日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)自由n+不自由n=“自由”

師走だぁぁ▂▅▇█▓▒░('ω')░▒▓█▇▅▂

気付けばスッと12月になりました。秋の色合い・穏やかさよりも、冬の冷たい風や視認し易
くなった夜空の星が、意識を向ければ立ち止まって仰げば存在感を増して暫くとなっている
今日この頃です。皆さん如何お過ごしでしょうか? 風邪が元気になる時期でもあるので、
体調管理にはくれぐれもご注意ご自愛くださいませ。こんにちは、長月です。
……早かったなあ。今年ももう終わりか。
だたまぁ、この台詞はきっと実際に年末年始を迎えて、終わるまで折につけごちるものなの
でしょうけど;

ユー録のプロット作成は、現在八十一章まで終了しております。あと二章分くらいで第Ⅵ部
もこさえ終わりますかね? 此方やなろうさんの活報でも言及していた通り、やはりⅦ部の
方は執筆しながらの併行作業となりそうです。本編の更新は、おそらく年明け後には再開で
きるかと思います。もう暫く気長に生温かくお待ちくださればとm(_ _)m

前回の雑記ではしんどいしんどいと嘆いていた気がしますが、時変わって当稿現在は割かし
元気です。まぁ都度都度疲労は蓄積されている筈なのに、こう妙に高揚しているというのは
(反動の大きさ的な意味で)正直怖くもありますがφ(=_=;)
詰まる所良しも悪しも含めて、しつこい程に繰り返す、寄せては返す体調(コンディション)
の波なのでしょうね。嬉々も気鬱も、吐き散らしている格好がまま続いておりますが、鬱陶
しかったらすみません……。流石は元(今も?)メンタル系の疾患持ち。
多分今までもこれからも、自分はこんな感じで「谷」と「山」を繰り返しながら創り散らか
していくのでしょう。ええ。

ツイッタ(小日記)にて、プロット作成の進捗状況もその都度書き残しています。
おせーよksと画面の向こうで罵倒しながら、宜しければ更新時期の参照に使ってくだされ
ば少しは意味があるようになるのかなと思います。
また、サハラ~の次章(十章:5エピソード目後編)は、再来週を目途に執筆を始めようか
と思案しています。とりまユー録のプロットをⅥ部の〆まで片付けてから、という心積もり
です。長編系の更新はこれで今年最後となると思いますので、気長に生温(ry
(というか、やっぱり月一更新ってのは遅い方なんだろうか……? とはいえ引き上げるの
は中の人の体力や気力、スケジュールの余力的に無理なのですけどorz)

さてはて、あとどれだけ創り、年の境目を走り抜けられるのかしらん?

クソッタレなマクロの世界に(創作の原動力的な意味で)感謝しつつ。
はたと《光》差したミクロの世界に(まだまだ乗り越える課題は多いものの)感謝しつつ。


知る人ぞ知る、先日から暫く、TLやネット界隈でまたとある“炎上案件”が現れて物議を醸
しているようです。

ざっくり説明すれば「萌えおこし叩き」。自治体が町おこしや主催イベントにおいてアニメ
キャラクターやいわゆる萌えキャラを登用し、それを(本来直接の関係者でもない)外野が
批判の火を投げ入れて叩き潰す、という構図のケース群です。
少し前には志摩の観光PRに海女さんをモチーフにした萌えキャラが公式に使われている事
に批判が叩き込まれたケースが有名?ですね。結局志摩の当局はこの萌えキャラを「公認」
から外す事になり、キャラ自体は今は非公認のキャラとして活動しているようです。
(ツイッタでもキャラbotがある。同列に語るのはアレだけども、ふなっしーみたいなモン)
今回は美濃加茂市が、同市の農業学校をモデルにしたアニメ「のうりん」とコラボして観光
PRをしていたその最中、突然(※企画自体は去年から計三度開かれている)このアニメの
(巨乳系の)キャラクターを使ったポスターに「性を強調していて不快だ」「人権侵害だ」
などといった批判が寄せられ、掲示されていたポスターが撤去される事態となりました。

……もうね、嗚呼またかと。

最初この一件がウェブに出たのを見た時、僕はげんなりしました。まーたヲタクアレルギー
の人達がクレーマーになったんだなぁと思い、さてさて?と実際のポスターの絵とやらも覗
きにいってみたものです。
そりゃあまぁ、盛ってますわな。二次元だもの(開き直り)
でも十中八九、抗議をしてきた人達ってのはその実「巨乳だから」で抗議した訳ではないで
しょう?(なら貧乳がいいのかってなる)きっと「ヲタコンテンツだから」「自分が見て気
持ち悪いから」抗議したんだろうなと容易に想像がつく訳ですよ。
まぁ……こういうコンテンツ、文化を(視界に入るだけで嫌だっていうレベルで)嫌う層が
いるってのも理解はしているつもりですが、だからって叩き潰すことまでが正当化される訳
ではないでしょうに、と。二項対立で物事を語っても不毛なだけ──それは今まで様々な界
隈でのケースで僕らは厭というほど見聞きし、経験してきた構図ではあるのに、何でまた繰
り返したがるもんなのか……。

基本的に、個人の快不快を物事の善悪に直結させる言説というのは「言いがかり」です。
個人的な感想として述べるならともかく、批判として言論として口撃する、アクションを促
す意図があるのなら、せめて『そうされる(がある)事で如何に“損”するか』を滔々と語
るべき筈で。ただ『キモいから』では、同感の人達の賛同は得られても、そうは思わない・
愛好する人達には只々敵意の一発にしかなりえません。説得どころか反発ばかりが生まれて
しまう筈です(尤もそれが目的だ、と言われれば嗚呼、そうですか……と切り捨てる以外に
もうなくなりますけど)
……不毛でしか、ないじゃないですか。

創作人、物書き──サブカルの側に寄って立つ一人としては、やっぱりこの手の人達の主張
や必死さはアレルギーなりヒステリーにばかり見てしまうのです。別に彼らに限らず、僕ら
の側だって陥る事はままあるのですが、己の快不快を事の善悪に直結させて「信じて」いる
人達というのはそもそも相対的な(論理的な損益から妥当性を判断するなどの)話し合いは
望めないのでしょうね。だって自分達が「正しい」と信じている訳ですから。そこで譲歩の
テーブルに着く事自体が、彼らにとっては屈辱……なのかもしれません。“蛮族”に屈する
など! そんな感じで。

折角の自治体の苦心諸々を、その快不快だけで叩き潰すなんてどれだけ傲慢なんだよ──。
正直いちサブカル人として怒りすら覚えますが、でもこれも「領分」を超えたが故の悲劇の
一つなのだろうなぁとも考えています。
そもそも、個人的な信条ですが、ホイホイと萌えおこし──「公(表面)」にサブカルを露
出させるべきではないのかもしれません。原則を、棲み分けることを遵守すべきだったのか
もしれません。こと志摩の例では「公認」扱いとそれに「現役の海女さんが抗議」した事が
大きなダメージ要因だったとされています(まぁサブカルアレルギー勢が彼女らを唆した、
或いは表に出てきた彼女ら自身がアレルギー勢だった、という可能性はありますが)同じ象
徴で楽しめないという人間が大勢を占めるというのなら、それで楽しめてしまう僕らはやは
りひっそりと陰(裏面)で楽しんでいれば良かったのかもしれない。所詮はサブカルはサブ
カルで、真にメインカルチャーにはなり得ない(させて貰えない)自虐的ですが、長い目で
互いにwin-winになるには多分、その堅持が現状ベストなんだろうなぁとも思うのです。

だから、というのもありますが、片方で「批判されて簡単に揺らぐのが悪手」という擁護的
冷笑的な主張には、一抹の顰めっ面を僕は寄越します。
曰く、その企画(今回のだと観光PR)に直接寄与しない=文句だけ言う連中ならばスルー
するスキルは持ち合わせるべき──そううでないと文句を付けられ放題だし、付けられた所
から叩き潰され回って、余計にこういう手合いが調子に乗る。
何より多少の批判があっても・あると想定しても、大丈夫なくらいに“根回し”を予めしっ
かり作っておくこと。実際(今は)萌えコンテンツの全部が全部標的に遭ってはいない訳で、
もっと一般に露出した有名アニメのそれなどはこうした被害に遭っていない=それだけカネ
という巨大なバックボーンがあるからでは?という現実がある──。
『必要なのは正しさではなく権力だ』ある御仁は言います。
そもそも共有できない(相手からの一方的な)正しさだから揉める訳で、そもそも付け入る
隙=権力の後ろ盾・利権の大きさが足りぬor無かったから狙われたと思しき訳で、だから必
要なのだと云うのです。『サブカル関係者はロビー活動が足りない』と……。

……でも何だか僕はもにょる。悔しいというか、納得し切れないというか。
解りますよ? キモいから、という原動力よりはよっぽど理屈立っているし、手続を踏んだ
上でのスマートな対応だ。既に相応の手続を経て決められた事を、気に入らないのただそれ
だけで横槍を入れ、時には力ずくで自分達に都合のいいように改変しようと目論み、それが
正しいと盲信するのは──暴力的で手続論を無視した、テロリズムに近しい正義感であると
すら同意します。
だけども、そのスマートは別面から見れば狡賢いとも言える訳で……。
だってそうでしょう? ロビー活動といった“如何に力ある人間を自陣に組み込めるか”と
いうパワーゲームが“当たり前”になってしまったら、結局は『正統性を金(やその他利益)
で買う』ことに収斂していくし、何よりその各陣営の営みは“闘い”に為るのです。
元を質せば私情(私怨)でごり押してくる「言い掛かり」を「合法的に受け流す」為の仕組
みであったのに、これではまるで手段と目的が逆転してくるじゃないですか……。

放っておいてくれよ……。
嫌なら見なきゃいいじゃん……。
見えないように、こっちも弁えるからさ……?

それが、足りないのかなあ? 個人個人の「寛容(というより無関心?)」や業界の「配慮」
って奴が。偉い人達もカネになるからとホイホイ引っ張ってこないで──商売として回らな
い広まらないという反論が聞こえてきそうですが、本当にコンテンツを愛しているのなら、
切に切に、眼前だけの浅慮は控えて頂きたい。まぁ愛してないんだろうな。

自由っていうのは、何も一切合財好き勝手にやっていい権利ではない筈なのです。
自身が満喫する自由で誰かが被る不自由のように、皆が互いに適度に誰かの自由の為にその
(私情に根ざした)不自由を耐え、許し、或いは無関心であることがそも大前提の──付随
する義務もまた、存在するのではないでしょうか?

それは要らない、あれは要らないと、貴方は彼らは哂っている。
けれど少なくとも僕は、支えてくれる誰かを何かを(たとえそれらの能力や態度がクソであ
っても)切り捨てて哂い続けられるほど、自分という個の力を信じられないのですが……。

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  1. 2015/12/03(木) 17:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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