日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)塗りたくるなよキレイゴト

今回でちょうど222本目の雑記となります(・ω・)<キリ番

気付けば早いもので六月もあと少しで終わりですね。そして七月になって半月もすれば徐々
に列島各地で梅雨明け宣言も出て夏本番となっていくでしょうし、子供達にとっては待望の
夏休み到来です。
……今の内にたんと遊んでおけよ? 色んな事を学び取るようにしろよ? 大人になったら
長期休みなんてものは基本的に無いぞ? 仕事で毎日が回っていくのが当たり前になるぞ?
まぁ言うておいちゃんも、未だにシャカリキで働けてはいないのだけど……。


ツイッタ(小日記)では少し言及していましたが、ここ何日かエロコメ・ラブコメ調の話を
書いてみようと挑戦して──例の如く挫折してました。凹んでました\(^q^)/
そりゃあ、もうすっかり硬い文体・世界観が毛色になって久しい自分がそう簡単にある意味
正反対の属性を書けるとは思ってなかったですけど、やっぱり「創れなかった」という結果
事実は存外にダメージを受けてしまうもので……。三題を書いた事で少しは回復したような
気はしますが、まだ筆力は万全ではないかもしれません(何時もの事か)

とりま、お仕事をさせて貰いながら今の所元気です。
それでも段々「慣れ」というものはやがて「惰性」に変わっていくものなんだなぁという感
慨が強くなっているようには思います。
作業能率は当初に比べて間違いなく上がっているのだけど、それをぼ~っと“自分のセカイ
に入ったまま”で無難こなし、終業時間が来たら上がっていく。気付けばまた他人から発さ
れる“雑音”が障るようになり、がっつり口で話す事が億劫になり始めている。

……ある意味で、また冷静になったのかな?
最初の頃こそはやっと(世間一般レベルとは言い難いものの)仕事を給料を貰える立場にな
って肩の荷が降り、溜め込んでいた色んなものを所長や職員さんと共有して嬉々としていた
けれど、それってフッと我に返ればやっぱり「恥ずかしい」事なんだと。多分。今でも淡く
この物書きが仕事(めんざいふ)になればいいなと思うけれど、まだまだこの程度の前進で
は到底届かない所にあるんじゃないか? ある筈だ。そんな感じで。

気楽に穏やかに暮らせばいいのに、中々それを許さない。
そんな、自分がいる。


今回は“雑音”──というフレーズに絡めて。

作業場のラジオからも、居間のテレビからもしばしば聞こえてくる話題ですが、今国会では
安保法制(集団的自衛権に基づく有事に対応できるようにする)を巡っての審議・攻防が日
を追うごとに激しくなっていますね。

……というか、審議とか議論じゃねえよアレは。とどのつまり喧嘩だよ(怒)

現実に迫っている中国や朝鮮、或いはロシアなどの軍事的脅威に備え、きちんとした抑止力
としての武力を持とうとしている安倍政権と、右派。あわよくば戦後レジームからの脱却。
一方でそうはさせじ。憲法=権力を縛るものを破ってまで、自分達の都合のよい解釈を突き
通すなど許さない──というより、最早この国が軍事に触れること自体を許せない、対する
左派や野党。平和主義者。反戦デモ隊。

『右派は右か左か(=敵か味方か)に拘り、左派は自分が正しいという事に拘る』
以前TL上で見かけた云いをここで改めて援用してみると、嗚呼なるほどなぁって僕は思うん
ですよね。だってそうじゃないですか。前者は“内輪”でばかりその主義主張を語らっては
盛り上がっているし、後者は自分達の正しさを証明し続ける為にデモ──威示活動を嬉々と
して行っている。やはりそれが「正しい」と信じている。正直、げんなりするばかりです。
だって……お互い“解り合おう”っていうスタンスじゃないじゃないですか。よーいドンで
先ず話し合おうではなく、どちらも“どうやって相手を言い負かすか”にばかり意識が行っ
ているように見えてしかたないのですよ。
そりゃあ国会だろうと市井の個人対個人であろうと「議論」になんてならないですよねえ。
大阪都構想の時もそうだったけれど、どうする? ではなく、こうしてやる!で人々が分か
たれてしまっている状態なのですから。まさしく諍いです。アウトなのです。

ですがまぁ、諍うな対立するなと口酸っぱくアレルギーになって言っても無駄なんだって事
くらいはもう繰り返しこうして文章を起こしてきた僕自身が一番分かっている事で。結局、
皆自分に気持ちのいい事しか聞く耳を持たないんだなって。
……だから、せめて僕は思います。
どうせ意見が割れて揉めるのならば、そんな時にはもっと「腹の中」が可視化されればなぁ
と思ってしまう訳で……。

何故国会で、言論人同士で、こうも不毛な叩き合いが乱立するのか?
その原因の一つに僕はある種の“お行儀のよさ”を人々が馬鹿げた程に貫いている点にある
と考えます。要するに○○と反○○で対立しているのが明らかなのに、どちらも何かとその
本心をあれやこれやと理屈(美辞麗句)で塗りたくっているからなんですね。
(まぁ特にネットでは──或いは一部リアルでも──そのお行儀をぶっ飛ばすのがある種、
良くも悪くも持ち味になっている節はありますけども)
右派はもっとガッツリ軍隊を持ちたい。左派はそうされては困る(アレルギーが許せない)
右派は野心的に迫る他国が敵だと思っている。左派はこの国の権力が敵だと思っている。
そりゃあ勿論、スマートというかそれこそ「知性」を標榜する以上、まともに相手への腹の
底の反発心を口にしてはいけないのでしょう(国同士でやってしまえば正に戦争になる?)
でもだからといって、こう延々と相手の言葉尻を狙い、揚げ足を取って現実本質的な部分で
の話し合いが出来ない・しないというのなら……てめぇら全部無駄だ! と叫びたくなる。
それぐらいもどかしくて怒りさえ感じる。凄く不毛で、往々にして無意味な感情ですけどね。

“自由が、権利が脅かされる。今こそ声を上げなければ──!”

だが他ならぬそのあんた達が、思想(それ)を空虚なものにしてきたんじゃないか? 自分
の「正しさ」ばかりを言い張り、まつろわぬ者の所へ飛んでいっては攻撃して。
その「正しさ」を“布教”させたいが為に人々を動員し、時に嘘までつく。そしてその虚飾
を指摘され、戒められるべきだと言われれば「我々の自由が!」「我々の権利が!」と知性
を騙り、駄々を捏ねてはやり過ごす──。

……ふざけんじゃねぇぞ、この野郎。

そうやって偽善で塗り固めた言葉で世界を満たすから、誰も彼もが失望して絶望して、居た
堪れないニヒリズムやアナーキズムに走っていくんじゃないか……。

そもそも自由ってのは、何を思うか何を為すかを他人に縛られずに決めることであると同時
に、その自身の行動結果に対して「責任」を追うことだ。ワンセットの筈だろう? 子供に
言い聞かせる道徳で噛み砕けば『他人に迷惑を掛けない範囲で好きなように』である筈だ。

『「悪」とはてめー自身のためだけに 弱者を利用し ふみつけるやつのことだ!!』
                           (ジョジョの奇妙な冒険より)


その主義主張(イデオロギー)の為に、そこに属する自分の為に、他人を犠牲にする事をも
厭わない利己性。
その主義主張(イデオロギー)が故に、たとえ善意であろうと悪意であろうと、その起こし
た行動で起こりうる影響を顧みない自分本位さ。
その主義主張(イデオロギー)は正しいのだと他人に押し付けて憚らず、加えて従わぬ者を
間違っていると詰りさえもする高慢さ。
その主義主張(イデオロギー)はかつて感化された結果なのに、それらが伝染していくのを
食い止めないばかりか、あまつさえ加担さえする弱さ。
その主義主張(イデオロギー)に中身などなく、ただそれを借りて己の正義感を満たしたい
だけなのに、そんな本心を頑なに隠そうとする矮小さ。

言って多分、僕もそんな一人なのだろう。こう言ってしまっては誰も何一つ言葉を紡げなく
なってしまうが、極論何か「思想」を軸に表現を起こして放流する事自体、そんな主義主張
でこの世を掻き乱す行為そのもの──片棒を担いでいるのでは? と考えてしまうから。

でも、少なくともそこに「責任」が伴えば少しはマシになるのかなとも思う。
今まで書いてきた雑記や創作したものは全て、ログや原稿データとして残してある。異論が
あればそこから引っ張ってきて自分自身の思いを綴ってもいいし、わざわざこちらに出向い
て来て喧嘩──もとい議論・説教に来てもいい訳だ(だけど礼節を弁えない奴は勘弁な?)
解り合おうというのなら、成る丈思う所を隠さず“小細工”などせずにぶつかっていくべき
だと思う。どれだけ積み重ねても「推測」だけでは相手を理解する事なんて出来ない。仮に
もう無理だと諦めて棲み分けられたとしても、相手への不信感は長く燻る。

だからそうやってバックグラウンドを含めて詳らかにし、語る(報せる)者達の策謀とは別
の所で個々人が判断する事が出来るというのが、やはりより健全で理想的な民主主義の土台
ではないかと……思うのですけどね?
(でも結局、それも両陣営のレッテル貼り合戦(ネガキャン)を激化させるだけで、人々も
流されていくのかなぁ? 実際既に蔓延ってるし。リテラシー云々……)

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  1. 2015/06/30(火) 00:30:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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