日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)n十回目の生存戦略

嵐がようやく去ったと思ったら、日がなずっと雨。
凌いだと思ったら、また新しく生まれ始める嵐。

……これが秋雨と云う奴なんですかねえ。どうもスパッと晴れ空は見せてくれないようで。

少し間が空きましたが、先日サハラ~の十七章をUPしました。シーズン2の二話目、累計で
は9エピソード目前編となります。今回はあまり分量が積めませんで、月一頻度の更新稿に
しては些か物足りなさが(自分には)ある気がしますね。尤も、コンパクトに纏まった方が
ユーザビリティとしては優秀な筈なので、ともかく書いた分は例の如く惜しげもなくUPして
ゆく所存。投げ槍ともいう?
これで今月分の長編系は完遂しました。宜しければ、今後とも拙作らをお手に取っていただ
けると是幸いですm(_ _)m

今月も早いもので、もう終盤となりました。流石に残暑も、度重なる台風によって拭い去ら
れたようで、身なりも長袖・長ズボンでなければ時に肌寒いほどです。

私事ですが、先日また一つ歳を重ねました。……厭ですね、もう若くないのに。
ポジティブな見方をすれば三十路までに病床から起き上がれて良かった、と言えるけれど、
逆にネガティブ──慎重な見方をすれば、まだこの歳にもなって自活・社会復帰には程遠い。
一頃に比べればずっとマシになった、それ自体は事実なのでしょうが、如何せん何年も臥せ
っていたという人生上のロスもまた同じく自分という人間の事実な訳で……。

誕生日を切欠に、という訳でもないですが、もっと変わらねば、とは思います。
では具体的に何を? 先ずは今の現状に変化をつけることかなあ。
お仕事(作業場)はもう、通い始めて一年半が経過しました。シフトの強度をもっと増やす
とか、或いはもっと「普通」の仕事に変わることを目指すのか。
趣味──創作活動とて同様です。もうこうなって大分長いですが、毎月・毎週のルーティン
ワークのようなやり方からもっと意識的に脱却(変質)しなければ。何というか、こと文章
を書く事においてすっかり「慣れの弊害」が出てしまっているように思えてならないのです。
(尤もこれは個人の感慨であり、客観的にみればさほど問題ではないのかもしれませんが)
少なくとも、プロットにしろ執筆作業にしろ、消化しているという体が拭えませんでね……。
自分の書き方の型というか、安牌が見えてきた。
前の段をこう〆たから、次はああ〆る。ここでこの接続詞を使っているから、別の言い回し
を使おう。或いはもう文節が離れているから大丈夫、等々。
……こちらにも、挑戦がない。硬めの文章であることは自他ともに認識してはいるものの、
はたして自分の色というものはどれだけ強く出ているのだろう? と。ある意味で平坦な気
がします。こう言ってしまうと変──自己顕示欲乙ってもんですが、取り立てて印象に残ら
ないものしか書けないというのであれば、それはいち物書き・創作人としては忸怩たるもの
があるのですよ……φ(=_=;)
そもそもこれ自体、趣味の範囲。じゃあ肝心のリアルは如何するんだ?と問われると、現実
ぐうの音も出ない状況なのだと思うのです。何というか「軽く働きつつ、面白おかしく過ご
しているだけ」なままでは……。

まぁ、そんな考え方だからスタート前に自滅したのか(苦笑)

歳と経験を重ねるにつれ、できる事とやる事がどうも保守的(反復的)になってしまいがち
なのがもどかしい。こうも柔軟性がなかったか。活力の上限値が少なかったか。

それこそ、緩やかな死を迎えていくような……。


いや、寧ろある日突然プツンと平穏を担保していたものが消え去ってという方が厳密で現実
的だろうか。主に家族の老死的な意味で。

暗い話だとは分かってるんですがね……この歳になると考えない訳がない。すっかり疎遠に
なったとはいえ、かつての同級生達の多くは「普通」に就職し、中には「普通」に結婚して
既に一子二子を授かっている者もいる。今更過ぎるとはいえ、やはり学生最終盤から含んで
数年を臥せっていたロスは大きいなと……。

どうせ彼らと同じ位置に立つことはできない。キャリア的にそれは難しい。一応猛烈に努力
すればできなくもないんだろうけど、はたしてそこまで並び立つことに執心しても、その先
でまた燃え尽きそうな予感がビンビンする。というより、自分が並び立つ頃には彼らはとう
にその先を行っている訳ですよ。陸上競技ですら周回遅れを取り戻すなんて奇跡に近いのに、
人生というリアルゲームでそんな強運を自分が発揮できるとは思えない。

だから、自分なりのペースで自分の道を往けばいい──仮でもお仕事をするようになり、長
年の肩の荷が降りた僕はそう晴れやかになった当時でしたが、正直
31回目の誕生日が来た
今現在はそんなポジティブ思考じゃいられない。ズゥゥンと内心、気が滅入る昨日今日なの
です。自分の道? それって具体的に何さ? いつどの時点でどの段階に立って、長期的な
目標は何処に据える? ──自問して、結局それが束の間の安堵に身を任せた現状維持の弁
でしかなかったことに気付かされる(言うて、現状維持というのもそれ相応にコストを払う
状態ではあるのですが。他人の弁ですが、落ちる一方なのを頑張って止まっているように見
えさせるというのはその実、傍目よりも大変なんだよ?と……)

現状、です。現状この雑記を書いている僕自身が記録として残す今の自分の思考です。
今手元にある、目に見えたカードは二枚。『福祉畑にいる』と『作家もどき』の二枚です。
一時は縋りつくものが後者しかありませんでしたから、それこそワナビという人種の一人で
はあったのでしょう。しかし当時はもっと力量が足りず、行動が起こせなかった。さりとて
現在までに培った文章力は哀しいかな、ヒットするという意味での作家スキルではない──
頑張るベクトルを違ったように感じています。
ことなろうさんにおいては異世界転生・転移モノか、より尖ったゾーニングをしないと中々
頭一つ出るのは難しいですし、正直出版ラッシュ期はひとしきり落ち着いた感があります。
後はぽつぽつと数字に恵まされた作品が引き抜かれる程度でしょう。後々のことを考えれば
公募のという正道?だと僕は思うのですが、言わずもがなこちらの門は更に狭い。僕自身も
挑戦した事はありますが……あえなく一次落ち。少なくともこれで喰う!といった覚悟なり
分析眼が足りないのは自明の理です。それよりも気ままに書く愉しさに流れている内は……
行動が伴わない内は、まぁ無理でしょうね。趣味であり続ける確信はあるのですが。
となると、やはり何かしらの就職か。
(そもそもサラリーマンが嫌だから作家になる!という動機付けが甘いんですがね)
前述の通り、僕は今福祉系の作業所に通っています。お陰様で働くことで肩の荷が降り、活
力が微力ながら戻って来、将来的にはこっちの道──同じ痛んだ人達を、かつてそうだった
一人として支えるような仕事──もいいかなぁ、なんて思いは。ただ、話を聞き、実際に他
の痛んだ人達と接しているにつけ、これもまた大きな覚悟を以って臨まなければ居続けられ
ないのだと痛感しています。僕だって人間です。相性もあれば、殻に籠もり続けたり性根が
ひん曲がってしまってトラブル因子を撒くような人間がいれば内心イライラはします。それ
とこれから先も、何より「仕事」として積極的に関わっていけるのかどうか。もっと実務的
なことを言えば専門知識や資格の必要性・勉強云々だってある。所長達が僕を信頼してくれ
るのは嬉しいけど、また何処かで潰れやしないか、堪えられず投げ出しやしないか? そん
な末路になるのは自分にも周りにも不義理であるし迷惑だ──そんな躊躇い、否予防線を張
っている自分があるから、確定とはいかない……。

要するに安牌を取りたがってるんでしょうね。それが取りえた「普通」のレールから一度は
ドロップアウトした癖に。図々しい。安全圏だと確信できないと中々手を出せないクソみた
いな性根は、今も昔も何も治っちゃいない訳だ(そして、この堂々巡りをゲロる醜態も)

益体の無い? でも先送りしてどうすんだ。

立ち止まってしまった時点で、敗けだったのかなあ……。

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  1. 2016/09/22(木) 18:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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