日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)表明する罪と罰

Q.今まで打ち込んできたものは何ですか?
A.キーボードです(真顔)

どうもこんにちは。今年があと五週間弱という事実に気付き唖然としつつも、結局やっぱり
やっている事は創作しかないインターネット物書きマン、長月です。
先日の制作記録で話していた通り、今週は三題をこさえた後、日がなカタカタと各種データ
を打ち込むリテイクの日々でありました(あります)ただ、これはこれで楽しくモチベも復
活してきたなぁと思うのですが、如何せん更新という形で表には出ませんで……。とりまぼち
ぼち雑記でもと。数日おきに更新の青囲み(月別履歴のとこ)が無いと何となく落ち着かない
ってのはビョーキですけどね。元よりですが。

だからか、当方改めて自覚する今日この頃であります。
気分がノっている、軽い時には無駄口──というか自分から雑談を振ってしまう事が。
家族相手だから(慣れ)というのもあるんでしょうが、個人的にはあまり宜しくない傾向だ
なと思っています。喋るなって訳ではないんですけど……その、ね? 感情の上下のままに
言動が緩むってのは何というか、だらしないなぁと。ご近所さんや余所に出て──“他人”
が色濃い場では全くもって口下手な癖に。というのもあって尚の事_(⌒(_=△=)_

クールにスマートに。理想はそんな漢像ですが、そもそも無駄なお肉が(ry
存外、自分の根っこは情熱的なのだろうか? 言うて幼少時は結構な癇癪持ちでしたし。
「律する」ことで今の自分を作って来たのは結局上辺の話なのかなあ? どだい人間は感情
の生き物で、それを無理に抑え込むから病気になる。解っちゃいるけど……そればかり通し
ててもやっていけんでしょうに┐(・ω・)┌

中々どうして、難しい按配。上手くはいかない。


もう旬(と言ってしまうのは些か不謹慎ではあるけれど)は過ぎてしまっていますが、先日
ネット上で自称小学四年生が『どうして解散するんですか?』というツイッタのアカウント
やサイトを開設した事が話題になりました。
ですが実はこの小四生、とある学生NPOの代表・青木氏のなりすましてであった事が程なく
して明らかになったんですよね(どうやら当初からこれは胡散臭いと一部ネット民らが解析
を進めていたようです。流石は恐ろしきインターネッツですね)
それでもって──結局このサイトも青木氏本人も炎上。なりすましも長くは続かず、同氏は
謝罪文を発表し、上記のNPO代表を辞任するまで追い込まれました。
……まぁ、何時ものなりゆき(所謂“祭り”化)ですね。なまじ現行の安倍政権への批判を
含む内容であった事から、右巻きの人達にボコスカ殴られてしまったという格好です。
(こう言うと何も批判できなくなるじゃないか!と言われそうですけど、少なくとも現在の
ネットの潮流が右巻きに流れている以上、そりゃ叩かれるよ。下策だったとは思いますね。
当の安倍首相本人からもFBで叩かれるっていう……。仕事してください

ただ、ここで混同させてはいけない点はあると思います。
先ず広く賛否意見がある、その表明が可能である。その自由は保障されるべきという点。
そして一方で、本件のように素性を騙る──曰く子供を騙って主義主張を述べるというのは
(下手に排斥出来ないと分かってやっている故)最も卑劣な行為──という“方法”は社会
的には決して褒められたものじゃない、という点でしょう。
(僕個人、氏の本当の意図が何だったかはともかく、秘密裏に他者を思い通りにしてやろう
という企みは悪だと考えています)
騒動が一旦下火になった現在、当時どうして(ry の垢に民主党広報や議員、或いは著名な
ジャーナリスト達が応援し、擁護したこともあって「自民へのネガティブキャンペーン目的
だったのではないか?」「左翼が仕組んだ工作だったのではないか?(陰謀説)」といった
憶測が今も飛び交っています。
まぁその真実は結局(青木氏は暫く潜るようですし、結局左派vs右派の叩き合いに為ってし
まっているので)闇の中になりそうなのですが……いち外野としてぼうっと僕は思った次第
です。なので今回、性懲りも無く時事をネタに雑記をしたためようと筆を執った次第です。

──表現なんて、するもんじゃないな。

正直今回の様子を観ていて思った感想は、そんな類のもの。
いや、この言い方は厳密ではないか。
もっと付け加えれば何かを表現(表明)したって不毛なんだなという感慨、というか。
結局人間ってのは自分の快感情に素直なんですよね。イデオロギーも然り。寧ろ最たるもの。
Aの発言、表明が自身の思想の「味方」ならば歓迎・擁護するし「敵」ならば叩く。それが
賛否両論の言葉が飛び交うように見えるのだけれど、大抵の人間はそこに深い知性なんざ併
せ持ってやしないんだろうなぁ……。そんな嘆息、不毛感。衒学ぶった我が態度。
大体表明するってこと自体、ハイリスク・ローリターンな気がします。
底辺でこそこそやっている(俗に言う居酒屋の愚痴)分ならば悪くても一笑に付される程度
で済むのでしょうが、これをどんっと社会に発信していこう!となると必ずと言っていい位
に批判的な口撃が飛んで来やがるのが世の常で……。

『具体的・建設的意見は聞き、ただの誹謗中傷は聞き流す』
『批判される時点で貴方は何かをやっている人だという証です。誇っていい』
『アンチが沸くのは名の知れた証拠。有名税』
『そもそもスルースキル(煽り耐性)の無い奴はネットをやらない方が身の為』
『批判されるのが嫌ならチラシの裏にでも書いてろ』

今日びネット越しの批判に対する心構えとして様々な形で常套句が出ていますが──僕個人
の思いとしては不本意というか日々残念というか。
(大体、有名税って語彙は本人が語る言葉であって、他人に言われる言葉じゃない……)
事実「喚く奴はスルーで」が当たり前の次善作、という認識が浸透しているんですよね。
まぁ、あながち間違ってはいない。アンチも信者も、おそらく発言に至った衝動の根本部分
はただ自分の不快感を押し付けたい(その原因を作ったセカイ、相手を貶める事で一時的な
がらもカタルシスを得る)ってだけでしょうし、こちらが反応してしまうとある意味相手の
欲望を叶えてしまう事になり、却ってエスカレートしてしまうといった事例はこの電子の海
でも枚挙に暇はない筈で。

だから黙るが吉。意図的に切り捨てる。それが──処世術。
でもねぇ……そういう選別は嬉々としてはできませんね。たとえ僕自身、生身の有無に関係
なく口下手(関わり方が下手)ではあっても、レスポンスがあった事自体には謙虚に素直に
在りたいものなのですよ。年甲斐もない人恋しさ?未練?確かに僕自身のキャパゆえ、必ずしも
寄せられた声全てに応えられる訳ではないけれど。
以前にも、雑記やら何やらで話したような気がします。
たとえ僕らが口を噤んでも、喧伝する輩自体が消滅する訳ではないんですよね。あくまで己
が不快にならないよう、乱されないよう、ひいては火の粉を被らないよう、栓をした状態に
過ぎないのです。
だから当時「そこで語る事を止めてしまえば、世界は益々声の五月蝿い連中の思うがままに
なってしまう」と説きました。それは事実でしょう。圧力団体、とでもいうのか。現実に僕
らは、彼・彼女らの“不快”や“イデオロギー”に基づく批判によってそれまで掲げられて
いたもの達が取り下げられる、そんなシーンを幾度となく目の当たりにしている筈です。
でも……だからと言って彼らと“闘う”というのは、傍目からは同じ穴の狢なんですよね。
結局「諍い」でしかない。個人的に言えば僕という人間が最も厭なものと言っていいそれを
自分で、意図して起こしていることになる。まぁ僕が立ち塞がらなくても、連中は自分達で
次々に獲物(てき)を見つけていくんでしょうけど……何にせよこの虚しさを解決するもの
ではありません。

口を噤んで耳を塞ぐこと。──関わらない、或いは哂う。その衝動を押し込める苦しさ。
声を大にし行動すること。──表明する、闘争する。その陶酔が人々のセカイを乱すのに。

……こう長々と何度となく拙文にしている時点でお前が言うな、なのだけど。
知性ってものは、僕らの原罪なんだなぁと思う。

知恵の実を食べなければ。パンドラの箱を開けなければ。
得てしまった、為してしまったものはもう二度と元には戻せないけれど……もしかしたらそ
の方が僕らは幸せでいられたかもしれない。これほど彷徨する事だって無かった──苦しむ
必要なんてなかったかもしれない。それこそ動物のように。ただ自然の秩序に身を委ねては
生まれ、死ぬ畜生の一つであったかもしれない。

「思う」こと無しにはいられない。
「思う」こと出来ずば、自分ですらなくなる。

しかし強過ぎるその「思う」力の存在こそが、世に蔓延る苦痛や不毛の根源だとしたら?


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  1. 2014/11/27(木) 15:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

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