日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)スクラム悶々─同胞、群れ、内輪

更新しましたφ_(:3 」∠)_
一昨夕、サハラ~の十章目をUPです。今回で5エピソード目後編となります。

あとお陰様でユー録のプロットの方は先日、とりま第Ⅵ部の〆まで終了しています。第Ⅶ部
以降は暇を見ながら書き溜めていくとして、当面の準備は整いましたのでツイッタ(小日記)
やなろうさんの活報では既に言及しているように、年明けから更新を再開していこうと思っ
ています。
(なもんで、此方の方もぼちぼち続きのプロットをこさえないとストックが無くなる……;)
十二月も早半ばとなる頃合、外気もすっかり「冷え」の領域に入ってしまいました。今年中
に思い残した事はありませんか? でもどうしようもないですね(・x・) 長月です。

それにしても……酷く疲れた。

実は当稿執筆前には合算、ほぼ半日以上寝ていたりします。いつものように執筆モード明け
の反動だと言ってしまえばそれまでですが、これだけ強烈なのは暫くぶりのような。
こう言うと「まだ若いのにw」と哂われる事も少なくないのですが、以前に比べると確実に
書きたいもの・創りたいものに対して自身の時間と心身のリソースが足りなくなっているよ
うに思えてなりません。特に後者ですね。歳がそうさせるのか、最大HPやMPは下がる一方で
回復させてもすぐヘバる──持続期間が短くなったように感じます。
嗚呼、疲れる。
でもその都度無為に寝てばかりだと、どうにも勿体無くて勿体無くて……ヾ(:3ノシヾ)ノシ

……どうなのかなぁ?
年齢は(たとえ過去の療養生活で)人間としての経験値が他人より少なくても皆平等に一年
ずつ増えていく訳で、その意味で色々○○したいと思うのが遅過ぎたのか。或いは元より身
の丈に合わない欲を持ってしまったのか、器(キャパシティ)としての自身をきちんと弁え
て生きろという事なのか……。
『やり始めるのに遅過ぎる事はない』とは云うけれど、それは無茶苦茶に努力をすれば、と
いう前提であって、いち凡人には中々難しい。そもそもに小説(文章)を書くというスキル
を選んだこと、それ自体が間違っている・生存戦略として悪手ではないのかなぁ? という
(今更もう如何しようもない)自問やら後悔もつきまとう。
だけども時計の針は戻せないし、結局この選んだものに自ら責任をもって、そんな後悔を吹
き飛ばせるくらいの成果を挙げていかなきゃ……とも思い、益体のない思考はぐるぐると回
っていく。

成果も成功も速さも、人それぞれであるし、それでいいのでしょうけれど。

でも、鞭は打っとかなきゃ……駄目な気がする。


早いもので、作業場に通い始めてもうそろそろ一年になろうとしています。
春先から長い夏を経て、秋は短く、今は冬の真っ只中へと慌しく。
まぁ厳密には年度末までいかないと「丸一年」にはならないのですがね。それでも気付けば
とんと早く時間が過ぎてきたように思います。最初は一回の勤務だけでもクタクタになって
帰って来ていましたが(疲れを背負って帰って来るのは今も同じですけど)今では大分その
辺の力加減?も分かってきたように思いますね。
新参者だった僕も、後から増えてきた同僚に仕事を教えたりフォローしたりする場面も出て
きました(出しゃばりになっていなければいいのですが……)そして環境に慣れ、所長達や
彼らに慣れる内に、ただ仕事をするだけではなく雑談もして、笑ったりもして……。

ですが、以前も何度か此処で言及していたことですが、時々ふっとその和気藹々さが怖くな
ってしまいます。これで良いのかと、もっとクールに距離を取らなければと、自分を密かに
戒める瞬間瞬間があります。なのにそれがどんどんままならなくなっていく現状と自分が、
一層胸の片隅で恐れを後押ししているように感じます。

はたと《光》の当たる場所や人の傍にいると、気後れするのはドロップアウト組の性か。
通い出して、僕だけじゃないと──相対的にみればもっと重篤だったり年季の入った人だっ
ているんだと知った筈なのに、それでもこの気質はただ仕事に出るようになっただけでは拭
えないのか。とかく未だに、何かしらこうして“集団”に属していると、色んな未来や心配
を想ってしまい、どうにも足元の板から覗くのは、静かに流れていく黒い沼のように思える。

一つは、此処に居続ける訳にはいかないんだという自戒と、それに反する腰の重さ。
一つは、此処に居ることで増えていく責と、向けられる期待値に怖くなる自分の非力さ。
一つは、こうして笑っているけれど、長く付き合っていく内に、彼らが皆その額面通りに笑
っている訳じゃない・各々の悩みや僕との合わない部分を持ち合わせているのだという──
当然と言えば当然なのだけど、薄ら寒い現実。
そしてもう一つは、何の因果かこうして集まった“集団”がやはり結局の所ミクロであって、
夢想し理想とするほどに、僕らはそう簡単にこれらの間を渡り歩けないんだなという感慨。

直接自分の作業場とは関係ないですが、ここ暫く(以前からずっと?)リアルでもネット上
でも『所詮集団なんて』という事例を幾つか目の当たりにしてきて、中にはちょっぴり巻き
込まれもして、辟易するのです。故にこんな感慨なのです。
リアルでは、不適格な坊主を解任したいから署名してくれと書面が回ってくるし、ネットで
は右も左もそれぞれがスクラムを組み、相手方を“共通の敵”とした上で笑い、口撃する事
で纏まっている。自分達の方が正しいんだと信じて疑わず、それをブロードキャストする。

……ああっ、五月蝿いんだよ、どいつもこいつも。

そもそも熱心な信者でもない(ただその地域に生まれ住んでいるからってだけの理由で宗派
も諸々の掟も先に決まっている)尚且つ自分達に都合が悪ければ構成員の一人や二人、簡単
をパージしても当然といった態度。大体こっちは寺の中の事情なんて分からない・知らされ
ないのに、一方的に手前らの主張を書きつけた紙に「はいそうですか」と安易に判を押せる
かってーの。僕は学生の頃に教わったぞ? どちらかに味方した瞬間、君はもう片方の人間
達からは敵になる──。多数派だから問題ないとかそういう話じゃない。巻き込むな。それ
にどうせ、巻き込んできた時点で自分らに従わなかったら、不利に扱うんだろうが……。

あんたらの主張は口酸っぱいほど聞かされるし、観てる。どちらにも論理的ないし感情的な
根拠があって、それらを拠り所にして、あんたらというイデオロギーの集団が出来上がって
いるんだろうさ。……でも、何より僕が度し難いのは、そうやって築き上げた自分達の主張
を梃子に“他人を哂う”ということだ。もう一度言う。“他人を哂う”ということだ。確か
にその主張や価値観を一にしている者達同士は「痛快」だの「然り」だのと喝采するのかも
しれない。だけども、たとえその主張に正統性があるんだとしても、それを免罪符に他人を
哂うな。自分達のレベルの低い、哀れな人種だと決め付けて見世物にしている。それが当た
り前として回っている集団が存在──この世に散在しているという事実が許せない……。

──少々、言葉が汚くなりました。

本当、常々思うのですよ。これだけ人と人が繋がるのに事欠かない世の中になって、その為
のツールが溢れるようになって、黎明期の人達はどれだけ期待しただろう? なのにいざ蓋
を開けて暫くしてみれば、結局人はそれぞれにスクラムを組むだけだった。自分の価値観に
合う他人達だけを探し、繋がり、そうでない人間を口撃・排除する事が目的と化した悪しき
内輪根性。或いは只管それぞれ商品を広告し続け、同業者同士で実に形式的な「拡散ありが
とうございます」を貼り付け合う──本当の意味で仲良く手を取り合うなんて事は、こうし
た連中が跋扈する中で、それが当たり前の光景となる中で、どんどん霞んでいく……。

まぁ『仲良くなれない奴とは仲良くなれないし、なる必要性はない』のかもしれませんがね。
実際ネットでもリアルでも、何か自分に厄介を持ってきそうな人・持ってくる人には必要以
上に(そのリソースを割くのも惜しい・無駄だと)接せず、距離を置き、より自分に利益の
ある付き合いだけに整理すべきというのが処世術としても大勢を確保しつつ──常識となっ
て久しいように思います。
でもなぁ……何か違うんだよなあ……。
所詮、僕のこの悶々とした感じは理想論でしかないのかもしれないけど、他人を切り捨てる
事を前提とした(ゼロからそれを含んだ)他者との関わり方って、おかしいと思うんですよ。
だって「いつ切られるか分からない」中で付き合うんでしょう? そんな緊迫感の中であら
ゆるシーンを円満に暮らせるでしょうか? そりゃあよほどやっちゃいけない事をされたの
なら絶縁も止む無しなのかもしれませんがね……。ただそのハードル自体がどんどん瑣末で
個人的信条で、且つ即切断になり過ぎているような気がするのは、なっていくばかりな気が
するのは……自分だけなんでしょうか。

嫌なら見なければいい、とは云う。そりゃそうだ。それでも見せてくるんですけどね……。

でもその「嫌」は、本当に簡単に突発的に直情のままに切り捨てて、放り投げてしまっても
いい「自分に都合の悪いもの」なのでしょうか? ただ自分達が気持ちのいいこと、正しい
と信じること、それらに浸る為だけにスクラムを組むことは、果たして本当に豊かな営みと
言えるのでしょうか?

我慢は美徳、とは言いません。
(実際この世の中では長く、そうした自発と悪循環に周りが甘え、結果その人間一人を再起
不能なまでに壊してしまう──大きく歪めてしまう。そして何よりそれが故に起こった反撃、
被害があっても、そもそもの非を自分達に認めようとしない土壌が育っています)

ただ其処から喧伝する声、もっと熱を冷ましてからにして貰えませんか。一体何の為に何人
もの頭脳と意思が集まっているんですか。

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  1. 2015/12/12(土) 21:30:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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