日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)熱に浮かされ筆を執る

気付けば大半の地域が梅雨明けしましたね。お久しぶりの長月です。
此方もここ数日はギラギラと日差しが強くて溶けてしまいそうな。溶けるなら思考力ではな
くって、せめて贅肉を溶かして削いで欲しいんですがねぇ……_(:3 」∠)_

ここ暫くは、ユー録第Ⅲ部のUP開始ができて安堵→気付けば一週間経ってるよ!→そろそろ
続きを書き始めようか→夏本番で思考力の維持\(^o^)/ と、まぁそんな感じ。
それでも、どうにも自分は創る(書く)ことを止められそうにないようです。
なろうさんの方でも(この雑記執筆現在で)PV数26500弱・ユニーク2800人弱とじわじわと
日々手に取って下さっており、作者としては光栄な限りでm(_ _)m
加えて他にももっと色々な物語を書きたいなぁと、また例の如く視線もウロウロ。
この身体的キャパさえ大きくなれば、もっと多くのコンテンツを皆さんに提供したい所なの
ですが……如何せん、病身であるというのは地味に手痛いφ(=_=;)
ただまぁ、身体のついて行けなさ──妄想力だけの先走りを嘆いてしまうのは、自分も相応
に着実に歳を喰ってきた証拠なのでしょうね(苦笑)

現在は、二十七章を執筆中です(プロット上では三分の一から約半分といった所)。
今月中にはもう一回更新したい所ですが、さてはて……(;・_・)φ
ともあれ、まったり創るとしましょう。営むとしましょう。貴方も私も『身体が資本』。
創作は、いつだってヒトを窺う“補助ツール”なのですから──。


夏の熱に中てられてぼ~っとしているのかもしれませんが、どうもはたと気付けば僕は折々
につけて“考え込む”ことが多い気がします。
とはいっても、別にそれ自体は前々からのことですし、フィジカル面ではどだい他人に勝て
ない自信(?)があるので、どのみちこの脳味噌で勝負する他ないのですが。
でも……その思考が「纏まらない」というのは、苦しい。もどかしい。
思索バカというか、暇人の道楽という指摘(非難)が否応なしに想起されます。
それでもやはり、僕という人間はセカイに対して抱いた思い、飛び込んでくる日々の情報に
何かしらの「スタンス」を──言うなれば自分なりの回答を用意しておかないと居ても立っ
てもいられない性分なようです。
前回の連載UPから十日余。たった、しかし確実に24h×10の過ぎ去った時間の中で、セカイ
は(当たり前ですが)僕の思案悶々や暑さへのヘバりに関係なく、これまた一向に飽きもせ
ず様々なニュースを投げつけてきます。

政治であれば「増税法案→選挙を睨んだ政局劇(相変わらず僕らは“札”扱いな訳で)」。
経済であれば「原発再稼動」や「節電の夏」──ひいては原発自体への賛否喧々諤々或いは
“デモなんて馬鹿馬鹿しい”といった白紙委任に等しいと気付かぬ無責任な冷笑。
社会であれば、何といっても「大津中自殺」に関する連日の報道でしょう。
とかく保身に走る学校・市・教育委への世論の袋叩き。
そしてそれを『いじめてるのは誰だよ……』と非難すれば「お前も敵か!」と巻き添えを食
いかねないような──しかし本質はこれまで通り、世間様が“サンドバック欲”に忠実であ
るだけの──相変わらずのヒステリックなこの国の世論(笑)というもの。

こうして文面に起こしてみるだけでも、嗚呼と思ってしまいますね。
「酷く、虚しい」そんな思いだけがズキズキと胸を打つ、そんな感触が。
そして同時に今僕は、仮に個人的“回答”であっても、セカイの諸事に律儀に「解」を出す
こと自体に、正直疲れてきているのかなぁ?と思っていたりします。

自身の拙作の中でも、こうした「諍い」は僕の創作上の大きなテーマです。
だけども物語を試行し、文面として思考し、長く連なる叙事詩として紡いでゆくその活動の
中で、僕はやはり──物語世界・現実世界両方ともの──彼らの諍いは『所詮見方の違い』
である。そう感じてならなくなっています。
○○があれば△△もある。理想の上は互いのその“許容”で丸く収まる筈……なのですが、
実際問題のリアルでは、そんなことはない。
もし○○だと答えれば△△から「敵」扱いされる。
もし△△だと答えれば○○から「敵」扱いされる。
……どうにもやたらに二者択一を強いられる気がしてならず。
では、彼ら陣営ごとの主張は本当に“正しい”のかというと──勿論というべきか、そんな
保障は何処にもない。むしろ単に(扇動されたヒステリックな)イデオロギーに拠る他ない
「閉じたセカイ」で語られているだけなのだと感じます。
(だからこそ彼らの間に“議論”が成立しないとも言えるのですが……)

──いや、ただ“色んな考え方”があること自体は別に構わないのですよね。
問題だと思うのは、僕が懸念してならないのは、そうした無尽蔵に枝分かれしうる思考立場
に関して、とある陣営が他のとある陣営を叩き潰してしまうことなのです。
しかも場合によっては──扇情的な数の暴力で──その「武力制圧」自体が狂いの“正義”
の中で“正しい”と信じ込まされてしまう。
間違いなく僕が暫くの間頭を悩ませていたのは、思考をしていても「これだ!」と自分の中
でゴーサインを出せず、只々断片ばかりが積み上がって悶々とし続けていたのは、こうした
現実セカイの有りさまが故だったのだと思うのです。
『答えを出したい』『でもその答えは完璧じゃない』『それは一面の正しさに過ぎない』。
そんな何処に出ようとも、誰かに行く手を通行止めにされてしまうような……先程も述べた
さてはて答えた所でどうなる?という酷い虚無感。それがより強く意識されてしまって。

だから──僕は悶々とした末に『答えを(無理に)出さないことを答え』にしようと、そう
考えるようになっています。
なんだ、要は思考停止じゃないか……。貴方はそう仰られるかもしれません。
だけど、では仮に○○だと言い切ってしまって、果たしてそこからどうなるのでしょう?
仮にこちらに“議論”の用意──今の回答に拘らず、より互いにとってベターなものを求め
る強い意欲(いし)──があるとしても、さて今の世間様は……どうであらせられるのか。
少し話はズレるかもですが『名著と呼ばれる書物に対しても人の好き嫌いはある』のです。
その好き嫌いが「理性的批評」ではなく「単なる嗜好の差」に混同されているやもしれない
という怪訝は一旦置くとして、やはり僕らは現実問題、中々“同じ回答”を持てない存在で
あるように思うのですよね……。そこを無理に統一する必要が、果たしてあるのかどうか。

やはり“許容(閉ざさないこと)”が、本当は僕らには必要なのだろうと思いませんか?
○○があれば△△もある。それでだけで──それだけでいい。
たとえ他者のそれらを「嫌」だと思うにしても、何も叩き潰さないといけない道理など無い
筈です(あってはいけないと考えます)。
嫌なら離れておけばいい。一緒にいなければいい。その自由さを担保しなければならない。
選ぶことは、ほぼイコール捨てること。
彼の者らの採ったその取捨選択を、果たしてどれだけの他者が根源的に哂ったり誹ったりす
る資格があるのでしょうか?
彼の者を己と同じにさせること。それを力づくで行うのは、きっと弱さです。
本当に強いヒトというのは、自分の採った選択と取捨に筋を通せるということなのではと。

……嗚呼、また“熱”に浮かされ理想論を奇麗事を吐き散らしてしまいました。
勿論、こんな僕の言葉もまた一つの取捨選択であることは、言うまでもありませんね?

だから僕は、書き続けようと思います。
只々思索したセカイに、夢想したセカイに、息づくこの心を書き留めたくて。
拙作達が──僕の想いが、少しでも誰か(あなた)の心を「活動」させる可能性を願って。

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  1. 2012/07/19(木) 23:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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