日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)鈍のココロを抱きながら

モチベ薄いよ、何やってんの!?_(:3 」∠)_

二月になりましたが、世間様は相変わらず忙しないというか、もうわざとじゃないの?と眉
を顰めざるを得ないくらいにギスギスしっ放しに思えるというか……。
こんにちは、今日も今日とて順調に?悶々とする長月です。
(今回に限ったケースではありませんが)カレンダー的に今月は初っ端から三題が実質連荘
で訪れてきた為、結構しんどかったですねφ(=_=;) 実際一度ネタ練りがコケましたし……。
何というか、改めて自分のメンタルの弱さ──心折設定?の緩さが垣間見えたここ数日だっ
たように思います。ちょっと創作が滞っただけでこうにも心が掻き乱されるとは、と。
創作中毒が過ぎてるだけと言えばそれまでなのかもしれませんが、何と自分という人間の心
の安寧というものが脆い支柱の上に在るものか……。

ともあれ、月頭の三題ラッシュは片付きました。
次は何気に連載三つ同時併行というこの状況の大元、長編執筆の方に掛かろうかと。
今月はニシムクサムライの一つで日数も通常より短いため、二作更新が出来るかどうかまた
一層怪しくはなってしまいますがφ(・_・;)。oO(いい加減ノり次第な面を卒業したい……)

それとあともう一つ。
拙作・ユー録に関して、近々新しい報告を用意しています。
その際にツイッタ(小日記)や当庵、なろうさんの活報でも言及・加筆する予定です。
例の如くまったり気長に、生温かくお付き合いくださればとm(_ _)m

※追記⇒ユー録をpixivにも掲載し始めました(2/9)


以前からの事とはいえ、昨今自身の感性のアンテナが随分と衰えたなと感じてなりません。
日々創作活動に身を浸す中でも、世間は頼んでもいないのに陰鬱なニュースをこれでもかと
流してきます。
前々回の雑記でも取り上げた桜宮高の体罰自殺、アルジェリア人質事件とその武力的結末、
大陸側隣国らの敵愾心、女子柔道選手らによる監督の暴力行為への告発、アイドル集団に属
する女性の丸刈り謝罪騒動──個々の事件が沈痛たることは繰り返すまでもありませんが、
どうにも連日の悪いニュースの連発はあたかも『栓をしていた悪が今になって溢れてきた』
かのような印象が強くて……。

──世事に一々反応していたら精神力が持たないぞ。
──大抵は他人事なんだから半々で聞き流せばいい。何かしてやれる訳でもないだろうに。
──というか、言及したら“負け”なんだって。最近流行の炎上マーケティングって奴さ。

そうやって何処かで哂い嘯いて、目を逸らして、自分の営みへと己を狭めて。
だけどそんな視界の中で物語を創ろうとすればするほど、僕は胸奥に強い虚しさのような隙
間風を感じてしまうのです。
多分それは、たとえその動機が知識欲だろうが良識ぶりの偽善だろうが「考えること」が僕
を僕たらしめるほぼ唯一の支えになっているからなのでしょう。
だからこそ、そんな営みと半ば一体となっている創作活動ができない、滞りや鈍りをみてし
まうと自分自身の劣化・衰退であるかのように感じてしまう。
(だからこそ、誰かを不幸にせしめた問題を考える時、僕という人間は皮を剥げばがめつい
程の我欲で満ちているのだとも)

……言葉にできないことが、辛い。
以前はもっと個々の時事に対して鋭敏で、思うことが湧き上がるにつけて雑記を書いていた
ように思うのです。でも今僕は、少しでも書かねばとこうして筆を執っていても、あの頃の
情熱に中々襲われません。
冒頭で語ったように、僕は感性を摩り減らしてしまったのでしょうか。
それとも磨り減ったのではなく、個々の事象に対して“冷静”で在れるようになったのか。
後者なら理知的で在るという点では歓迎すべきなのかもしれませんが……手放しに喜べない
自分が確かにいるのも自覚します。
僕は、セカイを紡ぐ一人です。だからこそ強く豊かな想起力を持っていたい。
なのに日ごとに、僕という人間は「冷めて」いっているような気がするのですよね……。

先日、フォロワーさんと話をしました。TL上である人の紹介した言葉に立ち止まりました。
一つはその方が“現在の政権与党の極右的価値観(?)を強要されるのが嫌だ”“自分達が
意見(否定)されたら聞く耳を持たないくせに、自分達の価値観を押し付けることをよしと
しているのは間違っている”と呟いていたことです。
僕は彼の発言をみていて、言い方は悪いですが「浅いな」という印象を受けました。
価値観を押し付けられるのは嫌だ、というのは分かるけれど、それは何も極右の人間だけの
話ではない筈です。右派だろうが左派だろうが、自分達にとって好ましい価値観で世界を満
たしたいし、権力というのはそういったものを“正統”とする為の闘争の場という側面を持
っているのだから詮無いよ。
……そう反応しようとして、上手く伝えられませんでした。
もう一つは、TL上でとある方が記者さんと話す機会があったらしく、そこで彼が、
『みなさん新聞やテレビの報道が、下品で下衆で低俗で偏ってるっておっしゃるんですけど、
僕は報道ってそうあるべきだとおもってるんです。だって報道の対象たる世の中が、下品で
下衆で低俗で偏ってるんですもん』と呟いてたよというお話です。
昔なら、僕はその文面を見て「こなくそ!」と反骨心を抱いていたでしょう。
だけどその時の僕は、必ずしもそうではなかった。
“現実確かに人は醜いよなー。でもだからってヒトが己を高める(高め合う)機会まで奪っ
て、見下して蹂躙するのはどうなのさ……”と「力の弱い反感」に留まっていたのです。

何というか……こうだと断言することを恐れるようになってしまったなぁと感じるのです。
情動に任せて喧嘩になるのを避けているのだからいいじゃないか、とは思うのですが、一方
で「枯れた」自分を認識するようで酷く寂しい。
物事を、色んな意見の人々の眼で測る癖がついたということは、同時にこんなにも「回答」
できない苦しさを、無力さを僕に課すものなのかと……。

理知的に○○だから△△で、Aならば××だしBならば××──そう柔軟に回答を用意でき
るようになれることは、長らく僕にとって理想であった筈なのに。
なのに、実際はどうだろう?
いざ誰かと話そうとしてみると、誰かの思いを耳に挟むと、むしろそういう仕分けた冷静さ
は彼らに対して説得力(ちから)を持たないかのように感じてしまうのです。
いや、それは情動的だから劣っているんだよ──とは、僕には思えません。
それこそ、先の記者さんの弁のように「所詮人間ってのは低俗で偏っている」という前提を
敷いている訳ですから。どちらにも、それぞれなりの“威力”はあるのでしょう。
それは、先日より芋づる式に報道されている体罰体質の問題も然り。
「暴力を振るって教えても教え子は成長しない。旧態依然の悪癖だ」といった理屈の一方、
「言葉じゃ分からない・考えない馬鹿はいるもんだ」という突き放す情緒的経験則も正直な
話、決して解らない訳ではない、というように。

どうなのでしょう?
理知的には、暴力的な旧態依然の体質は撲滅すべきです。少なくともその「教育」が多くの
不幸を招いているならばこのまま野放しにしていい訳がありません。
ただ……ではそうして“綺麗なもの”で視界一杯を覆ってしまった時、全ては丸く収まるの
でしょうか。人間が人間である以上、やはり怨憎や情緒的な弊害はどだい無くせないのでは
ないか? そう僕は若干悲観的に思ってしまうのですよね……。

(創作人ということで例にしますが)例えば表現規制をヒステリックで論理的でない、一方
的な価値観(イデオロギー)の押し付けだと批判する表現者たちの声がある。
では僕らのよしとする創造的カオスさを、悪目立ちしたまま放っておいていいのかと問えば、
先の体罰の是非と表裏一体になる気はしませんか?
つまり表現規制論というものを理知的に論破したとしても、彼らの疼きを滅することは……
きっとできないのだろうと。

勿論、そういった情動ばかりで世界を定義してしまうというのも、また「間違い」ではある
のだけど。理知の力を放棄するという意図ではないけれど。
言の葉というものは、もっと“温度”みたいなものがあってもいいような気がしてくる。

……どうも、僕の迷いとやらは留まることを知らないらしい。

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  1. 2013/02/06(水) 23:30:00|
  2. 【雑記帳】
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

物書きたちの酒場、の欄。
今後、あまり活動しなさそうなので消去していただいて大丈夫かと思います。
まだ活動増えましたら報告いたします。
  1. 2013/02/12(火) 04:54:53 |
  2. URL |
  3. 名無し #-
  4. [ 編集 ]

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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