日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)境界線上の欲望達

そういえば二月って他の月よりも短いんでしたね(挨拶)
気付けばもう今月も残り十日を切っているとは……少々のんびりし過ぎたかもしれません;

連載の執筆もぼちぼちと続けているのですが、どうにも月二回分(二章分)更新という自分
の中での目安がしんどくなってきたのかなぁと正直思っていたりします。
(続きを待ってくれている人がいる──と早合点する慢心かもしれませんね^^;)
単純にプロットを文章に起こすことに手間取る部分が多かったり、他の創作思案やもっと別
の、日々の生活(私事)諸々で能率的な時間が取れなかったり。
どうにも近頃の自分は、思い描くもの(創作欲)の量と現実の心身のキャパシティ──本来
あるべき論理的・現実的要請とが釣り合っていないような気がしてなりません。

生計を立てる──要するにお金を稼ぐこと。
安らぎでもある創作に、自身耽り過ぎている感があること。
何よりもこれからのリアルを、自分が如何見、如何在ろうとするのか。

抱く意欲(欲望)の質量もそうですが、如何せんそのベクトルが間違っているんじゃないか
と思えて、折々につけ立ち止まってしまいがちな今日この頃であります……_(:3 」∠)_


そもそも僕が創作に耽るようになった切欠は何だったのか。
思い返せばはっきりしているのです。それは、自身の精神衛生上の理由でした。
(既に雑記や呟きを覗いている方はお気づきでしょうが)実は僕はいわゆる病身です。
今も通院と薬が欠かせず、以前主治医にあることを助言されたのが始まりでした。
『自分の好きな事をして過ごすといいよ。そうしていればまた元気も戻ってくるから』
医師にこれとは言われた試しはありませんが、そこで僕は病身になってからすっかり手の止
まっていた創作活動(物書き)を再開してみようかと思ったのです。

完治していない身で結論を出すのは早計やもしれませんが、現在の状態を思えば、ある程度
その判断がいい方向に働きはしたのかな……?とは思っています。
それまでたまの読書くらいしか趣味らしい趣味のなかった自分が、執筆・創作活動という名
の趣味(ある友人には多少からぬ苦笑も込めて「ライフワーク」とも)ができました。
まるで今までずっと溜め込んでいた何かを吐き出すように、僕は以来暇さえあれば思考の海
に身を投げてはこうした雑記を始め、物書きを書き散らすようになっています。
(当頁を開設し、誰かの眼に触れるようにすると決めたのはここ二年近くの事ですが)

ただ、それも結局も程度の問題というか。
一応病身の癖に、創作や思索を優先して休養を後回しにしていては本末転倒だろうと。
先日より、医療系の友人からそんなごもっともな指摘を受けてしまい……。
『嗚呼……欲を掻いたからこうなったのか。駄目だなぁ』
平身低頭で謝る──というかそれをするぐらいならさっさと治せって話ですが──勢いであ
りつつも、同時に脳裏に過ぎったのは以前より漠然と抱いていた自身の“過熱さ”でした。

思えば自分は長らく「欲=持たないに越した事はない」というネガティブなイメージで過ご
してきました。そして今も基本的にその姿勢は変えられず(だからこそ内心悶々として)、
分不相応に“欲しがる”ことを戒めているつもりでした。
ですが……創作者という人間は、根本的に何処かに自己顕示“欲”があるものでして。
(あわよくば)もっと多くの人の手に取って貰いたい、もっと多くを描きたいと、気付けば
際限というものを破って突っ走ろうとしてしまうのです。
そしてそれがただ創ることだけに向いている内はいいのですが、終にはそれら創作環境を充
実させようとする物欲(具体的にはPC関連の周辺機器追加)までが頭をもたげてくるような
体たらくで……。何よりもその暴走気味な意欲(欲望)が先の友人の指摘の通り、本来の僕
の身の上を顧みないまでになってしまっているのは、どうにも具合が悪い訳で。

同様に、友人から「○○はステータスが極端だよね」というような評価を受けている自分。
そんな感じで過去賜った言動が芋づる式に思い起こされ、僕は嗚呼、また欲が悪く働いてし
まった……自戒しないと自戒しないと、と何とか己を鎮め軌道修正を図ろうとします。

もう自身でも分かっていることではあるのですが。
欲望それ自体が「悪」とは言えないのですよね。そもそも意欲がなければ創作も何もできや
しませんし(僕個人の場合は知識欲や探求欲とも被りますが)、かといって持ち過ぎてしま
うと今回のような過熱や、誰かの苦言を引き出す結果となる訳で……。

どうにも、物事への優先順位というかバランス感覚というものが他人とズレてしまってなら
ないのかなぁと、そんな心配やら不安やら申し訳なさやら。
論理的に考えれば、心身の健康がなければ幸福ではあれないし、させる事も叶わない。
──何ともまぁ、極端になりがちな性質哉と。
向かうべき方向性も、注ぐべき按配も、中々僕という人間は舵が効き難いようです(=_=;)

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  1. 2012/02/21(火) 18:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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