日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)綺麗な言葉、汚い言葉

そう言えばまだ今月って二回目の雑記なんですよねφ(=_=)?

尤も前回ほど間が空いてはいないのだけど、何だか同じかそれ以上長い間したためていなか
ったように感じます。季節の移ろいは本当に早いもので、十一月も折り返しを迎えました。
あっという間です。季節の移ろいとは本当に早いものですね。大事なことなので(ry
どだい近年は夏が自己主張をし過ぎて、春も秋も、冬──はまだ若干長めか──ぐちゃっと
潰れそうなくらい圧縮されてしまっているような気がします。それに加えてその残り三季が
短く出たり入ったりするもんだから面倒臭い……。ただでさえこの時期は胃腸の不調に罹り
易いジンクスがあるんだから、もっと緩やかにしてくれよ……orz
こんにちは、去年は確かインフルに罹ってどえらい目に遭っていましたね。長月です。
                            (なので先日、予防接種済ませてきましたよ)

先日、サハラ~の十九章をUPしました。10エピソード目前編。いよいよこちらの連載も二桁
の大台に乗り始めました。ユー録とともども、何かしらの点で楽しんでいただければなぁと
思いますm(_ _)m ただまあ、こう物語が膨れてくると、さてどんな着地点を付けようかと迷
ってきますし、ぼちぼちきちんと思案しておかなければなりません。
如何せん、過去作らが大よそ「第一巻完!」な〆方で放置──終了して久しいので、二の轍
というか、今書いているものぐらいはいい加減綺麗に着地できるようにならなくてはなぁと
思うのですよ。こと公募に挑む際には、そういった技術はある意味一番要求されるスキルで
しょうしね……。

とはいえ、日々の生活はすっかり作業場と自宅の往復です。
可処分な時間ガー。だったら作ればいいじゃない? そんな具合に、週の土日はほぼ三題か
執筆モード。現在の執筆サイクルも随分板に付いてきました。こなれて消化するという感覚
が増しているのは何ともはやなのですが、肝心なのは手に取った他人(だれか)側からみて
面白かったかどうか? 万人受けする毛色ではないと自覚はしているものの、創作クラスタ
内の多彩な物語セカイの一役を担えていれば是幸いかなと思います。

少し前に別畑の創作(ツクール)が一つ形になったので、それも加えて一先ず安堵。

なまじ頭の中の都合だけで前のめりになりがち、一人ウヒョーと調子付きがちな自分を再び
引き締めておいて、残り半月もより良い創作ライフを。


がらりと話題は変わりますし、旬?も少し過ぎてしまった感がありますが、決まりましたね。
次の米国大統領。

異色のリーダー、ドナルド・トランプ爆誕。
正直何だかんだでヒラリー氏が逃げ切るんじゃねーの? って思ってましたよ。なのに蓋を
開けてみれば巷の予想をひっくり返して接戦を制したのは共和党の暴言王不動産王。あまり
の泥仕合に未だに向こうでは反トランプデモがあちこちで起きてるとか。世の末だな。
国内で暮らしいていると分からんものですが、向こうではよっぽど嫌われているんですね。
ヒラリー氏。今回の一連の報道でしばしば出てきたエスタブリッシュメント(既存勢力)へ
の根深い不信感が露呈した形なのでしょうか。加えてリベラルな──ポリティカルコレクト
ネス(政治的正しさ:ポリコレ)に基づく政治への不満、怒りの露出も世界に来たるカオス
を予感させるには充分なほどです。

……ただまあ、いち末端の庶民としてはなるべくしてなったのかな? という思いも、こう
いった結果が出たからこそ振り返って湧いてはきますね。
要するに“自分達を救わない奇麗事”よりも“自分達を救うかもしれない粗野”を少なから
ぬ人々は採った。確かにトランプ氏は選挙中、その過激な発言がクローズアップされました
が、その主張に溜飲が下がり、熱狂した国民が一定数存在したからこそ叫び続けられた。
衆愚、衝動、野蛮、非論理的──今回の結果に(ことリベラル派言論人は)批判や失望の声
を向けるけれど、そもそも貴方達がそうやって自分達こそが正義だと人々を見下し、正論で
殴りつけて厭わなかったからこそ、こんな結果になったのではないか?

一言で表すのなら、慢心。

自分達の推し進める価値観・世界の姿が絶対だと信じ、つぶさに生の人々の声を拾い上げる
ことを怠った。人心が離れれば選挙で敗れるのは必定だ。なのに暴言側と同じ土台に立ち、
説得するよりも「敵」を口撃する作戦を選んだ(こういう時、努めて前者を信じて“議論”
を試み続けるのがいわゆる“理性的”な態度ではなかったのか?)ポリコレの敗北、民主主
義の敗北などと一面では言われているが、数の暴力=多数決という意味では今回の大統領選
でも民主主義は機能していた訳だし、結局どれだけ奇麗事を並べても、リアルな結果を残せ
なければ認められないということなのだ。『御託はいいから金と飯を寄越せ』である。あと
付け加えるならば精神的余暇も。思えば既存の政治家達もメディアも、当初からヒラリー氏
一本推しで無理くり世論を作ってやろう的な向きがあったし、そんな構図が透けて見えてる
ぞという反感も少なからずあったのかもしれない。

……尤も、だからと言って、上っ面一切無しの剥き出しの感情が絶対正しいという訳でも、
これまたない。人伝でしか聞いていないが、今回こうして既存リベラルに“勝った”ことで
あからさまに市中で個別のヘイトを叫ぶ徒党も出ているという。少なくとも今回の選挙結果
は、決してそんな剥き出しの暴力性を無罪放免にするものではないと厳しく付け加えておか
なければならない……。

自分達の正義が認められないとヒステリーになる徒党。
自分達こそが「本当」なんだぞと鬨の声を上げる徒党。
そういう意味では、どっちもどっちなんだなと思います。どちらか片方だけが全て正しくて、
もう片方が全て間違っているなんて簡単な話ではないのです。詰まる所按配の問題なのです。
そもそも理性的や論理的だといった概念が出てきたのも、剥き出しの感情が全て──力こそ
パワーな人間社会が繰り返し繰り返し、その情動のままに殺し尽くすさまを何とか抑えたい
という目的が出発点だった筈。
某保守系論客の弁を借りれば『選挙とは血を流さない戦争』なのだそうです。暴力の時代は
“王”を決めるのに最後の一人になるまで殺し合った。でもそれをやっていては元も子もな
いから、民主主義だったり選挙という概念・仕組みを作り出してきた。
(僕個人はやっぱり厭だなぁとは思いますが)闘争なんですよね。だから選挙「戦」と表現
するし、実際言葉の棍棒を振り回し合ってどちらが権力の座に就くか決める。擬似的な戦争
なのだと。

所詮その程度の歴史であり、だけども無ければ困るストッパーな訳で。
だから今回いわばアンチポリコレ・リベラルが勝った──衣食住足りて礼節を知るというか、
喫緊の生計を何とかしろやボケという“感情的”な人々が上回ったとしても、その態度自体
が賞賛されたという訳ではない。程ではない。
(というか、勢力的なマイノリティだと解っていた者達が勝った=市民権を得たとしても、
そこで一気に公の表舞台に踊る出るには早過ぎるでしょう? 対立自体は残っているんだし、
皆が皆快く受け入れてくれる訳なんてない。……少なからず昨今のヲタクのそれと被るもの
を感じますね。こういう言い方はあれなのかもしれないけど、日陰者ならば日陰者らしい分
相応ってものがある。事実それを守ってきたから辛うじて生き残ってきたのに、一時のピッ
クアップで投げ棄てちゃいかんだろ……。もう僕ら以前の世代の感覚なのかなあ。何でそん
なに自分達を肯定できるん……?)

奇麗事も必要で、いつか本物にしたいけれど、今生きている人達をどれだけ犠牲にするか?
詰まる所人間は感情の生き物であって、抑圧されれば爆発するけど、良しも悪しもある。

かくあるべしと整えられ、理想の正義と知性を抱いて見下す者達と、泥や手垢に塗れた凡庸
という日常を生き、そんな彼らを睨み上げる者達。……やっぱり人は、その全部とは解り合
えないんだなと思う。内向き(=私達にとって望ましくない)と批判されようとも、やはり
人間のコミュニティはもっと中小の規模に戻った方がいいんじゃないか? 但し、個々人に
脱退と加入の自由が固く約束されているという前提条件付きで。

切り捨てるならまだ簡単だ。

だが、一度分け隔てたそれらと再び和解しようとするのなら、さて。

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  1. 2016/11/17(木) 00:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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