日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)彩と容(いろとかたち)─言の葉、其のココロ

今年がもう三ヶ月とないという事実に愕然とするなど(挨拶)
……あっという間ですよね。夜がやたら冷えるようになったなあと布団を分厚く重ね、ふと
カレンダー(携帯の日付表示)に目を遣ったら、軽いショックと共に布団の中で暫し固まっ
ていたというf(=▽=;) 誕生日を迎えて凹んだ以来の、近似した衝撃でありましたよ……。

気付けば、秋を通り越して冬がこっちを見ているようです。
さてはてこの一年で自分はどれだけ“成長”出来たのでしょうかね。創作者としては勿論、
人間的にも。少なくとも分量はこなしているつもりですが、カラダは相変わらず豆腐レベル
ですし生計とかのリアルもアレですし_ノ乙(、ン、)_ 
いやまぁ、その辺りは当庵──創作用晒し場という建前上あまり言及すべきことじゃあない
ですね(日常の呟きに関しては、小日記代わり等に使っている私のツイッタからどうぞ)

前回の雑記でも言及しましたが、新しい小説の掲載を始めました。
輝石譚『死に損いのデッドレス』──ファンタジー系の中編予定です(現状では)。
暫くは既存の連載などと交互しながら執筆・UPをする形になるでしょうか。
(以前月一ベースに落としますと言ったのは何だったのか。嗚呼、創作中毒^q^)
もさもさ悶々、創らねばよりも創りたいを大切に。
来年以降もこうして創作人で在れれば、いいんだけどなあ……φ(=_=)


この雑記現在、執筆の合間で手が遊んでいるからというのもあるのかもしれませんが、どう
にも近頃の僕はものを書くこと、語ることに関して臆病に──その関連性として感性が鈍化
してきているように思えてなりません。
昔っから運動は苦手なので、歳月の経過も相まって身体が衰えるように、同じく生物的には
知性=脳味噌だってそりゃあ鈍るだろうよ……とはいえ。
昔、それこそ子供の頃はどうだっただろう? すっかりボロボロに風化した記憶(黒歴史)
を呼び起こしてみるに、当時の僕は(いや「当時も」というべきか)気難しく一度癇癪を起
こすとギャーギャー泣いていたような……。
だけど、それで当時の先生方や家族にはいっぱい迷惑を掛けたけど──方法論がスマートで
はないにせよ──あの頃は不快に真っ直ぐに反抗できる感性があったのかなぁ?などと惜し
む時があったりするのです。……まぁ、若気の至りとでも云うのでしょうけど(苦笑)
そんな幼少時代から、僕は只管「我慢」することを学んできた気がしますね。
歳相応の落ち着き(がいわゆる厨二病にもなったりしますが)という形で、随分と感情的に
なる場面も少なくなり、気付けば思考のセカイに遊ぶようになりました。
一時は理性で今現実にあるものを“攻略”出来るとさえ目論見ましたが──見事玉砕(笑)
今はまた感性の側へと揺り戻りつつ按配を取りつつという立ち方で創作人と為っています。
いやはや、人間とはどう変わっていくものか分からないもので……。

ただ、後悔している面もまたあります。
それは知識に執着する生を長らく送ってきた事で、生身の人間というものを知る機会も能力
も、他人様に比べて随分と劣る身になっているという点です(ぶっちゃけコミュ障です)。
今でこそネット上で創作(物書き)仲間さんと交流はありますが、あくまで繋がりがあると
いう状況だけで、じゃあ実際に彼らに僕の方から積極的にアプローチ出来ているのかと問わ
れれば「否」という他ないでしょう。
ネットもリアルも、中に介在するのは生身の人間で。
結局歳月を経ても僕は成り行きに任せ、こそりと集団の中で彼らを傍観するのが関の山──
たまに会話になっても、殆ど僕は長々と「分析」っぽくなってしまう有り様で。
我が侭、ではあるんでしょうね。
人間が苦手だと全身が訴えているのに、その深淵を覗きたくて知りたくて誰かと関わろうと
する。だけど不器用さは相変わらずでその誰かを困惑させるばかり……。そんな結果になっ
てしまった自分を呪い、後で一人悶々として頭を抱える……だけど繰り返すクズっぷり。
遅過ぎたのかもしれないと、そんな時は思ってしまいます。
一度は思考の中で完結させて切り捨てたいとすら思ったヒト(の悪も含めた心というもの)
を今更手繰り寄せたい・知りたいなんてのは、虫が良過ぎるよなぁ……と。

ぐるぐると──巡り回る因果というべきなのか。
思考力を大事にし、感性に揺り戻され、気付けば僕は“綺麗な言葉”に拘泥するようになっ
てしまっているように思います。
具体的には、黒い言葉──いわゆる愚痴や悪口の類は律すべきものという考え。
言葉から気を許せば、自分だけでなく周りの人にも悪しきものが伝播するような気がして。
とはいえ、吐き出さなければ“毒”が自身を蝕むというのは、僕自身も既に何度も痛いほど
に経験して──取り返しが付かなくなった真理でもあって。だから僕は、語らずとも吐き出
される相手のそれらには寛容で在ろうと務めてきたつもりです。
『Aという価値観もあれば、Bという価値観もある。濫りに求めるべからず』
大体そんな感じの、多様であることを許せる人間になりたいなぁと思って。だからこそ僕が
したためるものは多くの場合理想論だったり、逆ベクトルな・反面教師的な極論であったり
するのですが……。

今回の雑記では、比較的自分の感性や本心に従順に書いているつもりです。
普段物語セカイの中で思索を捏ね回していると──それはそれで愉しく知的に興味深い営み
ではあるのですが──、ふっと何処かに自分の本心の奥の奥を置いてきてしまうような心地
になるのですよね。
そしてそれらを拾い直す度に思うのです。『僕はそんな殊勝な人間じゃない』んだと。

体裁を整えることは、ものを書くことにおいて必要不可欠な要素ではあると思います。
だけど、人間を描くということは、もっとそういった綺麗なもの達以上に個々人の中にある
“身勝手”さというかカルマというか、一種の黒いものをつぶさに見て認めて取り出す営み
なのかなぁと最近は思っています。
もっと若い頃は、それ自体を「悪」として毛嫌いしていたきらいがあったように思います。
いや、もしかしなくてもそういった傾向は今もあるのでしょう(だから理想論的な訳で)。

誰得だよと言われるのは承知の上で。でも、たまにはこうやって。
時に一人の人間として想いを飾らずに吐き出せる、余裕と機智のある人間になりたいかな。
まぁ百の創られた言葉より、一の本音で誰かの糧になってしまったら、正直いち創作人と
しては立つ瀬がなくなろうものですが……(苦笑)

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  1. 2012/10/25(木) 15:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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