日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)変わること、変わらされること

世も末ですね。そしてもう月末ですね(挨拶)
先日、連載の十六章をUPしました。なろうさんでの活動報告にも書いたことですが、この章
で自分の中では第Ⅱ部も前編が終了した扱いです(前・中・後編という区分を想定)
一時また体調が崩れて更新に手こずってしまいましたが、皆さんが待ってくれていたのか、
アクセス状況も(自分の拙作群においては)盛況なようです。
この場を借りて改めて御礼申し上げますm(_ _)m 今後とも貴方の愉しみや思索の糧になって
くれれば此れ幸いです。

少々のんびりと休憩しているここ二・三日ですが、また感覚が鈍らない内に続きの執筆に掛
かれればなと思っています。……体調の波がまたいつ寄せてくるか分かりませんし^p^
(事前にプロットを作ってあるからという側面も大きいのですが)連載の執筆も目下順調、
加えてネット上でのコミュを経由して他の創作人──物書きさん達との交流なども増えてい
るここ暫くなプライベート。
これは、良い意味で変わっていると捉えていいんですよね? 
キャパが間に合わなくなる可能性は十二分にありますが、それでも、楽しい。
まぁ創作でなく、他に注力すべき現実はあるんですけどね(生計とか生計とか生計とかorz


という訳で今回は「変わる」という事に幾つかの思考の垂れ流しを。
先日、将来の日本の人口推移が発表されました。検索すれば分かることなので此処で細かい
データに文字数を割く事はしませんが、この推計では50年後にはこの国の人口が4000万人の
減少──つまりこの国の人口が一億人を割り込む計算になるのです(現在は約1億3000万人)
正直、内心驚きましたね。
以前より日本は(というより先進各国が総じて)少子高齢化社会だと言われて久しい訳です
が、こうして実際に数値として示されると妙な圧迫感というか、衝撃を以って理解に飛び込
んでくるかのようです。
少子高齢化=老人が増えて子供が減る。
つまりは(日本人という中での)労働人口が減り、一人当たりが負担する老人への保障金額
が増えることを意味します。所謂「胴上げ型」から「騎馬戦型」そして「肩車型」へと着実
に人口ピラミッドは変化している訳です。

別に十把一絡げに老人=悪ではありませんし、既に“犯人探し”に熱を上げている時期では
ないのですが、僕はこのニュースを見て少なからずこの国の未来にげんなりしました。
ただでさえ景気が悪い、経済大国と言われたかつての姿は何処へやら(実際GDPなどは中国
や韓国に抜かれますからね)今では「普通」に生活することすら辛苦ばかりの声が聞こえて
枚挙に暇がありません。勿論、自分や身内も。
なのに、支えないといけないご老体だけは益々増える。なのに彼らを支える人材である僕ら
(これからの)現役世代は減少する一方=一人当たりの負担の密度はどんどん大きくなる。

使い回された表現ですが『子供は国の宝』である筈です。
新たな生命がへの人々の喜びという心情的要素、そして社会を支える“歯車”の継続的補充
という意味合いでも。
なのに……今のこの国ではむしろ逆の状態ばかりが続いているように思うのです。
ざっくり言ってしまうと「老人に手厚く、若者に無慮過ぎる社会」とでも表現すべきなので
しょうか。世代間格差のような言い回しも耳に挟んだことはあるかと思います。
ただ、その言い方は少々悪意というか、僻みの色が強いかなぁとは思うのですが……。
人も物も制度も同じことが言えると思うのですが、基本的に“長居すると腐る”ものです。
そういう意味でも「新陳代謝」として人間も老若の入れ代わりが健全になされるべきだと、
一般論からしても僕は考えます。
なのに長老達(政財界の重鎮たち)はその席を譲ることはなく。
なのに利益は絞るだけ絞って後達──若者を育てようとも、育てられる環境を整えようとも
しない。そんなことをすれば今日のようにただ未来に「破綻」が待っていると分かっていた
筈なのに(更にあまつさえその放置を責任転嫁し“最近の若い者は~”と説教を垂れる)。
僕はむしろその無策(或いは取るべき策が明後日の方向ばかりな)加減に憤る気持ちが強い
のですよね……。

とはいえ、そうした社会制度の適宜修正・改革は政治の領域であって、僕みたいな口だけの
青二才が理想論を唱えた所でどうしようもない現実があって。
そうして、僕はついずーんと、沈み込むように陰鬱な気分になってしまうのです。
つまり──創作を嗜むという僕に社会的な意味はあるのだろうか?という問いかけで。
創作は確かに楽しい。色々な裾野を学べる。思考できる。
加えて最近ではネットを介して多くの人達との交流や繋がりを持てるようになっています。
でも、それでも、僕も含めて、そういった「自分の生活」だけにフォーカスを当てて日々を
過ごしてきたというある種の『小さな利己』が積み重ね、混ざり合い、絡み合うことで今日
における閉塞状況を生んだのではないか?とすら思い、ふと自責の念のようなものを抱いて
しまうのですよね……。

今までも僕は創作という思考の面で、自分や手に取ってくれた誰かの愉しみや思索の糧を生
み出せたらいいなと思っています。
だけど、やっぱりとこうして折に触れて思うのは、ひたすら淡々としかし半ば強引に変わっ
てゆくセカイに僕らは何とも無力だという虚しい気持ちで。
僕は、思うのです。
変わることは「自由」であって「強制」されないといけないのかなぁと。
政治も経済も、確かに世の中は常に移り変わっています。
だけどとりわけ消費者としての僕らは、何かにつけて経済という魔物に無理やりに物欲など
の行動を急かされているようで、どうにも気味が悪く思えたりで。

人との繋がりを自由に求め、或いは切り離す「変化」
そういう自身の意思とは無関係に突きつけられる「変化」
どちらもやはり、僕らの『小さな利己』の積み重ねが故であるのでしょうか?
……出口というものは、中々見えそうにないですね(嘆息)

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
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