日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)僕は小説が描けない

そして友達も少ない\(^o^)/

……まぁそれは自分の中の「友達」の定義が他人に比べて狭いからなんですが。そもそも、
こういう言い方は宜しくないのかもしれませんが、相手にとり自分が友達であるという保証
はない訳ですし(それでも自ら信じることが即ち友情である、のかもしれませんね)

気付けば今月も終わろうとしています。読書の、食欲の、創作の秋が終わろうとしています。
何というか、ただでさえ秋は疾く短い季節なのに、今年は連荘で押し寄せた台風が風情やら
を踏み潰していった……そんな印象がありますね(´=ω=`) 一連の極端な天気は年中で、今
に始まったことではないにせよ。

以前より言及している通り、来月は自分にとりユー録・三題それぞれに節目を迎える予定の
月でもあります。……同じくこれも以前よりのぶつくさ言っているぼやきなのですが、何と
かして自身の創作における「いつもの」を打破──もっと新しい創作を拓いていけるように
と思い試行錯誤しても、今月も結局その「いつもの」をこなすのがメインのままで終わろう
としているのが勿体無いなぁと、同時に思いつつ<(^o^)> 加えてぼちぼちユー録の続きに
掛からないといけないので、また暫くの間、そちらに持てるエネルギーが傾くであろうこと
を思うと……口惜しいような(自分の拘り以外の何物でもないんですがね……)

描けないことをものを憂うよりも、実際(アクセス数値上にも)手に取ってくださる人々が
いる。その今在る物語達へのクオリティに魂を込めるべき──と言い聞かせてはみても。

本当に自分は、このままを続けていてもいいだろうのか……φ(=_=)


創作をやっている方には分かるかと思うのですが、僕ら作り手というのは(個人差こそあれ)
常々「症状」闘いながら描いているタイプの人種ではなかろうかと思うのです。
それは言い換えるなら調子の「波」であったり、創作人特有の「風邪」だの「発作」だの。
……要するに、不安、なんでしょうね。
物書きであれば文章の技巧レベル、物語の構成精度、世界観の豊かさ、メッセージ性、そして
何よりも本当に自分のこうした営みが必要とされているのか? この思いに意味はあるのか?
そういった存在価値に対する。そしてそうした不安の影がしつこく何度も何度も、それこそ筆
を折らない限り延々と、緩急をつけて襲い掛かってくる。だからこそ「波」だの「発作」だの
と形容される……。

当庵や拙作らにこうして目を通してくださっている方なら否応にもご存知でしょうが、僕が
創るものは概して硬いです。長いし臭いです。今日び強く要請されているであろうエンタメ
性よりも、自身の思索をぶっ込むようなものばかりを書いている。その自覚があります。
だから……不安なんですよねぇ。
「(文体的に)長月は一般向けに行ってもいいと思う」なんてことを創作仲間さん達にしば
しば言われることもあり、以前から僕は創り上げたぞという充足感以上に疑心が──自分の
方向性はこれでいいのか?と折につけ疼き、あっという間に前者は吹き飛ばされてしまう。
そう……まるで薬が切れたかのように、この不安を疑心を払拭せんとするかのように、気が
付けば創作中毒の様相を呈してしまっている自分がいる……。

だから、僕個人としては、もっとラノベラノベした毛色も描けるようになりたい。描けるよ
うにならなければならないと感じているのです。
狭いのですよね。元は視野を広く開き、世界の様々なことを観れるようにと気を付けながら
物語を紡いできた筈なのに、今はぐるり回ってそういう重苦しい眼「しか」描けなくなって
いる。
……それではいけない。こういう理屈で以ってこれらの界隈に挑もうとするのは不純な動機
なのかもしれないけれど、少なくとも(重苦しさとは対極的な)所謂ラブコメ調というもの
を描くのが苦手だという自分を克服することができれば、僕はもっと自身の表現力を広げら
れるのではなかろうか? そうここ暫くは考え、悶々とする日々が続いています。

何がって、ラノベの「属性を組み合わせて化学反応を成す」ことの難しさなんですよね……。
よくこの手のジャンルはテンプレだのn番煎じだのと批評されますが、実際にやってみよう
としてみたからこそ、解るのです。
難しい。むんずと巷に溢れる要素(属性)を掴んで並べてみても、大抵は何処かで見たなー
という脳内ジャッジが下されてしまう。確かにそうした「量産」の中から突出した「新型」
を創り出すことができれば(哀しいかな一過性ながら)その作り手は大当たりを掴み取れる
のでしょうが、それこそまさに博打な訳です。とりわけ自分自身が頷けるもの、クオリティ
にしようと拘っていけばいくほど。
……そして、ぼうっと思います。はたと自分は振り返るのです。
嗚呼、何と僕は今までテンプレ──似たものばかりの物語を創っていたんだろう、と。
僕はファンタジー(幻想)畑でありますが、これにもまたある種の典型例(ステレオタイプ)
という要素群がある訳です。
不躾を承知でざっくりと言えば「ラブコメ要素」や「異能設定」で大半のラノベ寄りの物語
は一絡げにできてしまう……ということに気付いた(その作品群の中に自分も混ざっている
という)時の驚きやら、自身への失望感やら。

二進も三進もというのはこういうことなのかな……? そんな感慨がここ数日の僕には満ち
てしまっているような気がします。
文章の硬さを理由に文壇的な高尚さへ向かっていくのも、従来のように創り易い幻想の──
少なからずラノベ的題材として被る世界で創っていくのも、どちらにしろ僕には半端に為る
ばかりな気がしてなりません。そういえば以前「お手本みたいな文章だけど、ガツンと来る
ものが……」といった評を頂いたこともありました。

──物語の面白さって、何処に在るんだろう?

目下、僕が何かを創ろうとするにあたり、何度となく大きく躓いている部分です。
そんなもん、先ず自分が楽しめることを優先しなきゃダメだろう──。それは確かにそうな
のですが、やはりこれも「麻薬」が切れたかのように、手前勝手を押し通すだけでは最早僕
という作り手の誇りは満足してくれなくなりました。僕の自意識を越えた処で、僕の創造を
否定し、哂い、頓挫させようとしてきます。

文学性にひた走るには、社会的経験値が貧しい。
かといって、エンタメ精神には染まり切れない。

僕の創る物語達は、面白いですか? 意味があると思いますか? 喜んでくれていますか?
事実手に取ってくれている方がいるって分かっているのに、知っているのに、止まらない。
止められない……。

……やっぱり、自分は重症患者みたいです。

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  1. 2013/10/31(木) 01:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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