日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)だからきっと愛しくて

私の戦闘力は53万文字です(フリーザ様風に)
こんにちは。同じネタを使い回す男、長月です(挨拶)

先日、連載の十八章をUPしました。これでこの作品単体で総文字数が53万を超えることにな
りました(なろうさんの頁で確かめれば分かる事ですが、実際には54万弱ですけどね)
順調に?物書きの習慣が続いているようです。少しは自分も書き手として成長できているの
でしょうか……。何だか似た感じの硬い文体ばかりな気もしなくはないんですがf(=▽=;)

以前より「同じ作品ばかりでもなぁ。もっと色々と数をこなせれば」等と不安を抱く一方で
「作品世界をもっと深化させたい。させた方がいいのかもしれない」とも唸っている。
はてさて、このいち物書きは何処へ行こうとしているのやら……。
言ってみている自分ですら、さっぱり分からんとです<(^o^)>


どうにも(以前からずっと。むしろ最早己の性分と化していますが)迷ってばかりです。
冒頭での創作の方向性も然り、そもそも他人との付き合いも然り。
「何かしようとするとそれにブレーキを掛けてしまう」癖──良い言い方をすれば慎重、悪
い言い方をすれば臆病──がある事は今までも指摘はされているのですが、どうにも折に触
れてはその心理がこちらを覗いているような気がします。
(というか、生計<創作みたいな状態を改善しろって話なんでしょうがね。私事だと……)

おそらく、今日の僕の創作のテーマは「諍い」「抗う人間の有り様」「闇の中の光」などと
言えると思います。つまりは、何かときな臭い対立や権謀漂う現実への憂いと思索の一部で
ある訳ですね。
しかし……これは理知的に考えれば当たり前過ぎるのですが、そもそもそのような憂いや思
考をいくら創作という形で雑記という形で残しても──多少なりとも手に取ってくれている
方がいるとはいえ──アプローチ方法としては迂遠に他ならないのですよね。
『うだうだ文句を垂れるなら、お前が“活動家”になればいいじゃないか(哂)』
批判的に今の自分の有り様を否定してみるならば、大方こんな感じになるのでしょうか。

ただ、正直な所を言うと別に僕個人は「この世の中を変えてみせる!」といった熱意がある
訳でもないのです。ただ創っているだけでリアルとはそう関わっている訳でもない。
感性が思考がどうにもこのリアルを憂いている。
だけど病身で小さなこの身で何が成せるものか。
何よりも、そういう想いを現実にする為に“闘争”すること自体に、僕は同時に虚しさを覚
えてならない部分があるのです(時折自身の雑記などで使っている「喧伝家」に堕ちたくも
ないんだよなぁという距離の置き方とでも言うべきか)

──僕は、卑怯者だと思います。
創作だと胸を張ってみても、誰かの愉しみや思索の糧になってくれて嬉しくても、何処かで
僕自身がこうした営みをリアルに対する実践的効果としては「意味の薄いもの」として捉え
てしまっているからなのでしょう。表面上は結局、口だけの人間な訳ですから。
別にそれは、報道越しに見えるセカイだけの話ではありません。
僕自身、ネット上などで付き合いの方達との語らい、想いのやり取りの中で、確かに温かな
得られるものもありますが、一方で折々にそれらとはまた違った、湿り気のある苦悩、互い
の溝を見てしまうことも勿論あるからです。
なのに……僕はただ「そうだね」「辛いね」と彼らに頷いて言の葉に耳を傾けることしかで
きなくて、何もできてないのに“いい人”と言われたりする事に、内心罪悪感のような想い
を抱いてしまいます。
客観的にみれば、大抵が「まぁそう喧嘩はよしなよ」というような、極力“敵”を作りたく
ないという、自分本位な中立志向(実際はマイノリティに寄り掛かっているのでしょうが)
とでもいうべき本質であるのに……。

現在連載中のFT小説(レノクロ)第Ⅱ部でも、その内容には「対立する者達」のさまを多く
盛り込んでいるつもりです。
ですが、そこに明確に「どちらが正しい」という答えを僕は用意していませんし、用意する
つもりもありません。
──ただ諍う姿だけがある。勝敗は一面的な結果でしかない。誰もがずっと悩み続ける。
そんな、答えを示そうともしない結末になるのかなと。
そういう創作の面においても、僕はしばしばそんな曖昧な態度で在り続ける自身が卑怯であ
るかのような、意味の無い営みをしているのではないか。そう漠然と不安になるのです。

勿論、僕のような凡夫の思考でセカイが変えられるなどと思う事もまた高慢でしょう。
それでも、現実(リアル)はきっとそんな“曖昧さ”を許さない筈です。
国内外の政治・経済は勿論のこと、もっと個々人のレベルに至る雑多な事象まで。
それでも、決められない。絡まった糸を解けられない。
果たしてそれは単に僕たちヒトの努力が足りないのか、怠慢なのか。
……どうにも違う。僕個人はそんな感触でいます。
必ずしも「答え」はない。
でもそれは“絶対解”を無理やり作ろうとするからで、もしかしたら“相対解”的な曖昧さ
を容認して進んで行ける方が、むしろ良い解決になるのではないかと。
言わずもがな所詮は理想論なのでしょうが、何となく前者を求め過ぎて余計に苦しんでいる
かのように思うのです。セカイもヒトも、そしてきっと僕自身も。

清濁併せ呑む──と言ってしまえば、月並みな表現ですが。
良いと“感じる”ものも、何より悪いと“感じる”ものも一緒に含めて。
それらを全て含めて愛しいと思えるようになれば、きっと僕らは豊かになれるのかな。
(でも巡り巡って「それらは傍観者の眼」だと批判もされそうですけどね……)

スポンサーサイト



  1. 2012/02/26(日) 18:30:00|
  2. 【雑記帳】
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<(企画)ヤオロズトビラ | ホーム | (長編)ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-Ⅱ〔18〕>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://higurasisouann.blog27.fc2.com/tb.php/131-34e000e9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

訪問者累計

最新記事

最新発言

検索窓

月別履歴

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

分類/索引

【案内板】 (2)
【小説:短編】 (20)
本の蟲 (1)
硝子野不動産店 (1)
夏の日の幻影 (1)
四番線の彼女 (1)
夢視の宿 (1)
線を曳く町 (1)
炬燵の神様 (1)
三者三盗噺 (1)
色眼鏡 (1)
奴らは攻城戦師 (1)
詰め替える (1)
同じ籠の狢 (1)
二十年後の遺言 (1)
轍の先 (1)
水に流せば (1)
真夜中の御二柱 (1)
いつか見た夢 (1)
神様達の初詣 (1)
白い花束 (1)
丸の代償 (1)
【小説:長編】 (194)
Amethyst League (6)
アンティーク・ノート (3)
ユウキのヒカリ (5)
NIGHT GUNNERS (5)
レディ・ルーン-Bonds of RU'MEL- (6)
ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle- (111)
死に損いのデッドレス (5)
Dear SORCERY (4)
サハラ・セレクタブル (49)
【企画処】 (472)
週刊三題 (462)
その他参加物 (10)
【資料庫】 (2)
【落書帳】 (2)
【詩歌帳】 (8)
【雑記帳】 (403)
【読書棚】 (32)
【遊戯倉】 (25)
path. (4)
decide: (3)
ユー録FW(凍結中) (17)

記事録

交友関係

このブログをリンクに追加する

(RSSリンク)

(QRコード)

QR

Tweets by long_month