日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)ものの見方とものを言うこと

(:3 _ )=:.` ;:・∵゚. 三

あっという間に一週間です。今月も残す所あと少しとなりました。ファッキン消費増税
いやぁ、やはり過信は禁物ですね。自分で決めた事とはいえ重荷が掛かるとすぐへばる……。
新年度を迎える貴方は、何に為っていますか? こんにちは、長月です。

Dear~の再推敲と準備諸々に我が豆腐メンタルが悲鳴を上げつつ、それでもそっちが一応の
完了をみて程なく次回更新分のユー録を執筆していました。
四十九章目、完了ですφ(`・ω・´) 今回で第Ⅳ部中編までが消化される事になります。
推敲はまだ──先にこの雑記と今月最後の三題を済ませてからを予定していますが、来月の
いっぴ頃にはUPできるようにしようと思っていますのでもう暫くお待ちを。
何気に前回からアクセスも作品ブクマもじわじわと増えてくれていますので、こんな長々と
した堅苦しい物語でも待ってくれている方がいるんだろうかな?と、正直多少なりとも小躍
りしちゃいますね。

感覚ガー雑ガー自信ガーと度々喚きつつ、それでも積み上げれば一応物語にはなるもので。
コレジャナイ感よりはマシ、だけど……はてさて其れで本当に「良い」ものなのかf(=_=;)

昨日も今日も、方々の創作コミュに顔を出し、見知った皆さんとあーでもないこーでもない
と創作について語ったり、駄弁ったり。
……お金や名声がついてくるならそれに越したことはない(反面、大人の事情とやらで制約
なり変化を受けざるを得ないという側面もある)のでしょうけれど、その実、今この辺りの
緩さや距離感が一番「幸せ」に近いのかもしれません。
                                          嵐の前の静けさ?穏やかさ?


僕は基本ネガティブ教徒ですが、一方逆な方も世の中にはいらっしゃるようで。
先日、小説の投稿とその反応の多寡──特になろうさんにおける──についてウェブラジオ
で語った物書き仲間さんがいらっしゃいました(僕自身はリアルタイムでは入浴中だった故
後日放送ログから視聴したのですが)その方が、僕の中では珍しくポジティブ教徒ぶりを発
揮している方だったので印象に残り、こうして雑記に取り上げさせていただこうと筆を執っ
てみる訳なのですが。

曰く、投稿しても反応に乏しく、数字も上がらぬことで心や筆を折ってしまう人達の、何と
「勿体無い」と思えてならないことか。
曰く、上位を見るでもなく下位を見るでもなく、自分自身を見てその値を「現実」に置き換
えれてみればその数字(アクセス実績)が「凄い」のだと解るんじゃないか?
曰く、些細な反応──それがたとえ罵倒──でも、それは見知らぬ誰かが自身の「時間」を
わざわざ「消費」してまで寄越してくれたありがたいものじゃないか? 等々云々。

ポジティブ教徒だなぁ……(苦笑)それが放送ログを視聴後に抱いた正直な感想でした。
『メンタルだって考え方一つ』
まぁそうなんですけどね。ご本人も頭が悪い(謙遜)ので上手く言葉に纏めるのは難しいと
は仰っていましたが、程度差はあれ、おそらく「普通」の人はそうやって切り返しをしなが
らやり過ごしていくものなんだろうなぁとは思うのです。

『批判ありがとう。つまりそこを直せばあんたは喜んでくれるんだな?』
『俺は俺の好きなものを書いている』
『道行く人にいきなり作品を見せて読んでくれますか? チラシの裏に作品を書いてて誰が
読んでくれますか? 手に取ってくれた、それだけで嬉しい(幸福)じゃないですか』

要するに「もっと自信を持てよ!」なのでしょうね。積極的に目の前の出来事を“感謝”と
いう括りで認識するよう努める心持ち……とでもいうのか。
僕個人も、今まで何度も他の物書き仲間さん同士で励み慰め、励まされ慰められを繰り返し
ているのですが、彼のラジオを聴いていると何というか、自分のそういった慰みの弁が如何
に上っ面であったかと思い知らされる気分です。それは何よりも先ず、自身がポジティブで
はなくネガティブを根っこに抱えているから、というのが大きいのですけど……。

『具体的・建設的な意見は聞け。そうでない“俺の気に入る通りにしろ”的な意見なら無視
するに限る、とは云われることだよね』
『自分の好きなものを書くこと、それを何より優先すべき。精神衛生的にも、仮にプロにな
った時の長期的な生存の為にも。作品がボコボコに叩かれても、それは先方のオーダーと噛
み合わなかった“だけ”で全否定ではない(筈)』
『公開するかしないかはまぁ、個人の判断でいいんじゃない? チラ裏みたいに隠れて創る
方がいい、別に目立ちたくない(見知らぬ連中に好き勝手口撃されて傷付きたくない)って
いう書き手もそりゃいるだろうし』

思い起こしてみるに、自分が語る(慰める)とこんな感じ。
……薄い。彼と比べてみると、言葉にする前のベースに「他人なんて」が在るのがありあり
と窺えます。一応「処世術」みたく嘯き、折れそうな相手が気を持ち直してくれる時もある
にはあるのですが……根本的とは言い難い。

思うに、勘違い?というか、ややもすると僕みたいな思案を拗らせた人間、創作人というの
は凝り固まってしまっているのではないでしょうか。
“悩む(深く考える)ことこそ志向”みたいな。藝術はそう「深く」あるべきなんだ!と世
に叫びたくて日頃ウズウズしている一方、されどそうした思いがある種“暴力的”で“私怨”
であるのだという自覚があるから(藝術という名の免罪符、ツールと共に)頼まれもしない
のに「意味」を付けようとする。宣言しようとする。「他者」に頼ろうとする……。
“強さ”って、何の事を云うんだろう?
自力が放つ威力が無比無双の高さであることでしょうか?
それとも他者を必要とせず、自分が思う「軸」をブレさせない頑なさなのでしょうか?
彼のような、ポジティブ教な人達を見ると思います。
何だか……自分が馬鹿みたいだなぁって。
そして同時に笑いは哂いに変わり、やがて怒りに為る。彼らにも自分にも向けられる炎に。

これを持ち出してしまうと鶏が先か卵が先かになってしまうのですけど、僕がネガティブ教
に為ったのは少なからず、かつて身体を壊して「普通」から転げ落ちた経緯があるからじゃ
ないかと思うのです。
一般的に、病的な憂鬱の症状というのは『考えが偏ってそれ以外考えられなくなること』だ
と云います。今もその頃の思考回路がこびり付いているのなら、僕はやはり彼らとは違って
劣った存在に変わりないのでしょうか(という思考自体が既に……という)気の持ちようで
何とかなる──認知療法──あの日々から現在に至る僕という人間が、否定されて哂われて
いるような気がして(まぁ実際それに値する(報いである)堕落な訳ですけど)

……でも、考えてみれば可笑しな話なんですよね。
あれだけ偏って、他人を世界を恨み続けた癖に、僕はこうしてものを言う者になっている。
いや、だからこそ──世に蔓延るの姿なき口撃者達とおそらく同じように──言わずにはい
られなくなったのか? なのに冷静に考えれば、そう「言う」人間は未だ全体のごく一部で
あるにも関わらず、それが世界そのものだと思い込んでしまっている自分がいる。
件の彼の言葉を借りるなら、
『(現実世界に尺度を合わせれば)集落一つ分の人間が自分の作品を読んでくれてる。それ
ってやばくないですか?』なのに、認識の幅が余分過ぎやしないか? ということ。
ネガティブだポジティブだという二極の話ではなく、三次元……のような、もっと多岐多様
な声が世界には眠っている筈なのに。掘り起こせていない筈なのに。それなのに悪目立ちを
する一部を見聞きしただけで理解した気になっている。
悲観とは……ある種間違いなく、傲慢な決め付けの態度でもあるのでしょう。

『楽観主義者は言う。「コップに水が半分もある」
 悲観主義者は言う。「コップに水が半分しかない」
 禅の教えはこうだ。「コップはいっぱい。半分は水で半分は空気」』

それでも僕はポジティブ教徒にはなれそうにないけれど、でも忘れないでいようと思う。
もの言う人々以上に、もの言わぬ(言っていても聞こえてこぬ)人々はいるのだ。
円満で光溢れる物語よりも、陰鬱でも一条の光を描く──失望の中に物語を組み上げようと
する手前なら、それこそ後者(かれら)を忘れてはならない筈だ。
足りないことはない。問題とするものを捌く答えは、大抵世界自身が既に持っている筈だ。

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  1. 2014/03/28(金) 17:00:00|
  2. 【雑記帳】
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

ネガティブな方向にポジティブという生き方だってあるかもしれませんよ(笑)
呪詛を盛大に吐き出したり、人の不幸でメシが美味くなったり
  1. 2014/03/29(土) 20:29:14 |
  2. URL |
  3. 4E #IgaqAkHk
  4. [ 編集 ]

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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