日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)一丸と、為らぬことに一丸で

[疲労 原因]→もしかして:デブ ▂▅▇█▓▒░('ω')░▒▓█▇▅▂

雑記では暫くぶりです。今更ながらそんな事に気付くものの、どうせ年末年始に掛けてまた
肥えるんだろうなぁとすぐに諦めてしまう当庵の中の人、長月です。
                           だって、お弁当もお茶請けも美味しいんだもん……(´・ω・)

割とこまめに疲れる──コンディションの上下が今も在るのは事実ですが、ここ一週間ほど
を顧みる限りでは、全体として平穏無事な日々を過ごせています。
これも、少なからずお仕事(作業場)に通い始めたことが影響しているのだと思います。
一度は心身を壊してドロップアウト──もとい、そもそもスタートラインに立つ前に脱落し
たような人間ではありますが、その分負い目である部分を拭えると随分気が楽になったのか
もしれませんね。
まぁ一方でそんな平穏無事に、この腰を据えた場所に埋没してゆくことに折につけて最早癖
の如く不安は疼くのですが……少なくとも堂々巡りの中で気に病んでも毒にしかならない。
それはこれまでの経験上、間違いはありません。なるようにしかなりません。どうせ今更近
道したって追いつけやしないんですから。

あと、お仕事関連でもう一つ。
先日話をして決まった事なのですが、来年から通常シフトが一日増えます。
故に当然、物理的にがっつり執筆に当てられる時間は減る訳で、もしかしたら年明けから再
開する拙作らの更新も以前より(またもや)遅くなる可能性があります。
尤も元より全く休みが無い訳ではありませんし、先方の理解もあるのでそう劇的に創作不能
な程の疲弊に陥るとは考え難いですが……予めご容赦のほどをm(_ _)m 既になろうさんの活
報では、先日の時点で同様の旨をしたためてあります。

……しかし中々どうして、意欲と身体が正比例してくれませんね。
他に形容するならば、身体の中で無数に繋がっている“糸”を維持できる時間が、どうして
も限定的にならざるを得ないもどかしさと言うか。

まぁそれだけ活力だけは、発病当時に比べて回復したという証なのでしょう。
もっと色々創りたい。でも身体がついてこない。
それは過ぎ去っていった歳月も無関係ではないけれど、多少はポジティブな風にして受け止
めておきたいなと思う。
何せただでさえ筆が遅く、かといって若く健康な書き手達には逆立ちしても敵う筈もなく、
過去の自分(ユー録)という看板作に未だもって新しい自分の物語達が追いつけないという
嬉しいかな悲しいかなのジレンマも抱えていたりする訳で。

──累計アクセス20000人。

次編のプロット作成の為に更新を休止していても地道に毎日アクセスはあり、有り難いなぁ
と思うと同時に、やはり他人に読んで貰うには相応の下準備と労力が不可欠なんだとも兜の
緒を締め直す。……あ、あと先日の活報の方で「待ってるよー」とレスポンスをくださった
こと、地味に嬉しかったです。やっぱり創っている自分の営みは自分しか知らず、自分一人
でわちゃわちゃ頼んでもないに言い訳したり何なりして──その実空回りした道化なんでは
ないかしら? というのは少なからずあるので。
残り日数的に、雑感の類をしたためるのは今年で今回か次くらいが最後だと思います。只管
誰得な文章を書き連ねてきたこの数年でありますが、ようやっと今年は大きな一歩を踏み出
せた年となりました。

語りたいから言葉を組み上げるのではなく、言葉が組み上がったから語る。

改めて初心に還って臨みたいですね。


最近ぼやっと思うこと。
引き合いに出すなら2020年の東京五輪に関するゴタゴタ。

一度は決定し、実は基礎工事も始まりかけていた新国立競技場のデザインが白紙撤回になっ
た顛末がありました。大会公式ロゴも同じように紛糾して再公募となっているようです。
曰く選考過程が不明瞭。
炙り出されたデザイナー達の癒着体質。
或いは単純に発表されたデザインがダサい。
されど他の時事問題と同様、これらは一時こそ世間を騒がせたものの、気付けばすっかりな
りを潜めていました。見たくもない醜態と上から下まで見ずに済み、今度はちゃんとクリア
な決定になって欲しいものだ……。そうあの頃は思っていました。

だけど……前述競技場の新デザインの再決定案が発表された先日、まさかなと思っていた事
態が再び動き出そうとしています。
また選考結果に異を唱える人達が湧いてきています。
またこのデザインが自分のかつて作ったものと似ているとわざわざ語りだした人がいます。
今度はデザイナー(佐野氏)ではなく、より直截的に五輪の意思決定に関わる政治家達の癒
着をばばんと打ち出して非難するという手合いが沸いてきています。

……いや、もういい加減してくれ。
どんだけ五輪を邪魔したいの? 気に食わないの? 水をぶっ掛ければ気が済むの?

(ネット上にも既に同様の感慨は観測できますが)少なくとも僕はそうげんなりしましたね。
何かもう、○○が××であって不正だから止めろというのではなく、先に『五輪という名の
国威高揚・一致団結的な空気の出現』自体をぶち壊してやるという意思ありきの騒ぎ立てで
はないかと疑われても仕方ないんじゃないですかね。
大体、今日び五輪が「清廉潔白な平和の祭典」などと本気で信じている人間が一体どれだけ
いるんだよと。
その実は世界的なスポーツ大会に託けた国の威信を示す絶好の機会であり、その招致によっ
てインフラ開発を大手を振るって行えるなどの経済刺激の一大イベントであり、これらの達
成によって箔をつけたい政治家達が是が非でもと狙うカネとパワーのフィールドであるのは
最早自明の理ではないですか。……それを何だ。やれ利権だ、無駄遣いだ、何より「国」を
表に掲げられるのが気に食わぬって。なら見なければいいじゃない。放っておけばいいじゃ
ない。わざわざ好き者達が集まってワイワイやっている中へと水をぶっ掛けに行かなくても
いいじゃない。何だったら次の選挙でその政治家に票を入れなきゃいい。その意思表示だけ
でも、本来は十二分であると思うんですがね……。
(確かに個人では組織票には勝てないっていう現実はあるけども)

──ちょっと話が膨れました。本題?に入りましょう。
何というか、今の世の中どうにも国やら組織やら、そういうもので団結しよう一緒に頑張ろ
うというものに対し、ある種のアレルギー反応を示してがなり立てる人達ってのが目立って
いるなぁという気がするのです。
以前話した「軍隊アレルギー」も然り。
多分、こういう個ではなく全に力を注ごうという動き全般をイコール軍隊・軍国主義的だと
連想して嫌気を発症するのかな? 或いは組織の持つ「悪」に対して潔癖過ぎるほどに敏感
になっている昨今の声が大きい人達の性質。何かあれば利権だのコネだのといって口撃する
とば口にし、ひたすら彼らを正義の名の下“浄化(クレンズ)”したがる性質……。
ネット上で見かけたとある方の台詞を借りれば、

『どんだけ清廉潔白が好きなのだこの国は 処女厨かよ』

である。全くもってそこは同意する。
業種によってそりゃあ多少の違いがあるんだろうけども、組織人だの職業人だのが往々にし
て窮屈になる元凶とは、思うに“やらかした”個人の性質や行動というよりは「契約内容」
以上にその中の人達に人格とか倫理とか(の文言外)のことを強要して当たり前とするこの
国の文化なんではないかと。
僕自身、お仕事をするようになって再認識している所なのですけれど、コネ=縁・人脈って
無ければそもそも仕事自体が入って来ないんですよ。どれだけ看板が有名でも、最終的には
その中の人に信用できる人がいるか、信頼し合える間柄の誰かがいるかってのが発注のゴー
サインを出す一つの大きな切欠になる筈で。利権と呼ばれるものだってそう。それは手続論
として両者の「外」の人達を締め出すから不健全になるのであって、どだい人間なんて群れ
ればどうしたって大なり小なり“しがらみ”は生まれると思うんですよねぇ。
それでも尚これらを画一的に「悪だ!」と断ずるのなら、要するに「群れるな!」と同義で
はないですか。
そりゃまぁ、信用を裏切るほどの隠し事をやっていたのなら叩かれても仕方ないのかなぁと
思ってしまいますが、金を稼がないで事業をしろ、なんて実際無理ゲーですし……。
それこそ『無能な善人がいいか、有能な悪人がいいか』っていう命題にぶち当たります。
成果はろくすっぽ出さないけれど、主義信条は曲げない人。
成果は確実に出してくれるけれど、目的の為なら多少黒い事も厭わない人。
……人格でいえばそりゃあ前者なのは言うまでもありませんが、こと世界的祭典やら政治に
携わる人達はそんな「いい人」ばかりを相手にしているのではありません。時には、いや常
に相手がそんな手を回してくることも充分に理解した上でクレバーに動き、自分達にとって
(出来るならば誰しにもとって)最善の果実を獲ってくる──それが政治家という人間達が
サインした「契約内容」ではないのでしょうか? 要求する順序が、違う気がするのです。

或いは、そういう「国」や「組織」というものそれ自体に対して“哂う”事がデフォルトな
人達が今や巷に溢れている、ということなのかもしれませんね。
僕の知り合いにも何人かいます。観測範囲の中にいます。あまり個々人の主義主張に干渉し
たって好い事なんて無いんですが、結局の所誰もが『見たいものを見たい』んだな、という
のは常々感じている所です。

──もっとドライに。自分の時間を何よりも優先しよう。自分に害のある関係ならしがらみ
など構うことなど切ってしまえ(それが自分を守る最大の次善策だ)

手垢の付き過ぎた表現を敢えて使うなら、個人主義の蔓延。何より「この国ならではの」を
修飾語につけた上でのそれ。
戦後、僕ら日本人は(と、こういう言い方をする事自体嫌うんでしょうね……)旧家族制度
的な諸々のコミュニティを、しがらみの温床として只管パージする事に専念してきました。
イデオロギーによっては未だにそれをライフワークとしている御仁も少なくないでしょう。
だけど、家族が地域が、組織が共同体が、それまで同様に持っていたメリットだってかつて
の時代の中にはあった筈で。切り捨てるばかりではいずれ──いやもう既に、僕らはただ存
在するだけで(経済的にも精神的にも)苦しくて苦しくて仕方なくなる。

……う~ん。こう言うことを喋っていると、やっぱり“ネトウヨ”なんて呼ばれるんだろう
かなぁ? 保守的、ならまだ「おう。どっちかっつーと自分はそうだよ」って応えられるけ
れど、元よりレッテル張り(右も左もそれは同じなんだけどね)する為の言葉を叩き付けら
れて開き直れるほど、僕は頑強なメンタルはしてないし……。

何ていうかなあ。思想信条的にアナーキーだったり、政府は要らない・国は要らない・政治
は要らないみたいな事を平気で嘯いて笑って(哂って)いられる人を見ていると……きゅっ
と胸奥が辛くなる。哀しく、なる。

月並みだけど、人は一人じゃ生きていけないんだよ。

確かに今は昔に比べればすっかり便利になった。環境さえあれば、それこそ一日中一年中、
部屋の中で自分の生活を完結できる。
……でもね。その便利さを担保してくれているのは、他でもない他人なんだ。買い置きした
食材を仕入れて来て、商品棚に並べて、売っているのはお店の人だし、レジを通しているの
は棚の奥で冷房に震えながら食材を加工しているのはパートやアルバイトのおばちゃんや若
い子達なんだ。ピザを頼めば作り、配達に行かなければならない人がいる。PCやスマホ上
で娯楽を楽しむにしてもそのコンテンツを創っているクリエイター、企画と運営をしている
公式の人、何よりサーバーと各端末を繋いで日々メンテしている技術屋さん達がいる。水や
ガスや電気も、ややこしいにも程がある行政手続きも、全部自分ではない誰かが必死こいて、
見も知らない僕の貴方の為に働いて機能させてくれているんだ。
……金を得る為に仕事してるんだから当たり前だろ?
ううん。それはやっぱり結局は痩せ我慢だし、方便だし、何より自分を騙し騙し予防線を引
いてみせているだけなんだと僕は思う。
数年前までは僕だってそうだった。この世の色んなものが醜く見えて、憎らしくて、さっさ
と壊れてしまえばいいと思って仕方なかった。
それでも──何の因果かここにいる。はたと人に出会い、また人に出会い、一応だけど仕事
を得た。そりゃあ一般ピープルに比べればまだまだ甘っちょろで完全自立からは道半ばだと
言わざるを得ないけど、それでもとりあえず楽しくやっている。

自分は一人で大丈夫だとか、自分の力を“過信”するのは滑稽だとさえ思う。

『どうせあんたの生活が向上したから余裕なだけだろ──』
ポジティブ教に改宗したのかと言えばそうだとも言えるし、そうではないとも言える。いや
言わなくっちゃいけない。
世界が全部クソだとか、全部素晴らしいとか、この国がとにかく素晴らしいとか、何もかも
クソだ──欺瞞に満ちていて、薄っぺらで、何より苦しい俺を見てくれないじゃないかとか、
そういう次元の話じゃない。これでも自分なりに底の底まで落っこちて、だけどもここ一年
ほどようやく光が見えてきて、改めてぐるっとこれまでの自分の中の「セカイ」を眺めた上
での感慨だ。

ヒトは自分の見たいものを見たいし、そればかり見ようとする。
それでいて実は、その(自身で)抽出した限定的なセカイだけを観て他者全てに「値札」を
つけている。自分が正しいんだと叫ぶ。
(厳密には右派は『自分達の側か、否か』で、左派は『自分こそが正しいか、否か』と表現
されると云う。……そういう意味で、アナーキーや個人主義を信奉している人達はその自身
の規定した「正しさ」に拘泥しているのだとも言える)

だから、自分の「外」にある国やら組織やらの唱える“一丸となって”はきっとすこぶる目
障りなんだろうなぁと思う。だからこそ、この手の人達は“一丸と為らないことに一丸”と
なる傾向にあるのかな? そう僕は分析している。そして何より、そういった向きが思想を
生業としている人達・知識人階級の中で幅を利かせているさまがあるから……余計に左右の
二項対立とは激しくなるばかりで、飽きる事を知らない。もう互いに相手(敵)陣営を腐す
こと、それ自体が商売になっている。
……それこそ愚かなもんだ、醜いもんだ。言葉とは丁寧に検証し、提起し、積み上げていっ
た結果だからこそ重みがあるし、意味を成すものなのに、結論ありきで振り回すだけならば
それらも結局半減以下になる。
(そして何よりここで口を酸っぱくして頁を割くのは、結論ありきだという批判を、相手を
腐したいという結論──特定の思想ありきでもって展開する言論が少なくないということ。
まぁ確かに完全無欠に私情を排した帰納法というのも、それはそれで困難ではあるが……)

嗚呼、すっかり長くなってしまった。
何というか、いつも以上に纏まり切らず、それこそ僕の私情をだばだばと垂れ流す文章にな
ってしまった気が(まぁいつもの事か)

要するに、喧伝されるほど世は救いようのない程のクソでもないし、素晴らしくもない。
何より“どっち”を“どれだけ”採るかは本当に人それぞれで、願わくばその選択で選り分
かれた他集団──往々にして「全」に近しい他者達に対し、その棲み分けを越えてまで己が
“闘争”を持ち込まないで欲しい。

そういう事。

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  1. 2015/12/23(水) 23:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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