日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)日々、闘いとなりしや

(間が空かない……)

前回の雑記からまだギリギリ丸一週間と経っていませんが、例の如く長編系更新後の報告と
いう体でご容赦の程を。多少日は空きましたが、先日サハラ~の四十九章をUP致しました。
25エピソード目前編です。
分量は推敲終了時点で22200字半ば──大体私的な目標ライン辺りか、少し多めといった所で
しょうか。また今回分の更新で、現行シーズン4も前半が消化し終わりました。章数の上で
は次回より後半戦となります。相変わらずの硬い・長い・臭い(近年は「重い」も加わって
いる気がする……)の三拍子が揃っておりますが、お楽しみいただければ是幸いです。個人
的にはかねてより、描出が粗くなっているのではないか? とも不安がる傾向があるものの、
十中八九自分の感覚はズレている筈なので、寧ろ意図的にゴリゴリ削った方が──文章単位
の肉付きを取っ払った方が、いわゆる一般的とされる水準に近付いてゆくのだろうと考える
ようにしています。そも今こうして書いてる文章だって、ごり押し過多ですしね?(# ゚д゚)⊂彡☆))Д゚)

(これで一先ず、実質的なノルマは終了)

……結局今月も変わらず、良くも悪くも、既存の執筆ルーティンとお仕事を捌いている内に
終わってゆくようです。カレンダー的には先月より、翌頭にかけてのスパンは空いてこそい
るものの、何か目新しいことに取り組めたとは言い難い。新たな企画起こし、中々増やす事
が出来ないでいる、別ジャンルの新規作品(だんがん)──年初に立てた抱負もすっかり瓦
解し、読書感想も四半期に一度くらいが関の山。その他のサブコンテンツ群も同様に後回し
が板に付いて久しい。水面下で、ほぼ毎日のように作業をしてはいるのだけど……。

お陰様で十年近い療養ニート生活から脱し、社会復帰(?)の一歩を踏み出して丸四半期に
なろうとしている現在。確かに日中バタバタと忙しく、それこそ何周遅れかよと哂われても
仕方のない“労働の喜び”とやらに少々毒されてきている、素人に毛が生えた程度ながらも
やりがいってものを覚えてきてはいますが……如何せん以前に比べると、明らかにガッツリ
と腰を据えて創作・執筆出来る時間は取り難くなっています。元よりそれが働くということ
だ、そりゃあ物理的にも忙しなくなるだろうよと、半ば割り切ってここ暫く突っ走ってきた
心算だったのですが、どうも自分の体力=キャパシティってものを気付けば過信してきた節
が見受けられます。つい数年前までは療養生活故のボドボドな体力だったというのに……。
多分、お仕事を掴めた高揚も手伝って舞い上がってるんでしょうねえ。なまじリハビリを兼
ねて創作趣味を再開し、今やライフワークにまで持ってこれた分、変に勘違いをしてきたの
かもしれません。まだまだ自分には、エネルギーが在るんだと。……若い子はまだピンと来
ないかもですが、気力(精神力)って、結構体力的な余裕に付随するんですよ(´・ω・`)

……性分もあってか手を抜けず、これまでの怠惰への反動・焦りも(何処かで今も)あって
か、つい頑張り過ぎてしまうらしいです。周りからの評によると。

改めて、もうちっと全体的にセーブしてかないといけませんねえ。長期的にもたなくなる。
いずれ身体が慣れてくるだろうし大丈夫……と踏んでいても、主治医の話ではそれも年単位
だろうとのこと。当面は今のような振れ幅が続くものと思われます。

またぶっ倒れてしまっては、かつての二の舞ですしね? あの時とは大分、メンタル的に違うとはいえ。


そんなこんなで綱渡り。昨日も今日も、そして明日も。

……正直心が折れそうな。先述の通り、気力とは少なからぬ部分が体力のそれとワンセット
なのです。歳を取ってゆく度に感じざるを得ない。そんな経験が積み重なってゆく。幸いに
してお仕事上の人付き合いは良好なものの、如何せん現行のようなコンディション維持との
闘い、危険水域まで落ち切らぬように神経を使い続ける“綱渡り”状態が続くとなると……
僕もいつまで保っていられるやら。栄養剤にアンプル、何よりしっかりと眠ること。日々の
体調管理も仕事の内だとはいえ、やっぱ厳しいよなあというのが、申し訳ないながら率直な
感想でありまして。

そりゃあ、施設の利用者さん達も四苦八苦しますわなあ……。ただでさえ普段から、病気や
怪我などで心身が「万全」である状態の方が珍しいくらいだってのに。まぁスタッフ側から
すれば、そんな人々のケアを担っているからこそ、一緒に疲れの一つも溜まるってモンなの
でしょうけれど。そのベクトルと基本の閾値が違う(これらを修正・引き上げる為の手伝い
をするのが、僕らの仕事でもある)

日々、闘いなのです。体力的に追っつかないというフェーズもあれば、精神的に求められる
方面へと意欲を持ってゆけない──掛け違いで苦しむといったフェーズもある。そんな文字
通り病症に伴う四苦八苦に日々を費やさざるを得ない人達がいる一方、世間で悪目立ちする
類においては、いわゆる(あまり宜しくない方向で)思想・信条の為に闘っているような人
達もいる。大抵の場合は対岸の火事、基本関わらずに“ミクロな日常”に没頭しておくのが
処世術ですが……もしかしたら彼・彼女らも、何かしら病を抱えた末にああなってしまった
のかもしれません。捌け口が違う、より主語の大きな問題に自身を重ねた(重ねて、引くに
引けなくなった)結果というか……。
もしかしたらそれが病的だという認識に、本人や周囲が至っていれば、違った未来があった
のかもしれない。回避出来たいざこざも少なくなかったかもしれない──勿論言うだけなら
簡単の結果論で、少なからず業界人としての補正も入っているのでしょうけど。

ミクロな闘いは良くて、マクロな闘いは悪い──別段両者に上下関係を作ろうとか、そうい
った意図は無いのですが、少なくとも処世術(何より個々の精神衛生上)として後者は悪手
なんだと僕は思ってならないのですよ。なまじ自身が療養ニート初期、鬱々と世界を憎んで
閉じ籠もっていた経験を踏まえて。ぐるっと一周回って。主語の大きい、ただでさえ難しい
問題=利害関係を自身の存在と接近させ過ぎると、往々にして先鋭化してゆくものだから。

昨今の政治経済、ないし宗教ってものを観ていれば、日本国内だけでも枝葉末節に只々対立
するだけの材料に為り果てています。奴らが憎い、許せない──ある種の「信仰」で凝り固
まってしまった者達同士の“闘い”とは、それをより延焼させることはしても、実際に解決
へと導けるケースは限りなくゼロであると言ってしまって良い。つまりは散々主語の大きな
事柄に義憤(いか)って、消耗する一方の営み。病めることを止めるには役立たず、寧ろ悪
化させる結果しか招かない。それなら極力そんな捌け口ではなく、もっと自分自身の小さな
日常に、ちっぽけでも日々の生計に己がリソースの大半を費やしている人間の方が……よほ
ど尊いと思うのですよ。尤もそんな風に大上段を哂う(小さく纏まるのを良しとする)態度
を取っていられるのは、現状国内が一応平和だから、良くも悪くも勤労の美徳もとい奴隷根
性ってものが染み付いているからだとも言えなくはないんでしょうが……。自身の黒歴史、
かつての同族嫌悪も手伝って、本当に「今」苦しんでいる人達のことなどこの手の連中は見
ちゃいない──仮に初心はそうだったにせよ、寄り添うふりをして自分達に従わない“敵”
を殴る棍棒にしているだけじゃないか。すっぱ抜いて利用しているだけなんだろう? と、
他ならぬ僕自身の義憤(いかり)が在るのかもしれませんね。

「信仰」とはかつて、個々人が信じるものではなく、その者が属する共同体が信じるもので
ありました。religionの語源は「畏敬・畏怖」で「強く結び付ける」と書くそうです。理屈
云々は一旦置いておいて、先ずは○○は○○だと、刷り込んでコンセンサスを作るといった
ニュアンスでしょうか。即ち「信仰」の類にまで練り固められたそれは、他者を救済すると
いうよりも、自分達の為に教化するという側面を根っことして持っている──相手に対して
説教(攻撃的)になりがちなのかなあ? などと。

理想を口にすること自体は構わない。実現したいから、為されていないから言葉(言霊)に
するのであって、過去・現在・未来の偉業と呼ばれるものも、きっと何処かの誰かがやって
やろうと意志を持たねば生まれなかった。

ただ……そのムーブメントを頼んでもいない他人に強制するのは駄目だろう? あまつさえ
聞き入れないからと言って詰るのは何様だってんだ。語ってくる側にも立場が、それ故に近
付いて来る・後押ししてくる“闘士”達も涌いてくるのだし、フラットな属性で“説得”す
るだなんて出来ない筈だし、それでも自分(達)はフラットであり正しいんだと「信じて」
いるようなさまは──はっきり言って傲慢以外の何者でもないのであって。

こっちは“疲れて”るんだ。

余計なことで一々煩わせてくれんなよ。

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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