日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)ビターよりもシュガーかは

(=ω=)-3

早いもので、気付けば今月もそろそろお終いです。
年末年始の忙しなさ、ACアダプタがお釈迦になって取り寄せたり、腸炎になりかけて病院に
駆け込んだり。かと思えばものっそい大寒波で雪が積もって道が凍てて、それもようやく落
ち着いてきたかなぁと一息つく間もなく、今日も今日とて世界のクソッタレさを存分にアッピル
してくるニュースがそれこそ湯水の如く沸いてくる……。

ただまぁ、前回の雑記を始め常々言葉にしているように、少なくとも自分自身はそうした世
の諸々に一々感情的にならないようにならないようにと留意しています。……だって大抵の
事件は直接利害がある訳でも、当事者でもないじゃないですか。いち外野が憤ったって事態
をややこしくはしても、解決・収束には往々にして寄与しないと思うのです。

何処ぞの男女が浮気しようが。
何処ぞのアイドルがお家騒動に巻き込まれようが。
何処ぞの元県議がその自己愛がゆえにおよそ引っ込みが付かなくなっていようが。
何処ぞの政治家が“首獲り”の標的にされ、さんざ使い潰された末にポイされようが。

これも歳相応──年齢のなせる態度なのか。その割には上記などの世事にプリプリ怒ってい
る、年配の御仁が散見されるのですけど……。
やっぱり“義憤”というのは悪──大よそ不必要な善ですよ。その「正しさ」がきちんと定
義されていない、個々の曖昧な道徳なり価値観に依っている以上、その執行とは恣意的なの
です。どうしても私刑なのです。今日び“放っておく方向性の忍耐力”って大事だと思いま
すよ? 裏を返せば、度を過ぎれば、他人に冷淡だ情がないと批判されがちですが、少なく
とも困っている他人に手を差し伸べるのではなく、他の外野と一緒になって彼の者を泥沼の
中へと押し込むような真似が「正しさ」とは到底思えませんし。或いはこんな感慨も“義憤”なのか。

──まぁ、政的な話(いらんはなし)は置いといて。

とりあえずこちらは平穏無事です。時折それ自体が、今の環境と小さな幸福感に埋没しそう
になって怖いけれど、それでも焦る必要も意味もあまりないんだと思います(結果何か好転
するかと問えば、大抵は否だろうという意味で)……先日所長にも看破されちゃってました
からね。「焦らずゆっくりね^^」と。そんなに表情に出てたかなあ? それっぽい事ぼやい
ちゃってたかなぁ?←多分後者の可能性が大きい?

睦月から如月へバトンタッチ。

次の長編系更新(ユー録次章)も、月明け二週目くらいには上げられるように書き始めよう
と思っています。例の如く遅筆ですが、もう暫くお待ちをφ_(¦3 」∠)_



※今回は(も?)ぼやき成分多めです。

此方でも【案内板】に記載しているように、日々のツイッタ(小日記)や定期ポスでも都度
都度言及しているように、僕は現在このブログと小説家になろうさん、あとpixivに拙作らを
掲載しています。
かれこれ、五年?六年目になりますか。元は療養中のエネルギー復調──リハビリの一環だ
ったとはいえ、すっかり創作(物書き)は自分にとってライフワークと化してしまいました。
きっとこれからも、僕はこの心身がよっぽど滅茶苦茶に堕ちない限り、この誰得な営みを続
けていくのでしょう。

……誰得。そう、誰得です。
自明の理というか、かねてより自嘲めいて自らも語っている所ですが、僕の書く物語や文章
というのは、お世辞にも大衆向け──広く浅く好まれ、受け入れられる手のものではないん
だろうなぁとは思っています。これまでの自身の弁を借りれば、長い・硬い・臭いの三拍子
が揃っている感じ。気軽に、一時の慰み(笑い)を求めて手に取ろうとする人には、きっと
僕のようなタイプの文章は相性が悪い──その手をパシッと叩き払って哂うかのように映る
のやもしれません。

……はい。今回はそういう話です。
自分の文体・作風と、世で好評であるそれらとの違いについての問題。おそらく堂々巡りで
益体もなかろう再々の思案。
勿論そういう──エンタメ方向ばかりが創作の全てではないとは分かっている心算ですが、
それでも現実、巷で受けている作品の多くはこのベクトルの上に添えられ、調理された物語
ではないかと考えます。あとは恋愛要素。思い悩む、障害が立ち塞がるけれど、最終的には
幸福な結末……。

特になろうさんだと、そういう要素が顕著ですよね。
異世界転生・チーレム(=チートな能力持ち、ハーレム要素)などと(時には侮蔑?妬み?
も兼ねて)表現され、ことサイト内のランキング、新着更新される作品にはそういった要素
を詰め込んだn番煎じがどうしても多いという印象を受ける。
いやまぁ、それらを一切合財否定する訳ではないんですけどね。何番煎じだろうが手に取ら
れる・ptを稼ぐという目的に則れば間違いなく「戦略」ではある筈で、加えて宣伝にも力を
入れて自作が埋没するのを少しでも止めようとする。……全員がそうではない筈だけども。
どこに力点を、目的意識を置くかの問題ではあります。ただ書くのが好きならば目的ならば
こういったことに心を煩わせる必要はないし、逆にとかく目的であるのなら、有名所の投稿
サイトという場を存分に活かせばいい。

……ただねえ。流石に物事には限度があるってもんで。
こちとら「真面目」にガシガシミチミチ書いているっていうのに、設定云々は二の次に置く
としても、一見ふざけてるのか? と思うようなラフな文章で書き殴られた物語が先んじて
評価されているのを見ると、何というか「真面目」に書いてる自分が馬鹿みたいで……。

趨勢が、場に限定すればなろうさんがそういう所だと割り切れば、そうでもない──結局の
所報われなかった者の僻みでしかない。そう取られても仕方ないのでしょうけど、やっぱり
悔しいかと問われれば悔しいですよ。
お前ら、そんなにライトがいいか? そんなにコメディがいいのか? ラブコメがいいのか?
ハーレムがいいのか? 棚ぼたな人間や世界がいいのか──。
(だがここで冷静になるべし。現実は非情である。必ずしも労力の密度=クオリティでも、
他人に評価される確率ではない──)

とある作家さんの言葉、難しい言い回しを借りれば、
生まれてこの方『他者に掣肘(せいちゅう)を受けない無邪気な最強の時代』を味わってこ
なかったから、上記のような属性群の物語を好む・求めるようになった、そういった層が出
てきたという見方も出来るようです。僕も、一理あるのかな? 物語を読むという事は即ち
追体験──自分以外のストーリーを知り、没入し、このクソッタレな世界という現実と向き
合う力を溜める時間──であるという(僕なりの定義を)考えると、所謂チーレム物を好む
人達にとってはそれが必要な追体験の一つであるのだろうと推測できるからです。
……ただ、稚拙な、と言われてしまうと割と反論できないのは辛い所ですね。
無かったもんはしょうがないだろとへそを曲げる姿が容易に想像できるし、そんな無邪気な
時代を封じてきた大人達に、社会にこそ、そんな嘲笑を向ける資格があるのかよと問い返し
たくなりますが、十中八九これらを好む者と好まざる者とは半永久的に分かり合えないもの
と考えます。価値観が、バックグラウンドが違えば、是となるものは違ってきて当たり前な
のですから。

少し脱線しました。

ともかく、僕といういち書き手・読者が思うのは、前々段なのです。
ただそれは僻みであり、価値観や趣味嗜好の違いであるのでしょう。そもそも「笑い」を取
るというのはその外見よりもずっと計算を要し難しく、たとえライトな文体でもコメディ風
味の味付けが主体であっても、あちらはあちらで別途相応のノウハウが存在していて、彼ら
(作り手)は詰まる所そういう違った経験値を収めてきた筈なのだと──そう考えなければ
冷静で合理的な説明・理解はつかないのですから。

ぼやっと思います。僕もああいう(ライトでコメディないしラブコメ風)のを描けるように
なれればもっと表現の幅が、ネタの引き出しが広がるのではないか?
……でも、過去何度か挑戦してみるのですが、肌に合わないのか中々上手くいかずに今日ま
で至っています。
どうもむず痒かったり、自分の中での納得(?)が付かないんですよね。
特に和気藹々・甘々な感じにしようとしてもそもそも実経験がないし、現実に考えればファ
ンタジーだし
、どうしてもそういう関係性にキャラクタに「ご都合主義」を覚えてならず、
加えそれを許せるような世界観なり経緯を作ろうとしても自分の中で辻褄が合わない・無理
があると感じて気持ちが折れてしまう、といった具合にことごとく頓挫してしまって……。
(大体、普段書いてる真面目な話だって“ファンタジー”には違いないのになあ。何故)

それぞれに毛色がある。
それぞれの好きを好きなように描けばいい、愉しめばいい──。

結局の所、この手の気患いを抱いて思案しても相談しても、行き着くのはそういった回答に
なること請け合いなのですが。でもやっぱり、実際問題あっちの方が受けはいいのは事実で
あろうもので、だからこそ(自分自身が硬いくせに題材がちょいちょいラノベ調、みたいな
負い目?があったりして)このままではいかんだろう、より立ち位置を踏み定めて書かねば
認められるものもあるか知らんが認められんと思うのであって……。

真面目で鬱々重々(ビター)よりも、砕けて痛快爽快(シュガー)?

今でも静かなレスポンス(数字)は確かにあるけれど、もっともっとと改善を願う。

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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