日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)喚き立てる世の中じゃ

ポ イ ズ ン ヽ(´A`)ノ (古い

相も変わらず世間では陰気なニュースが目白押しですね。厭になります。
気付けば今日で立冬──暦の上では冬が始まります。先週コタツも出しました。
皆さん如何お過ごしでしょうか? こんにちは、長月です。

今週に入ってから、連載(ユー録)の執筆を始めています。例の如く進捗状況はキリのいい
都度ツイッタで呟いているので参照いただければと思います。
今はこうして執筆の小休止も兼ねて(書く休憩に書くってのも大概なんでしょうが)雑記を
書いています。プロット上は今章も折り返しを過ぎている筈ですので、来週明け前後にはUP
できればいいなぁというのが現状ですねφ(=_=)

書いている創っている時は、愉しい。一度気持ちがノれば時間も忘れてしまう。
だけども……それが一段落着いてふと周囲(現実)を見回すと、得てして反動のように気分
が落ち込んでしまう。そんな瞬間が増えた気がします。
要するにハッと我に返って、ということなんでしょうね。
自分はさっきまで物語世界の中で愉しんだ、鍛錬していたけど、そんなのは現実世界という
圧倒的なリアル──の負ばかりが見える今日を目の当たりにすると、何とも狭い中での悦楽
であることか。

だからそんな自分に凹む? いや、だからむしろもっと書きたくなる?
……難儀だなあ。自分で言うのもなんだけども(´=ω=`)


前回の雑記の後も、また世間では色んなことがありました。
特にメディアを騒がせたのは山本太郎参院議員の天皇陛下への手紙直渡し──天皇の政治
利用禁止の法を破り、尚も辞職せず居直っていることでしょうか。
実はアントニオ猪木議員(なんですよ今)の国会を無視した北朝鮮への強行訪問などもある
のですが、少なくともネットを中心に後者は霞んでますね。他にも一連のホテル各社の食事
メニュー虚偽表示問題、婚外子差別違憲判決への対応、秘密保護法やTPPに絡む懸念の声、
中国では天安門広場や共産党のビルまでのテロ・爆発事件など挙げていけばここ一週間ほど
でも枚挙に暇がないほどです。ぶっちゃけ多過ぎです。

……何というか、僕も疲れてきたなぁと思います。
アンテナを向けていない訳じゃない。だけどもこの国で世界で起こる様々な事象に対し、僕
個人がエネルギーを向け、捌ける限度がとうに超えてしまっているというか。そうした事実
群と後退しがちな自分の態度に対する厭気というか。
どれだけ思っても、呟いてみても、何かが変わる訳じゃない。
なのに世界は事件とそれを取り巻く邪推、焚きつけ、憎悪の言葉で溢れている。勿論冷静に
事を憂う人々もいるんだけど、大抵はそうした声は時流とより強く高圧的な叫び声と共に掻
き消されてしまっていることの何と多いことか。

憂う。でもむしろそれはどんどん強まっている気がします。
素人の言動にも、時にはそこに噛み付いてくる──口撃を浴びせてくる人がいる。時には彼
彼女の周囲を巻き込み“炎上”させ、自分の「勝ち」だけを掻っ攫って意気揚々と何処かへ
と消えていく。
例を挙げれば、マクドナルドの某店が「ホームレスなどの不衛生なお客様はお断り」すると
いう方針を出すと、それに「差別だ!」と噛み付く人々が現れた。僕自身も知り合いも店の
判断──食事を提供する店である以上、衛生面に配慮することが悪いとは思えなかったので
すが、結局その姿見えぬ口撃に店側は発言を撤回・謝罪まですることになりました。

山本議員の異常なまでのイデオロギー中心ぶり。
店にクレームを叩き付けた名も無き女性。
……僕は思うのです。一体彼らは“何の為”にその正義(と本来表現すべきではないのかも
しれません)を振りかざすのでしょう? その振り上げた拳が何を壊し、何を守り、何を失
わせるのか、彼らは本当に慮っているのでしょうか?
いや、○○は正しいんだ。お前が間違っているんだ──そう貴方が仰るのなら、僕はそこへ
個別具体的に対決しようとは思いません。ご自身でその言動の責任を取ってください。
ただ僕は──おそらくニュースを見た少なからぬ人達が──こう思ったことでしょう。

『嗚呼。やっぱり正義感なんてものは、面倒臭い』

厭気と気鬱です。
浅慮、そう言う他ないだろう「正義」が跋扈することで、その他多くの人々の正しさを成す
心意気を削いでしまう(距離を取らせる)現象に。それらが悪循環し、結果としてより跋扈
が──喚き立てる者ばかりが大手を振るって歩くようになることに。
ここまでくると、○○は白か黒か、という根っこの部分自体が霞んでしまいます。
いつか話したことだと思いますが、確かに○○すべきだ(すべきでない)という志は、その
原初段階では「間違った」ことでは無かった(政治的社会的勢力図を無視すれば)筈です。
ただそこへ纏わり付いて来た、外野達の所為でその思いはいつしか歪められてしまう。悪い
意味で“布教”されるものとなってしまう。言うなれば、

「困難に立ち向かおうとする当事者達」
  ↑
  同志・協力
  │
「その志に共感し、共に理想に燃える人々」
  ↑↑
  便乗(教唆)
  ││
「その運動に“ビジネス”を見出し、一儲けしようと考える人々」
  ↑↑↑
  便乗(野次)
  │││
「そのムーブメントに乗っかり、自身の鬱憤を晴らす捌け口として“正義”をかざす人々」

という、いわば多重の輪っかのような構造に、各々の社会的事象は陥っていると思うのです。
ですから往々にしてその問題に対する初期段階ないし本質をよくよく知らない人はこれらの
外側──数としては大多数の「鬱憤者」や「ビジネスマン」ばかりが目に付いてしまう。
そうなると「嗚呼。どうせ利権か……」という感慨になり、益々両者の相互不理解も深まっ
てしまう(加えて内側の行動者達もこうした“身内”らに感化されてオカシクなってしまう
ことがままあるんですよね……。誰とは言いませんが)

正しさって、何だっけ……?
そうぐるぐると、僕の思考は堂々巡りに入って久しいものです。
──純粋に己が困難を改善したくて立ち上がった人々だっている!
──でもその言う正しさって、本当に正しいの?(大抵の人には面倒なことじゃない?)
──多数派に与しないから悪いんだって発想はおかしい。闘って、勝ち取らなきゃ。
──でもそうやって何かあれば闘って、関係性をひっくり返すことは、幸せなの?
そもそも「誰が何が正しいかを決めない」という態度もあります。臨床心理学的ですね。
AもあればBもある、CやらDやらEもある。個々人が違ったそれらを理解してもいいし、
理解できなくてもいい(相容れない場合もある)だけども故に攻撃するのではなく、許して
おける──尊重し合える態度が広がってくれればいい……。

だけども、現実の現代社会を見渡すに、それは非常に困難であることは明らかです。
優柔不断のレッテルが貼られるかもしれません。むしろ「どちら側につくか」が分からない
ことでそういった連中同士の争奪戦に巻き込まれ易くなってしまうかもしれません。少なく
とも僕という人間は、それらを全部足蹴りにして笑っていられるほど、図太くはなくて。
……じゃあ。
そう個人的感覚と断って、何かしら呟く、言及する。
だけどもそんな綱渡りすらも、時には口撃される、或いは批評される。
「俺の気に入る○○じゃないからけしからん」はもう大概なのでともかくとしても、むしろ
『愚痴ってるだけじゃ駄目だよ。どうすればよくなるか議論・行動しなくちゃ』と言われて
しまうともなると……。

……いやまぁ、言ってることは確かに「正しい」のです。正しい、のだけれど。
でも、それで何か事を起こしても、貴方は責任を取ってくれはしないのだろう?
それでいて無難や保身に類する、安寧を求めるこの態度を愚かと云うのだろう?

結局、僕らは闘わないといけないのか? 闘わなければ生きてはいけないのか?
数多の綺麗事とこの世全ての醜悪の上を、ひたすら“お利口”を演じて滑りながら。

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  1. 2013/11/07(木) 18:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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