日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)共歩幻想嘆

やっぱり雑記(こっち)の方が頻度増えてるよ……orz
こんにちは。夏の暑さに少々バテ気味、曇天大好き長月です。
ツイッタ上でも触れたのですが、先日当ページへのアクセス累計が100人に達しました。
こんなテキストばかりのページにこれだけ人が来てくれようとは……。
改めてこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございますm(_ _)m
今後ともより良い文章を、物語を、創作を手掛けられるよう、精進とコンテンツの強化等を
図っていきたいと思います。


さて、今回は何を綴ろうか……。
以前mixiでも何度か触れていた事ではあるのですが、今回は創作とそれらを取り巻く
今の世の中についての雑感をしたためみようかとおもいます。
皆さんは漫画アニメ或いはゲームと聞いて何を連想するのでしょうか?
もし「変態の嗜むもの」「頭をおかしくするもの」的な考え方でいるのならば、これからの
僕の私見は不快かと思われます。ご注意下さい。

どうにも、こうした所謂オタクコンテンツというのは、得てして(性的)犯罪を助長するな
どといった偏見と共に攻撃の槍玉に上げられてしまう運命にあるようです。
昨年改正された「東京都青少年健全育成条例」も然り。
少なからず、日本的?なアニメちっくな絵柄というのは日頃嗜んでいる人には普通でも、そ
うではない(一般の?)方々にはやはり異質に映ってしまうのでしょうね……。こればかり
はどうしようもない;
(では実写っぽくすれば解決するのかとなると、これもまたNGとなるのでしょうね。今度は
リアル過ぎるなどと難癖を付けられるのが目に見えていますから。……どうしろと?^^;)
ですが、僕は別段こうしたコンテンツの所謂「規制派」や「反対派」に与して何かしらをし
たためるという事はできればしたくないのです。実際としてのこうしたサブカルコンテンツ
に対する規制の是非については、表現の自由の問題は勿論、ジェンダー的な対立も含まれ、
非常に込み入った内情を孕んでいる話題でもあるからです。
(更に付け加えるのなら、これらに賛否両サイドの業界・支援勢力が喧伝に回っている事で
余計に事態がややこしくなり、論点が絞り込めなくなっている……のだと思います)
ですから所詮、僕が何を言っても「ああオタク連中の戯言か」的な扱いになってしまうのが
関の山でしょうし。
ただ僕も一介の物書きとして、こうして『気持ち悪いから規制する』という事が安易に罷り
通ってしまえば、少なからず表現というフィールドが萎縮してしまう。それだけはやる方な
い気持ちで見守って来た一人ではあるのですが……。

でも、実際問題として創作というコンテンツに対しての──ひいてはあらゆる事象に関して
の感度は、人によって様々ですし(容認、否認或いは無関心など)そうした差異に対する配
慮は成されて然るべきだとは思っています。
『嫌われるのなら見せなければいい。目に付かない所に隠せばいい。だから許しておいては
くれまいか?』 所謂ゾーンニングという仕組みは、今に始まった事ではありません。
ですが、世の中の流れは……どうにもきな臭くなってきているように、僕には思えます。
コンテンツを創り出す業界は、ある種の市民権を得たと“表世界”にでしゃばり過ぎ──。
それまで距離を取っていた嗜好しないorその他大勢の人々は、その変化に驚き、少なからぬ
偏見と扇動によって「無関心」から「排除」へと攻撃性を変貌させ──。

互いに行き過ぎた部分があるのは否めないとはいえ。
どうしてこうも、対立する事になってしまったのだろう……? どうしてこうにも互いに許
せなくなっているのだろう……?
政治も経済も、挙句はこうした文化にすら。それはすべからく人間故に?
やはり正直辟易してしまいます。所詮「共存」なんてものは幻想でしかないのか?と……。
棲み分ける、寛容である事すら上手くできない僕たち人間には、やはり未来永劫潰し合う以
外の脳はないのか……。
とはいえ、そうした対立軸で捉えてしまう(今回の場合だと、そうは言ってもやはり僕は創
作畑の人間として「反対派」の側にいるのだとしたら)時点で一方的な見方だよ。嫌いな人
にとっては理屈云々じゃなく嫌なんだ。自己防衛的な意識なんだよ(特に女性が抱く、創作
における性的表現への嫌悪など)と。……そんな指摘も、受けました。
確かにそうです。だからせめて僕はとできうる限り、理性的で感情論に支配されない自分を
希求してきたつもりです。
なのに──そうして今現在僕の中で大きく天秤が振れているのは……きっとその感情の側。
「創らなければ」よりも「創りたい」という思いを大切にしたいという感情優先の思い。
ループして、感情(こころ)に戻ってきた。理屈だけでは駄目なんだと心身が身を賭して訴
えてくれたから。
でもそれは……かつて僕が今以上に斜に構えて嫌悪していたものでもあります。
どうにも随分と、迷うように思えてなりません。
『醜さも、美しさも両方含めたものが感情だ。一方だけを見るのではなく両方を受け止めて
そこから表現を始めていこう。理屈も感情も、適度に揃って初めて生きてくるんだ──』
そう、自分を言い聞かせても……やっぱり相容れない人々というの現実を見聞きする度に、
僕はどうしても引き裂かれるような、残念でもどかしい思いをしてしまいます。

所詮人間とは自分の感情に生きる“自分勝手”な生き物なのか?
結局理屈では、人を救えないのか? 良き方へと変える事はできないのか?
いや、そもそも……そうした願いを抱く事自体が僕の「高慢」でしかないのか?

どうにもこうした迷いは、そう簡単には解消してくれないようです……;
(それらが僕自身の創作欲の源になっているという節も、あるのですが)

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  1. 2011/07/15(金) 22:00:00|
  2. 【雑記帳】
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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