日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)通信後的備忘録

('、3_ヽ)_ ツカレタ……。

暫く間が空いてしまいました。先週は通常より多い五勤のシフトだったため、どうにも身体
がしんどくて更新らしい更新もできぬままでした。

という訳でこんにちは、長月です。それでもまぁ、全く何も作業をしていない訳ではなく、
一応サハラ~のプロット作りだけは進めております。ツイッタ(小日記)ではその都度進捗
を呟いていますが、当稿現在6/14章分までを完了済みです。大体半分くらいですかね。やっ
ぱり一編分を纏めてこさえようと思えば二ヶ月くらいは見ておかないといけないなと目星を
付けつつ、七章目──通算で11エピソード目前編に掛かり始めている所です。引き続き進捗
の程は呟いてログを残しておきますので、宜しければ参考までにm(_ _)m

五月も早終盤、外気に漂うのは気の早い夏かと思わせる熱量で、先日天気予報ではもう梅雨
前線が沖縄にやって来たとの事。……この調子だとパッと梅雨が来て、パッと終わりそう。
即ちそれは実質的な夏が長く辛くなるって事で……。今でさえちょっと季節の変わり目で疲
れ易いし、鼻っ風邪も罹ってるのに、いや本当よしてくれよと;だから夏は嫌いなんだよ。
思考力が削がれてしまうし、生粋のインドア派にとっては辛い日々がやって来る……。
                     というか、体感的に一年の内での夏期間の長さって妙に長くないです?

……思えば何で、自分はあのクソ暑い真っ只中に投稿を始めたんだろう。

元々こっちに置いてあった単発系をなろうさんにも載せ始めたのが五年前の七月、ユー録の
連載を書き始めたのが同八月。書き溜めていた分を消化し、いざという時がちょうど真夏に
重なったというのもあるのでしょうが、振り返るにあの時よっぽど自分は暇だったんだろう
なぁと(最初期の投稿頻度が月三回とかですよ? ヒェェ~……。今じゃ考えられません)
言い換えればそれだけ将来像というものに形を見出す事ができず、とにかく『何者かになら
なくては』という焦りが強かったのかもしれません。まぁ今の現状を見てみればまるで実り
はせなんだのですが──良くも悪くも老成したなぁ、というのが自身への印象でしょうか。

先日、友人と話をしていました(時々何となく電話が掛かってくる事があります)
なにぶん自分が話下手なので有り難いですね。学生の頃はそれこそ毎日のように顔を合わせ
ていた、奇妙な縁で繋がった仲とはいえ、進学や就職を機に物理的・精神的な距離ができる
とどうしても互いに疎遠になってしまうものです(自分の場合、何年も療養という名目で燻
っていた経緯もあり)……それでも、間違いなく回り道を繰り返したのですけど、また何の
気なしに話をできるまでになりました。当初はもう“終わり”だと思っていたのに、何とか
自分なりの軌道の上をのたのた歩けるくらいにはなりました。

──お互い、随分と遠い所まで来たもんだ。

夜の静けさと掌を返すような冷えの中で考えます。

これまでに自分は「何」を抱えて離さなかったのか。
ここ暫くで自分の「何」がさも180度変わったのか。
これからの自分は「何」に目を向けるべきなのか。


当庵開設から今日に至るまで書いた雑記はちょうど260本(今回を含めれば261本)全部を逐一
確かめた訳ではありませんが、おそらくその大多数は時々の時事にかこつけて自分の鬱憤を
晴らすという目的で以って書かれてきたのではないかと考えます。

まぁ若気の至りというか……厨二病というか。
今こうして振り返るに、気鬱に苛まれていた頃はともかくものが書けることをこれ幸いに、
事ある毎に世の中の諸々に対して噛み付いていたような記憶があります。そこでどれだけ言
葉を論理を駆使してみても、結局は感情から出発したものであって(今でも)合理的と呼ぶ
にはお粗末なものですが、あれはあれで当時の自分には必要だったのかなぁと。
というのも、大きい括りで見渡してみればあの頃も今──お仕事に通えるようになって活力
を取り戻した現在でも、世事と語彙をダシに嘯いてみせるという営み自体は大して変わって
ないんじゃね? と思うからです。あの頃は『奴らは悪だ!世の中はクソだ!』と吠えてい
たに対し、現在は『嗚呼、悪だ。嗚呼、鬱陶しい……』と語気が弱まり変わっただけで、世
の喧伝する輩に対する厭気という意味では何も進歩してねぇじゃん、と。

いよいよバイタリティが少なくなってきたなあと、先の友人ともかねがね。
……いや、厳密に言えば限られてきたと表現すべきか。手持ちのエネルギーが無い訳ではな
いんだけど、それを割り振るに値する対象が世の「普通」なり「トレンド」なるものに該当
しない人間であるのだなぁという具合の……。良くも悪くもマイペースなのやもしれません。
なまじ「普通」のレールから不戦敗し、数年の療養(解脱期間?)を経て、そういうものら
と益々決別──積極的に与しようと思わなくなった、今更与して“追いつく”ことに価値を
見出さなくなった。いつぞやに書いたことだと記憶していますが、もうここまで来たらそう
いった用意されたテンプレートな生き方ではない生き方を追求した方が精神衛生上良いであ
ろうと。勿論主幹線より外れた道ゆえに困難であるには違いないのでしょうが、まぁこのご
時世その云われてきた「普通」すら「贅沢」に移り変わっている世の中なのです。どのみち
ハードモードなら、せめて自分で頷いた道の方がまだマシであると信じたい。

かつて僕は病んでいて、理想にだけはきっと手が届くとしがみついていて、ミニマムな個々
の日々、射程圏内の禍福でのみ満足するという生き方を“凡俗”とさえ呼んで見下していた
ような気がします。忌み嫌っていたような気がします。

ですが、そういう考え方こそまた一つの拘泥であったのでしょう。何よりそれを他人に押し
当ててその人間を測ること自体が他ならぬ「諍い」の一助であっただろうに。
とはいえ、今でも僕は自分とは合わない価値観、現実そのものなり組織・集団を見ると不愉
快です。具体的には何某かの(流行の)コンテンツ、そういうものに対して先ず嫌悪や疑心
が勝って手を出さず、あまつさえそれを「出せず」と表現してムーブメントに関わる人々も
含めて暗にdisってしまう──愛好者からすればアンチ以外の何者でもないことをしばしば
やっていたなぁと。「敵」の思考を知るのも戦略の内、とは云いますが、少なくとも自分は
そこまで苛烈にかの人々をパージしたかった訳ではない筈なのに(そこまで彼らを「敵」だ
と指弾する心算ではないのに)寧ろ出せぬ“理由”とやらを聞いて欲しかっただけなのだと
内省します。そこを解消できれば、彼らの楽しさに混ざることも出来るかもしれない。そう
思っての衝動だったのかもしれません。

……ですが、どのような言い訳をしようともこれは『駄目』なんです。
関わるべきではなかった。直接でも遠巻きでも、わざわざ言及するべきではなかった。それ
でも喋りたければ、もっとクローズドで信用の置ける相手を選ぶべきだった。少なくとも僕
が知っているだけで、相手からすれば別に親しくない他人が口を出すべきではなかった。

手を出さない癖に一丁前にdisるだけ、そう気付いたならいっそ一貫して黙るべきだったと、
遅いですが思います。そうやって本来(まだ)自分のテリトリでない所にまで押し掛けてい
って口を開く積極的で合理的な意味はあるでしょうか? それは徒に自分のセカイをマキシ
マムにしていく行為です。乱暴な開拓だと考えます。だからミニマムの方が良い──自身の
領分というものに慎重となり、もし広げよう移ろうとするのなら、過ぎるくらいに謙虚であ
れと、そう自戒するのです。

……いかんですよ。『諍いは厭だ』という想いも、所詮ゴリゴリ押し当てて回れば迷惑でし
かなく、相手が気を悪くすればそれだけで諍いの種です。それだけは何とかして避けなけれ
ばいけません。もっともっと、想いは自分の中でしっかり圧縮保存しなければいけません。
解き放つ時と場所を、よくよく勘案しなければいけません。
こういう言論へのネガティブ姿勢(萎縮?)を抱くと、しばしば言論の自由ガーという声が
聞こえてくるような気がしますが、某批評家の言葉を借りれば言論とは『他人びとが忘れて
しまったものを再び掘り起こすこと』だと云います。……じゃあ蒸し返すなと。何だか高尚
なことを言っているような感じもしますが、落ち着いて考えれば他人びとの足を引っ張り、
ひいてはそれまであった(一応の)平静を掻き乱す行為でもある訳です。そりゃあミニマム
に生きる“凡俗”な一般人の皆さんは嫌いますよ。それでも否、俺の言葉の方がもっと賢く
て正しいんだ! とぐいと押し付けて憚らないほど、生憎ですが僕の神経は図太くはないの
でありましてね……。

だから、創作って素晴らしいです。
言論ほど直接的でもなく、必ずしも他人がその中にある想いに従う必要はない。ただ物語と
いう箱庭の中に自分の想いをあーでもこーでもないと装飾し、梱包し、形にする営みである
と思うのです。

クールにスマートに。そしてミニマムに。
今一度、自戒する一節に付け加えましょう。

あまり強い言葉を遣うなよ……? 弱く見えるぞ(某オサレ漫画風に)

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  1. 2016/05/23(月) 18:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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