日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)休み明け、執筆明け、世に白け

1シーズンに行楽客が集中するという事は、その分働くべき人間が増えるんだよ……?

早いもので五月になりました。世間ではつい昨日までGW(大型連休)でしたね。
外の空気も葉桜を愛でるようなまったりとしたものではなく、もう早じわりと暑さを感じる
初夏のそれに為って来ているように思います。
皆さんは連休中、どのように過ごされましたか?何でわざわざ疲れに遠出するの……?
自分は変わらずお仕事でした。受注が切れないというのは嬉しい悲鳴ではありますね。
どうもこんにちは、五月病もとい先月のヒャッハー!の反動か少々疲れ気味な長月です。

ツイッタ(小日記)では既に随時ログに残している通り、早速今月分の執筆モードでした。
ユー録の六十三章です。
この雑記が更新されている頃には原稿自体は書き終わり、あとは一晩寝かせた後の推敲作業
を待つばかりの状態となっている筈です。多少先月からの(主に積みゲー消化による)疲労
が残っていましたが、後回しにすればするほどしんどさが増すだけなので、えいやと発車を。
案の定──例の如く(どっぷり物語に浸って)筆がノってくるのが後半くらいになって〆と
なりましたが、はてさてクオリティは大丈夫なのやら……φ(=_=;)

しばしば「コレジャナイ感」とか「コレデイイノカ感」と自分は呟きの中で表現しています
が、あまり短く言い表せる(便利な)言い回しに頼っていては一層鈍ってしまいますね。

一つは、不要不急な描写に力を入れ過ぎていないか?(ゴテゴテしていないか。分量フェチ)
一つは、こと長編系のプロットは1チャプター毎に纏めてこさえているので、時間経過によ
って自分の中でネタとしての“鮮度”が落ちる故、当初よりもその熱が冷めてしまっている
のではないか?
一つは、掛けた時間(及び注いだ精神力、エネルギー)の割には進んだ分量が必ずしも比例
しない事への不全感が故。

どうなんでしょうね? それだけものを書く力量がついてきている、分量を表現をより絞る
ノウハウを(自身、こうだと明確に言語化できていないけれど)曲がりなりにも身につけら
れているのか。その割にはどうにも理屈<<<直感みたいな書き方なままで、中々足元が定
まらないような気もするのですけど……。

ともあれ、今回からユー録は第Ⅴ部(前中後編の内)後編に入ります。
なろうさんにても、累計140000PVを突破しました。この場を借りて御礼申し上げます。

徐々に新生活に慣れてきた頃。じわじわと身体の衰えを感じる今日この頃。白髪が増えた……
今後とも、気長に生温かくお付き合い頂ければ、是幸いですm(_ _)m


憲法記念日、みどりの日、こどもの日、振り替え休日──。
今年の大型連休は平年よりも一日多い五日間(人によってはもっと繰り上げで多いかもしれ
ないし、少ないかもしれない)でしたね。
まぁ僕個人は前段の通り変わらず隔日勤務を続けておりましたが、やはりと言うべきかこの
時期になると巷──というかメディアがまたも五月蝿くなる訳でして。

憲法記念日です。六十八年前の日本国憲法制定を記念して設けられた祝日です。
……なのに、いやだからこそなのか、毎年この頃になるとメディアは盛んに「護憲」を喧伝
しているような気がします。特にここ三年ほどは「改憲」に意欲的な安倍総理が権力の座に
就いている事から、彼らのアンチ的な言説は一層露骨になっているようです。
やれ安倍は戦争をしようとしているだの、権力を縛る憲法を蔑ろにしているだの。
勿論、戦争なんてやらない・起こさないに越した事はないのです。でもだからといってそれ
に関わる一切も知ってはならない、みたいな極端な“アレルギー”はどうかと思うんですよ
ねぇ。そもそも周りが槍を持って当たり前なのに、こっちは盾を持つのでやっと。加えその
盾で体当たり(バッシュ)する事にさえも徒党を組んで発狂する──。そも外交というか国
同士ってもの自体、暴力ではないけど「戦い」じゃないか……。

まぁ、あまりその賛否をどうこう言って片方を腐すのが本稿の目的ではありません。基本的
にこの手の話題も既にこの国では不毛の分野です。以前の雑記でも私見として述べましたが、
イデオロギーの対立と化した(認識されてしまった)時点で『駄目』なんですよ。現実諍い
の種にしかならないという事も然ることながら、大よそその問題が真に問題として解決する
可能性をふいにした訳でもあって……。
もう憲法改正だけに限らない話になって久しいですが、見渡してみる限り右派・左派、互い
に対象となる問題を相手と「議論」しようという頭が無いでしょう?
ネット経由での観測だから余計にそちらへベクトルが掛かっているという側面もありますが、
大体巷の「議論」というのは『“敵”を腐す為だけの言葉』『“敵”を腐して“味方”同士
で盛り上がるだけの言葉』『そういう言説を引っ下げる人物の周りに集まる』ばかりである
ように僕にはみえるのです。その点では右だの左だのは大差ない。内々で嬉々とするばかり
で、仮にその“敵”──と安易に切り捨てては本来いけないのですが──と話をしたとして
も基本殴り合うだけで相互に不信を、奴ヲ論破デキナカッタ感による不満を残すばかりです。
そもそも意見を磨り合わせようという頭がないんですよね。結論ありきなのです。後は如何
にその「心地よい価値観」を理論武装し、敵を具体的に腐し(改宗させ)、仲間を増やすか
ばかりを考えている。……自戒を込めて。
(まぁ双方が勝手に「○○について返答しなかった!俺らの勝ち!」と粋がるパターンなん
かも割とあるんですけども)

……何の為の「言葉」だ。
こういう方々で繰り返される“火付け”を観ていると、僕は沸々と無性に腹が立ちます。
それは『諍いが大嫌い』という僕個人の起源、価値観が根っこにあるというのはもう私の雑
記を何度か手に取ってくれている方がいれば言わずもがなでしょう。だからこそその個人的
な憤りを以って彼らの下に飛び込み、たとえぶっ殺してでも黙らせてやる!なんて事は根本
的にナンセンスな訳です(そもそも実際やったら犯罪です)僕が大体世事に大してシニカル
になりがちなのはそんな憎しみを呑み込んだが故の態度だと思っていただきたい。

結局はどれもこれもパワーゲームだ、争いだ、人が人である限り無くならなかったし、これ
からも無くなる事はない。
言ってしまえばそう自嘲(わら)って済ませるべき益体のない思案なのですが、それでも事
ある毎に思うんですよね。──巻き込むなと。或いは見せつけるなと。
作業所にはラジオが置いてあるんですが、あれも含め、メディアによる流布ってのはまこと
鬱陶しい事この上ないですね。公共財たる電波や諸々のリソースを駆使し、表現や報道の自由
という御旗の下で自分達の主義主張を存分に撒き散らせるのですから。……尤も現在はそれ
を個人でも行う事は可能です(然るべき所に金を払うとか、ネットでの拡散とか)それでも
既存メディア群は第四の権力と云われて久しいようにその影響力は如何ともし難く、僕らは
日々彼らに踊らされながら、或いは自ら踊りながら、このセカイの中で生きていくしかない。

大体ねえ。啓蒙(=愚かなお前らに教えて進ぜよう的な態度。上から目線)って自体、もう
だいぶ時代遅れなんではなかろうか。
そりゃあ今でも馬鹿はいますでしょうさ。DQNなの何だの、良識や倫理を弁えない輩は今も昔
も世に憚りはせど、さりとて何といいますか、もう仮に彼らに「啓蒙」するって行為自体が
単純に自分達の“信者”を増やす活動にしか見えない訳で……。
法も人も、時代に則さなければならない。僕自身も、きっともっと若い世代の人達からすれ
ば「何言ってんのコイツ」と思われているんでしょうし。
“包囲しないでくれ”
“もっと謙虚にそこに立っていてくれ”
僕が願うのはただそればかりです。皆言いたい事などごまんとある。だけどもそれを数や財
の力でごり押した者勝ちの世の中であるのは……やっぱり違うと思う。危ない気がする。

「言論」を繰る人間ってのは、基本的にアジテーター(扇動者)なんですよね。そこを時代
の趨勢に合わせてとっかえひっかえすれば確かに受けはいいし、そのまま頑なな主義主張を
丸く砕いて無くしていけば、多分エンターティナーのそれに近い性格になる。
でも……自分もものを書いている一人としての贔屓目なのかもしれないけれど、そればかり
であっても困るんだろうなあと思うのです。
右だ左だ。そりゃあ個々人で抱く所はあるけど、基本表現とは“多彩”でなければならない。
見たくなければ見なければいい──AなりBを見せたくない・滅ぼしたい奴らの思い通りに
なる点からもそれは表現者としては最悪手だと言う意見もしばしば耳にするけど、どうにも
僕個人はそこまで「闘争的なまでに多彩」である事には拘らないのかもしれない。
ハッピーエンドを好む人もいる、バッドエンドやビターエンドを好む人もいる。それでいい
じゃない。僕らはただ、用意してひっそりと店(ものがたり)を構えていよう。ひっそり。
この謙虚さが大事。
そりゃあ大々的に宣伝すれば人数は釣れてくるんだろうけれど、それは必ずしもwin-winだ
とは思えない。気に入らなければ気に入るものを。そうしてお互いが緩く自由に様々な物語
やメッセージを渡り歩ける、それが放置されていいさまこそが、諸々の“豊かさ”ではない
だろうかと。

なので、こうしてネットの片隅でしたり顔?をしている僕を脊髄反射的に、或いは論理的で
以って嫌う人もいるんでしょうなあ。
(実際、いきなり「お前は間違ってる!」って鍵コメをぶん投げられた事もあるし……)

これが、僕の(現在)思っている所です。日々書き散らかしているものの断片です。
さて貴方は? 勿論、対抗して形にしなければならない義務なんてありません。

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  1. 2015/05/07(木) 21:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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