日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)外に向く矛、内に抱く盾

( 」 ゚Д゚)」<第Ⅷ部完!

……ほぼ一週間スパンで雑記x3って、何気に久しぶりなような気がする。それだけまだもう
少しハイな気分が残っている? あんまり調子に乗ってると、すぐに反動(疲労)で痛い目
に遭うぞ~、もう若くないんだぞ~……。

先月末から月頭に掛けて一転、盛り返すようにもさもさっと書き物をぶん投げていてすみま
せん。日が空いてしまいましたが、先日ユー録の百十六章をUPしました。既になろうさんの
方でも色々と言及を済ませているように、今回で現行第Ⅷ部が無事終了しました。向こうで
の本編分割作業(とプロット作成の為の休載期間)があるので、次編及び次々編(最終章)
開始までには大分時間が掛かってしまうと思われます。もし忘却の彼方から戻って来られる
ようなら、その時はまたお付き合いくださると……m(_ _)m

分量としましては、推敲後時点で25800字弱──個人的な目安からしてもかなり嵩んでしまい
ました。編全体の〆やら幕間やら、次への布石やら、色々仕込んでいる内にどのみちもっさ
り化は避けられなかったようです。まぁ書けないよりは(先月の頓挫も思えば)よほど良い
のですが……如何せん読み手には優しくないので。相変わらずというべきか、やはり時々に
よって、量も質も御し切れない面が露呈した執筆でもありました。
また、同作全体で見ましても、総分量が今回で300万字を突破(約301万2500字)なろうさん
側におけるパート数も800部分ジャスト。こちらでもまた大台となりました。頭おかしい。

──さて、既になろうさんの活報では記載しております通り、来月以降の一・二ヶ月ぐらい
は暫しインターバルを貰い、当面の更新はサハラ~の残りと三題のみとなります。中の人の
繁閑によって多少前後するとは思いますが、あちらでの分割作業は(週一章再掲してゆくと
して)十ヶ月弱。それまでにユー録もサハラ~も、次のプロットをこさえようとなきゃなと
心算しております。故に、暫く長編系の更新それ自体はガッツリ止まりそうですが、当庵な
いしpixivでの掲載分は変わらないので、酔狂な方はそちらで気ままに辿っていただけると。
一旦折れかけたモチベを取り戻すべく、なるべく何かしら書いて創ってはしてゆこうと思い
ますのでφ(・_・;)

しかしまあ、アレだなよあ。自分で言うのも何だけど、未だ自己満足の域を出ない。なまじ
フルタイムではなくともお仕事に行けるようになった余裕(?)もあるのだろうけど、作家
で食ってゆくんだ! みたいな飢餓感が失われた、諦めちゃって久しいからなのか。

……あと何につけても、分量の暴力が過ぎるんだよ。頭(ry


毎日飽きる事なく、顔の見えない不毛な殴り合いを繰り返す。

それは別に今に始まった事じゃなく、元々ネットとはアングラの類(そんなもの)だと言っ
てしまえば否定できない。実際そうなんだろうけど。

ただ……ここ暫くの攻撃性は異常だよなあ、とは僕自身思う訳です。先日から緊急事態宣言
が段階的に解除されてきているとはいえ、やはり連日のコロナ禍──強いられる自粛ムード
に対して皆ストレスを溜めている事も一因なのでしょう。ふいっと押し付けられた暇と不満
を持て余し、その捌け口を“悪者”に求める。いや、寧ろ“悪者”を自分達から積極的に見
出そうとするムーブ。はっきり言って、邪悪そのものだと自覚して欲しい所なのですが。

そうやって(特に思想信条の面において)“敵”を見つけて来ては攻撃する。お仲間達とス
クラムを組んで、これを社会的に死なせようとする──今日び跋扈し過ぎてうんざりする、
自身インターネッツを観ること自体にマイナスの動機を与えてくる事象なのですが、今回は
そこから少し手を拡げて、特に「創作人」という括りからみた昨今のクリエイターさん達の
在り方についてうだうだと。

大分ざっくりとではありますが、現在主にネット経由でコンテンツを生み出している創作人
さん、ないし文筆業的な人達は、大きく二種類の方向性に分かれていると考えます。
一つはオープンなネット空間に残り、ガツガツと精力的に発信をしている方。只々他の作者
さん・読者さんとの交流を楽しみたいから、という方達も勿論大勢いらっしゃるのですが、
如何せん“言論”のフィールドに片足を突っ込んでしまうと、そのファンや仲の良い方達と
の塊(勢力圏)となって相手方と喧嘩になりがちなのが目に付いてしまいます(寧ろ文筆を
専業としている方であれば、積極的にその対立的な構図を、自身の商機に使っている節すら
あります)
もう一つはこうした情勢を厭い、自身のクローズドな場所に基本籠って創っておられる方。
生放送などがある比較的アクティブなプラットフォームもあれば、会員制=接する人間をあ
る程度吟味できるサービスを使ったり、或いはいわゆるネットサロン的な囲い込みを採って
いる例もあります。ただ前者のような不特定多数からの凸を避け易い一方で、他人の出入り
の匙加減・ホストたる自身の振る舞いを誤れば、より酷く常時ギスギスとした──いわゆる
“信者”だらけの先鋭化された集団にもなりかねません。

……まだぼやっとしており、巧く言語化出来ていないのですが、一見してこの両者は全く正
反対のように思えますが、その実根っこの部分では同じなんじゃなかろうか? と僕は思う
んですよねえ。それこそ『承認欲求を拗らせている』という意味では。

前者は言わずもがな、自分の考え・正しさを誰かに認めて貰いたいから声を大にして叫んで
いる。或いは己のそれらを証明する為に、他の誰かのそれらを否定・批判しようと試みる。
まぁ現実には寧ろ、必死になってのめり込めばのめり込むほど、少なくとも一定数の他人び
とに対して逆効果になるんですが。
しかし、なら後者であれば大丈夫か? と自問してみるに、おそらくそんな事はない。彼ら
は基本アプローチの仕方が違うというだけで、やはり承認欲求は人一倍強いと僕は観ます。
もっと具体的に言うと、わざわざ他人を攻撃しに出向くリソースを採らない、という戦略な
のですよ。そんな事で(ほぼ)恒常的に摩耗するぐらいなら、始めから自分に寄って来てく
れる人達とひっそり楽しんでいられれば良い。ぶつくさと、その時々の愚痴を漏らしてうん
うんと言ってくれる誰かがいると保証されていれば良い。そこへ逆張りにからかわれて、う
るせーよ(笑)と軽口を叩き合えるぐらいの仲で構わない……。

僕個人、性分的には十中八九後者なんですよね。攻撃に出向くリソース云々ってのは完全に
一致する所で……。ただ上述したように、このある程度クローズドな空間・関係性に拠って
立つというのも結局は程度物であって、内々で固まり過ぎてはいずれ腐ってしまう。時々の
愚痴やら、共通して抱える劣等感(鬱屈した思い)を吐き出すことが目的化してしまえば、
それらが自分達の「外側」に対する攻撃性へと変じるのは容易いからです。何であいつらは
こんなことも解らないんだ──ありふれていながら、非常に危険な思考だと僕は思います。
他者への攻撃性云々というのも然る事ながら、他者を説き伏せれば変えられるという発想そ
れ自体が、よほどの事がない限り持ち合わせると害にしかならないのですよ。

……何て言うかなあ。前者は己の棘を武器にするけど、後者は防具にして扱っている的な。
根っこは保身、自分は“違う”んだ! と叫びたい・認められたいという願望を全身に巻き
付けているイメージ。傍目からは動か静かの違いでしかなくて、多分拗らせ度合いそれ自体
に大して差(上下なり優劣)は無い筈。こと創作人、表現者というのは我の強い──業を自
覚の有無を問わず受け入れちゃっている人種なモンだから、忘れ去ろうにも忘れ去れないん
ですよ。それこそ人によっては、即ち存在意義の否定にすらなってしまう。だからあれほど
必死になる。それを信念や正義、執着と呼ぶのかは人それぞれであっても……。

己の内に在る思考と向き合う。突き詰め、昇華させる為に籠る。

でもその為に別の誰かと(喧々諤々に)言葉を交わし、あまつさえ叩きのめそうとするなら
ば、正直言って“方法を間違っている”と僕は答えるざるを得ない。内心、嗚呼そういう人
なんだなと思って接するようにしています。
どれだけ貴方の考えが、事情が正しかろうが、相手がその「間違い」を認められずにいるこ
とを只々相手が「弱い」からだと切り捨てる限り、それは『議論』なんかじゃない。認識を
補完し合って『相互理解』する為じゃなく、相手に『勝つ』ことが目的で言葉を投げている
に過ぎない。相手も──たとえ惨めなプライドが故に、雁字搦めになっていると見て取れて
も人間で、その弱さを克服出来ない以上、そのまま貴方が“正しさ”で詰めれば彼・彼女は
暴発するしかなくなる。ヘソを曲げるような応答ぐらいしか選択肢が採れないといった心理
を理解出来ない(理解したくないの)ならば、そもそも貴方は『議論』をすべきじゃない。
遊びというか、逃す口をも塞いでおいて追い詰めるのは、良識的に考えても悪手でしかない
でしょう? 一層己の棘を武器にして(自棄っぱちに)突撃して返すか、棘に身を包んで立
て籠もるかしかなくなるじゃないですか。
その辺の人情、良心をどうも理解しないで、とにかく相手を追い詰めて“論破”すれば良い
と(おそらく本気で)考えている御仁が多過ぎる。そりゃあまあ、その前段階でこちらの人
情なり良心を散々悪用し、袖にしてきたんなら、因果応報とも言えるんでしょうけど……。
でもそれはそれとして、もう議論も糞も無いじゃないですか。私怨のぶつけ合いじゃないで
すか。ただでさえSNS等の発達した昨今は、他の(必ずしも事情を読み込んではいない)
お仲間達が、互いに貴方がたの周りに並んで槍を突き出そうとするのでしょう……??

……何でああまでして、皆殴り合うことを止めないんだろうか? 僕個人の諍い厭いは、そ
こまで理想論なんだろうか? 戦わなければ、白か黒かに付かなければ、消極的だとか非協
力的だとかのレッテルは免れないんだろうか?

放っておいてくれればいいのに。不利益を被るとか、実際に不正義があったとしても、当事
者同士、裏でやっててくれよと切に願う。わざわざ不特定多数の目に付く所に晒し、相手の
逃げ道を封じよう(証拠を残そう)という意味合いもあるんだろうけど、多かれ少なかれ巻
き込まれるのは迷惑なんだよなあ……。何より大抵、そういうのを広め過ぎると、本来そこ
まで要らない“正義マン”もダース単位で湧くだろうし。あの手の外野やら何やらが、余計
に事態をややこしく──傍目からすれば、騒動自体を悪印象にしてしまうような気がするん
だけどなあ。どうして集団=勢力化を果たすと、人間はああも面倒臭くなるのか……。

でも──判っている。一方では信じていたい。
そうして人が集まることでグダグダに、醜くいずれ瓦解する未来・危険性を孕むと同時に、
ある程度こじんまりと纏まった仲間達との語らいも、また僕自身、インターネットに触れて
来なければ出会えなかった。相変わらず喋るのは下手糞で、熱が入ると小難しい語彙も増え
てきてしまうけれど、あれはあれで結構楽しいんだ。

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  1. 2020/05/22(金) 00:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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