日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)天とヒトと秋めく季節

ご存知の事かと思いますが、先日より台風15号が列島を縦断し猛威を振るいました。
12号で大雨被害を受けた紀州を始め、東海や関東、東北に北海道と多くの地域で爪痕を残し
たのち、温帯低気圧に変わったようです。
何というか……やるせないですよね。こうも何度となく自然の猛威を被らないといけないと
いうのは(´・ω・`) こんにちは、長月です。

古代中国でしたか。
「政治が悪いと、天災が起こる」という云い方があるそうで(諸葛孔明でしたっけ?)
もちろんこれは迷信の類なのでしょうけど、実際にこの国の権力の椅子取りゲームを見てい
ると、あながち間違っていない気もしてきてしまうのが、何とも哀しい所です……;
ですが、何となく分かる気がしますね。
こう圧倒的な自然の力の前に「仕方ない」と言ってみてもやるせなくて、捌け口としてこの
ような言い回しが誕生したのでしょうね。


しかし、皮肉にもこの一連の台風の連発を以ってすっかり季節は秋の空気になっていくよう
です。辛かったここ一月弱の残暑も何処へやら。急に朝夕、そして夜がぐっと涼しく時折肌
寒いくらいになりました。
早いものですね。僕が年始に「もっと変わりたい」と初詣で祈りを捧げてから、もう半年を
軽く超えてしまっている。いや半年所ではないですね、もう三ヶ月もすれば年末になってし
まうのですから……うん早い;

四月末にこのページを立ち上げたのも、そんな(焦りにも似た)願いの片鱗だったとも思っ
ています。それから少しずつ書き溜めた小説を、雑記をUPし、一部短編と連載をなろうさん
にも掲載を始めて(これは七月~八月にかけてですが)
『創るとは、著す勇気と見つけたり』
そう己に言い聞かせて、自己顕示と羞恥心(や自信のなさ、臆病さなど)の狭間でぐるぐる
しながら試行錯誤してきた日々。
世の創作人さん達に比べれば、実際そう思っているほど多くの眼に触れて貰えていないのか
もしれませんが、僕個人としてはそれなりに反応を感じ、事実いくらかの出会いも果たす事
ができています。コツコツと何とか続けてこられて、多少は力もついてきたように思います。
縁を焦っても創作を焦っても、思い通りになる訳では勿論ないのですが、振り返ってみれば
以前よりも豊かな創作生活を送れているように感じますね。
この場を借りて、今一度、関わってくれている全ての方に感謝を申し上げますm(_ _)m

それでも……そんな僕個人の歩みに比べて、世の中はせっつくように掻き乱され、日々変化
し流れていっています。僕らの思いなど知らぬ存せずのように。
だからこそ、しばしば思ってしまいます。
僕は、本当にこの速さでいいのか? 何よりも本当にこの道を歩むことが正しいのか?と。
『大事なのは自分で決めることなんだって』
『もしそれが苦難の道でも、自分の意志で決めたことだったら頑張れるだろ?』
そんな不安をしばしば抱く中で、ある友はそういった助言をしてくれて。
流されるな。諦めるな。思考を止めるな。ロジカルに、もっと自身にとって取り得る最大限
の選択をすればいい──。
事実として僕は豆腐なカラダで、キャパは間違いなく他人に比べて優れている筈もない。
だけど、やれること(何よりやりたいこと)を諦める理由にしちゃいけない。
報われるかは分からないけれど、せめて行動した上で後悔できるように。
……試行錯誤してきたけれど、果たして僕は以前よりも良く在れているのでしょうか。
何よりも、抱いた筈の願いに近づけているのでしょうか……。

政治も悪ければ、自然も猛威を振るう。
何かと世の中は暗い。明るい報せがあってもそれ以上の負が僕らを大いに悩ませ、沈ませて
しまっているように思う。
それでも……一介の物書きとして、僕はその陰鬱を肯定して哂う為の文章を書きたくない。
青臭いと言われるのは承知の上です。でもやっぱり、物書きを嗜み志した以上、僕は自分の
手で紡いだ言葉で誰かが笑って過ごせるようになって欲しいのです。
ひと時の娯楽でもいい。思索を深めて豊かになる切欠でもいい
(個人的な願望としては後者なのですが、無理強いはできませんしね^^;)
自己顕示欲と揶揄されてもいい。元より創作人にそういったものは切っても切り離せない。
欲望は多過ぎても困り物だけど、持てなければ僕らは萎むしかなくなってしまう。何よりも
希望というものは漠然とした「したい」とも繋がっている筈です。
だから僕自身も、創作を通じて元気を貰えている……。

ただ沈んで斜に構えて哂うだけじゃ、きっと変わらないし変えられないし。
だったら少しでも足掻いてみせようじゃない。それが人間ってものだもの。
でも、それでも……大きなものに打ちひしがれて元気が出なくなったなら、僕ら物書きの出
番です。少しでもそんな貴方に糧を持って貰えるのなら、こんなに嬉しいことはない。

明日は秋分の日。暦の上でも季節は秋を迎えます。
豊かな実りと穏やかさである筈の時間。
読書の秋、芸術の秋、勉強の秋、食欲の秋、それに執筆の秋──色んな事ができる季節。
だからせめて、この節目を過ぎたのなら。
これ以上、人々を悲しませる災禍が降りかからないことを。

スポンサーサイト
  1. 2011/09/22(木) 21:45:00|
  2. 【雑記帳】
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<(長編)ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-〔7〕 | ホーム | (雑記)僕らと欲望と経験値>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://higurasisouann.blog27.fc2.com/tb.php/71-6c6d4724
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
します。

訪問者累計

最新記事

最新発言

検索窓

月別履歴

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

分類/索引

【案内板】 (2)
【小説:短編】 (20)
本の蟲 (1)
硝子野不動産店 (1)
夏の日の幻影 (1)
四番線の彼女 (1)
夢視の宿 (1)
線を曳く町 (1)
炬燵の神様 (1)
三者三盗噺 (1)
色眼鏡 (1)
奴らは攻城戦師 (1)
詰め替える (1)
同じ籠の狢 (1)
二十年後の遺言 (1)
轍の先 (1)
水に流せば (1)
真夜中の御二柱 (1)
いつか見た夢 (1)
神様達の初詣 (1)
白い花束 (1)
丸の代償 (1)
【小説:長編】 (149)
Amethyst League (6)
アンティーク・ノート (3)
ユウキのヒカリ (5)
NIGHT GUNNERS (5)
レディ・ルーン-Bonds of RU'MEL- (6)
ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle- (87)
死に損いのデッドレス (5)
Dear SORCERY (4)
サハラ・セレクタブル (28)
【企画処】 (339)
週刊三題 (329)
その他参加物 (10)
【資料庫】 (15)
【落書帳】 (6)
【詩歌帳】 (6)
【雑記帳】 (318)
【読書棚】 (30)
【遊戯倉】 (24)
path. (4)
decide: (3)
ユー録FW (16)

記事録

交友関係

このブログをリンクに追加する

(RSSリンク)

(QRコード)

QR

@long_month からのツイート