日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)其の空隙を愛せたら

ブェックショーイ!! ( >д<)、;'.・ ( =д=) アァ…

自分の鼻が遂にこの季節の到来を告げてしまいました。鼻炎です。そして私は長月です。
今日びは花粉だけじゃなくPM2.5などもありますし、だから余計に(粘膜を痛めに掛かって
くる的な意味で)むず痒い鼻炎の気が強いのか……。

先日──というかいっぴに、ユー録の四十八章をUPしました。二ヶ月連続のフライング執筆
からの更新ですね。プロット上では次回(四十九章)で現在の第Ⅳ部は中編が終了、佳境を
迎える予定となってています。まぁその時はまた、追って言及しているでしょうけれど。

件のUP後、今日まで(も)自分はぐったりしておりました。例の如く反動ですね。今週分の
三題は多少力押しでこなしたものの、UPしたよー的な報告も込めてのこの雑記に掛かること
が中々できず……f(=_=;) しっかり疲れるんですけどねぇ。なのに(いや、だからこそ?)
一気に書き上げてしまおうとしてしまう。……まるで成長していない

それでも、ここ数日で二件ほど「おぅ?」とつい頬が綻ぶ出来事もありました。
一つは自分がよく顔を出している読書系コミュにて、そこの主さんが今回、拙作三題の一つ
をご自身の(読書感想的な)ブロマガに取り上げてくださったこと。
二つは先日、ゲーム創作方面で知り合った方より、制作中の短編ゲーム内におけるテキスト
の添削を頼まれたこと。
……いいですね。口下手な自分でも(大抵文字チャでの交流とはいえ)他の創作人さんなり
誰それなりとの繋がりがちゃんと生きてるんだなぁと。尤も共にネットの片隅での一齣なの
で、宣伝やらお仕事──には為りませんけど。そうは中々問屋が卸さないというか、ちょい
と舞い上がり過ぎだろう自分? というか。

相変わらず色々あーだこーだと思い煩う事は尽きませんが、出来るだけ早く心身をいい感じ
に回復させて、次なるDear~の四章目(一応完結)の執筆に掛かりたい処ですね(;=_=)φ


創作中毒──と言えば聞こえはいい?ですが、僕自身そんな状態が「良い」かというと正直
疑問なままであったりします。纏わりつく不安とでも言いましょうか。
……要するに“逃げ”でしかないんじゃないかと。これまでもっさりと分量を書き連ねてき
たその結果を、時折他の物書き仲間さんに凄いと褒められ(呆れられ)るのですが、その実
は美しいストイックさなんかじゃないんではないかと。ただ怖くて、僕周辺のリアルと対決
するのが厭で、コンスタントに書くと嘯きながら、結局物語の世界に閉じこもってきただけ
なのではないのかと。

創っていない(反動でぐったりとする)間のどうにも拭い取れない、毎度繰り返されてきた
不安や焦り、創らなきゃ感──。それは「創り足りない」というアグレッシブな部分もある
にはあるのでしょうが、きっとそのような意味で創作活動上の“空白”の中にいる自分が耐
え難いと感じているからなのかもしれません。
元々は療養の一環として「好きな事をしてエネルギーを溜めるといいよ」という主治医から
のアドバイス。そんなやり取りを切欠にして、寸断されていたこの趣味を再開──それが今
や手段と目的が逆転していると言わざるをえない状態になっている。
主治医の方はそんな(僕からすれば)偏った変化も、寛解していくのなら大丈夫だよ?的な
態度で笑っておられるのだけども、如何せんそこまで僕の方はそこまで図太くないというか
何というか……。
可笑しな話ではあるんですけどね。そもそも“空白”というこの捉え方自体、結構に歪んで
いる筈である訳で。
日常の雑務、他人との諸々──個人の人生は日々は、それらの積み重ねによって構成されて
いるにも関わらず、どうにも自分の場合は「創作する暇が取られる」或いは「これも創作の
肥やしにするか」といった思考ばかりで満たされてしまっている。──故に空白。小説なり
思考なりばかりに自身のステータスを極振りしている……なんて云いをしばしば(自虐的に)
使っていたりするのですが、まさしく。自分の中でのプライオリティが極端過ぎる。

だから換言していけば……その全部はきっと「後ろめたさ」に類する感触なのでしょうね。
何よりそのネガティブ自評を抱えながらも、止められないこの自分自身に対しての。

──かつて身体を壊した。それによって「普通」のレールから僕は外れてしまった。
──巻き返すことはできたんじゃないか? 甘ったれて努力を怠ったんじゃないか。
──なのに好きな事(創作)に没頭し続けた。逃げる口実と思っているんじゃないか。
──その癖、尚もあわよくばこの営みを仕事にしたいとすら目論んでいる。金を稼ぐ事より
もきっと「創ってていいよ」という対外的なお墨付きが欲しいのだろう。……浅ましい。

悪く悪く考えれば何処までだって往けてしまうし、むしろそう嘯くような、僕のような人間
ってのはその実そうしたネガティブさを心地よいとさえ思っているのかもしれない。
実際、主治医からも「それ、何で悪いの?」「でも止める気ないんだよね?」等と繰り返し
言われて(返されて)います。心療内科という畑の基本スタンスがそう言わせるのでしょう
けれど……そこで「ですよねー(笑)」と“今”を突き抜けて往けるなら、きっとまだ苦労
は抑えられるんだろうなあ。そもそも内側から自壊するようなことはなかったのか。
だからこそ余計に、僕という人間は“空白”を怖がっているんだろうなと思う。それは即ち
自身のすぐ至近距離に潜むものらを許すことだから。
空虚、後悔、戻って来ない時間。
何よりも「もっと有意義にこの今を過ごせる(使える)んじゃないか?」という疑心と不安
の波状攻撃が在る筈なんだと感じているからであって……。

でもこれだってやっぱり、可笑しな話ではあるんですよね。
だってそうでしょう? 本当に“有意義”──現実社会の合理的・能率的なそれを思えば、
読書なんて「絶対に必要な行為」ではないじゃないですか。むしろ日々の生計を立ててゆく
というリアル上の最大命題に対しては、時に時間の無駄ですらあるかもしれない。そして何
よりもそんな読書の原本──小説なり創作、新書なり啓蒙を著そうとしている僕のような者
はそれこそ“意味”があるのか?って話になりますし。現にこうして雑記という形で理屈を
捏ね回している今この瞬間だって。
(まぁそれらが必ずしも「他人」が仲立ちしてこそ、ではないというのは、前回の雑記など
でも僕自身述べた所ではありますが)
……だから、全方位的に無駄という訳ではないんだろう。理屈を捏ねてためつすがめつして
みれば、一応纏わり付いてくる無尽蔵な不安を払ってみせることはできます。
そもそも「普通」って何なんだろう?突出した所がないさま? 一度その「普通」のレール
から外れると事実復帰するのは難しい、そんな世の中だけど、敢えて逆に捉えればそうでも
しなければ自分は創ることを再開──己が魂と寄り添う程のライフワークに為っていなかっ
た可能性が高い訳で……。今日び娯楽(エンタメ、利他精神)が幅を利かしているとはいえ、
古くよりあった頃からの──カウンターカルチャーも含めた──藝術ってものに、僕はどう
にも呑み込まれて来たようで。性懲りもなく嬉々としているようで。

本を読む。人と触れ合う。自然を観る。その形態は様々だ。
だけど僕らはずっと昔からそれを捨て去ることが出来ないできた。
そりゃあ当時に比べれば変わっているのかもしれないけど、誰かの物語を想いを読んで自ら
も思い、糧にする。誰かと直に交流を経る中、糧をみる。何か人ではない自然の世界の姿を
見て大小様々だけど感動したり、思う所を得て、糧になる。確かに金にはならないかもしれ
ないけど……それを全部“無意義”だと言うには流石に無理があるだろう。
多分だけど「始めから意味を伴っているもの」か「各自で意味を見出すもの」かといったよ
うな違いなのでしょうね。少なくとも創作は、物語は元来それをある程度人々に託して創ら
れてきたものであると思うから。

読書を愉しんでいる時の“空き”
他愛なく他人と交わっている時の“空き”
或いは遠くただそこに在る自然に世界に目を遣り、身を委ねている時の“空き”
自身のその思いを捏ねて所在なくしている──“空き”

そんな空隙を、其処に「ない」ことを愛する事ができるようになったら、いいのにな。

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  1. 2014/03/05(水) 17:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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