日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)巡り廻って、歳月は早く

メインPCがお釈迦になったようです\(^o^)/(挨拶)
先日、連載の二十二章をUPし、週刊三題も四回目をUPし──三日坊主ならぬ三週坊主を
免れて、創作にホクホクしていた時分に起こったこのアクシデント。
まさに<(^o^)>な状態です。よりにもよってこんな時期に……。

そう、こんな時期──当頁の開設から一周年という節目の日にです。
できれば何か記念の小説の1本でUPでもするなり、何か企画をとは思案していたのです
が、日々の(創作)生活とこのアクシデントで吹き飛んでしまいました_(:3 」∠)_
(故にこの前後の記事・書込みは、暫くはサブ機からのものとなります)

ともあれ、相も変わらずグダグダしっ放しではありますが。
この度、当頁も満一歳を迎えることができました。
今後とも、このとある物書きの晒し場『日暮創庵』をどうぞよしなにm(_ _)m


しかしまぁ、こうして振り返ってみるとあっという間の一年だったと言えましょうか。
昨年の初詣での一念を機にそれまで書き溜めていた拙作を当頁開設時にUPし、その後三ヶ月
の内になろうさんへの投稿、雑記、後々に読書感想、フリゲ履歴、そして週刊三題。
十中八九、創作においては僕自身、これほど濃い活動の日々はなかったなぁと思う所であり
まして。
あとはほぼ同時期に始めたツイッタの影響も大きいかと思います。
今こそ被・与フォロー人数はそこそこいますが、それでもその皆さん全員と“交流”できて
いる訳でもなく。ちょっとネットの海に顔を出してみたぐらいでは対人スキルが劇的にそう
向上する訳でもなく。
……それでも少なからず、これらの交流+αで新たに知り合えた方々もできました。
生憎、生来の消極さから相変わらず自分からのアクションは中々できていないままですが、
創作に関するお話は勿論、その方に関する遍歴、或いは今のご時世に対する思索のやり取り
(井戸端会議ともいう)まで。
間違いなく僕自身、得ているものはある筈です。

ただそれら感慨を一つ一つ事細かに語ろうとするときりがないでしょう(考えも文面も足り
ません)それでも特に、今この場で僕がその頭の中──胸の内に抱くものを吐き出すことを
許されるとすれば、きっとこの二つ(併せて一つ)の想いだと思うのです。
一つは、創作というものの奥深さ。
技巧も含め、それ以上に果てしない思索と表現の道の広大さに目を見張るばかり──そんな
驚愕と、それがどうにも苦しくて……だけど愉しくて堪らないという気持ち。
そしてもう一つは、一方でそうした創作(夢想)のセカイなど無意味であると言わんばかり
に破壊と侵奪を繰り返すこのリアルというものの、何とさもしいことかという歯痒さに限り
なく近い感覚で……。
創作は愉しい。創造することはきっと人を豊かにできる。少なくとも僕自身は、その精神衛
生を大いに支えて貰った経験を積んできているから。
だけど……今日のリアルはとかくお金を稼いで(仕事をして)生計を立てる。そのことにも
窮することが大半である世情に於いて、人々はきっとこうした(カネにもならない)創造の
営みを“けしからん道楽”であると哂い、往々にして攻撃しても当然であるような向きすら
あるのではないか。
「好き」であることすら、エコノミックな要素に内包されなければ無価値である──。
あたかもそんな言い草を向けられているようで──そして実際、僕には真っ向からそれを否
定できなくて──どうにも心苦しいのですよね。

とはいえ、きっとこの社会においては無理からぬことなのだろうなぁと、同時に僕は思って
しまっていて。
だってそうでしょう。『空腹に喘ぐ人にどれだけ名作と呼ばれる芸術品を見せた所で、彼の
人は満たされない』のだから。芸術とは、衣食住足りてようやく食指を伸ばすかもしれない
もの……なのです(尤も自分の創作が“芸術”だとのたまえる気は更々ないのですがね)

でも、それでも。じゃあ腹を満たすことだけが全てなのか──?
その“手段”を得る為に持てる者(ピンからキリまでいるとはいえ)の下でクタクタになる
まで働き、それでも互いが最終的に得られるその金銭という対価はどだい小さくなっていく
一方というこれもまた現実。
やっぱり、変だよ……。
僕はそう思う。何を生意気なと言われても、多分そう思っている。
何も革命だとか、そんな物騒な──どうせ“猿山のボスを挿げ替えるだけのいざこざ”──
ことを勧める訳じゃない。
ただそうした、小市民なりのやる方なさを、そしてきっと少なくない理想を形にして詰め込
もうとしている──詰め込み続けているのが、僕なりの創作だと思うのです。
……それもやはり“無価値”だと一蹴されてしまうのだろうか?
そんな不安やら何やらと、下手糞に悶々と格闘しつつも。

きっと僕は(それが理想論だと分かっていても)願って止まないのだと思います。
“もっと『自由』に生きていていい。その『許容』に満ちた世界”であることに。
誰もが望んでいた筈だ。少しでも豊かに幸せにいられたらと。
だけどそれは、誰かから奪い取り、その得たものは何が何でも放さないという闘争だったの
だろうか? いや違うんだ。そう叫びたくって。

だからこそ僕は、その想いをしばしば“逆説的”に描いているつもりです。
その物語世界はバックボーンこそ違う──表したいものの為に抽出されたセカイである──
ものの、やはり人々は何処か、しかし間違いなく満たされず、時代の流れの“強制力”の中
で戸惑っている。
それは何も物語の中心を成す主人公達として例外ではなくて……。
繰り返しますが、僕は「今を壊してしまえば万事解決する」とは考えていません。リアルの
世界の“ラスボス”を(仮にいるとして)倒したとしても、世界は続くのです。それこそ、
本当に僕らが“ゲームオーバー”にでもならない限りは。
ただ「敵を倒すこと」が本質じゃ、きっとない。
もっと……色々があっていい筈だと思うのです。
ひたすらエコノミックな高みを目指す者達もいれば、その周りでゆったりと静かに暮らして
いる者達もいる。そうして「速さ」が違うことを互いに許し、担保できる倫理や制度こそ、
人を根本的なレベルで豊かにできるのではないかと。

ええ、理想論です。だけどこの『今』を貴方は許せますか?
ここで仮に僕如きに口撃の雨霰が飛んでくるようなら、間違いなくこの世の中は末期も末期
でしょうね(苦笑)
今を許せず、しかし認めようとしない──。
他にもいるであろう一介の市民に杭を打たなければならないほど張り詰めているようでは、
とても「許す」世の中になんてなれない。程遠い筈。

……と、いけません。怨嗟の言葉になってしまっていますね。
せめて物書きの端くれであるのなら、その言の葉くらいは綺麗であろうとしてもいいじゃあ
ないですか。
理想は叶わないとしても、きっと絶望は、人を殺すに足りる想いです。
だから誰かが何処かで、何処かの誰かのもがき苦しむその手をそっと握り返す事ができる、
寄り添っていられる物語を紡ぎ出せるなら……それは無意味じゃない。
(本来、そうした人々を救うべきは、公の権力なりのチカラの筈だと思うのですが……)

僕にできることは、きっと少ない。在れる時間は確実に減ってゆく。
それでも創造という営みを、志を似通わせる人々と出会えた我が身は、きっと幸に類するも
のであると思うから。
所詮は偽善だと哂われるかもしれない。
だけど、絶望する今をただ一つのセカイになんて、したくない……。
今後は僕が、誰かの糧(ものがたり)を創る番なんだ──。

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  1. 2012/04/28(土) 11:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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