日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)霜月からの嵐に備え

十月「後は、任せたぜ……」
十一月「兄貴ィィィーッ!!」(はい茶番)

少し前までは立て続けの台風禍も合わせ、夏の延長線上のように天候が目に見えて荒ぶって
いましたが……気付けば秋という穏やかさもすっ飛ばして、急に寒くなって驚いています。
既に巷では手垢のついた言い回しでしょうが、朝晩の寒暖差がとんと大きくなっています。
季節柄仕方ない部分があるとはいえ、皆さんくれぐれも体調管理にはお気を付けて。どうぞ
ご自愛を。ただでさえこの時期は風邪やらインフルやら、一旦やらかすと辛い症状が少なく
ありませんからねえ……。自分も一昨年ぐらい罹って大変な目に遭いました(>△<)

暦が替わり、十一月になりました。暫くぶりです。霜月ですが、長月です。
今年もあと二ヶ月を切ってしまったという事実、現実──今更ながら、何故年末を師「走」
と呼ぶのか、否応なく思い知らされる立場になっちゃいましたなあφ(=_=;)

……まあ、あんまりリアルの多忙ばかりを愚痴ったって詮無いのです。ともかく創作活動的
な意味での生存報告をば。

間が空いてしまいましたが、先日ユー録の百十章をUPしました。現行第Ⅷ部も次回で中編が
終了する見込み。プロットも順調に消化されていっています。辛い。分量としては、推敲後
時点で21000字強──少し多め。本編中の展開が進むためか、全体的にバタバタっとしている
感じがします(それでも他の作者さんと比べて遅いだろうし、相変わらず文章自体は硬いま
まなんだろうけど)絶対的に「これ!」という文章の組み立て方・作法みたいなものは無い
としても、何というかこう……安定して没入出来る文字運び、話の創り方をノウハウとして
言語化出来ればもっと楽なんだろうけどなあとは思うんですが……。手に取ってくださる読
者さん側は勿論の事、書いている自分自身の為にも。

前回の雑記でもつらつらと綴っておりましたが、お仕事のスケジュールが今月結構カツカツ
になっております(日数的にというよりは、この週は●●があるぞという精神的な負荷の方
が大きいやもしれませんが。何につけても、まだまだ半人前)今回=月頭の長編系執筆は運
良く連休を取れて捌けたものの、さてはて来週末は……? というのが当稿現在の状況で。
なるべくリズムを崩さないよう、時間を捻じ込んで済ませてゆく気ではいますが、引き続き
ちっと不確定要素が消えていません。更新が遅れていたら、そういう状態故だと予めご容赦
くださいm(_ _)m ……色々、新しい企画・媒体も軌道に乗せたいんだけどなあ。

“暇(時間)はあるが、意欲が湧かぬ”
“意欲はあるが、暇(時間)が取れぬ”

無いものねだりと言ってしまえばそれまでなのですが──正直もどかしい。如何せん自分の
創作スタイル、手持ちのコンテンツが、同じ物語(はこ)を延々何年も弄り続けているよう
なパターンなものだから、余計に『早く完結させなきゃ』と焦っているのやもしれません。
少なからずそういった面はあるのだろうと思います。

安定しない文体、且つ万人受けしない(筈もない)テーマ、思考の浅さ……etc。

もっと深く、もっと新しい物語達を紡いでいきたい、ついつい時々の「ノルマ」に追われて
間に合わせ的なもので済ませてしまうけれど……今後の忙しさを考えると寧ろ難しくなって
ゆく一方なのだろうか(´・ω・`)



今回でちょうど400本目の雑記だというのに、大したネタがない。頭の中がすっからかん。

それだけ一個前の書き物、先日のユー録の執筆に全力を注いだ証拠であるとも言えなくはな
いのでしょうが──それにしたって消耗度合(コスパ)が悪いな? と。前々から言及して
はいる所なのですが、やはり“波動砲”みたいな執筆スタイルは安定しないのですよ……。
その時その時のコンディションに賭けるといった運要素もありますし、何より弾数をこさえ
られない。勿論量が多いければイコール質に比例するとは限りませんが、試行錯誤して選り
分けてゆく、自分なりの「これ」を詰めて狭めてゆく過程という意味では、先ずあっても損
はしないと思うのです(そうじゃなければ、今までは何だったんだ? ともなる訳で……)

確かに書くことそれ自体には慣れたのかもしれませんが、大事なのは「何を描くか」であっ
て、執筆活動そのものを目的にしてしまっては本質から外れる一方だと思うんですよねえ。
実際はともかく、一応書く意味を「自分の愉しみ」に絞れていればあながち間違ってはいな
いのですが……自問してみるに、やはりそれ以外にも、自分にだって人並みに受けたいと
いう欲はあるので。その辺りの為の努力・方向性に未だ順応出来ないでいるっていうのは、
本当、度し難い。

……何だろうなあ? どうにも自分個人の体感的な“成果”量に対して、過ぎ去る=消費さ
れてゆく時間が速過ぎる、という感覚なのでしょうか。かねてより十年近い療養生活を送っ
てきた、周回遅れの人生であるとの自覚があるのも手伝ってか、盛り返そう盛り返そうとい
う欲求が強いのか。ここ何年かでその間の反動がどっと押し寄せているのか……。なまじ今
のお仕事を梃子に社会復帰──自分はそもそも新卒期間をふいにしたのだから、そう呼ぶの
は厳密には違うような気もするけれど──を果たしつつある分、リアルだけではなくプライ
ベート(創作活動)の方もアップテンポになりがちなのかもしれません。先述したように、
ただでさえ自分の創作スタイルというのは、同じ大枠を延々と捏ね回している類なので。目
に見えて“成果”と自分でも呼べる為には、それこそタイトルごとまるっと違った作品を生
んでゆくのが一番手っ取り早いのでしょう。その割には、もう何年も難儀してますがね?

これもまた捏ね回しの類なのやもしれませんが……。最近のやり取りでぼやっと、再確認し
ている事があります。

“処世術・対メンタル用ライフハックとしての『無駄なことは考えない』は、やはり創作人
として活動する分には相性が悪い”なあ、と。

実際、前者として用いる分にはそこそこ有用なのですよ? 僕ら人間個々人のリソースには
限界がありますし、だからこそ不毛な諍いなどには一々首を突っ込んでいられない。一人で
は捌き切れない物量が出てくるからこそ、分業という人手の力が絶対必要になってきます。
(ただまあ、職業柄──こと僕らのような福祉界隈は、時に寧ろそういう利用者さん個々人
のトラブルに首を突っ込む=対処を迫られるお仕事と言えば、お仕事なのですが。弁護士を
始めとした紛争処理業?はまさしくこのど真ん中ですね)
今日の社会はただでさえ、放っておいても寧ろ向こうからぐいぐいやってくる──どれだけ
自分が気を付けていたとしても、相手の曲解次第でトンデモ案件が生まれ放題・暴れ放題な
訳ですから、特にその割かれるエネルギーには予め線を引いておかねばならない。此処から
此処まで。自分は立ち入らない、敢えて“語らない”強さを持つ必要があります。SNS等
によって個人が発信するハードルは大きく下がったとはいえ、それはイコール発信した後の
リスクを引き受けてくれる訳じゃあない。曲がりなりにも“論じる”行為とは即ち、同時に
“論じられる”対象にもなるということ。こと土俵がいわゆるイデオロギーの領域となれば
尚の事です。誰かに批判を浴びせるのは、同時に批判を浴びせられうるということ。

──撃ってもいいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ。

少々乱暴というか『黙ってな。洟垂れ小僧』的な云いはあまり個人的には好かぬのですが、
実際大上段な“問題”に寄って集って嘯いたり、考え過ぎた(偏って自滅した)果てに病ん
でしまうよりも、個々人の目の前にあるミクロな日常・課題にコツコツと挑んでゆく生き方
のほうがよっぽどまともだと僕は思うのです。人間の不幸の半分は、その思考する事自体に
あるのでは? とさえ考えます。

ただ……こうして意識的に“狭まる”在り方は、一方で世間がその都度騒ぐ“問題”達に対
して意図的に目を背ける反応ルーティン、ともなります。要するに自分の外側からもたらさ
れる情報(刺激)に対して、感受性を働かせる機会が乏しい。自らそのアンテナをしまい込
んでしまうか、圧し折って捨ててしまうのと同義でもあるのです。
人付き合いの必要上、多少周りの話に合わせる為に時事ネタは軽く齧っておく──その程度
のニーズしか持たないのなら特段問題ないのかもしれませんが、こと創作という営みをやっ
ている身としては、これは間違いなく「機会損失」も兼ねているのだろうと考えるのです。
実際にリアルタイムでその“問題”達に関わってゆくかは別としても、その手の話が上って
いる、存在しているという認識・気付きを自分自身が観損ねる可能性がある。勿論物語なり
随筆なり、文章のテーマとして選ぶのは必ずしもそんな大上段なもの(哲学?)ばかりとは
限りませんが……その性質が文藝に寄れば寄るほど、少なくとも無視は出来ない筈です。机
上の前例達だけでなく、過去に実在した事件さえも咀嚼して引き出しに入れてこそ、描出に
リアリティが増すでしょう。如何せんふわっと大風呂敷になりがちなこの手のテーマによる
物語を、ある程度舞台として狭めることにだって寄与し得る。そういう意味では、勿体無い
んだよなあ……とは思うんですよね。これがもっと徹底して「娯楽」を書けるような人間な
らば、多分今ほどは苦労しないんでしょうけど……。

だからアンテナを建て直せば再び書ける! という訳でもない。
所詮言い訳だし、日頃ただでさえ構想達をやれ『n番煎じ』だとか『理屈が甘い』だとか、
何より『ご都合主義過ぎるかなあ……』と、駄目って点ばかり探ってポイしちゃうから余計
に書けないんじゃないですかねえ? 書く事自体の目的化、成果として積みたい云々って話
とも繋がるのですが、どうも“作品としての体裁”ばかりが先に意識に上る──先ず気にし
てしまうようになって久しいようです。

もっと、訴え掛けてくる自らの性癖意欲に、素直になった方がいいやかもしれません。

スポンサーサイト



  1. 2019/11/06(水) 21:00:00|
  2. 【雑記帳】
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<(企画)週刊三題「Little tale」 | ホーム | (長編)ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-Ⅷ〔110〕>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://higurasisouann.blog27.fc2.com/tb.php/1169-909b2461
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

訪問者累計

最新記事

最新発言

検索窓

月別履歴

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

分類/索引

【案内板】 (2)
【小説:短編】 (20)
本の蟲 (1)
硝子野不動産店 (1)
夏の日の幻影 (1)
四番線の彼女 (1)
夢視の宿 (1)
線を曳く町 (1)
炬燵の神様 (1)
三者三盗噺 (1)
色眼鏡 (1)
奴らは攻城戦師 (1)
詰め替える (1)
同じ籠の狢 (1)
二十年後の遺言 (1)
轍の先 (1)
水に流せば (1)
真夜中の御二柱 (1)
いつか見た夢 (1)
神様達の初詣 (1)
白い花束 (1)
丸の代償 (1)
【小説:長編】 (194)
Amethyst League (6)
アンティーク・ノート (3)
ユウキのヒカリ (5)
NIGHT GUNNERS (5)
レディ・ルーン-Bonds of RU'MEL- (6)
ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle- (111)
死に損いのデッドレス (5)
Dear SORCERY (4)
サハラ・セレクタブル (49)
【企画処】 (472)
週刊三題 (462)
その他参加物 (10)
【資料庫】 (2)
【落書帳】 (2)
【詩歌帳】 (8)
【雑記帳】 (403)
【読書棚】 (32)
【遊戯倉】 (25)
path. (4)
decide: (3)
ユー録FW(凍結中) (17)

記事録

交友関係

このブログをリンクに追加する

(RSSリンク)

(QRコード)

QR

Tweets by long_month