日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)されど縁という名の懐疑でも

ちょっとゆっくりし過ぎました(連載的な意味で)
ツイッタで進捗状況を記してはいますが──というより、最早自分にとって毎月の事となり
つつありますが──さて今月中にもう一回UPできるのやら;
『アマチュア物書きに“〆切”はないけれど、先延ばしすればずっと書けない』とはとある
物書きさんの弁ですが、なろうさんにおいても手に取ってくれている方がいる以上、力及ぶ
限りコンスタントに書いてゆきたいものなのですよねφ(・_・;)
(まぁ最近の過去記事を見ればお察しできる通り、他の物書きさん達との練習や交流の場が
比較的ここ暫く多くなっていたのも一因ではあるのですが……)

そしてはたと気付けば、今月も既に残り三分の一に差し掛かっています。
つい先日には春分の日で、暦の上ではもう春にもなっていて(道理で鼻がキテる筈だよ^q^)
嗚呼、もう芽吹きの季節なんだなとしみじみとなるよりも。
どうにも「問答無用で時が流れるやるかたなさ」を覚えてしまってなりません。
これも歳の所為かなぁ……。と、クスリと自分を哂ってみる。
だけど、それで何かが解決するという訳でもなくて。
果たして自分は、この時の変化に対してどれだけ相応しい人間になれているのやら(´・ω・)


ツイッタにしろ何にしろ、昨今の情報配信ツールの多さには目を見張るものがあります。
かくいう僕自身も、ツイッタ上で小日記のような呟き(と当頁及びなろうさんの宣伝定期)
をしていますし、ネットが普及する以前に比べれば、僕ら創作人はずっと繋がり易くなって
いるのだなぁとしみじみ感じている今日この頃な訳です。

それでも……。やはりネットは結局の所いちツール以上ではないという見方もできます。
言い換えるなら「ネットというものはあくまで現実の物理的視界を補完するだけ」であり、
最終的には利用者個々人の“リアルへの行動力”がなければいけないのだと。

先日ツイッタ上でフォロワーさんとそんな主旨のやり取りをして、僕はまた一つ気付きを受
けることができたように思います。
一つは、その文面通り、ネットとリアルを別物として捉えていた節があったこと。
考えてみれば(一般人には)当たり前の感性なのかもしれませんね。
あくまで僕らの生きる世界とはこの現実以外になく、ネットはそこに接続された、自分なり
に言うなれば「延長された公」なのだと(尤もその自覚が薄く、プライベートを垂れ流して
しまう向きも少なからぬユーザーが持っているようにも思うのですが)
二つは、ネットであっても「行動力」がモノをいうのだという指摘です。
実際、ツイッタやSkype(ネット通話のソフト)で知り合う方が増えても、僕自身はどうに
も元よりの受身な性分が災いしてか、中々自分から彼らの輪の中に飛び込んでいけない面が
否めず、ツイッタなどで皆さんの息遣い(呟き)を傍目に見ながら一人悶々としていること
が少なくなかったりします。……全くもって根暗です(苦笑)

はてさて、では何故自分はこうも「縁」を急けながらも、その一方で実際に交わることを怖
れてしまう向きがあるのでしょう。
答えは……きっと簡単なのだと思います。
『勇気がないから』『絆は柵にもなるから』です。
皆さんも、それぞれの人生経験でご存知でしょう。
人が三人集まれば集団となり、同時にそこでいざこざが起こる土壌が生まれる。
(偏見と非難されるかもしれませんが、女性は特にそういう性質が強いらしいですね)
だから──ゴタゴタが起きて傷付いて後悔するより、始めから多くを求めないでいた方が傷
付かないで済む。
長らくの、心身に染み付いてきたスタンス。
それらが未だに、ネットの向こう側にいる人々の中へ向かう際の僕の後ろ髪を引っ張ってな
らないように思うのですよね……。

どれだけ言葉だけは綺麗でも、拭えない不安や不信。
とりわけ片田舎で生まれ育った自分は、人が集まることのネガティブな部分を感じ過ぎてき
たのかもしれません。
(だからといって、都会に行けばそんな事はない……という訳でもないのですが)
だからか、そんな暗いイメージを、実害を被った経験を持っているからなのか。
僕自身に限らず、ネット上でもそうした縁の悪癖、或いは拡がったセカイの先に待ち構えて
いた「悪意」を経験し抱え、人という存在自体に懐疑的だったり否定的だったりする方も、
僕は少なからず見かけているように思います。

──それでも。こんな青臭い理想論者に、一言を付け加えさせて下さい。

その一部であろう「悪意」を、セカイ全てに適用しないで欲しいと、僕は強く願います。
病は気から、などとは云ったもので。
疑心と斜に構えた眼ばかりで常に世の中を睨み付けたままでは……きっと、何処かで貴方は
ポキリと折れてしまうかもしれない。
そこでまた「嗚呼、また世の中が牙を向いた」と憎悪を己の中で循環させない為にも、どう
か貴方の中に人を信じる部分を残しておいて欲しいと願うのです。
勿論個々の事情はあります。現実として「悪意」が幅を利かせる世の中だと思います。
でもだからこそ、そのネガティブを打ち破る人に、なって欲しい。
憎しみで歪めた顔よりも、安らかに微笑んだ顔である方がずっといい。

……僕個人の、勝手な願望であるのは否めません。
だけど闇に闇を足せば、それらは深くなってゆくばかりです。
少しでも、光を。
だから僕という人間は言葉を紡ぐ物書きという道に足を踏み入れました。
それが所詮、自己顕示欲や手前勝手な願望でしかなくても、此処で足掻くことで何かが誰か
が明るい方へと眼を向け変わってくれるなら。

とりわけ東日本大震災という国難に見舞われ、何かと「絆」が喧伝される昨今。
その絆──良き縁という言の葉を、僕ら一人一人が憎しみの眼で歪めてしまわないように。

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  1. 2012/03/22(木) 00:30:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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