日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)僕らの器のハナシ

残暑がぶり返してますね。もういいんですよ?高気圧さん。引っ込んでて下さい(切実)
個人的に暑いのは苦手です嫌です。何より思考力が削がれるのが何よりしんどいのです。
考えない豚はただの豚だ。
早い所、涼しい創作に秋になって欲しいものなのですが……。

秋「いいのかい? 食欲の秋は君を太らせちゃうんだぜ?」
冬「いいもん。どうせボクは春までの繋ぎだもん……」
春「花粉症の出番も忘れないで下さいね」
夏「まだだ……まだやれる。もっと、もっと暑くなれよぉぉ!!」

(゚Д゚#)喧しいわ。……こんにちは、長月です。
現在、連載小説の六章を執筆中です。ペースを上げ過ぎずに。でも今月中にはUPできたらい
いかなぁとの算段をしております。
にしても、ログを見れば分かりますが見事に小説と雑記ばかりになってますね;
もっとこう他にコンテンツを増やせればいいのですが……。


ですが、現状中々色んな事を手掛けられるだけのキャパシティが自分にあるとは……正直思
えない自分ですorz  マルチな才覚があるわけではないとの自覚があるので、遅かれ早かれ
パンクして中途半端になってしまう予想が根強いですね;
だからこそ、何処かで僕の物書きを手に取ってくれる読者さん(がいるのかは……まぁいる
と信じる前提で)をげんなりさせない為にも、先ずは今手の届く範囲のものをしっかりこな
せる力量を磨く事に注力しようと思うのです。キャパシティというものは、そう一朝一夕に
は大きくならないものなのですから。

……という訳で今回は、そうした目指すものと現実との差についての感慨を一つ。
普段僕はツイッタ上などでも物書きさんと時折語らうのですが、所謂ワナビ(小説家志望)
の方に多いと個人的に感じるのことはその「野心の強さ」です。
勿論、それだけ強く望むからこそ名乗っているのであり、努力も重ねているのでしょうが、
正直な所を言ってしまうと僕はその努力の末路がふと心配になるのです。
(僕が消極的というか、枯れているからなのかもしれませんが……)

『ものごとは、努力によって解決しない』

こんな言葉があります。元々は心理学的・宗教的な出処ですが。
確かに努力は必要要素ではあります。ですが、必ずしも成功要素ではないのです。
「じゃあお前は努力しても報われないというのか?」と貴方に問い詰められるかもしれない
ですが、僕は敢えて首を縦に振るだろうと思うのです。
僕のような若輩者が言うのも何ですが──現実は“人間個人”には構わない生き物です。
貴方がもしその才覚を認められたとしても、そこに横たわるのは「こいつは使える」という
打算。もう少しビジネスライクに表現するならば、金になる……そんな目論見が先方にある
からこそプロ作家という肩書が成り立つ訳です。
当たり前とはいえば当たり前な事なのですが、どうにも少なからぬワナビさん達の中には、
そういった部分をあまり深く考えず、夢を“綺麗なもの”として見過ぎているように思うの
ですよね……。或いは自分の力量を上に上に思い過ぎている(自信があるに越した事はない
のですが)方もちらほらと見かけたりします。

ですが、僕が言いたいのはそういうある種の批判ではありません。
確かにそう実績を残していない(或いは中途半端なものばかり)のに訳知り顔をされると、
正直言ってあまりいい気はしませんが……;
考えても見て下さい。そもそも「プロはスタート地点」である筈なのです。
なのに(僕も含めて)それが目的化している言動がちらほらとある。
違うんじゃないかなぁ……。そう思ってしまうのです。
何よりも、創作するのに“プロであらねばらない理由”は必要なのでしょうか?
個人的な意見ですが「創作をしたいという意欲」と「プロになりたいという願望」とは本来
切り離して考えるべきものだと思うのです。
勿論、例外的な方は少なくないのでしょうが、ただ食う為のなら別段作家という道を選ばな
くてもいい。むしろ堅実に働く方が現実的な筈です(累計的な金銭額では、悲しいかなそう
もいかないご時世なのでしょうが……)

だからこそ、僕個人はプロ作家になれる事は半ば運だと思っている節があります。
努力はします。日々自分なりの鍛錬をし、挑戦もしていきたいなぁとは思っています。
でも……その「努力」は必ず実を結ぶのか? 否です。
それでも僕ら物書きが小説を、文章を書き、プロという肩書を目指すのは……やはりそこに
ある本質が金銭的なものではないからではないでしょうか?
もっと色んな人に読んで欲しい。即ち自己顕示欲の類。
ただでさえ物書きとはそんな「欲」と隣り合わせなのですから、意識的な部分くらいもっと
片肘を張らずにいきましょうよ。
夢を掴む事に邁進する姿は確かに美しいかもしれませんが、そうした努力が報われなくても
構わない。後悔はないといった覚悟くらいは事前に用意しておきたいものです。
そうなればたとえ結果が得られなくても、僕らは何かを得られるだろうから。

貴方も僕も、創作人として追及したいのはお金(肩書)ではないのでしょう?
ただより良い文章を、物語を創りたい。
ただより多くの人達に手に取って貰いたい。少しでも彼らの糧になりたい。
そんな、ちょっと押し付けがましいけど、誰かを支えられるチカラとは何か?な筈で……。
縁は異なもの味なもの。
プロ作家も然り、他のお仕事も然り。
誰もが一人で事を成せるほどの『器』を持っているなんていうのは、ちょっと力み過ぎでは
ありませんかね……?
ただ黙々と自らを磨き、時に語らい互いを高め合う。
お金以上に財産になるものが、きっとそこにはあると思うから。
成せた事が無くたっていいじゃないですか。ただ自分が良く生きれたのであれば。
キャパシティの合わない足掻きは、往々にして自分の首を絞めてしまうものなのです。

だから……そんなにギラつかないで。
一介の過ちの人間からの、ささやかな思いです。

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  1. 2011/09/14(水) 21:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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