日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)ゴロゴロ黒く、黙々白ける

……寒い。

この前年が明けたとばかり思っていたら、もう気付けば今月も終盤ですよ。そりゃあお仕事
と執筆スケジュールの往復で、一通りこなした頃には既にその月が終わり掛けてるなんての
は今に始まった事じゃないですがね……。こんにちは、長月です。

前回の雑記でやらかしたーと言っていた腸炎も、早期発見・早期治療のお陰かあれ以来下っ
腹が痛む様子はなく、どうやらしっかり薬で散ってくれた模様(=ω=)-3 ただやっぱりこれ
ばかりはもう季節柄仕方ないのか、母や作業場の同僚などがあっちやこっちで風邪だのイン
フルエンザだのに罹ってしまい、ぽつぽつとダウンしています。
……本当、冗談抜きでこの季節は身体に堪えますものねぇ。風呂掃除するにも窓が凍ててし
まってたり、水がクッソ冷たかったり……。電気代? 石油代? 死ぬよりはマシだ。とに
かく念入りに温かくしてお過ごしくださいませ。

さてさて、挨拶はこれ位にして。
先日、サハラ~の十一章をUPしました。6エピソード目前編となります。前章前々章は宙を
メインに据えたお話でしたが、今回は主人公のもう一人の幼馴染・海沙を中心に据えたもの
となっております。
例の如く硬い・長い・臭いの三拍子が揃ってしまう自分の文章ですが、もしよければお手に
取って貰えれば、束の間の愉しみなり糧なりにしていただければ、これ幸いですm(_ _)m

──これにて今年最初の、今月分の長編系の更新は達成しました。月二作はプロット作成で
ユー録をお休みし始めた昨年十月以来ですね。まぁアレです。やれやれ……というのが正直
な感想といった所。
更新頻度はどうしたって若くて健康な(ほぼ日的な更新をなさっている)書き手さんには勝
てませんが、はてさてこの一回一回の全力投球の(心算な)クオリティは手に取る貴方にと
っては如何ほどのものか? というのも、何だかここ暫く、キッチリカッチリと構想を練っ
てプロットをこさえ、定期的な執筆活動までに持ち込む──そんな機械的というか理詰め?
に文章を組み立てている自分を自覚する時、ふいっとこれでいいんだろうか? という疑心
は湧きますよね。趣味なのに「処理」している風で、本来の創作の「楽しさ」は何処に置い
て来てしまったんだろうと巷の他の創作人さんの小躍りやら語り口を眺めながら思ったりは
するのです。まるで今のこのノウハウや錬度の代わりに、純粋?な何かを失ってしまったよ
うな、捨てる選択をして久しいような……φ(=_=;)

まぁ今更なんですけどもね。こういう感じが多分、自分のスタイルなのでしょう。
少なくとも達成感や空想、思考する愉しさは味わわせて貰っているので、引き続き頑張ろう
かなと思います。あわよくば誰かにも愉しんで貰えればと思います。
(とはいえ、堅苦しい文藝文藝してる作風よりは、コメディ風味の娯楽の方が大よそ食い付
きは良いんだろうなぁとは感じる所なんですけども……)


話題はガラッと変わりますが、今年は(も)年明け一月目から世相が濃過ぎません?

スキー客を乗せたバスが大破して大勢死んだり、廃棄処分される筈の食品が実は横流しされ
ていて巷に流通していたり、「この冬は暖冬だと言ったな?あれは嘘だ」ばりに猛烈な寒波
がやって来たり……。

その中でも(TLの負荷的な意味で)波紋が大きかったのは、某大物アイドルグループの解散
騒動と謝罪会見──もとい本人らの公開処刑でしょう。ネタあり考察あり冷笑ありで様々な
御仁が「物申して」いますが、今回の一件で日本の(余所の国もそうなんだろうか?)芸能
界がいかに未だ旧態依然の世界であり、いわば“芸事小屋”であること、長い間ずっとその
封建的な在り方にメスが入れられてこなかったことが明るみになったと言えます。
更にバス大破や食品横流しの事件なども含め、未だこの国は全体の性質としてブラック企業
なんだなぁ思い知らされました。
人を安いままこき使うことの常態化。権力(ちから)による支配する側とされる側の悪しき
普遍性。そうしなければ事業として立ち行かぬ実情・そういった“悪が一人勝ちする”現実。
そして何より僕ら消費者一人一人が、安さと品質という本来相反である(より高いサービス
を求めるのなら、より相応の対価を払うのが当然である)筈の要求をして憚らない“お客様”
と化している現実──。
直接的に彼らに対して悪者ではないのだけど、僕も何処かで彼らの首を締めてはこなかった
かな? その一人の人間の精神を抉っていくような態度で接する“お客様”であった瞬間は
なかったかな? と省みざるを得ませんでした。誰かが形容していましたが、あの謝罪会見
はまさに『日本(的組織がもつ悪性)の縮図』であると言えるのです。

……ですがまぁ、冷静に考えてここで僕が“義憤”を抱いてみても詮無いのですよね。
そもそも僕はS○APのファンでもなければ追っかけでもないし、報道やネット経由の情報を
観ている限りでは今回の騒動も結局はジ○ニーズという芸事小屋のお家騒動──に翻弄され
ざるをえない、どれだけ有名になっても人気を得ても興行主の駒(しょうひん)でしかない
という虚無感を観たことで、更にあの手の界隈には興味を持つまいとさえ思ったほどです。
騒動を受け、現在ファンの一部が確執の元凶である(とされる)副社長解任を求めて署名活
動を行っているようですが……まぁ、彼女?らは基本蚊帳の外でしょうね。政治家でもない
いち民間企業(但し影響力やコネクションはヤクザ級──というかああいう手合いはざっく
りとした括りではヤーさんと言ってしまってもいいんでしょうけど)の人事をどうこうする
なんて権限、そもそも一般市民にはないでしょうし。

なんだかねぇ……思うんですよ。
これは何かしら事件が起こる度に思うことなんですが、基本的に僕らってのは「外野」であ
って、問題の当事者じゃない。そりゃあ種類によってはややもすれば僕ら個々の生活にも関
わってくる案件(不安)になるのかもしれないけど、それでも外野が推測と私情であれこれ
と騒ぐべきではないと思うんですよ。いわゆる炎上マーケティングという奴で、昨今は問題
とされること自体を「商機」とする輩がわんさか跋扈しているでしょう? それが分かって
てただ火の点いた案件を片っ端から義憤で突っ込んでは彼らの思う壺じゃないですか。それ
って癪じゃありません? まぁそれで糾されて変わっていくものも無い訳じゃないですけど、
どうも観ている限り今日びは『変えさせる為に火を点ける』っていう目論み・手法の方がず
っと多い気がするのです。それも、その前に『自分達の都合のいいように』が付くっていう
パターンがね……。

衆愚というか、扇動というか。
ぐるりポジティブとネガティブを周回して、僕はやっぱり何でもかんでも騒ぎ立てるべきで
はないなぁと思います。皆して黙殺してやれば、大抵の話題は話題ではなくなるんですよ。
……まぁ、それをさせないのがこの手の人達の仕事なんでしょうけどもね。羽織りゴロとか
差別利権(○○は差別的だ、過剰な性的表現だなどと喧伝しターゲットを潰すお仕事)とか。
尤も、言ってしまえば商売全般がそれっちゃそれなんですけどね。こんな商品を作りました、
こんなに便利ですよ、効能がありますよ、流行なんですよ、まだ買ってないんですか──?

……いけませんね。暫くぶりにネガティブというか、黒い哂いに全身が満ちている。

それだけ件のニュースは元来無関係な僕にとっても心に影を落とすものだったのでしょう。
何せ厨二病全開の頃病んでいた頃から醜い、汚い、忌々しいと嘯いては哂っていた世のクソ
ッタレな面、ダークサイドな実例がああもあからさまに現れたんですから。

だからこそ──今現在の、自分自身のミクロな幸運を大事にしなければ。実際問題いまだに
乗り越えていくべき課題は山積しているし、ずっと同じ心地いい所に腰を落ち着け過ぎて埋
没してしまってはいけないのだけど、かといって少なくとも僕という人間は“段飛ばし”で
は進めないのです。そんなに器用な生き方はできないのです(できない・向いていないのに
それをやろうと、やらなければならないと自分に課し過ぎたからぶっ壊れたのです)。

義憤が全て悪とは言いません。時にはそれが変革の推進力になることだってある。
だけど、そもそも変革というのは「失敗したら賊軍」化するんですよね。結局の所それまで
あった悪を討つことを是とした正義であって、そうでないと言われれば当然、その正義は人
びとから(新たな)悪とされてしまう訳で……。だから僕は、徒に義憤に与することを好む
まいと自身に戒めています。同じ義憤(価値観)で繋がっている相手とは確かに固く手を結
ぶことは出来るかもしれないけど、そうでない──無関心の他者とは往々にして大きな溝を
掘ってしまう。寧ろ何故分からないんだ!? と彼らに怒りの矛先を突き立てさえしうる。
そうなるのなら「言論」や「知性」は何段階も劣化するのです。結局それらを標榜して嘯く
自称専門人の独り善がりになってしまう。……ならば、普段は成る丈そこにどっぷり浸から
ぬバランス感覚の方が好いのかもしれない。(極論に)悪辣にただ従属するのか!? では
なくて、もっと静かで騒々しくなくて、他人を巻き込まないと成立しないものでないものを
選ぶということ。何かを好きになったり嫌いになったりするくらい、手前一人の責任でやれ
ってんだい。

先ずは自分一人で出来ることから。

とりま横柄にならず、感情的にならず、他人に優しく誠実であろうと願う。

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  1. 2016/01/21(木) 23:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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