日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)弱き己をじつと観てみる

考えど 書けど猶 不安沸く 弱き己を  じつと観てみる(啄木風に

先週は積み本を消化してwktkしていましたが、今週はほぼ全日の渡ってその反動かぐったり
と思考力が死に体な状態が続いています_(:3 」∠)_ 相変わらずの豆腐ボディです。
九月も半ばに差し掛かり、残暑もいい加減退場してくれるだろうと思うのですが、この調子
だと天候が秋になっただけでは、衰えっ放しのカラダは持ち上がりそうになく……;

筆力以上に体力が欲しいなぁと(割と切実に)思う今日この頃。
雑記では久しぶりとなりますね。こんにちは、長月です。
小日記(ツイッタ)では時折浮上して呟いていますが、ここ暫くはまた体調の波に翻弄され
ているような気がします。今に始まった事ではないとはいえ、流石に こ れ は 酷 い 。
元より体力を捨てて知力系にステータスを全振りしているような人間なので、尚の事思考の
営み(創作を含む)が滞ると精神的にクるものがあるというか……。あたかも自分という者
が全否定されるかのような感覚に陥るのですよねぇ……f(=_=;)

でも、だからこそなのでしょうか。
身体がアレな分、精神(というか妄想)の方は日に日に肥大しているような気がします。
ツイッタでは既に折に触れて進捗状況を呟いていますが、先日より新作のプロットを練り始
めています。まぁある程度分量を書き溜めたいので、実際に執筆に移るのはもっと先の事に
なるかと思いますが……。
ですが現在の連載(ユー録)を打ち切る予定もないので、その際何より問題となるのは自分
のキャパな訳で。どういう優先度でルーチンで回していくかという訳で。
今ですら月一の執筆もしんどくなっているというのに、これ以上増やせるものなのか?
だけど同じセカイばかりを描いていてはいけない気が(不安が)どうしても拭えない……。

元を辿れば、主治医に「好きなことをして元気を蓄えるといいよ」と助言されたから。
その一押しを切欠に、えいやと再開──本格化した我が創作活動。
でも……今やコレって手段と目的が逆転してますよね? 活動の如何が精神衛生とイコール
に為ってしまっている(日々の主軸が創作になってしまっている)時点で……;
“本末転倒”ってこういうことを云うんだなぁ(;=_=)φ


そんなこんなで、久しぶりの雑記は前回から今日までの雑感をつらつらと。

正直、ここ数ヶ月(この夏くらい?)は試行錯誤の連続です。
既に表明しているように更新頻度の目標を下げてみたりと、徐々にしかし確実に衰えてゆく
我が身──キャパとの闘いの日々です。
なのでコンスタントさは落ちている筈……なのですが、そんな僕の不安とは裏腹に拙作達を
手に取って下さる方々が今もいらっしゃることが実は驚きだったりします。
ツイッタの定期ポスやら何やら、以前に仕込んだ宣伝がじわじわ効いてきているのか、或い
は拙作達を愉しんで貰えているのか(正直半信半疑ですけども)。
だから尚の事、申し訳ない気持ちになるのですよね……。期待に応えられているんだろうか
といった疑心がむくむくと。亀足更新なのに、よくもまぁようこそいらっしゃいましたと。
まぁ実際は大半がチラ見で、こんな事を勝手に思うのは僕のクソ真面目──慢心だとは思う
のですが。……それでも人目に晒している以上、半端な真似はできない。自分が頷くセカイ
を創りだしたいなぁと思うのです。

豊かなセカイって、何だろう?
それはきっと長らく僕が考えてきたことの一つだと思います。
暫定的な回答をするならば、それは「棲み分けられた、許容されるセカイ」なのかな。
Aな価値観があって、Bな価値観があって、Cな価値観があって……だけどそれらは互いに
“攻撃”してはならない。すべきではないと考えます。どれだけ他の価値観が「嫌いだ」と
言っても“攻撃”してはならない。──その時は黙って距離を取ればいい。関わらなければ
いい。その嫌がられる価値観を、相手側も押し付けない。そんな“棲み分け”という手段で
以って互いを許容することに重きを置くような、そんなイメージ。
でも……現実はそうじゃないことを僕らは知っている(だからこそこんな“理想論”を思考
の軸に置いているとも言い換えられる)リアルのセカイは、むしろ攻撃して壊して侵奪して
「自分の色に染める」ことに汲々としている。
それは政治や宗教上のイデオロギーであったり、或いは商業的アドバンテージであったり。
如何に自分の味方を増やすか?
そんなパワーゲームの繰り返しばかりが、目に耳に実に煩く思えて……。
──嗚呼、厭だ。
僕はつくづく思います。そんな事に自分を消費して何になるんだろう?
自分の中で「序列付け」をしている分には、まぁ構わない。その選択自体が自分の価値観を
構築することにもなろうから。
だけど、それを至上命題にしてしまうのは……僕は与できないのですよね。

僕は色んなセカイを知りたいと思う。だから無闇に「統一」されるのは好きじゃない。
僕は色んなセカイを知りたいと思う。だから特定の価値しか許されないのは、窮屈に思う。
僕は色んなセカイを知りたいと思う。でもその進退を決するのは己であり、他人じゃない。

理想としては、カネモウケ至上主義とそうじゃない雑多な価値観が“棲み分け”された世界
に住みたいなぁ……なんて。
色んなセカイを描きたい──形にしたいというのは、たとえ虚構であってもそうした具現を
何処かで望んでいるからなのかなぁ……なんて。

でも、じゃあ現実の自分はどうかなと自問自答してみる。
色んなことを知りたい。そういう欲求があるのは間違いない。
しかし……それと同様に「No thank you」な態度を取ることも結構あるのですよね。
先程述べた「目に耳に煩い」という表現。
これもやはり、僕が抱く今のセカイの喧伝ぶりに対する辟易が成せる業なのだと思います。
日々電波やウェブに乗って流れ込んでくる広告の数々(表示レスポンス的にも邪魔ですし)
特に何か知識を深める訳でもない、下世話な──他人を貶めて笑い合うだけの卑しい雑談。
僕はそれらに意義を感じない。だからそっと身を退いて関わらないようにする。
でも、往々にしてそんな「多数派」に与しない僕を見ると(家人ですら)“お前変だよ”と
非難してくる有様で……。
ここで自分の価値観を主張し出すとそれこそ“喧伝”になるので大抵は口を噤むのですが、
一方でそれをしない選択が果たして「正しい」のかなぁとも疑心が膨らみます。
『誰かが変えなきゃ悪くなる一方なんだ。だから俺が変えてみせる!』
そんな、某改革派な市長ではないですけれど。
“棲み分け”に任せることにはそんな無関心・放置などといったネガティブな印象が内包さ
れているとも思うのですよね……。

誰かと語らうこと、そこに目的を収穫を見出そうとすること。
でもそれは「僕からの目線」であって、中には「ただ聞いて欲しい」人もいる筈で……。
そんな人々を切り捨てることは、決して“強さ”じゃない。むしろ自分のテリトリを守る事
を優先して己のセカイを狭めている“弱さ”ではないかとすら思うのです。

──何とも我が侭な野郎だよ。自分という人間は。
主張するなと言っておきながら、自分の根城(あんぜんちたい)ではくどくどと語る。
色んな価値観があるよねと言いながら、実の所合わないことにはとことん折り合わない。
何より……こうして気分に任せて言葉を紡ぐ、その業の何たる重いことか。

弱い。言の葉使いを名乗るには、まだまだ弱い。
もっと……もっと研ぎ澄まさなければ。もっともっと、質量あるものに仕上げなければ。
そうでなければきっと、この弱さは──誰かを傷付けるに変わらない筈だから。

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  1. 2012/09/15(土) 18:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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