日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)フラッグ・ゲーム

だいぶ過ごし易い天候となってきました。創作の秋も近いですね。長月です。
連載の方の三章が書き上がりました。あとはざっと見直しをしてから、近日中にも当ページ
(やなろうさん)にUPしたいと思っています。
そして……これはツイッタでも呟いている事なのですが、当章UP後は少しばかりハイペース
な今の状態をセーブしていこうかなと考えています。少なくとも今のまま突き進めば、いず
れ息切れするであろう事は目に見えていますからね……^o^; 他に断片的な創作にも手を出
しつつ、無理の出ないような創作環境を模索したいのです。
それはあたかも、何も無い荒野の中に一本ずつ、己の目印としての旗を差してゆくような作
業にも似ている……のでしょうかね。


ですが、現実世界においては、種々の勢力なり何なりが自分達の“旗”を世のマジョリティ
という名の台に差そうと躍起になっているように思えますね。
国内では政治や利権を巡って争ったり、国外では独裁打倒を掲げて争ったり。
ですが……僕は思うのです。
果たして彼らのそうした“正義感”は本当に正しいものなのか?と。
所詮は私欲ではないのか、鬱憤晴らしでしかないのではないかと疑ってしまう。
どうせ本質は「誰が猿山のボスになるか」でしかなく、何れは勝った側同士で揉め始めるん
だろう?と、冷ややかに思う一人の捻くれ者がここにいます。
それに何よりも、いくら彼らが“正しい”事を叫んでいても、徒党を組んで来られるだけで
怖いのです(気の弱さ故か)
尤も、惰性に任せて改善を怠るのもまた、衰退の一歩ではあるのですが……。

世事に対して斜に構えシニカルで在る──傍観者的立ち位置で物事を見ているのは、もしか
しなくてもある意味で“卑怯”ではあると思います。
構成員ではない、暗に「自分は奴らとは違うんだ」と突っ撥ねつつも、そんな安全地帯(に
近い部分)で批判だけはする。悦に浸っているというか、やり口が小汚いなというか……。
しかしかといって一度何かの一員になってしまえば、関わり内部の一人となってしまえば、
そこにもう“中立”的立場は取られなくなってしまうでしょう。
誰かにとって敵が敵なのは当然ですが、味方にならない者もまた敵とみなされうるのです。

シニカルになれ、とは言いません。
ただ僕は……ややもしてラディカルな「力」が世の中を実際に動かし、掻き回して行く光景
を見る度に、一介の物書きとしての無力さを感じてしまうのです。
実動と座学は別物。そうとはいえ、言葉の力では何も救えないのだろうかと重苦しい気持ち
を抱いてしまいます。
どれだけ創作を楽しんでも、または読者の方々に楽しんで思索の種になって貰えても、本当
に僕ら物書きはその活動の意味を持たせられているのでしょうか……? いや、そもそもに
そうした「誰かを良き方向に持ってゆきたい」というような願いすら、実は高慢でしかない
のでしょうか……?

自問自答は今も、そして多分これからも続きます。
それでもきっと僕は、創り続けたいと願うと思います。もし自分が「力」に屈してしまえば
その時点で僕は言葉で誰かを支えたいなどと願う資格すら無くなるでしょうから。
できることは少ない。特定の何かにおもねる事もできればしたくない。
只々、僕ら創作人は創作の中でセカイを見、誰かをそこに誘うしかないのだと思います。
楽しければいいや。そういう意味でこうした問い自体を突き放してしまう事も、可能ではあ
るでしょうね。ですが……その時、僕は果たしてどれだけ人をハッとさせられるものを作れ
るのかと思うと、疑問です(まぁ今でもそんな大層な力量はありませんが……)

それでは最後に、毒気を一つ。

飛び出た個性の強者が出てくれば「強権」だの「独裁」だのと批判をするくせに、いざそう
いう連中が絶えてくると今度は「リーダー不在」だと難癖をつける。
本当に無責任なのは、一体誰なのでしょう? 
外野で騒ぐのは、誰にだってできますけど……。
かといって、ラディカルな力に流れていくのはもっての他。

──やっぱりどう転んでも、僕たち人間というのは“自分勝手”なのですよね。

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  1. 2011/08/23(火) 21:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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