日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)口を塞ぐものは何か

二月になりました。今月は日数が短い且つカレンダー的にすっぽり嵌っているので、三題を
始めとした創作スケジューリングに苦労しそうですね……。
(事実上四週間なので何処かで週二本書かないと勘定が合わなくなる等。少ないのはたった
3日と一見しがちですが、されど3日=72時間。改めて有限性と重要性を感じますorz)

前回の雑記の後、自分はやはりぐったりとしていました。リアルの状況もふとした出来事で
立て込んだり、体調も浮き沈みを繰り返して中々どうして安定しません。
もしかしたら今月は更新量が少なくなるかもですね。一応は今まで通りに、気力体力がもつ
限りコンスタントに創っていく心算ではいますが、日数的に──そして自身の療養生活にも
また一波二波(=リアルでの立て込み云々)来そうな雰囲気ですので、今まで以上にふいっ
と更新が途絶える可能性もあります。なので先にここで言及はしておきます。
                                まぁそもそも誰得な頁だし、大丈夫だとは思うけども

気付けば晴れ渡る日よりもどんよりと曇る、或いは冷風吹き付け雪が舞い散る日和が増えて
いるような気がします。自分も二度お腹を壊してしました。インナーの上からおへそ辺りに
カイロを貼ったりして凌いでいます。
なもんで、軽く嘔吐までしつつトイレに篭っていると、自分の脆弱さに結構絶望しますね。
物理的なしんどさというよりは精神的に来る。そして普段割と「好き」に浸って生きている
ぶん、薬なり何なり自分を支えているものの存在に改めて気付かされ、それらへの感謝より
もそれら無しではいられなくなっている自分の弱さを呪ってしまう(´・ω・`)

……ネガティブは良くないんでしょうけどね。ため息をつけばその度幸せが逃げる、だなん
て云いもありますし(苦笑)
でもやっぱり自分はポジティブ教徒にはなれないなあ。十中八九ルサンチマンでこう思うの
だろうけれど、そういう連中って大抵「成功」を拗らせて改宗したか、ポジティブな方向に
「閉じて」いるだけのお花畑じゃあ?って思うし……。

嗚呼、いかんね。言霊的な意味で、濁る。

閑話休題。
一応、何とか生きてます。


気付けば少し以前から、あたかも『語ったら負け』的な意識が自分をより強く覆うようにな
った気がします。ツイッタ(小日記)でも日々の小さな事すら──似たような内容だしなぁ
というのもあるけど──書き留めなくなって、代わりにふと連投したものが愚痴・怨嗟の類
であったりする事が増えたような……。

自分ルールで一応棲み分けは意識してきた筈なんですけどね。此方(当庵の雑記)ではより
深くより私的な感慨を文章に起こして吐き出す、ツイッタはそういうある程度の質量を持っ
たレベルには至らないでも細々としたことを(更新関連のお知らせのまにまに)記す。
でもなんだかなぁ。気付けばその辺も結構ルーズになってきたというか何というか。
いやまぁ、実際レスポンスなんて殆どないし、TLで流れていくから誰もそこまで気にしない
(興味が無い)筈とは思うんだけども、如何せん此処はまごう事なきインターネッツ。誰が
観ているかなんて分かんないですからね? だからつい、意識・無意識を問わず何かを喋る
ことに躊躇してしまっている自分がいる。
まぁ、それがいい意味での慎重さである内はむしろ賢明なのだろうけど……おそらく僕自身
のそれはどうも“自発的な言論封鎖”の側に振れてつつある気がしてならないのです。

今日び世界には“事件”が多過ぎる──。

何を今更と思われるかもしれませんが、ここ暫く僕はそんな感慨にしばしば蝕まれています。
そして自分の言葉が、ただでさえ口下手で文章でないと思う存分語れない僕の言語が、抑え
られてしまう向きを持つことに、内心小さく冷たい恐れを覚えるのです。

思う。
(特にポジティブ教的な)他人からすれば凄く内向きな思考だとは思うのですが、そもそも
世界の“事件”の殆どは僕らという個それぞれには直接関係のないことなのですよね。
でも伝わってしまう。伝わって来てしまう。
メディア等の発達した今日のネットワークは、遠い異国──それこそ地球の裏側で起きた事
すらも日夜僕らに届けてくる。それも少なからず“事件”という着色を添えて。
そして何時の間にか、画面の前の僕らはあーだこーだと評してみせるようになった。或いは
義憤を衒ったりしてみせるようになった。……何よりそうしたレスポンス自体が、事本来を
ややこしくしているきらいさえある。昨今で言う炎上という形などを以って。

……いい加減、もういいじゃないかって思うんですよね。止めろよどいつもこいつもと。
先月には万引きや異物混入を某投稿サイトに投稿し、その逃走劇すらも自身の自己顕示欲に
託(かこつ)けた男が逮捕されました。
かと思えば、今度は遠く中東の地で過激派テロ組織「イスラム国」による邦人拘束(自体は
実は昨年に起こったようですが)と全世界に向けた殺害予告。吹っかけ同然な額の身代金は
やがて自爆テロ未遂の死刑囚釈放の要求へと変わり、ヨルダンや日本など各国が愚弄された
まま結局この人質二人が殺害されるという最悪の結果を迎えました。爪楊枝野郎マジ空気
テロという名の偏屈な暴力は世界中に連鎖します。憎しみも、諍いという言葉だけでは形容
し切れないほどの対立も。この国も、奴らの言い分ではいよいよその火の粉を目一杯浴びさ
せられるようです。
当たり前ですが、あんな事が罷り通っていい筈が無い。許されるものじゃない。
本来「個人」の中に在ってその「安寧」を下支えする仕組みたる“神”を免罪符に、自分達
の暴力性(というか武力そのもの)を伴う欲求を押し通そうとする──宗教とは全く逆の事
をしている輩どもです。
だから“精神的に厭”という僕の感慨なんか奴らを引き合いに出せばずっと甘っちょろい、
もっともっと物理的なものなのですが……何ともはや、いざ国内に眼を向けてみれば、この
一件すらも尚、自身のイデオロギーの為(現行政権を口撃する材料)としてしか見ていない
連中がウヨウヨと……。
正直言って僕のメンタルは、向き直りざまに理不尽な往復ビンタを喰らった気分ですよ……。

きっと今に始まった事じゃない。でもやっぱり、また益々厭になったんだなと自覚します。
だから『語ったら負け』な気がしてくる。今も感情?が複雑で明確に箇条書きするにはまだ
足りない分析が幾つもあるとは思うのだけど、少なくとも僕が「語る」ことで何かが、肝心
の“事件”本体が進展することはまず無い。可能とすれば自分が影響力のある何者かになる
ことなんだろうけど……そもそも(創作者は除き)そういうステータス闘争に加わる事自体、
もうとうに厭って望まない節があるし。
議論は嫌いじゃないけれど、それをしようとして誰かと“対立”関係になるのがしんどい。
そもそも面倒臭いし、居た堪れなくて厭だ。大抵は不毛感ばかりが残る。ギャースカ騒いだ
って、何になるものか……。

だから益々「じゃあいいや」となってしまう自分がいる。喋らなければ、少なくとも彼らの
論争(せんじょう)の中に入っていかなければ、精神の火の粉を被る事はぐっと少なくなる。
ネガティブな意味で「閉じて」しまう。閉じ気味でいざるを得ない。

『……そうさ。前々から思ってたことじゃないか』
『人と人が密であることは、その実それこそが不幸の源なんだよ』と──。

巡る。
そうやってこの思考はネガティブの暗い場所へ暗い場所へと潜って……はたと戻る。多少光
の差す水面に浮上する。
とはいっても、覗いた視界に映る景色は決して綺麗な世界はない。確かに彩るパーツパーツ
は物言わず黙々として美しいのかもしれないけれど、それらを壊して損って余りある僕たち
ヒトの闘争(いとなみ)がそこには繰り広げられている。
テロリストなどは言わずもがな、自分とはまた別に、奴らとある意味で同類──ポジティブ
な意味で「閉じた」者どもの跳梁跋扈のさまがそこには在る。

言葉を止めるべきではない。自分がそうなれば、そうした人々が増えていけば、この世界は
益々ああした連中の──“暴力的”に喧伝する者達(と彼らを裏で上手く操って甘い汁を得
ている連中)ばかりになってしまう。
少しでも、少しでも言葉を紡ぐことが、それらに抗う世の空気になりうる筈だと。……以前
僕はそんなことを言っていました。

さて、どうだろう? 現在に至り僕は自分を見つめ直してみます。この世の中をざっと見渡
してみます。
はたして僕らのその抗いは果たされているのだろうか?
結局はアンチ、カウンター的な喧伝家が目立ってゆくだけで、悪しきカオスはその実増して
はいないだろうか……?

嗚呼、結局やっぱり迷いっ放しか。
まぁ何時もの事だけど。そもそも他人の、ましてや世界の心配をしている余裕なんて、自分
が持っている場合じゃないんだけど。

何処なのかな?

他人を魅せられぬほど闇に染まり過ぎてもいず、かといって光を浴び過ぎ現実離れでもない、
丁度よい按配の言霊たちは。

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  1. 2015/02/02(月) 23:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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