日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)戦略(ストラテジー)という言葉

ラディカルグッドスピード筆力限定!φ(`・ω・´)
何とか月内日数の少ない今月も、長編(デッドレス、ユー録)を二本とも上げることが出来
ました。何のかんの言いつつどうにかなるもので……。こんにちは、長月です。

先週に引き続き、先日ユー録の三十五章をUPしました。
そして今回の更新で、なろうさんでの換算で累計200話(部分)を超えましたw 相変わらず
の盛り過ぎが続いております\長い/\硬い/\臭い/
にも関わらず、現在53000PV強・4900ユニーク強と、手に取って下さる方はおられるようで。
いやはや、何ともありがたい限りです。
既にツイッタや活報でも言及はしましたが、改めて御礼申し上げますm(_ _)m

……しかしどうも、書き上げた後の達成感の(ライターズハイ的な?)効果時間がどんどん
短くなっている気がしますね。すぐに次に創るのは~更新は~と思考がいってしまう感。
一応、数だけは結構書いてきたつもりですが、果たしてそれが良いことなのか……。
どちゃっと置いてあるのを見て、読者さんが退け腰にならないかな?とか、そもそも肝心の
質は上がっているんだろうか?とか。どだい半分は相手に委ねざるをえないとはいえ。

書かないと錆び付くので、結局もさもさ書いて描いて考えている日々ですが、中々どうして
迷いは尽きませんなぁ……ヾ(:3ノシヾ)ノシ


どのみち戯言だという半々で聞いてください。

昨今思うんですが、外交的やらの公の場での「会談」ってやつは、多少の乱闘沙汰覚悟でも
いっそ「本音」をぶっちゃけ合った方が事が──相手が何を企んでるか解るんじゃないのか
なぁ……と、そんなことを思うのですよね。
近年の某大陸の国やら半島の国やらとの衝突は勿論、素人目とはいえ、どうにもああいった
諍いとその対処を見ていると「こいつら本当に解決する気があるのか……?」と疑ってしま
うのです。冷静に理知的に話し合おうぜという態の下、何がどうなっているのかという肝心
のことがぼやけて隠されているような……そんな気がして。
要するに、癪なんですよね。
「権謀術数を駆使してる俺カッケー」なノリで世界を掻き乱されるのは物凄い傍迷惑だし、
一々何が起こってるのか“偉い人”に解説して貰わないと、その概要すら掴めない(そして
同時にそういう確認を怠る人間を「愚民」として哂い、吐き捨てるかのような風潮も……)。
そんな事じゃあそりゃ国民レベルの議論なんて中々出来る訳もなく、結局お上の意向と内輪
な闘争ばかりで方針をごり押しされる──この、何とも消化不良な思いといいますか。

勿論、実際に国家要人レベル同士が「本音」で話してしまうと、ただの乱闘どころでは済ま
なくなるし、理性的(オトナ)ではないと批判されるのでしょう。個対個でも引っ込める所
は引っ込めて、それでようやく波を立たせずに済んでいるかどうか、なんだと思いますし、
それが国家──巨大な公権力組織ともなれば相手国を出し抜いてやろう的な腹の一つや二つ
あるんでしょうし(仮想敵国なんて扱いも、間違いなくこれに入る訳ですね)。

……だから多分、僕はそういう“争い”が嫌いなんだろうなあ。
表面上では握手をしてニコニコしていても、机の下では互いの足を蹴り合っている。そんな
嘘で塗り固められた世界が、きっと嫌いで厭なんだろうなと。
故に、僕の創作において『悪意』とは大きなファクターを占めています。
すぐに言語化できれば、そもそもしつこく小説に組み込んではいないのですが、
・ある種のイデオロギーが他を食い潰すさま
・その食い潰さんとする悪意が伝染し、セカイが疑心と闘争ばかりになることへの辟易
・だからこそ、誠である人を応援したいし、でも一方でそういう人達こそが踏み躙られ易い
 のだろうという描出も多い(反語的なニュアンス)
ざっと、そんなことを自分は筆に乗せているのかなぁと振り返ります。

『(皮肉的な意味での)いい人ほど、生きる為の戦略を持たない』なんて言葉を、心理学か
何かの本で読んだ記憶があります。
嗚呼、分かる気がする……。こう真面目さにエネルギーが行き過ぎると、案外サクッと悪意
なるものに足元をすくわれちゃうんだよねぇ、という妙な納得。
ただ一方で、じゃあもっと万人が“狡猾にならなければならない世界”になるべきかと問わ
れると、僕は今もはっきりと否を唱えます。むしろ……そうじゃない世界の方が生きやすい
のでないかなと考えている人間で。
でも多分、そういった世界を希求すると「努力しない奴なんて(いても要らない)」なんて
言葉が方々から聞こえるのでしょうね。正直を言えば哀しくしょんぼりとなるのですけど、
それはそれで「事実」ではあるのでしょうし……。

だからこそ、ふと自己嫌悪に陥る瞬間、というのが僕にもあって。
たとえそれが自身の創作のセカイであっても、権謀術数で人々を扇動するようなキャラクタ
が幅を効かせていてしまうと、妙に罪悪感?を感じてしまうのです。
「違う。僕はもっと温かくって優しいセカイを描きたいんだ!(悶々)」
そう思っていても、いざ降って来る着想はどうにもネガティブに根ざした悲劇であったり、
仮にバッドエンドは避けていても、決して“満面のハッピーエンド”ではない一抹の光ばか
りであるように思えてならず。
……前置部分でこれでいいのかなぁ? という不安を述べていたのはそこなのですよね。
僕個人としては、
“決して満たされた現実ではないけど、そんな世界に人に安易に絶望しないで一抹の光でも
 いいから大事にして欲しいなぁと思う。それが束になれば光も大きくなる筈……”
という(自分でも百も承知で)臭い奇麗事をのたまっている心算なのですが、どだい拙作ら
の纏う雰囲気が硬くて重いものが多い分、むしろそうした色彩に中てられてしまう読者さん
がいやしまいか? いやそもそも、質云々に辿り着く前にもっさり分量という名のハードル
があるのではないか? などと、どうにも自他への疑心が拭えなくて……。

しかしそれでも……と僕は襟を正します。自らを慰め戒めます。
『ほら見ろ、世の中はこんなにも醜いんだ』
『ほら見ろ、お前という人間はその程度だ』
と自分の中の黒い影に囁かれても、間違ってもそうした醜悪さを掌で弄ぶことを愉悦にする
べきではないし、むしろ安易にその認識へと自身の価値観が流れることなく、諦めてしまう
ことなく、折に触れたその瞬間ごとにそんな猜疑心に打ち克つのが本当の意味での「強さ」
ではあるまいかと。

昨今、どうにも憎悪が新たな憎悪を煽る、という構図が散見されます。
それは暴力的な騒動だけに留まらず、何かしらの不祥事・気に障る物事があればその張本人
や周辺の所属者を叩く。寄って集って叩き潰す。それをむしろ「正義」だと思う人間も多い。
……でも「違う」と僕は思うのです。
それは結局の所、私怨じゃないですか。グツグツと煮え滾った、十中八九叩かれる相手とは
関係の無い私情まで持ち込んで、理屈で正当化して、拳を振り上げようとする。
どうしたものか。
理性を標榜して上辺ばかりというのも事が進まないけれど、かといって私情をどストレート
にぶつけた所で理不尽が増えるばかりなのかぁとも思い……。
何より、きっとそういった心の隙間に、イデオロギー的な(何かの価値判断を刷り込みたい
と欲望する連中という意味で)悪意は牙を研ぎ、向いてくる筈で。

きっと思いは殺せない。だけどそこに、誠があるかはしっかりと見定めたい。
ただ相手を出し抜いて哂うが為ではなくって、現実につけ込んでくる悪意から誠を守る──
その為の、極力“憎まない”ように努めるということ。互いに領分を守るということ。

結局そんなの絵空事だよと哂われるにしても。
それだって、れっきとした『(いい人)戦略』と呼んでもいいような気がするのですが。

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

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