日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)戦いと、名の付くことが大厭い

暑っついなあ……φ(=_=;)

暫くぶりです。如何お過ごしでしょうか、長月です。今年の暦もあっという間に折り返しを
過ぎ、七月になりました。ここ数日は蒸すのも手伝い、カッカと厳しい暑さが続いています。
水分補給はこまめに、炎天下の中無理はせず空調の中へ。
実際に自分の周りでもちらほらと暑さで体調を崩す人が出てきました。こちらは未だ発表が
ありませんが、正式に梅雨が明ければこの気候は一層強烈になっていくでしょう。……厭な
もんです。思考力・集中力がゴリゴリ削られる季節になってまう……(´A`)

先日、ユー録の七十五章をUPしました。相も変わらず亀足ながらの定期更新。一章分の分量
としては平均的──自分なりの目安前後ですが、シーン数が最多タイにまで増えてしまいま
した(その辺りはなろうさん側の一覧で)……うーん、どうなんだろう? 連載開始初期に
比べて文字数の密度は下がっているけど、それは多分書きたいことを適度に圧縮しながらで
きるようになったのだと、前向きに考えればそう思いたい。されど取っ付き易さ(シーン単
位での読了速度)を考えれば、もっと積極的に切っていけばいいのか? まぁとうに総分量
はどえらいことになってますし、結局もっさりである事実は変わらないのですが……。
どうにも今の変化と、過去の蓄積が反比例してしまっているような気がします。
良いのか悪いのか。書きたいものを書いて、手に取ってくれた誰かが愉しんでくれて、それ
さえあればあまり気に病むことではないのかもしれませんが。試行錯誤はどこまでも続く。

さあ、次の長編系はいよいよサハラ~のシーズン2です。
長いようで短いような。プロット作成に二ヶ月近く掛かってしまいましたが、次章(Ep15)
も早い内に書き始められればいいなと思案しております。
……時間が経てば経つほど暑くなりますからね。ならまだ本晴れ?でない(気は正直しない
のだが)内に、ダメージが少ない内にという打算は働きます。まぁ来月以降はどうするんだ
よって話なんですがね。

全く……。これだから夏は嫌いなんだ。

あ、あと、口内炎治りました。


ニュースでご存知の事とは思いますが、先日痛ましいテロ事件が起こりました。
場所はバングラデシュの首都ダッカの飲食店。偶然居合わせた日本人を含む二十人が銃撃・
殺傷の犠牲となり、当局の突入で犯人グループも(情報を搾り出す目的と思われる)一人を
除く全員が射殺されたそうです。
……またか。それも今度は特に紛争地帯という訳でもなく、危険だと言われているのにホイ
ホイ乗り込んでいったジャーナリストでもなく、普通の街中の一般市民が。
今ちょうど日本では参院選──その追い込みが掛かっていてどうにも霞みがちですが、もし
時期がズレていたらまたやんのやんの叫ばれていたんでしょうね。いや、今だからこそ格好
の批判材料にしようとする輩が湧いていますが。

先ず大前提として、一番の悪は、このテロを起こして何の関係もない人々の命を奪った犯人
達ですよね? 凶行に及んだ背景に何があろうとも、それと犯した罪とは基本切り離して考
えるべきです。到底足りないかもしれませんが、償って貰わなければならない(報道による
と犯人グループは過激派思想に染まってはいれど、むしろ裕福な生まれの若者達だったそう
です。何でそうなった……? もう経済的格差だけではなく、精神的な不平不満だけで暴力
を起こす種がばら撒かれているのか? 何てこった……)今回巻き込まれた日本人の方々は
現地の発展の為に派遣された民間の有志だそうです。海隔てた異国、バングラデシュの為に
力を尽くしてくれていた人達が、その国の(ごく一部の)暴徒によって未来を断たれるなん
て……。残念過ぎる(僕個人がそういった志に縁遠い人間であるからこそ、抱く人間には、
求められる限りエールを惜しまないつもりなのです)

……なのにだ。哀しむ暇もなく、苛立つことは現地ではなくこの国の中に蔓延る。
またかというべきか、やっぱりというべきか、事件を受けて聞こえてくるのはテロ行為への
非難よりも先に、政府批判。上は選挙演説中の政治家から、下はリベラルにどっぷり浸かっ
た草の根のイデオロギスト達まで。
何度でも言います。先ず悪いのはテロリスト達でしょうが。奪われた命への真摯な追悼であ
る筈でしょうが。……なのに手前らは何だ。「ほらみろ、テロリストがお怒りになっただ。
お前のせいだ。ムラが狙われるだ」みたいなムラ根性と責任の擦り付け。事件を防げなかっ
たと、事件が起きたのに遊説してるけしからん(批判してる側もバリバリ演説してるんです
が、それはいいんですかね……?)だのと、或いは首相が連中を挑発──以前、イスラエル
とテロ対策で協力を結んだ会見のことか──したからだと何時もの『アベが悪い』に彼らの
言論は着地しますが、じゃあ放っておけば良かったんです? 自国民にさえ被害が出なけれ
ばそれでいいんです? 長い目で見れば今回犠牲になった方々も、インフラを整えて生活を
豊かにすることで憎しみの芽を摘む活動をしていたというのに、この前のサミットで武力に
のみ頼った解決以外の道も模索され始めたばかりだとうのに、その内向きなパージを恥と思
うこともなく権力批判にウルトラCでふっかけるって、どういう神経してんだよ……。そん
なに「国」っていう枠組みが嫌いか? じゃあ自分達だけでやってみろよ。自分の保身だけ
ギャースカ喚いて、責任だけは他人に丸投げして文句だけ言う奴なんて、国どころか地域の
コミュニティレベルでも嫌われる人間だって、分かると思うんだけど……。

……いかんいかん。つい言葉が乱暴になってしまった。

選挙期間中ということもあり、余計に二項対立ってものが鮮明になっているのかもしれませ
んねえ。ツイッタやその他観測範囲内でも、左右問わず目立つのは政策を競うのではなく、
相手方を腐すことばっかりですもんね。「ほら! 奴らはこんなに悪なんだ!」と演繹する
ような記事ばかりをシェアし、自分達の言論でもって敵を哂い、そのさまを晒すことに平然
としている。傍からみれば痛々しいというか醜いし、そういう“戦い”ばかりやってヒトを
分断し続けるから、皆が政的な話になると苦笑いしてすぐに切ってしまおうとするんじゃな
いのか。さりとてそうやって諦めと無関心ばかりで投票しないと、結局組織票──そういう
イデオロギーの塊達に有利になるだけなんだよなあ。
(僕は先日、期日前投票を済ませてきました。たとえ白票でも投票さえすれば若年層の投票
率を上げる一助に──それこそ本当に些細ながら──なりますし、何より白紙委任したまま
でぶーぶー文句言える権利は無い、と考えるのであります。嗚呼政的かな政的かな)

何というかね……。右も左も相手を腐すばかりの選挙「戦」なら、皆まとめて滅んでしまえ
ばいいのに、とさえ思うのです。
そりゃあ制度として決まっている以上、どちらに転んでてもそれが「民意」ってことになる
のだし、その果てに自分達の暮らす地域の興亡があるのなら甘んじて受け入れ、或いはまだ
マシな部類へ移住する他ないんだろうなぁとは思うのですが、右が左を、左が右を、それぞ
れ「間違いなくディストピアな未来!」と決め付けて口撃し合っているのを観てるともう、
未来にすら希望なんぞ持てなくなりますよ。ああ、どうせ十年後も二十年後もこういう諍い
を僕らは延々と続けるんだろうなって。だったらいっそ、どちらも滅んで一切消え去ってし
まえばいいのに。そうすれば少しは“静か”になるのに。

もう耳にタコができるくらい繰り返していますが、僕は諍いが大嫌いです。あと斜に構えて
哂っている自称知的人も大嫌いです。何でそう手ずからこの世界を掻き乱さなければいけな
いのか? お前だけ分かった風に嗤っていたって虚しいだけじゃないか。これはもう僕個人
の原風景というか、思考上のビョーキみたいなものなんだけど、そういうのを見聞きすると
どうにかしたいと思う。打ち消したいと思う。その為になら──それ自体が滅んで、滅ぼし
てしまってもいいやとさえ、ふと衝動的に思ってしまうことがままある。

ビョーキなんだろうか? ビョーキなんだろうなあ。

諍いそれのみを只管疎んでは憎み、疎んでは憎み、その両陣営を滅殺したいなどと沸々と考
える思考癖なんて、結局ものすごく個人的な“私怨”じゃないですか。その意味では諍って
いる彼らそれぞれが内に持っている、イデオロギーの原風景と何ら変わらないんだと、ぐる
ぐる巡り回るのです。所詮、自分もどうしようもない人間の一人なんだなあって。

1の争いを失くす為に、100の当事者を滅ぼす。それを本気で「正しい」と信じるように
なってしまったら、行動に移しても吝かではなくなったら──いや、そんな行動力すらない、
考える今の時点ですら、僕はとうに狂っているのかもしれない。

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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