの
で、全部が全部そうはいかない。どうしても途中でガス欠する瞬間が来てしまう。

……解ってはいるつもりなんですけどねえ。
キャリア的に一度もコケなかった他人びとに自分が追いつくなんてよっぽど努力しないと不
可能ですし、仮に追いついてもその頃には彼らだってもう先へと進んでいる。そもそも歳月
自体、埋めることはできても消し去ることなんてできない訳で。ならばいっそ“周回遅れ”
なら“周回遅れ”なりの──別レールでの生き方ってものを模索した方がよっぽど精神衛生
上良いのでは? とは思うのだけど、如何せん。

(世の正規ルートに馴染まなかった)後ろめたさというか、所詮はそんな自分への言い訳に
使っているに過ぎないんじゃないかというか。そもそも正規ルートって何よ?って話もありますけど……。


結局例の如く気持ちの浮き沈みの一波であって、調子が戻ればまたウヒョーと創り散らかし
ているんだろうなあとは思うのですけども。

……思うに、やっぱりここ暫く前のめりになり過ぎていたのかなあ? 創作活動もとかく数
をこなして次へ次へとなりがちだし、お仕事(作業場)の方でも自分にできることがあれば
ポンスカポンスカ背負い込んできた気がする。
電話の取り次ぎ、品の進行管理、昼食の補助からPC周りの事務まで。……うん、多い。
正直言うと、少しショックでした。お仕事にも慣れて長く、そろそろシフトの強度を上げよ
うかと話をしていた矢先のこと──何だか割り増しで出鼻を挫かれた感じです。

『そう無理をしなくてもいいんじゃない?』話を切り出した時、所長はそう何処か慎重な風
に返事をしていました。昨日今日の疲労にも、色々手伝って貰っちゃってるからなあと少々
申し訳なさげに。
直接担任であったとかそういう訳ではありませんが、実は所長は学生時代にお世話になった
元先生でもあります。そんな縁もあって、僕は今の作業場に繋がってもうそろそろ二年目に
迫ろうとしているのですが……これでは本末転倒だなと。

だってそもそも、僕は学生時代に就職──社会の荒波のとば口ですら受け止められずに心身
を壊してしまった──いわゆるシャカリキに働くという生き方がとことん合わなかった人間
なのに、今ここまで治癒して作業場にお世話になって、がっついて働くようになったらこれ
までの自分の十年近い歳月(寄り道)は何だったのかってなりません? 何よりも所長達に
心配を掛けてしまっては元の子もない。まぁ覚悟やら何やらが、今更になって追いつき始め
たからなのかもしれませんが……。
どちらにせよ、ここ暫く僕はアクセルを吹かせ過ぎていたように思います。資本たる身体は
これ一つしかなく、どだいハイブリッドではないので、また改めて少しブレーキ──軌道修
正をかけていかなければ……。

それに、ただがむしゃらに動き続ける、こと創り続けることのデメリットというか末路を、
最近自分は折に触れ考えてしまうようになりました。
つまり多作が故の中途半端──これからも持ちうるリソースは有限、少なくなっていく一方
なのに、風呂敷を広げてばかりいては自身の最期はきっと『嗚呼、完成させられなかった』
とか『もっと創りたかった』という“後悔”ばかりに彩られてしまうんじゃないかと、そう
思うのです。ならばいっそ、今生きている内の営みにブレーキを掛けてでもキリの良い終末
を迎えられた方がまだ「幸せ」だったと思えるのではないか……? 若い頃には間違いなく
考えもしなかった思案の一つです(寧ろあの頃はそれ以前のもう少し先の未来について漠然
と不安にばかり揉みくちゃにされていたような気がします。だから病んだのでしょうね

『完結していない物語は読まない主義だから』
『膨らませてゆくのが素人、削ってゆくのがプロ』

どだい前に進むしかないのなら、よりクールでスマートな自分で在りたいものですしね。

(……相変わらず脈絡がない。もっとリハビリが必要だ……)

まさかコンディションの維持管理が、こうも日々のウェイトを大きく占めるようになってく
るとは思いもしませんでした。
そういえば、以前からフォローしているツクラーさんもやたら体調管理や金策に汲々として
いる様子を呟いているっけ。多分年上だろうし、もしかしたら僕以上に心身にハンディを持
っているのかもしれないけれど、それこそ最初の頃は「この人ネガツイばっかやな……」と
思っていたものです。創作人さんの割には全然楽しそうじゃないし、日々の辛みや何処か棘
のある言い方ばかりだけど、今の自分ならこの方の抱えているある種の“重苦しさ”も解る
ような気がします。勝手に解った気になるな、とか言われそうだけども……。

創作に限らないことですが、その技術を突き詰めようとすると、楽しさってものはしばしば
「効率」を阻害しかねないんですよ。ここをこうすればもっと良くなるとか、こうすればも
っと早く落とし込めるとか、そういう思考へ向かう足を止めちゃうんですよね。だからスト
イックになればなるほど、探求や修練は作業になる。過程を楽しむんじゃなくて、形にする
ことが先ず突き詰めの第一段階になってゆくんですよ。
……でもねえ。機械と同様、人間にも遊びは必要なもんで、あまりこればかりに視界狭窄に
なってるとどんどん精神がぎすぎすしてゆく。心に余裕がなくなってくる。そうなると恨み
辛みや妬み、言葉の端々にだって棘が付いてきます。そしてそういう自分をこの手の人間は
往々にして自覚しているからこそ、益々「仕事」以外のことは口にしなくなる。してはなら
ないと戒めがちなのです。もし口にすることを許してしまえば、どうしたって溜まった鬱憤
が刺々しく現れてしまうから。普通に暮らしている人間だって愚痴を零さずにはいられない
時があるんだから、無理からぬ心理(の変遷模様)ですよ。

実際、今回例に挙げたこの方も作業や進捗以外のことはあまり呟かないようにしよう、的な
ことを(おそらく自戒の下に)呟いていた時がありました。見慣れたのか、こうして自分も
またコンディションの維持管理に多くのリソースを割く側に変わったからなのか、当初ほど
険のあるようには見受けられません。それだけ自分も少しは大人になった──以前はまだ見
ぬ領域に在った感慨が解るぐらいには老成してきたのかなあ? だからこそ、こういう言い
方をすると楽しむことに比重を置いている方を貶しているようであれなのですが、世の中に
少なからずいる筈のこの手の“職人気質”な人達には、是非報われて欲しいと思うのです。

どうにも足りない。どうにも衰えてゆく。だけども、歩みだけは止めたくない。

禍福は糾える縄の如し。

口惜しいけれど、覆い被さる不利を打ち払うのではなく、何とか共存しやり過ごしてゆく他
にはなさそうだなあと、この凡庸な才は嘆息をついては苦笑うのであります。

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  1. 2016/11/24(木) 23:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

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