日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)好き嫌いと分析眼と

ネツ=ハラム(2016~)

暦が変わって八月に突入したからというのも、お盆前というおそらく一年の内で一番気温の
上がる時期だというのもあるのでしょうが、ここ数日で明らかに外気の質が変わったように
感じます。
何というかね……もう空気自体が暑っづいんだわ;単に日差しが強いってだけなら帽子なり
日陰なりで軽減できるけど、あらゆる方向から纏わりつく空気自体がムゥッと熱を帯びられ
たんじゃ逃げようがないじゃないですか('、3_ヽ)_ 冷房万歳でFA
地球温暖化だ!文明活動のせいだ!と叫ぼうとも、それほどでもない。人の影響力など地球
の歴史に比べれば些細なものだと斜に構えようとも、実際夏が暑いのは変わらない。
だから夏は大嫌いなんだ……。皆さん生きてますか? こんにちは、長月です。

先日、ユー録の七十六章をUPしました。聖都編も佳境です。またなろうさんにては、来月分
の更新で累計500部分を突破することがほぼ確実を思われます。
塵も積もれば何とやら。今月で連載開始から丸五年を迎えることができました。
いや、六年目? 11.8→12.8→13.8→14.8→15.8→16.8と回ってるので、11年からカウント
し始めれば今が六年なのか? 数え年云々もそうですが、未だにこの辺りの換算の線引きっ
てどうもややこしい……。

ややフライングだとはいえ、今月分まず一つ、長編系を無事更新できました。次はサハラ~
ですね。例の如く一週間ほどクールダウン期間として空けてからまた執筆モードに入るので、
こちらはお盆明けぐらいのUPになると思われますm(_ _)m
それまでにまた夏バテしてないといいんですけどね。天気予報ではこの先二週間ぐらい──
即ちお盆くらいまで特に厳しい暑さになるそうなのでφ(=_=;) 皆さんも徒に外に出ず、涼み
ましょう。まぁ最近はポケ○ンGOでそうでなくとも街中をうろついている方もいるだろうとは
思いますが……。
うちの作業場近くのグラウンドでも、連日のように白球を追う子供達(と観ている大人達)が
います。よくこんなクッソ暑い中で動き回れるなぁ、若いって凄いなぁとしみじみ思わざるを
得ないぐらいには自分も確実におっさんになったようです^q^ まだ若いよーとか言われるけど
も、あの頃から十数年の歳月が流れてるんですからね……。思えば必然の道だったのかもし
れないけど、やはりもっと上手く生きられなかったのかなぁと振り返る事ならばあります。
なにぶん人生で一番遊べる、活力に満ちていた筈の時期に病気してましたからね……。

いかんいかん。

暑さにやられて涼に逃げてるからか、思考がいまいちズーンと暗くなる。深く考えていると
言えば聞こえはいいけど、基本的に生産性ってものとは縁遠いばかりですしね。


気付けばもう半年ぐらい積ん読を消化してなくて、これはいかんと久しぶりにプロの小説を
手に取りました。既に当庵に目を通してくださっている方なら、しれっと読書感想が一つ追
加されているのに気付いておられるかもしれません。

……いやはや、インプットが足りない。
普段、どうしてもお仕事と自分の創作との往復に日々の大部分を取られてしまって、他の方
の物語にじっくり目を通す事ができなかった。後回し後回しにして怠ってしまった。折につ
けてネタがない、ネタが既出だと呻いていたけれど、それはそもそも手前の引き出しや視野
の狭さのせいなんじゃねえの? と。
だから積ん読は勿論の事、媒体を問わず、なるたけ時間を作っては作品を「鑑賞」するよう
心掛けたいと思います。
(尤も案ずる所があるとすれば、刺激=影響を受けたことで自分の創作にパク──模倣させ
てしまいやしないかという点でしょうか。自分なりに咀嚼して、寝かした後ならともかく、
所詮n番煎じになるのなら何の為の後学なんだって話なりますし……)

ただねえ。それとはまた別?に、少し気を揉んでいることがあって。

いわゆる今流行っているコンテンツを僕はとにかく摘まんでいくべきなのか、否か。言うて
まぁ普段からそう毎期大量に観ている訳ではありませんが、ソシャゲ・ネトゲにしろポケGO
にしろ当期ネット民が推すアニメ(原作)にしろ、しばしばそういう「流行り!」が全面に
出ているものを、どうも僕という人間は逆に手を出すのを躊躇ってしまう性分でして……。

先ず、そのお話1クールないし次クールまでを消化し切れるだけの“必要熱量”を自分は持
ち合わせているだろうか? と自問して手を引っ込めてしまう。実際若い頃からサブカルの
英才教育(?)を受けてきた訳ではない身としては、1作品ちゃんと観終われるだけでも結
構な重労働なのですよ。それが十も二十もとなればねえ;それでも、周回遅れでもいいから
と後追いで手に取った作品も、無くはないのですけど……。
何より、どうも長いことネガティブ沼に嵌っていた影響なのか、いわゆる「流行している」
ものに対して必ずしも手放しに喜んで突撃できないメンタルになってしまったというか……。

『流行は誰かが作っている(仕掛けている)もの』
『という事は、商業ベースで版元なり業界は黒い癒着なり業態が蔓延っている』
『そんな現実の中で建てられた“流行り”にホイホイ乗るなんて、抵抗がある』

自分でも分かる通り、面倒臭い奴だなぁとは思いますけどね。すっかり「純粋に楽しむ」と
いうことを忘れてしまったようで……。寧ろそういうさま自体を悪徳と自罰する節がある。
何というか、拗らせてるなぁと。裏側が美しくなくても、コンテンツはエンターテイメント
は提供される舞台の上のセカイを愉しむものだろうに。究極、作者という人間のエピソード
なんざ作品自体についてはどうでもいい。寧ろ付随してはクオリティを損うだけの要らぬ要
素であったりするかもしれない。我を直截出しては、藝が無い……。

これは凄く個人的な悩み──執着ですが、いちなろう民としては、一度転生物とかでも書い
てみようかしらん? と思ったりもします。ラブコメとか、ハーレム要素とか。
だけども、登録当初からそういうサイト内の流行りがあるとは知っていても、この六年の間
そこに与してゆく事はなかった(まぁ異世界ファンタジーではあるけど)
転生にしたってその記憶を受け継ぐ、常人ではないアドバンテージ、そこを梃子に主人公が
無双する──そういう“順風満帆”を何とかして崩したかった。人間臭くしたかった。でも
それを突き詰めちゃうとそもそもチート云々の意味がなくなるし、カタルシスを求めて手に
取っているのであろうその手の読者さん達にはきっと優しくない。
ハーレム要素もそう。恋愛物全般なのですが、僕はどうも「好き合う過程・理由」というの
をがっちり理屈付けないと不満な人間なようです。そうなると世界観やら馴れ初めやらを延
々と考え始め、しかしそこで偏屈になっていると話にならないため毎度頓挫する──そんな
失敗を繰り返してすっかり苦手分野になってしまいました。ど、童(ry
とかく理由(難癖)を付けたがる。
そんなの無粋ってもんですよ。分かっているんだけど……重視してしまう。だから他人様の
そういう系統の物語も、手に取ることさえ抵抗が出てしまう。

ですが先日、某生主さんからこんな趣旨の話を聞かされました。

『その作品が好きか嫌いかはともかく、それは流行っているのは何かしらの理由がある筈で、
その辺りの技術を学び取る為にも手に取った方がいい』
『あと、ワイワイとそのコンテンツの周りが賑わっているのなら、そこに乗ってみた方が僕
は得だと思う』

……そうなんですよねえ。主観的な好き嫌いと客観的な分析眼とは切り離しておかないとい
けない。こと自分が創る側であるのなら、嫌いだ嫌いだと言っている、そうやって視野を狭
めている暇があるのなら、彼らから盗めるものは盗んでしまえという貪欲さが必要であって。
尤も、この方はそこまでギラギラした言い方ではありませんでしたが。ニュアンスとしては
「同じ阿呆なら踊らにゃ損々」的な感じでしょうか? エンタメ精神なんですよね。だから
こそ、嗚呼楽しんでるなあと思ったし、それに比べて自分は……orz となったものです。

学ばなきゃ。楽しまなきゃ。素直(消費者)にならなきゃ。

いきなり全部──特に後者はどっぷり創作人をやっている故難しいかもしれませんが、少な
くとも世に出てヒットした物語くらいはしっかり勉強させて貰わなければ。自分なりに噛み
砕いて消化して、寝かせて、自分の物語にしなければ。……多分、嫉妬なんだと思います。
世に出てヒットした彼らの物語をざっと知っただけで「あんな浅いもの」と高を括り、深慮
こそ至高と驕り、何よりそれならば自分の方が勝っていると、心の何処かで無駄に高いだけ
の自負を持っている。先ず作者が“我が子”を信じてやらなければという見方もあるけど、
天狗では。学んで研鑽する努力を怠る言い訳にしているようでは、駄目だ──。

……そもそも、こうやって「分析眼」を前提に物語を観ようするから難しくなるのかなぁ?
なまじ変に知力を持たなければよかった。今更後悔しても遅いけど、それこそ本来のジュブ
ナイルのターゲットは若い人達で、重苦しい説教など要らず、先ずは楽しく笑って泣いて心
を育んで貰えれば甲斐がある──くらいの筈ではなかったか? 方向性ではなかったか?
そりゃあ硬軟・嗜好は人それぞれだけども、結局自分は自分の「好き嫌い」を捏ね回してる
に過ぎないのか……?

もっと、もっとだ。

新しいものを、創らなきゃ。

……でも何を?(だから他人より学べと言っている)

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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