日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)ガス欠の合間に書く話

ごっそり持って行かれる……('、3_ヽ)_

早いもので、とはもう散々使い回した書き出しではあるものの、現時点で今年も残すところ
四半期はおろか、二ヶ月を切ろうとしてるんですね……。一年を通じて個人的に大きな変化
(社会復帰)の年ではあったけれど、まだまだ出端というか。先方の都合やら何やらが絡ん
でくるため仕方ないにせよ、もう少し色々レベルアップ出来ることはなかったかなあ? と
は思ってしまいますね。後は何より、今後の負荷に自分が食らい付いてゆけるか否か?

例の如く長編系の更新報告です。先日、サハラ~の四十八章をUPしました。24エピソード目
後編。現行シーズン4の三話目までが終了した形です。次のお話で折り返しですね(こう言
うとまだまだ先のように思えるけど、消化されてくのはあっという間なんだろうなあ……)
分量としましては、推敲時点で22500字半ば──やや多め。後編かつ今回後半がドンパチ系の
多い構成だったこともあり、そこそこに膨れてくれました。如何せん書き終わること、故に
展開を巻こう巻こうとする向きが出てしまうからか、文章(描出)自体は昔に比べ、雑にな
っているんではないか? と、不安になること頻りではあるのですが……。

──もし手に取っていただければ、愉しんでいただければ是幸いです。
最早自分なりのテンプレのように、謙遜なのか高慢なのか分からない文句になって久しくは
あるものの。

かねてからの偏りではあるのですが、どうも自分は物語を「真面目」に書こうとすればする
ほど、結果「悲劇」ばかり生んでしまうんだよなあと頭を抱えております。救いの無い物語
というか。キャラクタ達に試練ばかりを与え、意地でも大団円にまとめさせない──そんな
都合の良い結末になんてしてやるものかと、変な感情移入(性癖?)が過ぎるように思えて
ならないんですよねえ……。こと娯楽、ラノベちっくな題材を採る場合が多い癖に、それは
拙かろうよ? と(事実その点は以前から友人などに指摘されている)
それでもろくすっぽ直る様子はなく、直そうともせず、文藝なのか娯楽なのか、中途半端な
辺りをずっとうろうろしている。……性悪なんでしょうなあ。一応三題などで、時折ほっこ
り系を目指してみたりはするのですが、実質ビターエンドみたいなのが多い。何より書いて
る自分がむず痒いというか、こんな都合の良い展開なんてねーよ(哂)とネガティブな評価
ばかり下したがる。……反面教師としての物語ならいざ知らず、コンテンツの趣旨自体まで
それを求めちゃあエンタメも糞もないだろうに(´A`)-3

歳月ばかり無駄にかけて(ほぼ)同じ物語を書いているが、はたしてそれに見合っただけの
技術は向上しているんだろうか? 成長しているんだろうか? 何より長々と同じような物
語にばかり付き合わせて、手に取ってくださっている方々の時間≒人生を徒に奪っちゃあい
ないだろうか?(そこまで不安、心配するなんてのは、余計なお世話かもしれませんが。上
から目線ですからねえ、結局。ほなら始めっから書いて寄越すんじゃねえよ、と)

……うーん、言葉が汚い。

物書き(創作活動)を始めた当初からではあるものの、どうしても愉しむことより求道する
方にばかり行ってしまうなあ。何が楽しくて、自分に鞭ばかり振るうんだ……?

(追記)
今秋からお仕事環境が変わり、日中の忙しさでプライベートの創作に割けるリソースが如何
せん不足しています。カレンダー的にも月頭一週目が少ししかないので、おそらく次回長編
系更新=ユー録の次章は、更に翌週末に延ばすかと思われます。ご容赦くださいm(_ _)m
間に合いました。ですが多分、次=サハラ~の方が予定的に厳しいかな?


今後リアルが多忙になってゆくと見込まれるというのも大きな要因ですが、それに加えて個
人的な理由(動機づけ?)があるとすれば、間違いなく“書かない方が良いこと”が、昨今
とんと増えてきているからなのだろうなあとも思っています。

いわゆるポリコレ的に、不適切な価値観や語彙を用いての表現。
大よそ政的にナイーブな、やれ右だの左だのと叩かれる、ないし担がれかねない思想の面。
何より自分がどれだけ“考えて”も、その出した回答(こたえ)が先人のn番煎じであると
いう現実──それなら稚拙な論理力な自分より、彼らの著作を読んだ方が良くね? という
結論に至ってしまう常。放り投げるというか、諦めが先についてしまうというか……。それ
でも時代・情勢は変わっているのだし、ジャンルなり属性なりの調理方法ってのは幾らでも
あると言えばある筈で。寧ろそういう事細か(後のムーブメント)を誰よりも先に見つけて
創り出す、先陣を切って開拓してゆくというのが、作家の勝負どころの一つではあるんだろ
うけども。

しかし僕は……今までも現状(これから)も、中々そこまで歩幅いっぱいに“冒険”は出来
ないなあという気がしてなりません。自分の凡庸さ、他人からのニーズをガン無視して自分
の為にばかり書こうとする(性質をまるで直す気がない)と理解している以上、今日のいわ
ゆるエンタメ畑で活動しておられる・しのぎを削っておられる作家さん方と同じようなベク
トルの努力をしたって追い付けはしないと考えてしまうからです。仮に肩を並べられたとし
ても、今度はそこからその状態を維持し続けるという戦いが始まる。或いは更に先へ、彼ら
を抜き放ってより上位へと──個人の趣味レベルの今でもぶっちゃけ大概ですが、もうそう
いう目的意識になってしまうと、はたして「創作である必要があるのか?」とさえ思います
よね。もっと若かったり、専業作家ないし野心溢れる人物ならまた違うように世界が視えて
いるのでしょうが、僕という人間は脆弱ながらそうはならなかった。視える多大“リスク”
を避ける道を選んでしまったのです。それは多分、自身の諍い厭い──思想信条的な面から
も影響されてのことだったのでしょうが……。

“Aが好きだ・正しい・賛成だと言えば、それらが嫌いで間違っていると考えて、反対して
いる人々が大挙して殴りに掛かってくる時代(インターネッツ)”

別に個々人や各種コミュニティ同士の隔絶自体は、ずっと大昔から存在はしていたんでしょ
うけど……如何せん今日のSNSの発達などによって、それらが可視化され易くなってしま
った。せめてそういった技術の進歩そのものを否定・原因だとはしたくない──事実可視化
が多くの人々にとって容易になったことで、様々なシーンで従来在った歪み(理不尽)が明
るみに出るようになった。広く問題提起され、批判されるようになったけれど、これらは同
時に僕らが絶対に『対岸の火事』『他人事』を決め込めなくなったという事でもある。常に
万一自分に向けられた際の“リスク”となり得るという事でもある。
それでも巻き込まれたくなければ、誰かの「問題」から聞こえてくる煩わしさから己の精神
衛生を守る為には、それこそ今まで以上に自分が“リスク”になるような言動をしないよう
に努めなければならないし、避けるムーブを徹底するしかない──。

批判が何だ! 表現の自由だ! 仮にも藝術を齧る人間の理想としてはそんな面もあるので
しょうが、自由にだって限度ってものがある。他人の尊厳を損なってまで、はたして行うべ
きもなのか?(何よりその「傷付いた!」を決めるのが、現状弱者利権などと揶揄されるよ
うなイデオロギーに凝り固まった者達の学芸会であり、だからこそここまで徒に“リスク”
として人々に認識されてしまっている。中長期的に見ても文化その他を、彼・彼女らの一時
の感情論で圧殺しているようなものだ、とは自分も同意する所ではあります)
確かに他人びとが忘れた・見ようしない部分を掘り返すことも、表現の一側面ではあるのだ
ろうけど……そうしたいならそれ相応に、藝としての体裁を磨いてから。話はそれからだ。

大半の人間にとって、創作は生きる上での必需品ではないし、寧ろ嗜好品の類ですらある。

批判を浴びて“炎上”し、日常をグチャグチャにされてしまう──巻き込まれないようにし
ようと思えば、それこそ努めて口を噤んで息を潜めるのが最善だ。今日の処世術だ。揚げ足
を取られぬよう、己が言動を知られないよう細心の注意を払って生きる他ない。

……それでも、僕(や世の創作人と呼ばれる人達)は書かずにはいられないのでしょう。
文体も毛色も、筆に込める思いは様々で、だけどその半分も伝わらない(なるべく伝わるよ
うに創意工夫を凝らすのが、腕の見せ所だとは云っても)他人にセカイに嘆きながら、独り
嗤って尚も書く。余分な言葉を吐き出し続ける。

何とも、業深いことだ。

スポンサーサイト



  1. 2019/10/23(水) 23:45:00|
  2. 【雑記帳】
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<(企画)週刊三題「淡き夢見じ」 | ホーム | (長編)サハラ・セレクタブルⅣ〔48〕>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://higurasisouann.blog27.fc2.com/tb.php/1164-aa293deb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

訪問者累計

最新記事

最新発言

検索窓

月別履歴

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

分類/索引

【案内板】 (2)
【小説:短編】 (20)
本の蟲 (1)
硝子野不動産店 (1)
夏の日の幻影 (1)
四番線の彼女 (1)
夢視の宿 (1)
線を曳く町 (1)
炬燵の神様 (1)
三者三盗噺 (1)
色眼鏡 (1)
奴らは攻城戦師 (1)
詰め替える (1)
同じ籠の狢 (1)
二十年後の遺言 (1)
轍の先 (1)
水に流せば (1)
真夜中の御二柱 (1)
いつか見た夢 (1)
神様達の初詣 (1)
白い花束 (1)
丸の代償 (1)
【小説:長編】 (194)
Amethyst League (6)
アンティーク・ノート (3)
ユウキのヒカリ (5)
NIGHT GUNNERS (5)
レディ・ルーン-Bonds of RU'MEL- (6)
ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle- (111)
死に損いのデッドレス (5)
Dear SORCERY (4)
サハラ・セレクタブル (49)
【企画処】 (472)
週刊三題 (462)
その他参加物 (10)
【資料庫】 (2)
【落書帳】 (2)
【詩歌帳】 (8)
【雑記帳】 (403)
【読書棚】 (32)
【遊戯倉】 (25)
path. (4)
decide: (3)
ユー録FW(凍結中) (17)

記事録

交友関係

このブログをリンクに追加する

(RSSリンク)

(QRコード)

QR

Tweets by long_month