日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(歌帳)とある物書の気紛短歌 2014

ここでは、拙いながら自分が気紛れに練ってみた短歌をまとめていこうと思っています。
なのでこの短歌という形態での創作は不定期となります(何よりも専門?ではありませんし)
一応「五・七・五・七・七」という、短歌としての最低限の形式になるよう文字数は調整
している筈ですが、時折変則的な読みをさせている場合があります。あしからず。
(その際は括弧付きでその読みを併記しておきます)

他の書き物共々拙作ではありますが、束の間の一興にでもして頂ければ幸いですφ(=_=)
(肝心の句は追記部分に掲載しています↓)


@2014.01-04
・年暮れる 世俗が造る 忙しなさ 粛々更ける 闇にぞ居たい
・年越える 騒ぎて云えど 只過ぎる されど重ねて 時代(とき)と呼ぶもの
・新年と 祝うは人の 勝手なり 物は焼け落つ 人も病み去ぬ
・初詣 三賀も過ぎて 足重く ねとり指差し 内にか神(め)在り
・〆と初 己が成すのは 筆ばかり 其処に篭りて セカイや廣き
・電子海 文字の速さと 量誇る 気付けよ手前 其れが虚しさ

@2014.01-11
・仕事だと 衣着込んで 忙しなく 祈りも飾り ぽつと置き去り
・綱引かれ 尚も此処だと 踏ん張れる 愛犬(かのじょ)のような 孤高で在らむ
・鬼の首 獲るかのように 取り囲み 新たな首に 我ぞ彼ぞと
・怒ったら 怒らされれば 負けと云う 憎悪(おもい)を押し込め 笑顔を被る
・流行らせろ 喚いて押し付け 勝ちと云う 思惟(おもい)許さず 誰がぞ笑う
・数に点 集め示され 嬉々とせど 声せば逃げる 読者(ひとら)なのかは
・書き上げて 疲れと共に 虚しさが 埋める為にぞ 再び筆を
・捏ね回し 思いは此処に 還り来る 人を求めて 人を憎んで

@2014.01-21
・徐(おもむろ)に 隙間差したる 夕曇り 雲ら(あしば)駆け抜け 跳び回る夢
・一所 拘る愛犬(とも)の 頑なさ 歳がさせるか 寿命(かぎり)知るやは
・隣立つ 芝は青いと 云われたり 隣家(となり)の童を 憎らし見る眼
・決めたがる 我らの知性(ほこり) 捨つるべし 疑え心(そこ)に 巣くう賢しら
・求道(ぐどう)する 悦び拓き さて広き 道の灯りも 判らぬままに
・浮き沈み 心は常に 同で異で のたうち回って 明日も書くべし

@2014.01-31
・ウェブ頁 開けば結婚 急かす画(え)に してやるものか 反骨疼く
・新春と 事実外吹 冷たさよ 言葉今昔 肌伝う溝
・名ばかりの 春という寒 人が逝く 巡る季節も 待てることなく
・回線の 誰から何処か カネモウケ 人智の向こう 悪意押し詰め
・都にて 金権狙い 唾が飛ぶ 市民に在らず 正義を語る
・間違いだ(ゆるすまじ) 批判口撃 義に拠りて 同じエゴだと 何故に気付かぬ
・藝術は 好事のモノで 娯楽こそ のみと嘯く 世にぞ一撃
・弛みない 創るそれは 楽しさか 求道の余り 独りやあらむ

@2014.02-14
・吹き荒ぶ 寒風白く 銀世界 人の世もをば 清く(しろく)あればと
・数の暴力(みんしゅしゅぎ) 群れに胡坐し 彼嗤う 壁の外下 人々(ひと)冷めて
・祭典と 歓喜する声 支えるは 利権(カネ)と面子と 激励(こうげき)と知れ
・煩わし 僕の時間に 割り込むな 仏頂貼り付け のたうつ怨み
・繰り返し そして我が性 自罰する 他人と棲めぬと 絶望に似た  
・されど尚 僕は書きたる 人々を 何処か凡俗 蔑む人世(ひと)を
・収束は 結局何時も 同志達(クローズド) 見識(セカイ)開けと 嘯く癖に
・藝術を 求道せし時 違えるか 真っ当そう呼ぶ 異なるセカイ(ゆめ)と

@2014.02-26
・愛犬の 夕飯遣りて 空仰ぐ 染み切らぬ闇 遠く春の音
・声が色 常に苛立ち 満ちる父 歳を重ねる 恐ろしさ観る
・手続きを 制度を駆使し 挑む君 理屈で殴り 頷くとでも
・五つ輪の 内輪華やぎ 外乱る 平和の灯なぞ 霞む争ひ
・語らねば 世には如何ほど 平穏が 巷他人事 首突く輩
・愉悦して 癒える身心 何時の日か 侵したるやは 苦しみの君
・幸福を 蒐めて記せ 物語 書くは誰(た)が為 何が為ぞや
・藝術は 暴力なると 見つけたり 他人に預けつ 己が満たして

@2014.03-10
・川滑り 寄り添い去りし 夫婦(めおと)鴨 隣の愛犬(とも)は 一人先へと
・回忌来る 時の風化(ながれ)か 忙殺か 偲ぶ意味など 金策(かね)が潰して
・冷や風と 手叩き来たる 花の粉 鼻に疼きを 初春の教え
・その理想(せいぎ) 押し売る事が 悪である 変えろ変えるな 古今人とは
・非常識 理解し難し 不適切 気に食わないと 本音で語れ
・手を伸ばし(はくあいで) ヒトの争い 防げるか 為さむとせねば 絆盛らねば
・幻想を 厚塗りせねば 創れぬか 物語とは 普遍なる筈
・今日もとて 空想捏ねて 筆走り 多量と過量(よろこびふあん) 行き来しながら

@2014.03-27
・畦に青 山道桜 庭に梅 彩(いろ)が伝える 春の麗らか
・裂けたりし ズボン今年で 三本目 地に足よりも 肉ばかり付き
・この世界 語る嘯く 意気は良し 語る僕らの 狭き自室(セカイ)で
・ものを言う 者に降るは 宿命や 信徒と暴徒 別せたる業(つみ)
・争いは 幾重締め付く 切り株で 当事者利権 五月蝿き外野
・手続きを 制度を駆使し 再臨す 白紙の叫び 然様に無意味
・抑圧(ぼうりょく)が 押さう彼らを 蜂起さす 正義を語り(めざし) 力の連鎖
・復古主義(ノスタルジィ) 後発若きを 哂うなら 消え失せるべし 過去は来ぬもの
・感覚が 雑だ不安だ 喚けども 言葉積み上げ 御噺一つ
・足りぬのだ 技巧(わざ)も戦略(てぐち)も 鞭を打つ よりも喜び はて何時何処に
・強くない この魂は強くない 重荷次第で たちまち萎み
・憎しみを 滅する事まで できずとも せめて留まれ 創る者なら

@2014.04-14
・河水面 順繰り撫でり 鱗型 見えない風の 姿知るよう
・愛犬の 毛(ころも)剥がれつ 襤褸姿 残り何度と 君は変わるや
・汗ばんで はたと気付きし 春の温 己が睡魔は(とうみん) 何時にぞ覚める
・故人(ひと)偲ぶ 黒と紫 経を読む 其の魂(あなた)が此処に 居るかも知らで
・否定する その心根ぞ 否定する 諍う種を 君は手ずから
・文字を打つ 時は大仰 言ふ癖に 声に出すのは 恐れ萎んで
・言の葉の 道を進んで 戻れぬ身 他に在らずや 暗中に問う
・不安湧く ばかりの書き手 その一方 過去(かつて)の自文 数字重ねて(わらいてかたを)

@2014.05-10
・梅桜 紅き色達 生え変わり 緑の衣 初夏の足音
・涼風の 草木育つ 心地よく 微笑(わら)う自身の 前髪が邪魔
・炬燵剥ぎ 空いた机(き)の下 脚ぶらり 涼しくなれど ふいと寂しさ
・その義憤 ホントは一体 何処からぞ 私怨詮無し 義務にもあらで
・嘘詰り 知らぬ不安に 怯えたる 人よ驕るな 足下の技術(かこ)
・僕は知る 面と語らぬ 君の夢 目指し外出(で)ばかり 冷な眼の中
・募りたる 看板向けて 文放つ 夢を金の木 然(さ)りと知りつつ
・嗚呼まただ 失敗した身を 彼(か)より退く 進歩せぬらし 己が性質(あらそいぎらい)
・積み上がる 数字(かず)を励みに したくとぞ 手段目的 入れ違わずに
・疑に不安 消し去る事は 能わぬや さらば求めむ 頷く最善(いま)を

@2014.05-23
・髭を剃り 髪爪切りて 身を清め それは誰(た)が為 虚しさ一過
・春萎み 晴雨曇天 転々の 差す陽を厭う 我が身捻くれ
・紛争(あらそい)よ 世界に満ちて 日々紙面 事実は鬼(き)なり 小説よりも
・如何しても 言葉にならで 胸の中 空っぽ混雑 すらもぼやけて
・愉しさを 超えて虚しさ 喰い荒らす 描きたい思い(きもち) 何もの何処へ
・救うとか 改心さすと 願うなよ 矯正(なお)した笑顔(かお)は 手前の為ぞ
・自信とは 他なく自身で 揺らぐもの 踏み止まれよ 絶望だけは(※字余り)

@2014.06-11
・散見す 水を張りたる 初夏の田の 浸かって涼むにゃ 浅過ぎる
・照る空が 忙しく雨に 変わる梅雨 季節(とき)の激しさ 斯様なりしか
・余所様に 吠えられまくる 愛犬の すんとも言わで 歳や性根や
・静の音 春は鳥なり 秋は虫 蛙(かわず)鳴くにて 夏来るを知る
・否権力(アナーキー) 国を語れば 哂う君 斜(はす)刺す君を 止められず
・迫り来る 暴力(ちから)に備え 身構える でもふと思う 敵の無き後
・大(よ)を語る 者には人は 白眼を ヒトは小(みぢか)に 籠もるべきやは
・劣悪を 封ぜ滅せと 彼は言う 気付け痴れ者 悪(それ)は我ら(おまえ)だ
・物語 セカイに浸って 書き上げる 現実(リアル)に虚無を 逆さだろうに
・楽しさや 多くの創作人(ひと)と 異なりし 交わる輪らを 遠巻きに見る

@2014.06-20
・消しごむが 描かれた黒を 拭い取る 汚れ削れて 小割れつつでも
・赤み差す 肌の痒みに はたと手を 夏を報せる 蟲の節介
・陽と風と 季節の狭間 繁茂する 緑葉の下 時や隠れむ
・枝垂る雨 火照るセカイを 濯ぐかの 共に持ち去れ 疼く虚ろ(おもい)も
・W杯 祭りの度に 叫ばれる 団結愛国 均し過ぎやは(※字余り)
・持つ者と 持たざる者の 貶し合い 溝の深きは 上下が先か
・意に沿わぬ 他人に嗾(けしか)け 似非議論(いさかいを) 理解出来ぬと 理解すべきに
・流されて 絆され過ぎや 感傷に 情で挑めば 諍いな(だめなさま)だけ
・えいままよ 人の輪の中 混ざれども 喋る辛さが 心退くのみ
・物語 酔いすら最早 書く浅く 意味ぞ在りしか その為が筆
・物語 藝術高尚(むいみむかちと) 哂う向き 足りぬ届かぬ 悲喜のこもごも
・空想に 生きる訳では ない筈で 創らぬ暇を 持て余す己(うぬ)

@2014.07-09
・天照らし 降らし大雨 熱気の間 ヒトは何処にぞ 逃げればいいか
・老犬(あいけん)の 飯量如何に 親心 過ぎれば病(ふとる) 足らねば不憫
・曇り空 にも拘わらず 蒸し暑さ 全身伝う 夏の本番
・夢見悪し 道筋なき(カオスな)セカイ 胸糞の 悪い目覚めに 凶事来るやは
・少しでも 武力語れば 反軍病(アレルギー) 身内の闘争(けんか) 嗤うのは誰
・議論より 潰すことしか 考えぬ 理解し難し 誰の所為だと
・辛口に 語る必要 何故君に 諍う火種と 為るだけなのに(※字余り)
・何時からか 厭いし言葉 カネモウケ 人間(ヒト)の務めも 果たせぬ癖に
・何時からか 創る愉しみ よりも利を 何処かで狙う 欲を恥じつつ
・未だ足らぬ 良き物語 如何にせば 言葉にならぬ ものを言葉に

@2014.07-21
・肌の直 苗波立って 耳掠め 夏に混ざりし 幾許の風
・日照り責め 汗は滴り 腸(はらわた)も 弱り吐き出す 暑禍は内から
・いがみ合い 哂い合うしか 出来ぬなら いっそ言の葉 もぎ取りたくも
・藝術を 免罪符にぞ 用いるな 自覚するべし 我道たること
・藝術を 高潔のみと 誰が言う 金期す輿に 穢れ撃つ型
・女々しくて 友なる人を 作らめど 内輪営業 波に疲(のま)れつ
・堂々と 巡る慰み 感情者(エモーション) 論理者(ロジカル)たるには 遠く乏しく
・問い掛けむ 他人に問う(つきつける)より 問い掛けむ 何を描きたい 何故に書きたい
・レスポンス 来る度心 震えだす 微笑(わら)え返信(おうじ)ろ 糧なり朋に
・創り出す 力も技も 足りぬとぞ 嘆くばかりで 病み徒の癖に

@2014.08-02
・其れは此処 家事にずぼらに 腹立てる 己に気付き 嗚呼主夫なり
・夏は蝉 秋は鈴虫 同じ蟲 なれど趣 かくも異なりて
・正しさに 喧しいほど さに非ず 武器とするなら 敵が要るらむ
・横暴を 批判するすら 耳障り 強い言葉が 最早駄目やも
・伝わらぬ 口が下手故 伝わらぬ 只々思いは 胸へと沈殿(しず)む(※字余り)
・揺るがすは たった一つの 普通(ことば)だけ 揺らぐ己を 許せぬと云う
・時の中 出会う他人(ひと)らと 去った(きえた)他人 笑い語れる 未来(いつか)は未だ
・次の編 練ってこさえて 紙の上 悦は束の間 何を成ししや

@2014.08-15
・雨嵐 三連星の 一過ども 涼ある盆会 禍福裏腹
・英霊の 眠る真上で 石ばかり 投げ合う輩に 祈るべき無し(※字余り)
・語り継ぐ 者の教義(ドグマ)は 時に厭(や)に 押し付けるより 未来ぞ語れ
・自勢力(そのちから) 広め満たすが 平和やは 好きで棲み分け 邪魔せねばいい  
・尊ぼう 創り暮らせる 喜びを 斯様な些事ぞ 平和と云うや
・暗闇に 沈む精神(たましい) 押し留め 浮上待ち侘び 筆(て)を伸ばす
・これでしか 詰みとも言える 極振値(キャパシティ) 堂々巡り は止めにしよう  
・詮無いさ 持てぬものを 望めども 誇りて生きろ のた打ち生きろ

@2014.08-30
・荒ぶる地 雲めく天と 嘆く人 難無く過ぎる 夏はなきやは
・見渡せど 上下問わず 国問わず 血涙流れ 喧伝する(さけぶ)者ども
・君(ぼく)達の 作る理想の 世界とは きっと多く(だれか)の 地獄郷(ディストピア)(※字足らず)
・語るべき なきかな手前が 世界など 家族とですら 分かり合えぬに
・苛々と 嘆きに疼き 吐き出せど きっと貴方は 喜ぶ筈なく(※字余り)
・楽しみが 苦しみに為る その時分(とき)は 壁なるのかは 崖なるのかは

@2014.09-15
・石に鉄 人にまみれて 同胞(とも)に会う 楽しき疲れ のち寂寥
・天も飽き(秋) 風も熱をも 柔らかく 過ぎ去る日々を 今は愛でよう
・蝉蛙(かわず) 夏の命は 何処へと 夜屋に鈴虫 秋ぞ報せに
・背丈伸ぶ 育ち盛りの 草木達 刈らんとするは 縮みゆく父(ひと)
・解り合う 出来ねば許し 放ておく それも出来ねば 語るべきなし
・貴方等の 目指す理想の セカイには きっと僕らは いないのでしょう
・僕達は きっと日の目を 見ぬべきで 金のなる木と 勘違いして(もてはやされて)
・日陰者 所詮僕らは 日陰者 選んだ異端(みち)で 孤高に萌える
・幸せは 誰かのそれを 潰すやは 憎じゃ不毛と 知りてヒト尚
・物語 書けて愉しみ 書けず哭(な)く 僕は誰かの 幸であるやは

@2014.09-25
・彼岸花 秋の訪れ 告げる者 緑黄の中 紅葉(そま)る支度を
・小雨降る 滴る竿に 一蛙(いちかわず) 過ぎ去る季節(とき)を 惜しむ如きの
・今日もとて 悲劇凶行 起こりたる 不安義憤に 幸は埋もれて
・病み狭む 他人に苛つく 我が心(どうぞく)よ 忘れぬべしぞ あれも来た道
・改めて 電子海(セカイ)の上で 僕は言う 敵と罵る 者達ぞ仇(てき)
・AやB Cと言い合い 能うこそ 土俵等しぞ 幸であるやは
・深まるる 秋(きせつ)につれて 創作の 種は芽吹けど はてさて実る  
・創れるる この幸胸を 満たすもの されど何時かは 消沈(おち)る時がや

@2014.10-10
・愛犬の 草木地面を 嗅ぐ鼻の 磨り減り赤き 皮膚に年月(としつき)
・緑色 以前蛙で 今飛蝗 種族変われば 季節も変わる
・よくやった 他人の快挙を ニホンジン 手前の肯定感(ため)の 苦節ではなく
・ニホンジン 称える者を 哂う者 貶すばかりで 大成やする
・創られた 綺麗な物語(もの)の 源泉は 崇高でなく 濾過されし怨
・持ち上げて 祀り上げるか 貶める 忘れまた棄て 民草は往く
・君と僕 二人の間 暗き溝 ホントに在るの 誰が掘ったの
・治癒の為 創作(すきなこと)をぞ 為すがよし 今や其れこそ 鎮静剤(くすり)なりけれ

@2014.10-22
・台風は 夏の暑さを 持って往き 秋にもたらす 寒の足音
・友は往く 時の流れと 己が道 せめて何処かで 交わればまた
・上も下 引き摺り下ろし 費やして 然(さ)らばこの世は 良くなる筈無し(※字余り)
・論理嫌 何故と問う君 そうだろう 人というのは 感情(こころ)の生き物(※字余り)
・口撃に 消える旧きを その口で 寂し言ふ汝(うぬ) 憤(いか)りしかなく
・ニホンとは 沈みゆくのか 貴きか 捨てよ誇れよ 迷い煩き
・日々身体 精神(こころ)磨り減り 苛ついて 帰り嘆きし 貴方(きみ)が苦しい
・創りたる 空いたもっとだ 書き散らす 他人に社会(せかい)に 置き去りではや

@2014.11-12
・泥のよう 疲れ眠りし 創り後 何れ修羅道 沼のに同じ
・ふと気付く 仰ぎ紅葉(いろづ)く 山野達 変わる強さを 僕もと欲して
・詰まる度 眠りリセット 心持ち 時は減るもの 有限なのに
・右は国家(ゆめ) 揚げ足ばかり 左巻き 誰も中翼(こちらを) せ(み)ざる者ども
・紐固き 民を呪うか 金持ち(もつもの)か 稼げ使えと 言いて巻き上げ
・諍いが 僕の胸奥 掻き乱す 斃してででも 穏やかであれ
・不満でも 騒がず噤む べきならむ 躱す以外に 無いといふなら
・不安でも 笑い語らう べきならむ 交わす以外に 人間(ヒト)たれぬなら
・他人と縁 結べず怖気 狭めたる そんなセカイじゃ 受信出来ぬ(かんじられぬ)さ
・浮き沈み 御せぬ精神(こころ)に 苛立ちて 己というのは 何者だろう
・コレジャナイ コレデイイノカ 筆漫ろ 惰性の先に 何を描けよう
・成し足りぬ 秋の夜長に 部屋一人 見つめるものは 己が闇らむ

@2014.11-30
・寒空に 浮かぶ星々 瞬きの 哀しさ思う 我が身幾年(いくとせ)
・芝端の 枯れた蒲公英(タンポポ) 葉が赤く 此処にいるよと 言われたようで
・日がな何 画面の前で見ているの そんな言葉(ふつう)に 自覚なき母
・君語る 好き(もの)が僕には 甲斐が無く 僕が語るを 君も同じく
・諸手挙げ 解散(まつり)始める お上達 民はかく世に お手を上げつつ
・秘密裏に 他人を御せさむ 企みは そもに悪にぞ 違いなきやは
・在りし日々(ノスタルジィ) 強き国をと 喧す(さけぶ)声 染み付き久し 民の否定病(アレルギ)
・生き辛さ 病んで遣られて 語らい場 去り際とる手 老夫(かれ)らの笑顔(なぜ)に
・書き描きす 創る営み しかし待て 何故を如何にを 考えてはいる(※字余り)
・幻想(ゆめ)浸り 愉しみ暦 また一つ 重ねて延ばす 我が身の果ては

@2014.12-19
・秋越えて 肥えた身体を 止めたくて 言うのは易し 積み上がる菓子
・老犬(あいぼう)よ よく食べ走り よく眠る 元気過ぎて 見落としやせむ
・冬茜 橋げた覗く 陰隙間 捨てられ無言 伏せし缶珈琲(あきカン)
・右倣え ならば左と 知者は云う 歯向かう正義(いし)の 正しさ怪し
・皮肉調 其れを知性と 名乗るなら 言論家など 滅びてしまえ
・標榜し 否だ乙だと 叫ぶなら 実は甲やと 留めおくべき
・世(ひと)の為 とうに聞き飽く その弁(ことば) どうせ人とは 私ではなく
・嘘多き 年であったと 義憤(いかり)さえ 抱くは無駄で 一人また去(い)に
・他人びとと 交わるべしと 語らい場 向かえぬ足は 恐れや怠け
・そんな事 言う貴女には 解らない そんな事すら 出来ぬ病を(※字余り)
・部屋一人 結局これが 落ち着けて 世(ひと)を厭いて ヒトを描かむ愚
・書き散らし 痛んだ紙(メモ)の セカイ達 形(にくを)得る日は 何時にやあらむ

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  1. 2014/01/04(土) 21:00:00|
  2. 【詩歌帳】
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
します。

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