日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)秋のまにまに、徒然筆

また一つ、歳を喰ってしまった……^q^

季節はもうとんと秋ですね。町内の田んぼには、収穫前の稲穂が周囲の木々と共に黄緑色で
辺りを染め、そこを気付けば点々と群生し始めた彼岸花の鮮やかな赤が割り込みます。
今でこそ前者の色彩が目に映るものの大勢を占めますが、これも一月もすればさも彼岸花が
先駆者であるかのように、木々山々が赤や黄色に塗り替えられていくのでしょう(=ω=)-3
こんにちは。先日、17+n歳の誕生日を迎えた長月です。

(毎月ながら)ユー録の執筆・更新やら月頭の三題連荘やら、忙しない時分も過ぎ、どうせ
一時ではありますがのんびりとした時間を過ごしています。
なろうさん全体からみれば、更新頻度がそう多くもないのに、日々拙作にアクセスしてくだ
さる方々、積み上がっていくPVやブクマ数などもあり、中の人は(書籍化やメディア進出等
ランキング上位陣の飛翔を余所に)結構現状でもホクホクしていたりもm(_ _)m
                                羨ましくないと言えば、嘘になるんですけどね

また加えて、先日ゲーム創作(ツクール)の制作記録もUPし始めました。
本記事にも書いているように、散々エタってきたこのジャンルの創作をいい加減に形にせね
ばと自分に発破を掛けた格好です;
先ずは1つ、短編を。
小説でのノウハウでもそうですが、膨らむ妄想を如何に「絞る」──現実的にどれを入れて、
どれを入れないのか?その詰める作業を怠っている限り、完成<ゴール>ってものは(余程
のセンスを持ち合わせていなければ)ずっと遠いままなんでしょうなあ……。

誰得。俺得。ホクホク。

己の創作もとい妄想に嬉々としながら、一方で何時「落ちる」とも分からぬ・趣味に遊ぶ事
を戒めめてくる不安や疑心にこちらを覗かれながら、だけども自分に出来る事は決して多く
はなく……(¦3_ )=


『お互い、自分に胸を張れる人生を送りたいもんだね。後悔することの無いようにね』
そう少し前、同郷の友人が言いました。
それは僕が直前、今度会える時は恥じる事のない身の上に為れていればいいなぁと言ったの
を受けての──嫌味でも何でもなく“お互いに”しみじみとした嘆息だったのでしょうが、
時折ふいっとそんな言葉を思い出すことがあります。

以前から何度か言及していることですが、僕は数年来の病気持ちです。
本当はもう「でした」と言って前に前に進んで走って、世間様に追いつかなければならない
のでしょうが……如何せん一度折れてしまった心は元通りにとはいかないもので。
なので時々忘れがちになります。創作活動という趣味──ライフワーク、僕そのものと言っ
てもいい(けれども、まだまだ全然足りないであろう)ものと再会・再開出来た事で今では
随分と楽になりましたが、それこそ発症の初期には自分で自分を圧死させかねない程の苦痛
「のみ」のセカイに呑まれていたものでした。
要するに僕は尚も病人、療養の身であることへの疑心……とでも言うのか。
ネット上の観測範囲、或いは通院時に待合室で出くわす他の患者さん達。
勿論目に見えるものだけが病の全てではないのですが、少なくとも僕なんかに比べれば彼ら
はずっと辛そうにみえる。暮らし難さの中に居ざるを得ないんじゃないかという人達があち
こちに見え隠れする。

……こんな所に、僕なんかがいていいのだろうか?

甘え。怠慢。不相応。脳裏に過ぎるそんなキーワード。
確かに実際問題として世間様の言う「普通」に馴染めない性質であるなという感触は当時も
今も変わらず在るのですが、それでもここまで治癒させて貰った自分なら、もっと「努力」
すれば何とかなるんじゃないか……? そう考えてしまうのです。
だからこそ病院だの福祉関連の施設だの、そういう場所を大手を振るって足掛かりにすると
いうのは……気が引ける。これも甘えなのかもしれないけど、同じ病んだ人達とですら、僕
は上手くやっていけるような気がしなくて(彼らを値踏みしそうな自分の醜さが怖くて)

先日、通っている医院と薬局の医療費負担が安くなる措置決定が自分に下りました。
知らなかったというのもありますが、何で今まで申請しなかったのか……何気に家族の財布
に負担を掛けてしまうものなので、二割減は大きい(これで少しは迷惑にならないだろうか)

……でも、これもやっぱり、じっと考えれば引け目ですね。後ろめたさというか。
理屈では分かっちゃいるんですよ。公的制度なんだからちゃんと手続きに則って賢く使えば
罪に問われることはないんだし、実際その認可が下りた。学生の頃も、とある福祉系の講義
で「誰かの為に、皆が助け合う精神なのです(この国の公的年金が賦課方式である理由)」
と若い女性講師が(何で積立方式にしないんですか?──自分の為に自分の金を使えばいい
じゃないですか的な質問をした学生らに対して)熱弁をふるっていたのを覚えています。
……でもね。理屈だけじゃ駄目なんですよ、やっぱり。この今になって改めて。
今日びの世の中は、何かしら「崇高」さを直視できない、或いはそんな観念が存在している
こと自体に耐えられない人達が様々な方面の事象において少なからずいると思うのですよ。
もっと自分本位で、それこそ“当たり前”に自分を他人を磨耗しながらじゃないと生活でき
ないような人や状況が厳然として在るのだと感じるのですよ。
賦課方式も然り。
講義の当時、黙してこそいましたが、僕も何で今の年寄りに……という感想はありました。
(まぁ『子供叱るな来た道じゃ。年寄り笑うな行く道じゃ』とは云いますけどね)
ただでさえ年金制度が崩壊する!と世間では云われ、実際給付水準も年々下がって来ている
現状がある以上、せっかく稼いだ“自分の金”を半ば強制的に見も知らぬ老人達の為に差っ
引かれて嬉々とするほど、僕も彼らもお人好しではなかったのでしょう。先ず自身の安泰が
優先されていたのでしょう。

それは、数年後の現在も益々強くなっている気がします。というか僕も少なからず。
件の福祉の公的制度もそうで、引け目やら後ろめたさやらはそこに起因するんですよね。
即ち「俺らの金でぬくぬくと暮らしてんじゃねぇよ!」といった類のバッシング、憎悪感情。
それらを僕──利用者自身が想像し、萎縮してしまうこと。
一時メディアで連日取り上げられた生活保護バッシングも、思えばこういった「ずるい」が
根っこにある訳で。「普通」は皆働く。滅茶苦茶しんどいけど薄給だけど、それが今日多く
の人々にとっての「普通」で、だから(たとえ事の発端が極端な不適格自給者であっても)
その鬱積したエネルギーが向けられる。口撃される。
……分からなくはない。僕だって普段それを物書きとして、小説なり雑記なりで(きっと)
オブラートにしつつ吐き出している人種だろうから。
憎悪とは──潔癖に倫理的になれば持つべきではないが──万人が「当たり前」に持ちうる
感情で、ある意味最も端的な人間らしさでもあるから。
どだいそれらが諍いや不毛しか産まないと分かっていても……それを正義の味方面して止め
ることに邁進できるほど、自分は清らかではない。現状、そんな資格も義務もない。

まぁ、受給するんですけどね。本当の本当に悪用するつもりで受け取っている誰かさん達に
回るくらいなら、自分がその公金の一端を受け取る弱者になります。

ただ、それってほぼイコール(何れ)自らを擲って世間様(という人間集団)に還元しなけ
ればならないっていう倫理感とセットなんですよね(それをせずにのうのうと生きていると
多分非難の標的になる)いつだったか、市場経済に加わらなくてもいいから僕はもっと静か
に生きたいよと言ったらば「じゃあお前にはインフラを一ミリも使わせてやらんけど」とか
「それじゃあ社会が回らんだろ(呆or怒)」とぐう正を言われたっけ……。そこを冷笑で突
っ切ってしまうのが社会主義者だの、アナーキストなんだろうけど、何というか“貢献”の
形ってやっぱりカネでしかあり得ないのかなぁ?とか。硬いなぁ自縛的だよなぁ……とか。

前回雑記の「治癒のお返し」とも関連する部分もあるんだろうけど、はて僕にできる貢献と
は一体何ぞや? やっぱり小説? 物語? だからそういう意味でも、この物書きがお仕事
になれば万々歳だとは思うんだけど……(普段の我というかマイペースがあるしで)先述の
ように集団に馴染める気がしない。上手くいく気がしない。うぅむ……。
                                  そんなこと言ってたら何もできんぞ馬鹿者

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  1. 2014/09/24(水) 15:00:00|
  2. 【雑記帳】
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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